OZLord

もちもちピノ

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第二部

カカシのお手柄

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 場所は変わり城の地下牢…………大魔法使いオズは良い魔女(一人男)二人とカカシとブリキと共に囚われていた。

「ああっラケドーに魔法の杖を取られてしまいました」
 
「あれがないと私たち魔法を使えない…」

 オズの魔法使いたちは杖がなければ魔法を使えない非力な存在…  
 
しかもラケドーは逃げ出さないように魔力を感知し電流を流す特殊牢を作らせていた。

「ラケドー 卑劣な方……魔力を感知する檻だなんて…」

 ブリキの言葉にカカシはピンと来ていた。
「!なんでいままで気がつかなかったんだ…そうだそうだよ」
 
 カカシは隅っこにいる人物を指を刺す。
「オズ様は人間だから魔力を持っていない だから俺たちを救える!!」
 
 オズは国を取られ隅っこでいじけている。

「無理だ…仮に感知されなくても鍵がない」

 カカシはまた考えると看守が見回りにやってくる看守は目をこすりながらあくびをするとまたカカシは思いついた。

「そうだ!!これを使おう」
 藁の隙間からポピーの小瓶を取り出し、オズ大魔王によこした。

「これを使ってください」
「ああっわかった 流石はオズで一番頭のいい王様だよ」

 オズは看守に話しかける。
「はあい♡少しお話が」
「なんだ??」

 その瞬間息を止めポピーの小瓶を看守に嗅がせると看守は眠り、その時に腰についていた鍵を取り、牢屋を開けた。

「よし!!みんなここから出るよ!!」

 みんなは一斉に走り出した。

「オズ様一体どこに行くつもりですか?」
「ブリキくん これから行くところはねラケドーも知らない場所さ 私のアトリエさ」

そういうと地下室の黄色い出っ張りを踏むと
岩の箱のようなものが現れた。

「名付けて擬態エレベーターさこれで最上階に行き 私のアトリエに行くんだ」
 
「すごい…流石だよオズ様!」

 カカシはキラキラ目を輝かせているがオズは長年存在を忘れている事を皆に黙っていた。

「とにかく えれべーたーという魔法道具に乗り込みましょう!」

 グリンダの一言に皆は乗り込んだ。

しかし……ラケドーはこの光景をじっくりと見ていた。

「想定内だな……たく人間は使えないな……あいつに任せるんじゃなかっただが逃げたところでこちらには魔法の杖をが二本ある あとは魔法道具を国中からかき集めるだけ」
 
ワイン片手に水晶から彼らの動向を見つめるラケドー

「社長 たった今からホイーラーズ部隊にあの盗人の追跡とあとオズの動向はフライングモンキーにお任せします」

 ジンジャーは金色の帽子を被りフライングモンキーに指示を出す。

「いけ!」

 その声にフライングモンキーはオズを追い空を飛んだ。

 一方その頃……ルカは別の地下牢から自力で脱獄し看守を気絶させ、散らばった道具をかき集めていた。

「よしあとは……」
 その手には可愛い小瓶中には魔法の粉が入っておりそれをトナカイの首にかけるとトナカイは動き出し空を飛んだ。

「魔法に成功だ………待っててねドロシー
 みんな」

 ルカはトナカイのツノに捕まり飛んだ。




 
 
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