世界の危機は終わらない!

ふがん

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五話

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十二月二十日
終業式も終わり俺たちを待ち受けていたのは念願と言っても可能ではない冬休みだ!
と言いつつ帰り道はまだ長い。
「喜久ー」
俺の帰宅道を後ろから襲ったのは同じクラスメイトの記事川だった…何かしら嫌な気しかしない…
「なんだ記事川街中言ってバードウオッチングならぬ女子高生ウオッチングは円了しておくぞ」
「なんでわかってんだよお前…釣れないな…」
分かる以前にそれなら何でデジカメを持っている…もう犯罪者の臭いしか漂ってこない…
「まぁゲーセンなら付き合うぜ今日から始まる期間限定のクレーンゲームあるしついでにそれなら一緒に行ってやるよ」
記事川は頷き三キロ先のゲーセンに向かうことにしたが…
「記事川おまぇ…」
交差点の信号を待っている一瞬の合間だった…
強めの風が吹いた一瞬のことだった…女子高生のスカートが翻っ瞬間だった…こいつ違う意味で神業の持ち主と言えるだろう…
「今お前撮ったよな……」
「えっなにをだ?」
こいつの流しっぷりは天才かよ…追及してもめんどいので辞めた………
そんなこんなでゲームセンターに着いた。
「ついたな…」
やはりゲームセンターは暖房が付いていて生き返る…
今日から期間限定で始まる冥界の狐婿の主人公の二分の一スケールのぬいぐるみが手に入るチャンスだ。
「狐婿のあれじゃねーのか?」
記事川が指を指しいたのはクレーンゲームの前に並ぶ長蛇の列だった…面倒だなぁ…
あきらめてほかのゲームを探すが何故かどこも並んでいた…
「こんな日に限って何なんだよ災難だ…記事川めんどいから帰るか…」
「それが適切だ…」
ゲームセンターの前で記事川と別れ俺は少し離れていら河川敷まで歩いて行った。
「はぁ災難だ…」
そんなこんな透明化の力を手に入れたから三日しかし平凡だ…
河川敷の土手に座った…ん?何度これ…わ…
空から猛スピードで何かが河川敷にあるグラウンドに降り注いだ…
砂煙と共に何かが現れた…
「貴様らを殺しに来ましたよー」
「はい?」
あまり状況がわからな過ぎてあほな顔になってしまった。
「私はドミニア二世私たちドミニア家はこれより地球を壊しまーす」
あまりにも突然すぎる…ドミニア二世と名乗る人物はなぜこうもあ変わらずエロい修道服を着ているが何故か露出部分は顔だけまぁ普通か…また幼女体系だ…手には金色に光る杖のようなものを持っていた…何だこいつ
「なんでそんなことをするんだ?」
ドミニアは呟いた。
「あんたらが嫌いだからよ…」
嫌いだからって河川敷のグラウンドに穴を開けないでほしいものだ…もしかしてロリ神が言っていたのはこのことなのか…
「邪魔するなら殺しますよ?そこをどきなさい」
何を言っているのだろうか俺には理解ができなかった…
「邪魔をすると言ったら?」
「殺す…」
ドミニアは左手に持っていた杖のようなものを振りかざした…
「死になさい!白雷!彼を打ち抜きなさい!」
ドミニアの杖からは白い雷が竜の如く俺めがけて飛んできた…
「透明化!」
透明化をし的を失った白雷は土手に被雷し爆風が吹き荒れた…
「ぱっぱねーよ…」
「どこに行ったのですか?出てきなさいよ!人間!」
恐らく俺のこの状況なら感知はされないはずこれをうまく利用できれば…
「こんなものかよドミニアさん!」
「そんなの効きませんよ」
「うそだぐぁぁぁ!!なんでだ…」
俺は透明化を利用した背後攻撃をしたが何かの壁があるかの如く衝撃波で飛ばされた…
「なんですの人間はその程度ですか?」
くそ…体が…何か打開策は…
(だから言ったじゃないですかそれでほんとにいいのかと…)
この声はロリ神!?
(おい…ロリ神…てめぇいなりなぁ…)
そんな俺の話を妨げた。
(いいですか話は手短です今回こうなると思ってあなたにもう一つ特別な力を捧げますその力はあなた自身がレールガンよく言われる超電磁砲をあなたの力に宿します使い方は…腕を伸ばしてフレミングの法則の指の形にしてくださいそして自分の思ったタイミングで飛ばすことができます、ここまでに質問等ありますか?)
(とくには無いがなぜ俺ら兄弟にこんな力を授けたんだ?)
(それはまた後日お話ししますそれより今は前の敵に向かってくださいお願いしますそれではご検討をお祈りします…あともう一つ妹様ももう少しで着かれますのでそれまで耐えてくださいそれでわ…)
くそが…面白い…
「人間そんなこざかしい技は効きませんよ見え見えですよ」
「面白い…面白い…」
「あなたご自分の立場わかってるのですか?」
「だからこそだろ…覚悟しろよ…」
レールガンの発射体制に移行した…
「お疲れ様…」
「なっ!」
俺の手から出た弾丸はドミニアに発射された…が…
「きさまぁよくも私にぃ…」
人間の体には見えなかった…
「本気で怒らせたな…」
背中には漆黒の翼と言うしかないような黒い翼を携大きく羽ばたかせていた…嘘だろ…
「人間最後に言い残したことはないか?」
超電磁砲の威力は確かにあるはずそれをかすり傷だけで済ますとは…こいつ何者なんだ…
「無さそうならもういいですわね死になさい人間…」
これで俺は終わりなのか…だが…まだ終わらすわけには…ドミニアの杖には炎が宿っていた…
「食らいなさい人間!ゆけ!永遠なる不死鳥よ人間を焼き切れ!」
「超電磁砲!!!!」
地響きが響き渡り煙が立ち込めた…
「はぁはぁはぁはぁ…」
「よく生き残りましたね人間ですがそこまでです所詮そこまでですね」
くそこのままでは確実に死ぬ…
いなりが居ればまだ変わるかもしれないが…
「お兄ちゃん!お待たせ!」
河川敷の上に眩い光が見えた…
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