王道学園の堅物風紀委員長は天然無知なヤンキー君が好きらしいです。

逢流

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海が綺麗ですね。

68

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 「そうか…それ以外に分かる事は?」

 「ああ、そういえば先生以外には伝わっていないと思うが、生徒のポケットに蜘蛛が入っていたんだ。」

 ガタンッ

 俺の言葉に反応したのは、常円寺でも他の奴らでもなく

 「く…も……」

 蛇島だった。

 「さ、蛇島?どうした、何か知っているのか?」

 蛇島に質問をするが答える様子はなく、何か小さい声でブツブツ言っている。

 「…………はず………い…………………もう…………おれ…」
 「蛇島?」
 「それ…死んでたか?」
 「え?」

 先程まで何か言っていたのに、いきなり質問してきた。

 (心なしか顔色からが悪くなっているような……?)

 会議前までは普通の顔色だったはずだが……

 「その蜘蛛は死骸だったか?」    
 「え、あ、ああ…そうだ、死骸だった。それがどうかしたか?」
 「脚は…脚はどうなってた、一本だけなくなっていなかったか?」

 蛇島は俺の声が聞こえていないかのように、質問を続ける。

 「ああ…一本だけ、なくなっていた」
 「っ……」

 蛇島の顔色は、質問を肯定する程に悪くなっていった。

 「3本目か……上から左側の3本目の脚だろ」
 「なぜ…知っているんだ。」
 「っ…………くっそ…」

 蛇島はそうもらすと、会議室から出ていこうとした。

 「!、蛇島!どこへ…」
 「………衛…後は任せた」

 蛇島は南乃に小さな声でそれだけ言い残し、会議室をあとにした。

 (……蛇島、どうしたんだ………)

 「ホンマ、面倒なやっちゃな…」
















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