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学期末のパーティー
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平穏な学期末になりました。数人の退学者が出たのと、王太子は結局暫定ジャック殿下になったという事。王家とはお話合いがあり父様が頑張ったのとジャック殿下の意向とで再度婚約者は選定しなおしとなりました。
ジャック殿下とお話した時に暫定の理由が側妃様が現在妊娠しておられて男児を産んだらその子を正式に立太子したいと陛下のお気持ちがあるらしく。正妃様もそれには反対していないと。あとは『その、ブランシュ嬢、私よりカードが強いので』ともにょもにょ何かおっしゃってました。あ、この人、女性が自分より強かったり秀でたりしてたら嫌なタイプなのね、と見切りも着きましたし。
……自宅に正妃様が来た時に
『できる事ならあの陛下と縁切りたいわぁ』
と不穏な事を呟いてました。
私は学年末の試験で3位を取りました。上二人はエリート文官を目指しているとある伯爵家の3男の人と別の伯爵家の次男の人と。次男の人は兄様の手伝いをしている人で私に家から付けられた護衛の方だそうです。
正妃様は伯父様と父様に相談して、どうやら離縁する方向らしいです。なのでジャック殿下の立太子も『(仮)』だそうで。
『私が離縁したら私の子供3人は臣下に降りるから、今の側妃ちゃんを正妃にしてもいいんじゃないかな。あの子なら賢いし、この国の侯爵令嬢だしね』
と正妃様、改めアンリエット様は仰ってます。
『側妃ちゃんの補佐には入るわよ?円満離婚したいし、あの陛下、政務さっぱりなのよ。王太子の頃から妾妃にずっぽりで色ボケしちゃってたからねぇ』
正妃様は正体を隠して学園に通っていたので陛下のあれやこれやを見続けてきていたそうです。あまりに軽い人なので色ボケは素だと思っていたんだって。
学期末のパーティは成績発表を兼ねた午前の各科毎のパーティと昼ごはんを兼ねた全体の立食パーティがあります。各科のパーティで久しぶりにアルベルト殿下とお会いしました。
「その……」
「伺ってますよ」
にっこり笑ってそのままカーテシーを取り殿下の元を去ります。どうでもいいけど、妙な言い訳を聞きたくなかったもので。兄様とエリク様は素知らぬ顔でした。
エリク様は今日もちゃんと朝はキャサリン先輩を迎えにいったそうです。ある程度は行動できているようで。よかったのか悪かったのか。先輩は今でも少しエリク様の事を警戒してるようだし。
昼のパーティが始まった。派閥に属してる女子達は派閥で集まっている。校則が緩い家政科の女子は皆華やかにアフタヌーンドレスを着ている。普通科女子はある程度落ち着いた色目のワンピース姿が多い。経営科の女子は皆制服姿です。理由は校則、それだけです。経営科女子も抗議をしたらワンピースなりなんなり、にできるのでしょうが、悲しいかな、経営科に来るような女子は実用一辺倒もしくは学外ではおしゃれをしたりもするけど学内は勉強する場所だから、みたいな子が殆どで。
私?制服はコーディネート考えなくていいので制服大好き、ってところです。普通科のキャロライン先輩に伺ったのは普通科女子は色をベージュ、黒、紺、灰色のどれかにしようとワンピースの色を決めたそうです。デザインも同じようなものを一つの店で普通科女子全員で頼んだそうで。
「みんなでおそろいとか制服っぽいけど制服じゃないっていうのがいいの」
と。経営科女子でやってもよかったかも。次の学期末は制服のタイの結び方をもうちょっと華やかにして揃えようかな。
家政科で嬌声があがっている。アルベルト殿下の腕にアニエス嬢がぶら下がっている。アルベルト殿下の表情は困惑、だった。アニエス嬢は……娼婦じみた乳首が見えかねないほど胸の空いた丈だけはアフタヌーンドレスな姿だった。色はピンクで、たくさんリボンとレースが着いている。生地はてらてら光ってるけど絹じゃなさそう。
色はにあってるのに、どうにもデザインが……。そういうのじゃなくてもっと可憐に華奢さを生かしたデザインにしたら2割増し美少女になるのに。もったいない。ストロベリーブロンドはポニーテールに結われているのがまたドレスと似合わない。せっかく可愛いんだから……似合うドレス着てほしい。
……アルベルト殿下の名前で送りつけようかな。
ジャック殿下とお話した時に暫定の理由が側妃様が現在妊娠しておられて男児を産んだらその子を正式に立太子したいと陛下のお気持ちがあるらしく。正妃様もそれには反対していないと。あとは『その、ブランシュ嬢、私よりカードが強いので』ともにょもにょ何かおっしゃってました。あ、この人、女性が自分より強かったり秀でたりしてたら嫌なタイプなのね、と見切りも着きましたし。
……自宅に正妃様が来た時に
『できる事ならあの陛下と縁切りたいわぁ』
と不穏な事を呟いてました。
私は学年末の試験で3位を取りました。上二人はエリート文官を目指しているとある伯爵家の3男の人と別の伯爵家の次男の人と。次男の人は兄様の手伝いをしている人で私に家から付けられた護衛の方だそうです。
正妃様は伯父様と父様に相談して、どうやら離縁する方向らしいです。なのでジャック殿下の立太子も『(仮)』だそうで。
『私が離縁したら私の子供3人は臣下に降りるから、今の側妃ちゃんを正妃にしてもいいんじゃないかな。あの子なら賢いし、この国の侯爵令嬢だしね』
と正妃様、改めアンリエット様は仰ってます。
『側妃ちゃんの補佐には入るわよ?円満離婚したいし、あの陛下、政務さっぱりなのよ。王太子の頃から妾妃にずっぽりで色ボケしちゃってたからねぇ』
正妃様は正体を隠して学園に通っていたので陛下のあれやこれやを見続けてきていたそうです。あまりに軽い人なので色ボケは素だと思っていたんだって。
学期末のパーティは成績発表を兼ねた午前の各科毎のパーティと昼ごはんを兼ねた全体の立食パーティがあります。各科のパーティで久しぶりにアルベルト殿下とお会いしました。
「その……」
「伺ってますよ」
にっこり笑ってそのままカーテシーを取り殿下の元を去ります。どうでもいいけど、妙な言い訳を聞きたくなかったもので。兄様とエリク様は素知らぬ顔でした。
エリク様は今日もちゃんと朝はキャサリン先輩を迎えにいったそうです。ある程度は行動できているようで。よかったのか悪かったのか。先輩は今でも少しエリク様の事を警戒してるようだし。
昼のパーティが始まった。派閥に属してる女子達は派閥で集まっている。校則が緩い家政科の女子は皆華やかにアフタヌーンドレスを着ている。普通科女子はある程度落ち着いた色目のワンピース姿が多い。経営科の女子は皆制服姿です。理由は校則、それだけです。経営科女子も抗議をしたらワンピースなりなんなり、にできるのでしょうが、悲しいかな、経営科に来るような女子は実用一辺倒もしくは学外ではおしゃれをしたりもするけど学内は勉強する場所だから、みたいな子が殆どで。
私?制服はコーディネート考えなくていいので制服大好き、ってところです。普通科のキャロライン先輩に伺ったのは普通科女子は色をベージュ、黒、紺、灰色のどれかにしようとワンピースの色を決めたそうです。デザインも同じようなものを一つの店で普通科女子全員で頼んだそうで。
「みんなでおそろいとか制服っぽいけど制服じゃないっていうのがいいの」
と。経営科女子でやってもよかったかも。次の学期末は制服のタイの結び方をもうちょっと華やかにして揃えようかな。
家政科で嬌声があがっている。アルベルト殿下の腕にアニエス嬢がぶら下がっている。アルベルト殿下の表情は困惑、だった。アニエス嬢は……娼婦じみた乳首が見えかねないほど胸の空いた丈だけはアフタヌーンドレスな姿だった。色はピンクで、たくさんリボンとレースが着いている。生地はてらてら光ってるけど絹じゃなさそう。
色はにあってるのに、どうにもデザインが……。そういうのじゃなくてもっと可憐に華奢さを生かしたデザインにしたら2割増し美少女になるのに。もったいない。ストロベリーブロンドはポニーテールに結われているのがまたドレスと似合わない。せっかく可愛いんだから……似合うドレス着てほしい。
……アルベルト殿下の名前で送りつけようかな。
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