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第2章 辺境編
第11話 ルッツ伯爵家
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その後、冒険者ギルドで10人治し、教会では20人直した。
合計で、銀貨32枚稼いだ。
続けて、代官邸にいくと、レーチェルが走ってきた。
「ミウおねえさま~!」
そのままの勢いで、レーチェルが頭から突っ込んできた。
レーチェルは美羽の腹に突き刺さる。
「ぐはっ」
美羽が全然可愛くない声をあげた。
「ううう、レーチェル、痛いよぉ」
「きゃあ、ごめんなさい。おねえさま。あんなおそろしいまものをたおしたのだから、すごくつよいのかとおもったの」
「私は普通の女の子だよ」
「まあ、ステキ。つよいのにふつうなんて」
屈託なく笑うレーチェル。
彼女も美少女と言えるだろう。
ブラウンライトの髪に同じ色の目と整った顔が見るものを惹きつける。
美羽もつられて笑顔になる。
「そうかなぁ、えへへ」
「ふふふ、おねえさま、かわいい。あ、そうだおねえさま。おとうさまとおかあさまがはなしがあるそうなんですの」
「そうなの? あ、領主だっけ?」
「そうですの。いろいろききたいことがあるとか」
「じゃあ、案内してくれる?」
「それには及ばないよ」
振り向くと、そこには身なりの良い男女と男の子が立っていた。
「おとうさま、おかあさま、おにいさま」
「やあ、君がミウちゃんかい? 私はここマーヴィカン帝国で伯爵をやっているモーガン・ルッツと言う。
こちらは妻のジョディ・ルッツ そして、次男のカフィ・ルッツ12歳、その子はご存知、レーチェル・ルッツ4歳だ
他にも子供たちはいるが、ここには来ていないんだ」
「小桜美羽5歳です。美羽と呼んでください。こっちはきんちゃん、魔法生物です」
「ジョディ・ルッツです。よろしくね、ミウちゃん」
男の子の番になったが、何も喋らないで、口を開けて美羽を見ている。
モーガンが、男の子を促す。
「カフィ、挨拶しなさい」
「へ、はっ、カ、カフィ・ルッツだ」
モーガンは、カフィを訝しむような目で見たが、すぐに美羽に向き直り口をひらく。
「今日はゴブリンどもに襲われたところを我々家族だけでなく、街まで救ってくれてありがとう」
「いいえ、冒険者ギルドに報酬をもらう約束をしているので、問題ないですよ」
「そうか、それでは私からも報酬を出そう。何か希望の形はあるかね」
「いえ、お金でいいです。さっきまで1シリルも持ってなかったので」
「そうか、それでは後ほど渡そう」
「ありがとうございます」
「ところで、1シリルも持っていなかったってことは、泊まるところも決まってないのではないかな?」
「はい」
「それでは、今日はうちに泊まればいい。うちといっても代官邸なんで不便はあるがね」
「え、おねえさま、うちにとまりますの? とまりましょう。おねえさま。いっしょにおふろにはいって、いっしょにねましょう」
レーチェルが泊まりを猛烈に勧めてくる。
(これは、断れないなぁ)
「はい、それではお世話になります」
モーガンは満足そうに頷くと続けた。
「それでは、ここで長話もなんだし、中に入ろうか。まだ、ゴブリンに荒らされたままだが、ここよりはいいだろう」
「あ、その前にいいですか? 怪我人はどうしますか? 私、治癒ができますけど」
「君は治癒魔法まで使えるのか」
(神気を使うから、正確には魔法じゃないんだけど、まあいいか)
「はい、使えますよ。他のところでも使ってきました。1人銀貨1枚でいいですよ」
「それは安いな。そんな安くていいのかい?」
「修行のためにたくさん使いたいと言うこともあるのでいいですよ」
「それでは兵士たちを頼む。かなり怪我をしたのでな。魔力が持たなければ重症者だけでもいいから」
「全員いけます」
「そうなのか、すごい魔力量だな」
「そのあとは住民にも聞いていいですか?」
「ああ、住民の分までは出せないが、払えるようだったら、治してやってくれ」
「わかりました。それじゃあ、怪我した兵士さんはどちらでしょうか?」
「わたしがあんないしますわ。おねえさま」
「あ、僕も……」
「なんですの、おにいさま?」
「い、いや、なんでもない」
「いきましょう、おねえさま」
レーチェルに手を引かれながら、美羽は走り去った。
それを見ていた3人。
ジョディが悪戯っぽく口を開く。
「カフィも行きたかったんじゃないの?」
「な、なんで僕が……」
「ミウちゃん、可愛いものねぇ」
「っ! 全然可愛く、なんか、ないです」
「まあ、照れちゃって」
「お母様!」
「はいはい。あなた、行きましょうか?」
モーガンは2人のやり取りに苦笑いを浮かべていたが、ジョディといっしょに邸に入って行った。
カフィは、何か思案げに美羽が去った方を見ていた。
怪我をした兵は重軽傷含めて27人だった。
美羽は護衛を1ヶ所に集めたあと、神気結界を張った。
「おねえさま、ゴブリンのときにはってたものですわね。どうしてはったんですか」
「こうすると、この中では治りが早いの」
レスフィーナにもらった知識にあったものだ。
神気結界の中では、神気を使った技術は強化され、邪気や敵意を持ったものは弱体化する。
「そうなんですか?」
「見ててね」
そう言うと、美羽は足を切られて、青い顔をしている兵士のそばに行った。
そして手をかざす。
すると、逆再生をしているかのようにみるみると治ってしまった。
兵士の顔色も落ち着いてきた。
「ね、今くらいの怪我なら、あっという間に治るの」
「すごいですわ! おねえさま、せいじょさまみたい」
「聖女? そう言う人がいるの?」
「レスフィーナしんこくにいますわ。ちゆまほうがすごいらしいですの」
「そうなのね」
(フィーナちゃんの名前の国があるんだ)
「おねえさまもせいじょさまといわれてもおかしくないですわ」
「ごめんね、レーチェル。それは興味ないよ」
「そうなんですのね」
レーチェルがしょぼんとするが、聖女には興味がないから仕方ない。
空気を変えるように言う。
「さあ、早く終わらせるよ。みんな痛がってるしね」
「はい!」
残り26人もものの数分で治し終わってしまった。
(神気結界凄いなぁ)
兵士たちは、一瞬で治ってしまったことに感動して、口々に聖女さまなどと言っている。
それをきいて、レーチェルもいっしょになって盛り上がっている。
美羽は知らない顔をすることにした。
(本当は御使いなんだけどね)
「それじゃあ、住民に聞いてみようか」
「それなら、そこのへいしにきいてもらいましょう」
兵士たち数人が住民たちに聞きに行くと、50人ほど怪我人を連れてきた。
中には今にも死にそうなものもいる。
(思ったより、ゴブリン被害が大きかったのね。亡くなった人もいるみたいだし)
50人全員を神気結界の中に入れると、順番に治癒をしていった。
次々に治していくのを見て、住民たちは口々に叫ぶ。
「おお、神の奇跡だ」
「女神さまの生まれ変わりだ」
「聖女さまー」
「女神さまに遣わされた御使いさまだ」
(あ、当たってる人がいる)
図らずも当たったことにニコニコする美羽だった。
合計で、銀貨32枚稼いだ。
続けて、代官邸にいくと、レーチェルが走ってきた。
「ミウおねえさま~!」
そのままの勢いで、レーチェルが頭から突っ込んできた。
レーチェルは美羽の腹に突き刺さる。
「ぐはっ」
美羽が全然可愛くない声をあげた。
「ううう、レーチェル、痛いよぉ」
「きゃあ、ごめんなさい。おねえさま。あんなおそろしいまものをたおしたのだから、すごくつよいのかとおもったの」
「私は普通の女の子だよ」
「まあ、ステキ。つよいのにふつうなんて」
屈託なく笑うレーチェル。
彼女も美少女と言えるだろう。
ブラウンライトの髪に同じ色の目と整った顔が見るものを惹きつける。
美羽もつられて笑顔になる。
「そうかなぁ、えへへ」
「ふふふ、おねえさま、かわいい。あ、そうだおねえさま。おとうさまとおかあさまがはなしがあるそうなんですの」
「そうなの? あ、領主だっけ?」
「そうですの。いろいろききたいことがあるとか」
「じゃあ、案内してくれる?」
「それには及ばないよ」
振り向くと、そこには身なりの良い男女と男の子が立っていた。
「おとうさま、おかあさま、おにいさま」
「やあ、君がミウちゃんかい? 私はここマーヴィカン帝国で伯爵をやっているモーガン・ルッツと言う。
こちらは妻のジョディ・ルッツ そして、次男のカフィ・ルッツ12歳、その子はご存知、レーチェル・ルッツ4歳だ
他にも子供たちはいるが、ここには来ていないんだ」
「小桜美羽5歳です。美羽と呼んでください。こっちはきんちゃん、魔法生物です」
「ジョディ・ルッツです。よろしくね、ミウちゃん」
男の子の番になったが、何も喋らないで、口を開けて美羽を見ている。
モーガンが、男の子を促す。
「カフィ、挨拶しなさい」
「へ、はっ、カ、カフィ・ルッツだ」
モーガンは、カフィを訝しむような目で見たが、すぐに美羽に向き直り口をひらく。
「今日はゴブリンどもに襲われたところを我々家族だけでなく、街まで救ってくれてありがとう」
「いいえ、冒険者ギルドに報酬をもらう約束をしているので、問題ないですよ」
「そうか、それでは私からも報酬を出そう。何か希望の形はあるかね」
「いえ、お金でいいです。さっきまで1シリルも持ってなかったので」
「そうか、それでは後ほど渡そう」
「ありがとうございます」
「ところで、1シリルも持っていなかったってことは、泊まるところも決まってないのではないかな?」
「はい」
「それでは、今日はうちに泊まればいい。うちといっても代官邸なんで不便はあるがね」
「え、おねえさま、うちにとまりますの? とまりましょう。おねえさま。いっしょにおふろにはいって、いっしょにねましょう」
レーチェルが泊まりを猛烈に勧めてくる。
(これは、断れないなぁ)
「はい、それではお世話になります」
モーガンは満足そうに頷くと続けた。
「それでは、ここで長話もなんだし、中に入ろうか。まだ、ゴブリンに荒らされたままだが、ここよりはいいだろう」
「あ、その前にいいですか? 怪我人はどうしますか? 私、治癒ができますけど」
「君は治癒魔法まで使えるのか」
(神気を使うから、正確には魔法じゃないんだけど、まあいいか)
「はい、使えますよ。他のところでも使ってきました。1人銀貨1枚でいいですよ」
「それは安いな。そんな安くていいのかい?」
「修行のためにたくさん使いたいと言うこともあるのでいいですよ」
「それでは兵士たちを頼む。かなり怪我をしたのでな。魔力が持たなければ重症者だけでもいいから」
「全員いけます」
「そうなのか、すごい魔力量だな」
「そのあとは住民にも聞いていいですか?」
「ああ、住民の分までは出せないが、払えるようだったら、治してやってくれ」
「わかりました。それじゃあ、怪我した兵士さんはどちらでしょうか?」
「わたしがあんないしますわ。おねえさま」
「あ、僕も……」
「なんですの、おにいさま?」
「い、いや、なんでもない」
「いきましょう、おねえさま」
レーチェルに手を引かれながら、美羽は走り去った。
それを見ていた3人。
ジョディが悪戯っぽく口を開く。
「カフィも行きたかったんじゃないの?」
「な、なんで僕が……」
「ミウちゃん、可愛いものねぇ」
「っ! 全然可愛く、なんか、ないです」
「まあ、照れちゃって」
「お母様!」
「はいはい。あなた、行きましょうか?」
モーガンは2人のやり取りに苦笑いを浮かべていたが、ジョディといっしょに邸に入って行った。
カフィは、何か思案げに美羽が去った方を見ていた。
怪我をした兵は重軽傷含めて27人だった。
美羽は護衛を1ヶ所に集めたあと、神気結界を張った。
「おねえさま、ゴブリンのときにはってたものですわね。どうしてはったんですか」
「こうすると、この中では治りが早いの」
レスフィーナにもらった知識にあったものだ。
神気結界の中では、神気を使った技術は強化され、邪気や敵意を持ったものは弱体化する。
「そうなんですか?」
「見ててね」
そう言うと、美羽は足を切られて、青い顔をしている兵士のそばに行った。
そして手をかざす。
すると、逆再生をしているかのようにみるみると治ってしまった。
兵士の顔色も落ち着いてきた。
「ね、今くらいの怪我なら、あっという間に治るの」
「すごいですわ! おねえさま、せいじょさまみたい」
「聖女? そう言う人がいるの?」
「レスフィーナしんこくにいますわ。ちゆまほうがすごいらしいですの」
「そうなのね」
(フィーナちゃんの名前の国があるんだ)
「おねえさまもせいじょさまといわれてもおかしくないですわ」
「ごめんね、レーチェル。それは興味ないよ」
「そうなんですのね」
レーチェルがしょぼんとするが、聖女には興味がないから仕方ない。
空気を変えるように言う。
「さあ、早く終わらせるよ。みんな痛がってるしね」
「はい!」
残り26人もものの数分で治し終わってしまった。
(神気結界凄いなぁ)
兵士たちは、一瞬で治ってしまったことに感動して、口々に聖女さまなどと言っている。
それをきいて、レーチェルもいっしょになって盛り上がっている。
美羽は知らない顔をすることにした。
(本当は御使いなんだけどね)
「それじゃあ、住民に聞いてみようか」
「それなら、そこのへいしにきいてもらいましょう」
兵士たち数人が住民たちに聞きに行くと、50人ほど怪我人を連れてきた。
中には今にも死にそうなものもいる。
(思ったより、ゴブリン被害が大きかったのね。亡くなった人もいるみたいだし)
50人全員を神気結界の中に入れると、順番に治癒をしていった。
次々に治していくのを見て、住民たちは口々に叫ぶ。
「おお、神の奇跡だ」
「女神さまの生まれ変わりだ」
「聖女さまー」
「女神さまに遣わされた御使いさまだ」
(あ、当たってる人がいる)
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