【完結】紳士マン

妖狐🦊🐯

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4話 紳士マンvs軍団

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フゥゥーーー!!さすがアニキかっこいい!!

そうだそうだ!どうせ社会に出ても皆死んだような目をして生きてるじゃねえか!!

俺の親だって忙しいからって全然話も聞いてくれねえんだよーー!!


雷鳴の言葉に続き、仲間たちから浴びせられる不満の数々に紳士マンも黙っていられなかった


何を言うか!!皆それだけ人生を真剣に生きているって証拠だ!!侮辱することは許さないぞ!!
こうやって今君たちが自由なことができているのも、親御さんたちがお金を稼いで支えてるからじゃないのか!!!


真面目に生きているなら…家を支えているのなら、それ以外は何してもいいのかよ!?
アンタみたいなのは表には絶対見せない人間の裏の顔ってやつを知らねえんだ!!!
俺たちのような世の中を知らないガキや…一緒に支えてるはずの片親を虐めてもいいのかよ!?!?
そんなこと許されてたまるか!!!

…お前もその辺の大人と変わらないんだな、、、
代表して俺らの怒りと憎しみを受け止めてもらおうか紳士マンよお?



…クッ


(相手は2人気絶しているが20人近くはいるな…現実的に考えてとてもどうにかなる状況ではない…さてどう切り抜けるか…)


まあでも俺たちも鬼じゃねえからな、本当に何も知らないようだし俺の拳も受けてこっちの主張もした上での1回目ってことだから今日のところは見逃してやるよ

だがな、次にまたココ(B地区)に足を踏み入れるようならその時は容赦ねえからな…オイ、行くぞ!


(情けをかけられることはよろしくないが…さすがに部が悪すぎる…素直に受け入れておこう…)


状況が状況だけに唯一の切り抜ける手段である以上、そのまま引き下がるのが得策だった



オイオイ豪ちゃんよ、そんな甘っちょろい考えでいいのかあ!?!?
こういうのは最初に潰しとかねえと後で面倒になるぜえ!?



しかしほとぼりが冷めそうな中、新たに火種を投げ込む奴も存在した
彼の名はダスト、チーム内でも力を持っているためリーダーに近い立場でもある



黙れダスト!!スピードスター軍団ではどうだったかは知らんが、今は俺がリーダーだ…行くぞ



チッ…甘々のガキが…



こうして嵐のような出来事から何とか危機が去った紳士マンだが、雷鳴の言葉も重く受け止めている様子だった


(あの発言…きっと世間のはみ出し者から傷を受けたんだろう…彼らの意見全てを否定できないのがこの世の矛盾を物語っているなまったく)


殴られた頬をさすりながら彼らの言動や行動について考え込むマン



ズキッ



痛ッ…



「…ここで逃し…被害者を生…ここで始末する」



頭の痛みと同時に聞き覚えのない誰かの言葉がよぎった



今のは一体…



今日は色々あったから疲れているのかもな、帰ろう



そう言ってB地区から去る紳士マン











しっかしまあ豪ちゃんよお、大人が嫌いっていう割にはああいうお人好しな部分、どうにかならないのかねえ?


紳士マンとの一件を終えてそのまま解散したチームだが、ダストと雷鳴、数人のメンバーは残りの見回りを続けていた


うるさい…さっきも言ったがこのチームのリーダーは俺だ、ルールも全て俺が決める!
嫌なら辞めればいい、このチームには俺のポリシーに賛同できる奴だけが残ればいいのだから


まあまあ豪雷のアニキ!
ダストさんもチームを移動したばかりだから、考えの違いってやつに馴染むのに時間がかかってるんすよ!
ねっ?ダストさん?


おう、豪ちゃんがその若さでここのリーダーしてるってのは凄いことだからよお、そこは認めるぜ
だがな、大人ってやつは俺たちが思ってる以上に計画的で狡猾な人間が多いってこともまた事実なんだぜ?
それは豪ちゃん自身が一番わかってるだろうよお?だから家族も…



ダストさんそれ以上は!!!



口を慎めダスト!!
お前の言いたいことはわかった、確かにお前の経験から物事を言ってくるのは参考になる
だがな、お人好しが高じて警戒心を薄めるなんて足を引っ張るようなことはないから…そこは信用しろ



まあ…後ろで傍観させてもらいますよ
でも、どうにも収まりがつかなくなった時は思いっきりやらせてもらうけどな
せいぜい平和主義をキープしてくださいな!



ああ…言われなくてもそのつもりだから安心しな
よし、残りの見回りも問題なかったな、俺たちも解散だ



ギスギスとした空気のまま雷鳴たちも解散した





…ただいま



豪お兄ちゃんおかえりなさい!!
今日はちょっと遅かったね…大丈夫⁇🥺



ああ、また悪い奴がいたからな…兄ちゃんが追っ払ってやったんだ



そっか…平和を守ってくれたんだね!
でもお兄ちゃんが傷つくのも嫌だからほどほどにね…ご飯もうできてるよ🥺



心配かけて悪いなぴえん、いつもありがとう…ってお前、怪我してるじゃないか!?大丈夫か??何があったんだ!?



大丈夫だよ!ちょっと転んで擦りむいただけだから、それに通りすがりの人が手当てしてくれたんだよ🥺



そうか、それは良かったな
でもあんまり知らない人を信用するなよ、兄ちゃん心配だから



うん!私もお兄ちゃんみたいに相手のことはよく見てるから大丈夫だよ!それよりご飯冷めちゃうよ🥺



…そっか、うん
よしよし!ぴえんが作ってくれたのに冷めたら悪いからな、あー腹減った!
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