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4.理由
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「はぁー。結局一睡も出来なかった……。」
結局、目に映るもの全てが白黒の世界で何故あの図鑑だけ色があったのか気になって仕方なかったのだ。何回見ても図鑑はカラーのままだし、それ以外の世界は白黒。結局明日おじさんに聞いてみようと思ってベッドに入ったのはいいものの、寝付けなかったのだ。
眠くて今にもつぶってしまいそうな目をこじ開けて朝ご飯の準備をする。朝ごはんと言ってもりんご一つにパン一切れ。いつもは一人で食べるのだが、今日は妖精の分もいれて二つに分けなきゃいけない。
「ご飯いるなら出てこい。」
そう部屋の前で叫ぶと、物音がして暫くすると鍵を開ける音とともに妖精が出てきた。彼女の破れていた羽は昨日より良くなってはいたが、それでもまだ飛べるほどではなかった。
「ん。怪我治したいなら食え。」
最初、警戒していた妖精も一通り調べて安心したのか食べ始めた。しゃべれない妖精に、しゃべる気のない人間。異様に静かな食事だった。
食べ終わると妖精は再び籠ってしまった。仕方がないので扉越しに「行ってきます。」と声をかけて仕事に向かう。勿論昼御飯は用意しておいた。食べるかどうかは知らないが……。
結局、目に映るもの全てが白黒の世界で何故あの図鑑だけ色があったのか気になって仕方なかったのだ。何回見ても図鑑はカラーのままだし、それ以外の世界は白黒。結局明日おじさんに聞いてみようと思ってベッドに入ったのはいいものの、寝付けなかったのだ。
眠くて今にもつぶってしまいそうな目をこじ開けて朝ご飯の準備をする。朝ごはんと言ってもりんご一つにパン一切れ。いつもは一人で食べるのだが、今日は妖精の分もいれて二つに分けなきゃいけない。
「ご飯いるなら出てこい。」
そう部屋の前で叫ぶと、物音がして暫くすると鍵を開ける音とともに妖精が出てきた。彼女の破れていた羽は昨日より良くなってはいたが、それでもまだ飛べるほどではなかった。
「ん。怪我治したいなら食え。」
最初、警戒していた妖精も一通り調べて安心したのか食べ始めた。しゃべれない妖精に、しゃべる気のない人間。異様に静かな食事だった。
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