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おはなし
四話 悪夢の女
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場所は変わりマスカス王国
いつも春のように温暖な気温の王国は悲しみの雰囲気に包まれていた。
この国の第一王子のFrancis・Rays(フランシス・レイス)が流行病の悪化によりこの世を去ってしまう。
これにより第二王子レオナードに王位継承権が与えられた
2人は悲しみに暮れたフリをし、2人の自室で喜びの舞を踊る。
「我が運命の人 ロマン…ボクと結婚しよう」
「はい」
月夜にレオナードはロマンにプロポーズをする。
その日王国は不穏な空気に包まれていた。
同じ頃
相変わらず2人の距離は縮まらないがメイの方はたまにリオンの顔を見ると少しだけ頬を赤くする程度には意識はある。
しかしそれらを意識するたびに罪悪感を感じていた。
その夜 自室で眠れずに外に出てみるとキラキラとした雪が降っている。
メイは雪を間近で見たことがなくその手を触れる。
「冷たい…」
魔法石により一年中温暖なマスカス王国ではまず見られない光景に興奮を隠せず、たまらず裸足で歩く。
「…こんな夜中になにをしているですか?」
振り返るとファー付きマントを羽織ったリオンが立っていた。
「あら…リオン様…」
お淑やかにし直すメイ
「失礼しましたわ…私の国では雪に触れたことなどなく…淑女らしからぬ行為ですわね…」
リオンは言葉遣いのおかしさについ笑ってしまう。
「もしかして言葉遣い…慣れていませんよね」
図星をつかれたメイは赤面する。
「…そうだよ 私本来こんな喋り方なんだ
先生や親に淑女らしからぬ喋り方はやめなさいって言われてて…」
「そうですか…」
2人でキラキラしている雪を見つめていた。
「リオン様…出会った頃より私と話せてるね」
出会った頃自分をかなり怖がっていたリオンは今では普通に話せる。
「でもこんな日々もう少しで終わりだから…
この冬が終われば…魔法学園の卒業式の春…
そして奴らの結婚式…復讐終わったら適当に暮らすよ…リオン様も私から解放されて嬉しいでしょ」
その言葉はどことなく寂しい。
「…いいえ…私貴方といれてとても楽しいですよ」
その笑顔に心がキュッとなるメイはリオンと一緒に城内にもどる。
自室に戻ったメイは複雑な気分を抱えながら眠りにつく。
メイが眠りにつく頃…
マラカス王国から剣を持ち、魔王城まで乗り込む1人の青年
(ここが魔王城…ここにメイ様が…今行きます)光り輝く剣を手に城内に向かう。
いつも春のように温暖な気温の王国は悲しみの雰囲気に包まれていた。
この国の第一王子のFrancis・Rays(フランシス・レイス)が流行病の悪化によりこの世を去ってしまう。
これにより第二王子レオナードに王位継承権が与えられた
2人は悲しみに暮れたフリをし、2人の自室で喜びの舞を踊る。
「我が運命の人 ロマン…ボクと結婚しよう」
「はい」
月夜にレオナードはロマンにプロポーズをする。
その日王国は不穏な空気に包まれていた。
同じ頃
相変わらず2人の距離は縮まらないがメイの方はたまにリオンの顔を見ると少しだけ頬を赤くする程度には意識はある。
しかしそれらを意識するたびに罪悪感を感じていた。
その夜 自室で眠れずに外に出てみるとキラキラとした雪が降っている。
メイは雪を間近で見たことがなくその手を触れる。
「冷たい…」
魔法石により一年中温暖なマスカス王国ではまず見られない光景に興奮を隠せず、たまらず裸足で歩く。
「…こんな夜中になにをしているですか?」
振り返るとファー付きマントを羽織ったリオンが立っていた。
「あら…リオン様…」
お淑やかにし直すメイ
「失礼しましたわ…私の国では雪に触れたことなどなく…淑女らしからぬ行為ですわね…」
リオンは言葉遣いのおかしさについ笑ってしまう。
「もしかして言葉遣い…慣れていませんよね」
図星をつかれたメイは赤面する。
「…そうだよ 私本来こんな喋り方なんだ
先生や親に淑女らしからぬ喋り方はやめなさいって言われてて…」
「そうですか…」
2人でキラキラしている雪を見つめていた。
「リオン様…出会った頃より私と話せてるね」
出会った頃自分をかなり怖がっていたリオンは今では普通に話せる。
「でもこんな日々もう少しで終わりだから…
この冬が終われば…魔法学園の卒業式の春…
そして奴らの結婚式…復讐終わったら適当に暮らすよ…リオン様も私から解放されて嬉しいでしょ」
その言葉はどことなく寂しい。
「…いいえ…私貴方といれてとても楽しいですよ」
その笑顔に心がキュッとなるメイはリオンと一緒に城内にもどる。
自室に戻ったメイは複雑な気分を抱えながら眠りにつく。
メイが眠りにつく頃…
マラカス王国から剣を持ち、魔王城まで乗り込む1人の青年
(ここが魔王城…ここにメイ様が…今行きます)光り輝く剣を手に城内に向かう。
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