召喚術師はじめました

鈴野あや(鈴野葉桜)

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第二章

八話

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 浴槽の中のお湯を貯める間、ロセウスはベルを自身の膝に座らせ、体を丹念に洗った。普段使っているスポンジを使えばいいのに、ロセウスはその大きな手でわざと快楽を煽るように触ってくる。石鹸で普段より滑りの良い手で、色んなところを洗い、そして探るように秘部に指を挿れてくる。

「ん、セス」

「なんだい?」

「そこは、っや」

「いい、の間違いだろう?」

 普通にお風呂でゆっくりとしたいのに、そうはさせてくれない。ベルの体をベル以上に熟知しているロセウスは、乳首を長い指でつまみながら、器用に秘部の中にある指を動かした。背中に当たるロセウスの肉棒はすでに硬くなり、ゆっくりと背中にこすりつけてきた。それが余計にベルを煽り、秘部からトロトロと蜜を垂れ流してしまう。

「ああ、美味しそうな蜜がこんなにも。私に食べられたいのかな」

「……ぁ」

 蜜は、ベルが座るロセウスの膝や、秘部を探る指から腕へと伝っていく。腰が自然と動き、止めたくても、止まらない。

 熱に浮かされた頭は、理性が働かず、実に欲望へ忠実だ。

「セス、がほし――」

「お嬢、待たせたな」

「って、ロセウス。先に始めるなよ」

「ちょっとした味見だよ」

 欲しい、と口にしようとしたところで、アーテルとアルブスが扉を開けて入ってきた。突然のことに驚き、飛んでいた理性が少しだけ戻って来る。しかし理性が少しばかり戻ってきたところで、体の疼きが収まることはない。秘部がひくひくと欲しがるように動いているのが自分でもわかる。秘部の中に指を挿れているロセウスも、そんなことはお見通しだろう。それなのに二人が来た途端、ぴたりと指を止めてしまう。意地悪だと、睨み付けながら目で語れば、軽く受け流されてしまった。口元に弧を描き、額にキスを落とす。

「私ばかりがベルを貰っていてはいけないからね」

 そんな最もな理由を口にしつつ、それが本音でないことは分かりきっている。ロセウスはベルの中から指を抜き、ベルの体にたくさんついている泡をお湯で洗い流した。

「さ、お湯も溜まったから中へ入ろう。体が冷えてしまうからね」

 ベルの体だけでなく、自身の体もいつの間にか洗い終えていたようで、ロセウスは軽々と抱き上げながら立ち上がった。そのままお湯がちょうど貯まった浴槽の中へと入る。ロセウスの胸板に背を預けるように、足と足の間に座らされた。

 ロセウスの肉棒は未だに健在で、存在感がひしひしと背中越しに伝わってくる。時折ピクリと動いているから、ベルの背中に当たったりして感じたりしているのだろう。そう思うと、早く中に挿れて欲しいと体が疼いてしまう。必死に意識をロセウス以外に向けようとして、アーテルとアルブスに視線を向けた。

 二人とも手早く体を洗っており、すでに泡を体から洗い流すところだった。ベルの視線に気づいた二人は、嬉しそうに笑みを浮かべると、左右の頬にキスをしてきた。

「ねぇ、お嬢」

「お風呂でこういうことするの、初めてだな」

「え、あ、うん?」

 以心伝心でもしてるかのような台詞。アーテルとアルブスの二人が、その言葉を皮切りにして、浴槽の中へと入ってきた。四人が中に入ったせいで、浴槽の中のお湯が音を立てて溢れていく。しかし溢れさせた張本人は構わずベルの前と左横に陣をとった。

 ベルの前に陣を取ったのは、アルブスだった。

「いいよな、ロセウス」

「もちろん構わないさ。今日の王都までの往復は私が独占する形になってしまったからね。最後でも構わないけれど、私のためにもベルの体力を残しておいてくれよ」

「善処する」

 アルブスは頷くと、ベルの秘部にすでに硬くなった肉棒を宛がった。そしてそのまま一気に貫いた。

「ひゃぁっああ」

 すでにロセウスの指によって柔らかく解された中は、いとも簡単にアルブスを受け入れる。いつもなら素直に快感に従うのだが、今日ばかりはすぐに従うことができなかった。激しい抽挿とともに、温かなお湯が一緒に秘部内へと侵入してくる。慣れない感覚に驚くばかりだった。

「おゆ、はいってっん、はぁ、ああ」

 変な感じがする、と伝えたいのに、アルブスは止めてくれない。それどころか一層激しさを増してしまう。けれど抽挿を繰り返すうちにだんだんそれが新たな変わりつつあることに気づいてしまった。気づいてしまっては、もう戻ることはできない。

 ロセウスに後ろから抱かれつつ、アルブスの肉棒によって大きな喘ぎ声を浴室内へと響かせることになった。

「もう、イくっ……!!」

 アルブスの吐息が鼻にかかる位置で呟かれ、さらに奥へ突き立てられる。激しい抽挿ということもあって、すでにベルは一度絶頂を迎えていた。なのに奥へと突き立てられ、子宮へ勢いよく吐き出された白濁の感覚に、一度のセックスで二度も絶頂を迎えるはめとなってしまった。
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