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第三章
帰国
アル達4人に用意されていたのはドラゴンだった。見た事も無いような真っ赤なルビー色の大きなドラゴンがいた。その横には馬車のような物がドラゴンの胴体に繋がれている。魔法で繋がれているので安全だとアキラが教えてくれた。
「レッド、ここから白龍の支配地域の端まで行くから」
アキラがレッドに指示をしている。マドレーヌはキラキラした目でドラゴンを見つめている。
「マドレーヌはドラゴンが好きなのか?」
アルがマドレーヌの紅潮した頬に驚いて訊ねる。
「このドラゴン、綺麗だと思います。こんなに綺麗な生き物を見たのは初めて。兄とか父にも見せたいと思いました。私と同じように大きくて強い生き物が好きなんです」
マドレーヌはアキラに訊ねる。
「触ってみてもいいですか?」
ややあってアキラが答える。
「いいよ。怖くないのか?」
「こんなに大人しい生き物、怖いわけありません」
「あたしも触りたい」
ロゼが言い、女性二人は暫くドラゴンに夢中だった。
「あんたたちはいい?」
アキラに訊ねられ、アルもエディもおずおずと赤いドラゴンに触れる。
「グリーンドラゴンの比じゃないね」
マドレーヌは稀に辺境の森にでるグリーンドラゴンを退治し、その死骸を触った事がある。
「皮膚の厚みも鱗の厚みも……全然別物」
マドレーヌの感想にアキラが答える。
「この辺りの西は神国デアードなんで特別なドラゴンがいるんだ。蒼、赤、金、銀、黒の5色のドラゴンは特別。このドラゴンは偶にギルドに協力してくれるんだよ。だから今回は特別」
4人がどよめく。
「距離的に一昼夜かかるから。蛇国の平原に夜間降りることになる。野営になるけど、女性陣二人は大丈夫かな?」
アキラの問いにロゼもマドレーヌも頷いた。
辺境の森が見え、ドラゴンは広い場所に降りた。それはマドレーヌの家で、ドラゴンが降りた途端、マドレーヌの家族たちが出迎えた。フロランの精霊が教えてくれたのだ。
「凄いな」
ウージェーヌもフロランもクロードもドラゴンに見ほれている。
「マドレーヌ」
半泣きでマリアンヌが抱き着いてきた。
「あたし……、マドレーヌの性格がああなった理解できたわ」
ロゼはこの家の男性陣の反応を見てエディに小声で言った。
ウージェーヌが一番先にアキラに訊ねる。
「ドラゴンに障ってもよろしいですか」
アキラは苦笑したうえで頷く。アキラとアルはとある話を続けていた。あのダンジョンへこの4人は9階層から攻略を続けられるという話をアキラから聞かされて、この国とダンジョンを行き来しやすくする事は出来ないかという話をしていたのだ。
「だから国とギルドの話になると思うよ」
「うちの国のギルドはそういう話をできるだろうか」
「わからんね。ギルドのトップから連絡してもらうし、結果は……」
「ああ、グランジエ家にお願いする。この領にもギルドの支部はある、んだよな、マドレー
ヌ」
アルの確認にマドレーヌは答える。
「あるよ。辺境4つとグランサニュー公爵家の領地には支部が、あとはいくつかの領地毎に出張所がある」
「ふむ。近いうちに連絡する。3か月はかからないと思う」
アキラはそう答えてドラゴンに着けていた馬車様の箱をアイテムボックスに入れて、赤いドラゴンの背に乗って飛び立って行った。
「レッド、ここから白龍の支配地域の端まで行くから」
アキラがレッドに指示をしている。マドレーヌはキラキラした目でドラゴンを見つめている。
「マドレーヌはドラゴンが好きなのか?」
アルがマドレーヌの紅潮した頬に驚いて訊ねる。
「このドラゴン、綺麗だと思います。こんなに綺麗な生き物を見たのは初めて。兄とか父にも見せたいと思いました。私と同じように大きくて強い生き物が好きなんです」
マドレーヌはアキラに訊ねる。
「触ってみてもいいですか?」
ややあってアキラが答える。
「いいよ。怖くないのか?」
「こんなに大人しい生き物、怖いわけありません」
「あたしも触りたい」
ロゼが言い、女性二人は暫くドラゴンに夢中だった。
「あんたたちはいい?」
アキラに訊ねられ、アルもエディもおずおずと赤いドラゴンに触れる。
「グリーンドラゴンの比じゃないね」
マドレーヌは稀に辺境の森にでるグリーンドラゴンを退治し、その死骸を触った事がある。
「皮膚の厚みも鱗の厚みも……全然別物」
マドレーヌの感想にアキラが答える。
「この辺りの西は神国デアードなんで特別なドラゴンがいるんだ。蒼、赤、金、銀、黒の5色のドラゴンは特別。このドラゴンは偶にギルドに協力してくれるんだよ。だから今回は特別」
4人がどよめく。
「距離的に一昼夜かかるから。蛇国の平原に夜間降りることになる。野営になるけど、女性陣二人は大丈夫かな?」
アキラの問いにロゼもマドレーヌも頷いた。
辺境の森が見え、ドラゴンは広い場所に降りた。それはマドレーヌの家で、ドラゴンが降りた途端、マドレーヌの家族たちが出迎えた。フロランの精霊が教えてくれたのだ。
「凄いな」
ウージェーヌもフロランもクロードもドラゴンに見ほれている。
「マドレーヌ」
半泣きでマリアンヌが抱き着いてきた。
「あたし……、マドレーヌの性格がああなった理解できたわ」
ロゼはこの家の男性陣の反応を見てエディに小声で言った。
ウージェーヌが一番先にアキラに訊ねる。
「ドラゴンに障ってもよろしいですか」
アキラは苦笑したうえで頷く。アキラとアルはとある話を続けていた。あのダンジョンへこの4人は9階層から攻略を続けられるという話をアキラから聞かされて、この国とダンジョンを行き来しやすくする事は出来ないかという話をしていたのだ。
「だから国とギルドの話になると思うよ」
「うちの国のギルドはそういう話をできるだろうか」
「わからんね。ギルドのトップから連絡してもらうし、結果は……」
「ああ、グランジエ家にお願いする。この領にもギルドの支部はある、んだよな、マドレー
ヌ」
アルの確認にマドレーヌは答える。
「あるよ。辺境4つとグランサニュー公爵家の領地には支部が、あとはいくつかの領地毎に出張所がある」
「ふむ。近いうちに連絡する。3か月はかからないと思う」
アキラはそう答えてドラゴンに着けていた馬車様の箱をアイテムボックスに入れて、赤いドラゴンの背に乗って飛び立って行った。
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