現実だと思っていたら、異世界だった件

ながれ

文字の大きさ
9 / 70
第1章 初めての町(タカギ)

第9話 男会議に呼ばれてパートナーが決まる件

しおりを挟む

閲覧いただきありがとうございます。
誤字訂正、ご意見ご感想などもお待ちしております。
お気に入り設定など、作者の励みになります。

これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

-------------------------------------------------------------

とりあえず俺のパートナー申請用紙ができたのでサルサさんが一度退出して
女性陣に持っていってくれた。

室内では、斥候部隊の普段の作業や、狩猟部隊の最近の大物情報など、
色々なことを教えてくれた。

一番驚いたのはミサカさんとの会話で、色々と興味深かった。

魔道部隊は基本的に魔法や魔術の研究や、病気の検査や医術など
この町での科学特捜班的な部隊だ。

何よりも驚いたのは、基本的な魔法や魔術であれば人間種の人は練習すれば
覚えられるという事。タイミングが合えばいつでも俺に魔術や魔法を教えてくれるらしい。

俺も魔法を使えるようになれると知って、かなり興味深かった。

狩猟部隊は基本的に、戦闘のエリート集団。
何よりも驚いたのはソロ活動が可能とのこと。
斥候部隊は大体3人一組で動くらしいが、
狩猟部隊は主にソロ活動が主体で、斥候部隊の中でもある程度実力があれば
狩猟部隊に上がれるらしい。
カザンさんはもちろん実力的にはソロ活動可能だが、
斥候部隊の隊長という意味で、斥候をやっているらしい。

物資保管庫の管理をしているブライアントさんの部隊が実は人数的に一番多い。
基本的にはずっと街の中にいて、狩猟部隊が取ってきた獲物を保管したり、
日用品の制作や、武器防具の手入れなど、斥候と狩猟部隊の後方支援部隊として
活動しているらしい。

サルサさんは実は料理人としての役目だけではなく、
魔道部隊のミサカさんと共にマリオネットの管理なども行ってくれていて
そのうえで、みんなの為に料理を行ってくれているらしい。

みんながそれぞれに役割をもって、それぞれが支え合っている感じがして
本当に合理的というか、きっちり考えられた体制であることに
本当にびっくりした。

しばらくすると、部屋のドアをノックする音がして
サルサさんが応対してくれた。

どうやら俺のパートナー申請10名が一応全員OKだという事で
早速今夜から、シフトが決められていた・・・

何か愛情とか恋愛とか全くないえらくドライな感じであることに
正直びっくりした。

というよりも早速、今夜のシフトにユリが入っていた事で
かなりびっくりして立ち上がってしまったら、
他のおじちゃん連中がニヤニヤしながら俺を激励してくれた。

実は以前、ミサカさんがユリのパートナーになろうとしたとき、
年齢が離れすぎていることと、斥候部隊の疲労で難しいとなったようだ。
ミサカさんのパートナーが既に8人以上いたので、
結果的に誰ともパートナーになっていなかったという事を聞いた。

『じゃあみんなで風呂でも入るか。』

とカザンさんが言い出したので、男性5人で風呂場に向かった。

カザンさんやユキマサさんは普段から町の外に出て任務をしているだけあって
その体つきには本当に無駄な肉がない感じで引き締まっていた。

ミサカさんはあまり運動しないとは言っていたけど、
筋肉もそれほどついている感じもしなかったが、全体的に細い感じ。
聞くと、『一応魔法を使うときに魔力だけでなく多少の体力は必要だからね~』
と引き締まった力こぶを僕に見せてくれた。

一番驚いたのはブライアントさんだった。
とても60歳とは思えない筋肉で引き締まっている体。
元々は城塞都市の騎士団長まで上がった人らしく、
若いころはパートナーもたくさん抱え、
かなりの武勇伝を残している人らしい。

「なんでタカギに住むようになったんですか?」
と俺が訪ねたら。
『ああ、わしは一応いまでもシズネのパートナーでな。
 この町の副代表って位置付けもあるんじゃよ。』
と笑って答えてくれた。

5人で湯船に浸かっていると、ユキマサさんが、
『もしかして初めてか?』
と聞いてきたので、恥ずかしながら夜伽というか
キス以上は初めてであることを答えると、
そこからは4人の大先輩達が、
どうやったらパートナーを喜ばせられるかを
時には体を動かしながらレクチャーしてくれた。

何となく、中学の時の修学旅行で友達と大浴場に入った時を
思い出して大笑いしてしまった。

男性陣5人がお風呂でワイワイやっていると、
普通にマイコさんも全裸でお風呂に入ってきたので
俺はかなりびっくりしてしまった。

まぁ確かに混浴って感じで聞いてたけど、
生まれて初めての混浴である。かなりドキドキした。

実は先ほどのシフト表はマイコさんが調整していたらしく、
やっと終わって、ひとっ風呂浴びに来たらしい。

よくよく話を聞いてみると、
『一夫多妻』制という感じではなく『多夫多妻』って感じが近いらしい。
マイコさんは今34歳で、ユリは17歳の時に生んだ子らしい。

ちなみにマイコさんはカザンさんとの間にも1人女の子が生まれているらしく
現在、12歳らしい。ユキマサさんとの息子は10歳になるとのことで
今はサルサさんがパートナーになっているらしい。

感覚的にはみんなが家族であり、恋人であり、パートナーなんだと
いう感じらしい。

ちなみに俺のパートナーになった10人のうち2人は、
女性からの希望でパートナーチェンジの人らしい。

まぁその分ミサカさんとユキマサさんは新しい女性をパートナーに
迎え入れることになるらしい。

みんなで談笑していると、マイコさんが。

『あっ今日から夜伽が入っちゃったから、明日のお勉強はお休みよ。
 明後日復習やるから、ちゃんと忘れないようにね。』

としっかり指導もいただいた。

帰り際に、サルサさんが疲れが取れやすくなるジュースをくれたのと、
ブライアントさんがなんだか不思議な丸薬をくれたので、
まぁ風呂上りに飲んでとのことなので、その場で飲んでみたら、
なんだか体中が熱くなって、体力が溢れまくるのを感じた。

一体何の薬をくれたんだろう。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

ボンクラ王子の側近を任されました

里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」  王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。  人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。  そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。  義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。  王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

処理中です...