私の止めようとするいじめは不可解である。

僧侶A

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本編

違和感とその後

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違和感の正体に見当がついた私はいじめをよく見てみることにした。

違和感がただの思い過ごしならば白井君に申し訳ないのたが、私はそうとしか思えないでいた。

そしてとある土日に私の結論を確定させるためにとある場所に向かい話をした。

そこで私は確信に変わった。

この日から私はいじめに対して直接的な干渉は避けることにした。

いじめを発見したとしてもバレないようにこっそりと眺めるだけにした。

そんなことをしている間にいじめは少しずつ大きなものへと変わっていった。

私が最初にいじめに気付いた時は分かりにくいように工夫を凝らしていたのだが、今ではかなり分かりやすい行動へ変化している。

授業に支障が出るようなタイプのものも増えてきて、最早気付かない方がおかしいレベルだった。

それでも私は関与しなかった。そして他の教師も関与を避けていた。いじめによる責任を取ることを嫌っているのだろうか。私が知っている通りの行動だった。

職員室など教師しかいない環境でその話が話題になることが度々あった。

当然のように彼らは腐っており、だったいじめられている生徒だけの犠牲でいじめ問題を無かったことにできるなんてことを話していた。

私も関与を避けるようになったことで、君もようやく分かってくれたかなんてことを言われるようになった。

本当に教師というものはなんなんだと思う。

こんなのが教師としてのうのうと暮らしている世の中はおかしい。

他の教師に対して怒りを覚えつつそれを抑える日々が続いた。

そしてある日事が起きた。

ついに白井君が骨折をしたのだ。

今までの状況ならば無視できる範囲だった。しかし病院が関わるためどうやっても無視が出来ないのだ。

第三者に彼の体を見られてしまうといじめがあった事がすぐにバレてしまう。

これまで無視を決め込んでいた学校側だったが、これに関しては無視ができなかったようですぐに話し合いの場を開いた。

その場には白井君といじめていた5人、校長と教頭、そして担任の遠藤先生が集められたようだった。

私は当初いじめに関与していたが、所詮隣のクラスの担任だ。当然呼ばれることは無かった。

話し合いは結構な時間続き、2時間くらい経った後ようやく終わった。

話し合いが終わり全員が解散した後、私は白井君に声をかけた。
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