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(9)タイムループ、再び
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「ボクは未来からきたあなたの孫。シュンスケです」
くっそう! やっぱりこうなったか!
もう! 分かってるよ!
どうすりゃいいのよ!
2回もシュンスケのあんな姿見せられたらさ。
こっちは、トラウマになるっつーの!
「うん、知ってる」
「え? なぜです?」
「だって、キミに会うの3回目なんだもん」
「どういう意味です?」
「そのまんまの意味だよ」
「はぁ? ボクは、高校生のオーマに会うの初めてですが」
「うん。そう思うのも分かってる」
「思う? どういうことですか?」
「う~ん。話、聞く? 長いよ?」
3回目ともなれば、あたしも慣れたもんでさ。
前回は、この子の繊細な雰囲気に気を遣って黙ってたけど。
これはもう聞かなきゃ、しょうがないじゃない?
アニメとかゲームとかでもよく見るけどさぁ。
ヒントもなしに、何度もループさせられるって!
理不尽すぎじゃね?
「あのね……。キミがどうやってここに来ているのか知らないけど」
「はぁ……」
「わたしの知る世界のほうは、どうやらタイムループしてるんだよね」
「え! 死に戻りってやつですか?」
「うん、まぁ、そう。死んでるかは、よく分からないけど」
「それで? 戻ってるポイントは?」
「ここ!」
「今、ってことですか?」
「うん。戻るとキミがクローゼットから出てくる」
「まぢですか!」
「そう。もう2回ほどキミのオーマをやってる」
ざっくりだけど、シュンスケに今まで起きたことを説明した。
シュンスケは、目を白黒させながら、長い話を聞いていた。
当たり前だよね。
自分が驚かす側だと思っていたら、驚かされちゃったんだもん。
「だから、知ってるんだ。これからキミが望むこと」
「そう……ですか」
「大学のことでしょ?」
「はい……」
「だけど、知らないこともあるよ」
「2回も人生くり返して、ですか?」
「おっ! 調子が戻ってきたな!」
「ははは。そうなんですかね?」
もうさぁ、その調子だよっ!
あたし、2回ともひとりでがんばり過ぎてたって思う。
今のあたしとシュンスケは、ほぼ同じ年くらい。
あたしは、今はおばあちゃんじゃないし。
シュンスケだって、元気に生きてる!
だったら、一緒に悩みを解決できるんじゃない?
孫だからって、気を遣い過ぎてたんじゃないかなぁ。
「キミの目的を教えてほしいの」
「え? ですから、オーマが遠くの大学へ……」
「そういうことじゃない!」
「は、はい……」
「なぜ、遠くの大学にいってほしいのかってこと!」
「えっと、運命の出会いがあってですね」
「そうしないとキミが生まれないんでしょ?」
「知ってるじゃないですか!」
「でも、それは違うんだよ」
「え? そんなはずは……」
「あたしは、2回とも遠くの大学にいったよ」
「そう……でしたか」
「でも、運命の出会いなんて無かった」
「っ!……」
知らなかったみたい?
じゃあ、この子が嘘ついてたってわけじゃないのか。
どこかに間違いがあるんだ。
でも、どこ?
やっぱり、ぶっちゃけて話し合うのがいい!
くっそう! やっぱりこうなったか!
もう! 分かってるよ!
どうすりゃいいのよ!
2回もシュンスケのあんな姿見せられたらさ。
こっちは、トラウマになるっつーの!
「うん、知ってる」
「え? なぜです?」
「だって、キミに会うの3回目なんだもん」
「どういう意味です?」
「そのまんまの意味だよ」
「はぁ? ボクは、高校生のオーマに会うの初めてですが」
「うん。そう思うのも分かってる」
「思う? どういうことですか?」
「う~ん。話、聞く? 長いよ?」
3回目ともなれば、あたしも慣れたもんでさ。
前回は、この子の繊細な雰囲気に気を遣って黙ってたけど。
これはもう聞かなきゃ、しょうがないじゃない?
アニメとかゲームとかでもよく見るけどさぁ。
ヒントもなしに、何度もループさせられるって!
理不尽すぎじゃね?
「あのね……。キミがどうやってここに来ているのか知らないけど」
「はぁ……」
「わたしの知る世界のほうは、どうやらタイムループしてるんだよね」
「え! 死に戻りってやつですか?」
「うん、まぁ、そう。死んでるかは、よく分からないけど」
「それで? 戻ってるポイントは?」
「ここ!」
「今、ってことですか?」
「うん。戻るとキミがクローゼットから出てくる」
「まぢですか!」
「そう。もう2回ほどキミのオーマをやってる」
ざっくりだけど、シュンスケに今まで起きたことを説明した。
シュンスケは、目を白黒させながら、長い話を聞いていた。
当たり前だよね。
自分が驚かす側だと思っていたら、驚かされちゃったんだもん。
「だから、知ってるんだ。これからキミが望むこと」
「そう……ですか」
「大学のことでしょ?」
「はい……」
「だけど、知らないこともあるよ」
「2回も人生くり返して、ですか?」
「おっ! 調子が戻ってきたな!」
「ははは。そうなんですかね?」
もうさぁ、その調子だよっ!
あたし、2回ともひとりでがんばり過ぎてたって思う。
今のあたしとシュンスケは、ほぼ同じ年くらい。
あたしは、今はおばあちゃんじゃないし。
シュンスケだって、元気に生きてる!
だったら、一緒に悩みを解決できるんじゃない?
孫だからって、気を遣い過ぎてたんじゃないかなぁ。
「キミの目的を教えてほしいの」
「え? ですから、オーマが遠くの大学へ……」
「そういうことじゃない!」
「は、はい……」
「なぜ、遠くの大学にいってほしいのかってこと!」
「えっと、運命の出会いがあってですね」
「そうしないとキミが生まれないんでしょ?」
「知ってるじゃないですか!」
「でも、それは違うんだよ」
「え? そんなはずは……」
「あたしは、2回とも遠くの大学にいったよ」
「そう……でしたか」
「でも、運命の出会いなんて無かった」
「っ!……」
知らなかったみたい?
じゃあ、この子が嘘ついてたってわけじゃないのか。
どこかに間違いがあるんだ。
でも、どこ?
やっぱり、ぶっちゃけて話し合うのがいい!
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