21 / 23
番外編 レヴェルリーで年越しライブ
マーカス2*
しおりを挟む十二時前になり、DJからJUNへと音が変わる。
MAGは一年に一回しかライブを演らないが、ジュン様はJUN名義でソロ活動をしている。ジュン様がパソコンとシンセやサンプラーで作った曲は、これまたむちゃくちゃカッコいい。時々ボーカルも入るしな。
うん、やっぱりジュン様の歌声は最高なんだよ。あの一部の隙もない完璧なルックスで、更にあんな声が出るんだもんな~もう、ズルいとしか言いようがない。なんて言うかさ、決してパーフェクトに上手いわけじゃないのに、絶対に忘れられない声。絶妙に人を惹きつける艶麗な歌声なんだ。
で、JUNはその日によってアンビエントだったり、テクノだったり、ノイズだったりするんだが、今日はカウントダウンという事で、踊れるテクノよりのエレクトロって感じ。
いいねぇ!
うぉっ?!これ「rag 」じゃね?MAG初期の名曲のテクノmix??!!!
初めて聞いたけど死ぬほどカッコいいじゃんっっ??!
だが、踊り狂っていたのにいきなり音が途切れる。
えっ???
「よっしゃっ!お前ら!カウントダウンだっ!!十、九、八、七・・・・」
ジュン様の声がフロアに響き渡る。
我に帰った俺は、ジュン様の声に合わせて叫ぶ。
「三、ニ、一、Happy new yearっっ!!!」
その瞬間、俺は隣にいたジャックに引き寄せられキスをされる・・しかもおもいっきりディープなヤツ・・・
いや、普通はチュッとかかわいくするもんじゃねぇのっ?
舌が俺の口の中で傍若無人に暴れ回ってるんですけどぉっっ?!
rag のテクノmixが再開され、サビの「rag rag rag 」の大合唱が起こる。
俺もそれに参加したいのに、ジャックは離してくれない。
その横では、ショウがルイに同じようなキスをしており、周りは二組のゲイカップルに大歓声・・・
何?!この羞恥プレイっ??!
まぁ、他のカップルもそれに続いたり、JUNのライブが最高潮に盛り上がったのもあって、顰蹙までは買わなかったみたいだけど。
やっと解放された俺はJUNのライブを目一杯楽しみ、その後も他のバンドやDJで踊りまくった。
神生類+1は音楽好きの玄人たちにも好評だったようで、MAGと JUNの専属PAでジュン様の恋人のレンさんや、MAGのフライヤー制作を任され、たまにVJもこなすMAGの熱狂的ファンなユイさん(カグヤさんの種違いの弟。つまりショウとカグラの叔父)にも褒めて頂き非常にご満悦な俺。
しかもっ!!ジュン様本人からもお褒めの言葉をかけて頂いたんだ!!!
「マサのドラムはナオとはまた違う迫力があっていいじゃねぇか。なんつーか、華がある。こいつらに食われずあれだけ魅せられるのはたいしたもんだ。これからも期待してるぜ。」
って、頭を撫でられたっ!!
嬉しい!新年早々ビックなお年玉だよ!!!
その後、神生類の初ライブで会ったお姉さんに再会してドラムを褒められ、二人で外に出ようとお誘いを受けたけど、もちろん断る。一年前の俺からしたら考えられないよなっ?!
そんなこんなで最後までパーティーを楽しみ、ジャック、カグラ、ショウ、ルイ、とともに外に出て初日の出を拝んだ。
都会のビルの隙間から徐々に上がってくる太陽は、俺たちにはお馴染みの見慣れた光景だけど、ジャックにとってはすごく新鮮だったようだ。
海から上がってくる初日の出の方が、何倍もご利益がありそうだけど、ジャックにとってはこの光景の方が特別だったようで感動して見入っていたよ。
そして二人で朝帰り。ヘトヘトに疲れていた俺はまず風呂に入る。シャワーで汗を流し、煙草の煙臭い頭を洗っているとジャックが乱入して来た。狭いがユニットバスではないので何とか男二人でも洗い場に収まる。
「おわっ?狭いんだからもうちょっと部屋で待ってろよ。」
「待てない。マーカス体洗った?」
「ん?シャワーで流しただけ。」
「じゃあ洗ってあげるね?」
ジャックは手にボディーソープを付けて俺の体を弄り始める。手つきがすでにヤラシイ。
「んんっ・・や、やめろよぉ、、あっん・・頭洗えな・・・」
背後から胸元に手を這わし、さすさすと手のひらで撫でまわす。乳首にも触れるが他と同様に撫でるだけで決定的な刺激は与えてくれない。
「オレはマーカスの体を洗ってるだけだよ?気にせずシャンプーを流しなよ。」
絶対に洗っているだけではないが、とにかく頭の泡を流そうと、俺はシャワーの下に頭を入れ目をつぶって頭を擦る。
ジャックの手は俺の全身を撫でていく。
しかも頭を洗っているうちに座っていたイスを取られ、ジャックの膝の上に乗せられている状態。
そして、ジャックの手が俺の尻の間に入ったと思うと、何か細い管の様な物を尻穴に挿入され、そこから冷たい液体が注入された。
「へっ??!な、何??何したの??!」
「ん?浣腸。しばらく我慢してね。その間に全部洗ってしまおうね。」
「お、おい、こら待て!何してくれてんのっ?!」
「マーカスの中も洗ってあげようと思って。姫初めは生でしたいじゃない?」
「ちょっと待って?!俺の同意は??俺の意見は無視かよっ??」
「心外だなぁ。直に恋人の中を感じたいだけなのに。すごく気持ち良いから絶対マーカスも気に入るよ?大丈夫。オレが綺麗にしてあげるから任せて?」
そうこう言ってるうちに腹が痛くなって来た。こうなってしまえば出さないわけにはいかない。俺は手早く泡を流し、風呂を出ようとするも、ジャックに引き止められる。
「だぁめ。まだ後三分くらいは我慢しなきゃ。」
そのままジャックに体をバスタオルで拭かれつつ我慢させられ、三分後にやっとトイレに行かせてもらえた。
その後、風呂場でジャックに中を洗われ・・・うん、皆まで聞かないでくれ。
とにかく準備万端になってジャックに囁かれる。
「このままここでヤッちゃう?ここでなら出し放題だよ?」
言い方っ!中を洗われてる最中にも散々乳首を弄られた俺は、確かに体が疼いて仕方がない。すでに穴もある程度解されてある事だし・・・
「したいよね?だって乳首は真っ赤でピンピンに尖ってるし、顔だってトロトロだ。見て?」
ジャックは洗い場にある鏡にシャワーをかけて、俺に見るように促す。
鏡には、本当にだらしなく蕩けた顔をして、大きくて真っ赤な乳首を女の子みたいに勃たせた俺が写っていた・・・背後からまた手が伸びて来て、その乳首を捻り上げる。
「ひっあっ!あぁぁん・・・」
そして、あろう事かジャックは俺の尻穴を舐め始めた。
「えっ?!ちょ、ちょっとジャック?や、やめ・・あっ、あぁん、き、汚いからぁぁぁぁっ?!」
「今洗ったばっかりでしょ?オレの舌でトロトロのグズグズになるまで舐めて解してあげるからね。」
い、いやいやいや、舐めながらそこで喋らないでっっ!!!
ーーーーーーーーー
こんなシーンの後に書くのも何ですが、今年はこの物語をたくさんの方にお読みいただき幸せでした。本当にありがとうございました。
みなさま良いお年を!
ジャック視点でもう一話ありますが、明日は更新出来るか微妙です(汗)。
ルコ
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
アルファの双子王子に溺愛されて、蕩けるオメガの僕
めがねあざらし
BL
王太子アルセインの婚約者であるΩ・セイルは、
その弟であるシリオンとも関係を持っている──自称“ビッチ”だ。
「どちらも選べない」そう思っている彼は、まだ知らない。
最初から、選ばされてなどいなかったことを。
αの本能で、一人のΩを愛し、支配し、共有しながら、
彼を、甘く蕩けさせる双子の王子たち。
「愛してるよ」
「君は、僕たちのもの」
※書きたいところを書いただけの短編です(^O^)
入社1ヶ月のワンコ系男子が、知らずのうちに射止めたのはイケメン社長!?
monteri
BL
CM制作会社の新入社員、藤白純太は入社1ヶ月で教育係の先輩が過労で倒れたため、特別なクライアントの担当を引き継ぐことになる。
そのクライアントは、女子禁制ミーハー厳禁の芸能事務所だった。
主人公の無知で純なところに、翻弄されたり、骨抜きにされるイケメン社長と、何も知らない純太がドキドキするお話です。
※今回の表紙はAI生成です
※小説家になろうにも公開してます
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる