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30. 奥様たち、強い【完結】
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「リリーちゃんにおみやげ」
「なに?」
「私たちの母親世代の事」
「やっぱり公爵と?」
ジョフロアは頷いた。
「前王妃も含めて全員、ね。多分、アンドレとディオンは祖母の所でアリシアの媚薬にかなりの長期間触れてる。彼ら二人は許容量が限界地を越えているのではって」
「ふーん、ユージェニーの言うとおりね」
リリーはにこっと笑いジョフロアは溜息をついた。
「ユージェニー……来てるとか?」
リリーは美しい笑顔で笑うだけだった。
居間にはナタリー、マノン、ユージェニー、ステファニーというメンバーが座っていた。
「今日は夕飯は軽くするからここで食べましょ」
ナタリーの言葉にステファニーはちらりとナタリーを見る。
「お母様……、また屋台で食べ過ぎましたね?」
誰もステファニーと目を合わさなかった。メイドが銀のワゴンを引いてくる。
「で、ユージェニー、なんでここに?」
「んふふ、国内の魔草の出所がわかったの。ついでに媚薬の出自もね」
「え?」
「前の王妃様の薬草園と前王妃様の薬師集団が大本だったわ」
「……ユージェニー、君か」
ジョフロアは思わず大声を出す。影が調べて前王妃の薬草園を急襲したところ薬草園は見る影もなく、前王妃とモンテロー公爵の計画を裏付ける裏帳簿、は前王妃とモンテロー公爵、両方の分が綺麗の揃えておいてある。前王妃のベッドの横だ。前王妃の宮は使用人も王妃も全て眠らされていた。
「指示はオディロン様よ。……多分、陛下と立てた計画ね」
ジョフロアは深くため息をついた。
「兄上たちは!こういう時には俺を外す」
「それは、リリーに恨まれたくないからよ。媚薬だし、惑わされて他の男や女に手を出したら困るでしょ?あなたの代わりにあなたのとこのオリバー借りたから。商売敵は一網打尽って大笑いしてたわよ?」
ユージェニーは悪びれない。
「前王妃様、オディロン様を手に入れたかったみたいね。モンテロー公爵はそんな気持ちの女性を己がセックスで下に置くのに愉悦を感じでたみたい。ま、今はモンテロー公爵はオディロン様への道ならぬ恋に惑ってるわ。魅了薬、よく効くわねぇ」
ナタリー、マノン、リリー、ユージェニーは同じようにニンマリと笑っている。
「まぁ、元からそういう気持ちは持ってるからこそ魅力薬が気持ちを増幅したのよね」
「モンテロー公爵は露骨だったしね。オディロン様に憧れてたもの」
女性たちは姦しく楽しげだ。
「おいおい、ステファニーがいるんだぞ」
ジョフロアは止めるがリリーが笑い飛ばす。
「ステファニーもノアイユの女ですわ。……わかるでしょ?」
ジョフロアはどうしたってリリーには敵わいのである。
「後ろのご婦人はどの飴食べますか?」
ノアイユ夫人たちは顔を見合わせた。ノエルには気が付かれていたようだ。
「リンゴですか?それとも?」
「じゃぁ5色の飴を」
夫人たちはキャッキャと飴を選んでいる。
「お母様、おばさま、リリー様……撤収を」
ステファニーの呆れ声が後ろから聞こえてきてノエルは薄く笑う。
「ノエル君、今度の秋、打ちの領地においで。狩猟してる時のステファニーを見たら本質が見えると思うわ。近いうちに招待状を出すわね」
ノアイユ夫人はそう言った。二人は華やかに笑いながら飴を食べている夫人たちを見送る。
「ステファニー嬢はどれがいい?」
「私もいいんですか?」
「もちろん。レディにおごるのは紳士のたしなみだから」
とノエルは驚くステファニーに笑いかけた。
***** 完結 *****
新作です。
聖女は断罪する
https://www.alphapolis.co.jp/novel/72894770/170610839/episode/6462189
お読みいただければ嬉しいです。
「なに?」
「私たちの母親世代の事」
「やっぱり公爵と?」
ジョフロアは頷いた。
「前王妃も含めて全員、ね。多分、アンドレとディオンは祖母の所でアリシアの媚薬にかなりの長期間触れてる。彼ら二人は許容量が限界地を越えているのではって」
「ふーん、ユージェニーの言うとおりね」
リリーはにこっと笑いジョフロアは溜息をついた。
「ユージェニー……来てるとか?」
リリーは美しい笑顔で笑うだけだった。
居間にはナタリー、マノン、ユージェニー、ステファニーというメンバーが座っていた。
「今日は夕飯は軽くするからここで食べましょ」
ナタリーの言葉にステファニーはちらりとナタリーを見る。
「お母様……、また屋台で食べ過ぎましたね?」
誰もステファニーと目を合わさなかった。メイドが銀のワゴンを引いてくる。
「で、ユージェニー、なんでここに?」
「んふふ、国内の魔草の出所がわかったの。ついでに媚薬の出自もね」
「え?」
「前の王妃様の薬草園と前王妃様の薬師集団が大本だったわ」
「……ユージェニー、君か」
ジョフロアは思わず大声を出す。影が調べて前王妃の薬草園を急襲したところ薬草園は見る影もなく、前王妃とモンテロー公爵の計画を裏付ける裏帳簿、は前王妃とモンテロー公爵、両方の分が綺麗の揃えておいてある。前王妃のベッドの横だ。前王妃の宮は使用人も王妃も全て眠らされていた。
「指示はオディロン様よ。……多分、陛下と立てた計画ね」
ジョフロアは深くため息をついた。
「兄上たちは!こういう時には俺を外す」
「それは、リリーに恨まれたくないからよ。媚薬だし、惑わされて他の男や女に手を出したら困るでしょ?あなたの代わりにあなたのとこのオリバー借りたから。商売敵は一網打尽って大笑いしてたわよ?」
ユージェニーは悪びれない。
「前王妃様、オディロン様を手に入れたかったみたいね。モンテロー公爵はそんな気持ちの女性を己がセックスで下に置くのに愉悦を感じでたみたい。ま、今はモンテロー公爵はオディロン様への道ならぬ恋に惑ってるわ。魅了薬、よく効くわねぇ」
ナタリー、マノン、リリー、ユージェニーは同じようにニンマリと笑っている。
「まぁ、元からそういう気持ちは持ってるからこそ魅力薬が気持ちを増幅したのよね」
「モンテロー公爵は露骨だったしね。オディロン様に憧れてたもの」
女性たちは姦しく楽しげだ。
「おいおい、ステファニーがいるんだぞ」
ジョフロアは止めるがリリーが笑い飛ばす。
「ステファニーもノアイユの女ですわ。……わかるでしょ?」
ジョフロアはどうしたってリリーには敵わいのである。
「後ろのご婦人はどの飴食べますか?」
ノアイユ夫人たちは顔を見合わせた。ノエルには気が付かれていたようだ。
「リンゴですか?それとも?」
「じゃぁ5色の飴を」
夫人たちはキャッキャと飴を選んでいる。
「お母様、おばさま、リリー様……撤収を」
ステファニーの呆れ声が後ろから聞こえてきてノエルは薄く笑う。
「ノエル君、今度の秋、打ちの領地においで。狩猟してる時のステファニーを見たら本質が見えると思うわ。近いうちに招待状を出すわね」
ノアイユ夫人はそう言った。二人は華やかに笑いながら飴を食べている夫人たちを見送る。
「ステファニー嬢はどれがいい?」
「私もいいんですか?」
「もちろん。レディにおごるのは紳士のたしなみだから」
とノエルは驚くステファニーに笑いかけた。
***** 完結 *****
新作です。
聖女は断罪する
https://www.alphapolis.co.jp/novel/72894770/170610839/episode/6462189
お読みいただければ嬉しいです。
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