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PHASE6ー疑いと崩壊ー
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しおりを挟む「あんたは湊のマネージャーさんだったな、わざわざここに足を運んだってことはアイツのことで何か報告にでもきたのか?」
「はい、茂森様には先ほどお電話口で連絡させていただきましたが、湊の意識が戻りました旨も含めて直接お話させていただこうと思いまして…」
「い、意識が戻ったのか!!?」
「よかったよかった!!そのひと言だけで救われた!!さっきは怒鳴り散らして悪かったよ」
「翔さん…」
「…そうですね」
「ん?何か浮かない様子だな…」
翔の意識が戻って皆心がホッとして喜ばしいことのはずだが青木の歯切れの悪い反応に疑問を抱くリーダー
「詳しいことは茂森さんがいる状態でお話したいのですが…見たところ本日の稽古は終えられた感じでしょうか?」
「ああ、監督の計らいでね…久しぶりの稽古だから無理に頑張るやつが出てくるだろうからって言って強制終了!
でも監督はまだ中にいるはずだよ」
「わかりました、本来なら先に茂森さんに話すのが筋なのですが…よろしければ皆様もご一緒に聞かれますか?」
「是非聞かせてください!!!」
「大河!?」
「だって…突然稽古にも来なくなったと思ったらいきなり意識不明の重体になってて!
それでやっと意識が戻りました!って報告だけされても僕は納得なんてできませんよ!!」
「かしこまりました、これまでは最低限の情報しかお伝えできなかったのですが本日は事の経緯からお話しさせていただくつもりでしたので丁度いい機会かと…」
「リーダーはどうしますか?」
「俺は…監督からの報告を待つことにするよ
本当は細かいことを知りたい気持ちもあるけど今それを聞いて心がブレない保証がないんだ…
せっかく持ち直して稽古に打ち込めたのにここでまた崩れるわけにはいかない…」
「俺もいいや、あいつの意識が戻ったってことが先にわかっただけで充分だよ」
「かしこまりました…それでは大河さん、茂森さんのところまでご案内していただけますか?」
「わかったよ、お二人ともお疲れ様です!」
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