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第二部
ラケドーとの決戦(第二部)完結
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スミス一行はエメラルドシティまで雄トナカイの首の剥製をソリに取り付け空を飛んでいたが……
「ああっエメラルドシティの周りが砂に!」
そこには緑を失い砂漠となったの外にあるエメラルドシティ周辺の森や花畑………
「ラケドーのやつここの周辺の地形や地質を変えたな……一気に行かないと」
オズマはさらに魔法の粉を雄トナカイの頭にかけ全速力を出させるために首を叩いたが何も反応がない。
「たく…どうしよう」
するとカカシが頭で考えあることを思いつく。
「そうだこれを使おう!」
カカシの胸から取り出した光るにんじんそれを剥製に食べさせるとトナカイは興奮しスピードが早くなる。
「これはウィンキーの名産光にんじんさ食べると元気が湧いてくる優れものさ」
「元気が湧くのはいいが……沸きすぎじゃねぇぇ」
皆が乗るソリは猛スピードで駆け抜ける。
――――――――――――
一方その頃
「社長 エメラルドシティの宝石が底をつくとの情報が入りましたどうしますか?」
「ジンジャー そんなことを心配するのか………宝石ならそこらにあるじゃないか」
ラケドーの目に映るものそれは奴隷として働いているエメラルドシティの住人達。
「社長!それは倫理に反する行為ですおやめください」
「倫理??それを気にして商売なんてしていたら売れないだろ??なあ」
ジンジャーはその恐ろしい笑い方に震えていたが同時に怒りが込み上げる。
「……社長あなたには失望いたしました」
ジンジャーはメガネを取りお団子結った髪を取るとオレンジに近い茶色の髪とヘーゼルアイの目がラケドーを映していた。
「なんのつもりだ ジンジャー?」
「……あたしはな家族のためにずっと我慢していたんだよ!!毎日癇癪起こしてお守りをするこっちのみになれ!!バカ社長!!」
ラケドーはジンジャーの豹変に驚きハーブティーをこぼしてしまい……
「………失望したのはこちらだよジンジャー?君のことは期待していたのに」
ラケドーはベルトを着用するとノームの姿になり指をパチンと鳴らすとガフが現れジンジャーを押さえつける。
「はなせ!!はなせよ!!」
「残念だな………君を信じていたのに女の秘書なんで雇うんじゃなかった」
ラケドーが魔法で石に変えようとしたその時上からガシャーンという音と共に現れた人物…
「ラケドー!!エメラルドシティおよびオズの国を返してもらう!!」
そこに現れた煌びやかに光る杖を持つ男
「!!オズマ…」
ラケドーは本来の王族であるオズマを睨みつける。
「あははは私のサインが無効だとやっとわかったようだな!オズマ王子殿下がいる限り貴様の契約は無効 それにより貴様は国への侵略行為および窃盗宝石により貴様はこの国の大罪人となる!」
オズは勝ち誇ったように笑うがラケドーはニヤリと笑う。
「ならオズマの王子をこの世から消し去ればこの国は永遠に私のものとなる…」
パチンと指を鳴らすとラケドーの姿が消える。
「ラケドーめどこに行ったんだ!!」
周りを見るがどこにもいない…………
「くっくっすぐそばにいるじゃないか」
ラケドーの声が聞こえた瞬間エメラルドの鉱石がスミス達に襲いかかる。
そして建物の構造が変わりステージのような姿に変わる。
「社長ついに新しい魔法を習得なされたのですね」
ガフは感動の涙を流すがジンジャーにはそれがわからなかった。
「君たちには特等席で彼らを見てもらおジンジャーの処刑はそのあとだ」
ラケドーがそういった瞬間
ステージはスミスらに襲いかかる。
「!!うわぁぁぁ」
スミス達は鉱石に囲まれ身動きが取れなかったがそれをラケドーが笑いながら睨みつける。
「あははは私に勝てるわけがないだろ!!無駄無駄無駄無駄!!」
ラケドーが高笑いをしているとソリの中に隠れていたビリーナが顔を出しスミスにそっと自分の生んだ卵を差し出し卵を片手にもつ。
「くらえ!!」
ラケドーの皮膚に卵が張り付いた。
「!!あっ!あ!!だま…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
卵アレルギーの症状により一体化したステージが水のように溶けていく…………
「!!今だ!」
オズマは杖を振り上げ魔法を使う………
「ラケドー!!この国から出ていけ!!」
オズマは魔法を放つがラケドーも負けじと魔法を放つ。
「「ウォォォ」」
ラケドーはオズマの魔法跳ね返そうとしたが体が限界を迎え腕が弾き飛ばされ砕かれた。
「うわぁぁぁ」
光と共にラケドーの体は砕かれた醜い何かに変化したそれでもオズマに執着する。
「おず…ま…」
その時「ちょうど食べ頃だね」と何者かが現れラケドーの醜い体を赤い槍で突き刺しまるで骨付き肉のように食べていた。
「うまーい」
ルカ以外その光景に引いていたが一番に彼に注目していたのは……
「ロキ!!どうしてここに!」
「久しぶり~ママー」
ロキと呼ばれた虹色の髪をした道化師はオズをママと呼んだ。
「「「「「「「「ママ!?」」」」」」」」
オズはバツの悪そうな顔をしていた。
「あー説明しないとね……この子はロキ私の……倅」
「そうだよ 俺ちゃんね大魔法使いのオズの子供なんだ~名前はロキ ロッキーって呼んで」
グリンダとボタンは驚く。
「大魔王様には子供はいないと」
「てか父親誰!?」
オズは二人に耳打ちで父親のことを話した。
ロキはあることを思い出しオズマに言う。
「そんなことよりオズマ王子これから王様になるんだから戴冠式とかしないといけないんじゃない????」
ロキはそういうが……
「そうだけど…………まずはオズの国を元に戻さないとな…」
「それなら俺ちゃん手伝うよ」
ラケドーのあとからノームのベルトを取り腰につける。
「あとは俺ちゃんのグングニルを……」
ロキは赤い槍をだしそれを空中に向けケーキのように混ぜる。
「殿下手伝って~」
「うん……」
オズマとロキの魔法が合わさり桃色の空になるとロキがノームのベルトの力を使いエメラルド色の雨を降らせると死の砂漠には緑が戻り住人たちも開放され…エメラルドシティがみるみるうちに元に戻っていく。
そして雨が上がり、春の風と共に虹が出る。
「終わったな」
「そうねスミスくん……」
春の爽やかな風がオズ中に渡って行き皆は喜んだ。
そして………………
美しいファンファーレの音が響く
「オズの国の新たなる国王 オズマ王です」
皆は歓声を上げるこの日オズの国の歴史が動いたのだ。しかしこの二人はカンザスにいる家族のことが心配で仕方がなかった。
「父さんと母さんギ……ギ…」
「ヘンリーおじさんとエムおばさん似合いたいわそれにトトにも」
するとオズマはにっこりと微笑み。
「靴があるじゃないかまた3回踵を鳴らせばいいよ あとその魔法の靴さえあればいつでもオズの国に行けるから安心してね」
二人はオズマの言葉にコクリと頷き三回踵を鳴らそうとするがビリーナが止めた。
「待って私ここに残るわオズの国にいたいの」
ビリーナの言葉にコクリと頷くと二人は三回踵を鳴らし帰っていく……一方その頃
「これでよし」
オズ大魔王は役目を終え故郷のオハマに帰るための気球の準備をしていた。
「ママ?」
「ロキ…………」
ロキは気球を見てにっこりと微笑む。
「わーいママと一緒にオハマに旅行だ」
「ちょっ!!旅行じゃ」
ロキは気球を抑えていたものを魔法で外し気球は宙を舞う。
「うわぁロキ!」
「……オハマに帰るんでしょ??俺ちゃんママと二度と離れたくないから一緒にオハマにいくよ」
ロキの真剣な顔にオズはコクリと頷いた。
「わかったわ……ただし今後悪戯をするならペテン使わないとね」
「さすがママだ!」
二人は笑い合いながらオハマへ旅に出て行った。
――――――――――――――
そしてカンザスに戻った二人は元に戻った人達とパーティを楽しんでいたなんでも畑のとうもろこしが豊作を迎えたかららしい。
スミスの両親もドロシーの義両親やみんな
宝石店や宝石にされたことなど忘れていた。
「やっぱりカンザスが一番だな」
「ええっ」
二人はとうもろこしを食べながら笑い合う。
「ああっエメラルドシティの周りが砂に!」
そこには緑を失い砂漠となったの外にあるエメラルドシティ周辺の森や花畑………
「ラケドーのやつここの周辺の地形や地質を変えたな……一気に行かないと」
オズマはさらに魔法の粉を雄トナカイの頭にかけ全速力を出させるために首を叩いたが何も反応がない。
「たく…どうしよう」
するとカカシが頭で考えあることを思いつく。
「そうだこれを使おう!」
カカシの胸から取り出した光るにんじんそれを剥製に食べさせるとトナカイは興奮しスピードが早くなる。
「これはウィンキーの名産光にんじんさ食べると元気が湧いてくる優れものさ」
「元気が湧くのはいいが……沸きすぎじゃねぇぇ」
皆が乗るソリは猛スピードで駆け抜ける。
――――――――――――
一方その頃
「社長 エメラルドシティの宝石が底をつくとの情報が入りましたどうしますか?」
「ジンジャー そんなことを心配するのか………宝石ならそこらにあるじゃないか」
ラケドーの目に映るものそれは奴隷として働いているエメラルドシティの住人達。
「社長!それは倫理に反する行為ですおやめください」
「倫理??それを気にして商売なんてしていたら売れないだろ??なあ」
ジンジャーはその恐ろしい笑い方に震えていたが同時に怒りが込み上げる。
「……社長あなたには失望いたしました」
ジンジャーはメガネを取りお団子結った髪を取るとオレンジに近い茶色の髪とヘーゼルアイの目がラケドーを映していた。
「なんのつもりだ ジンジャー?」
「……あたしはな家族のためにずっと我慢していたんだよ!!毎日癇癪起こしてお守りをするこっちのみになれ!!バカ社長!!」
ラケドーはジンジャーの豹変に驚きハーブティーをこぼしてしまい……
「………失望したのはこちらだよジンジャー?君のことは期待していたのに」
ラケドーはベルトを着用するとノームの姿になり指をパチンと鳴らすとガフが現れジンジャーを押さえつける。
「はなせ!!はなせよ!!」
「残念だな………君を信じていたのに女の秘書なんで雇うんじゃなかった」
ラケドーが魔法で石に変えようとしたその時上からガシャーンという音と共に現れた人物…
「ラケドー!!エメラルドシティおよびオズの国を返してもらう!!」
そこに現れた煌びやかに光る杖を持つ男
「!!オズマ…」
ラケドーは本来の王族であるオズマを睨みつける。
「あははは私のサインが無効だとやっとわかったようだな!オズマ王子殿下がいる限り貴様の契約は無効 それにより貴様は国への侵略行為および窃盗宝石により貴様はこの国の大罪人となる!」
オズは勝ち誇ったように笑うがラケドーはニヤリと笑う。
「ならオズマの王子をこの世から消し去ればこの国は永遠に私のものとなる…」
パチンと指を鳴らすとラケドーの姿が消える。
「ラケドーめどこに行ったんだ!!」
周りを見るがどこにもいない…………
「くっくっすぐそばにいるじゃないか」
ラケドーの声が聞こえた瞬間エメラルドの鉱石がスミス達に襲いかかる。
そして建物の構造が変わりステージのような姿に変わる。
「社長ついに新しい魔法を習得なされたのですね」
ガフは感動の涙を流すがジンジャーにはそれがわからなかった。
「君たちには特等席で彼らを見てもらおジンジャーの処刑はそのあとだ」
ラケドーがそういった瞬間
ステージはスミスらに襲いかかる。
「!!うわぁぁぁ」
スミス達は鉱石に囲まれ身動きが取れなかったがそれをラケドーが笑いながら睨みつける。
「あははは私に勝てるわけがないだろ!!無駄無駄無駄無駄!!」
ラケドーが高笑いをしているとソリの中に隠れていたビリーナが顔を出しスミスにそっと自分の生んだ卵を差し出し卵を片手にもつ。
「くらえ!!」
ラケドーの皮膚に卵が張り付いた。
「!!あっ!あ!!だま…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
卵アレルギーの症状により一体化したステージが水のように溶けていく…………
「!!今だ!」
オズマは杖を振り上げ魔法を使う………
「ラケドー!!この国から出ていけ!!」
オズマは魔法を放つがラケドーも負けじと魔法を放つ。
「「ウォォォ」」
ラケドーはオズマの魔法跳ね返そうとしたが体が限界を迎え腕が弾き飛ばされ砕かれた。
「うわぁぁぁ」
光と共にラケドーの体は砕かれた醜い何かに変化したそれでもオズマに執着する。
「おず…ま…」
その時「ちょうど食べ頃だね」と何者かが現れラケドーの醜い体を赤い槍で突き刺しまるで骨付き肉のように食べていた。
「うまーい」
ルカ以外その光景に引いていたが一番に彼に注目していたのは……
「ロキ!!どうしてここに!」
「久しぶり~ママー」
ロキと呼ばれた虹色の髪をした道化師はオズをママと呼んだ。
「「「「「「「「ママ!?」」」」」」」」
オズはバツの悪そうな顔をしていた。
「あー説明しないとね……この子はロキ私の……倅」
「そうだよ 俺ちゃんね大魔法使いのオズの子供なんだ~名前はロキ ロッキーって呼んで」
グリンダとボタンは驚く。
「大魔王様には子供はいないと」
「てか父親誰!?」
オズは二人に耳打ちで父親のことを話した。
ロキはあることを思い出しオズマに言う。
「そんなことよりオズマ王子これから王様になるんだから戴冠式とかしないといけないんじゃない????」
ロキはそういうが……
「そうだけど…………まずはオズの国を元に戻さないとな…」
「それなら俺ちゃん手伝うよ」
ラケドーのあとからノームのベルトを取り腰につける。
「あとは俺ちゃんのグングニルを……」
ロキは赤い槍をだしそれを空中に向けケーキのように混ぜる。
「殿下手伝って~」
「うん……」
オズマとロキの魔法が合わさり桃色の空になるとロキがノームのベルトの力を使いエメラルド色の雨を降らせると死の砂漠には緑が戻り住人たちも開放され…エメラルドシティがみるみるうちに元に戻っていく。
そして雨が上がり、春の風と共に虹が出る。
「終わったな」
「そうねスミスくん……」
春の爽やかな風がオズ中に渡って行き皆は喜んだ。
そして………………
美しいファンファーレの音が響く
「オズの国の新たなる国王 オズマ王です」
皆は歓声を上げるこの日オズの国の歴史が動いたのだ。しかしこの二人はカンザスにいる家族のことが心配で仕方がなかった。
「父さんと母さんギ……ギ…」
「ヘンリーおじさんとエムおばさん似合いたいわそれにトトにも」
するとオズマはにっこりと微笑み。
「靴があるじゃないかまた3回踵を鳴らせばいいよ あとその魔法の靴さえあればいつでもオズの国に行けるから安心してね」
二人はオズマの言葉にコクリと頷き三回踵を鳴らそうとするがビリーナが止めた。
「待って私ここに残るわオズの国にいたいの」
ビリーナの言葉にコクリと頷くと二人は三回踵を鳴らし帰っていく……一方その頃
「これでよし」
オズ大魔王は役目を終え故郷のオハマに帰るための気球の準備をしていた。
「ママ?」
「ロキ…………」
ロキは気球を見てにっこりと微笑む。
「わーいママと一緒にオハマに旅行だ」
「ちょっ!!旅行じゃ」
ロキは気球を抑えていたものを魔法で外し気球は宙を舞う。
「うわぁロキ!」
「……オハマに帰るんでしょ??俺ちゃんママと二度と離れたくないから一緒にオハマにいくよ」
ロキの真剣な顔にオズはコクリと頷いた。
「わかったわ……ただし今後悪戯をするならペテン使わないとね」
「さすがママだ!」
二人は笑い合いながらオハマへ旅に出て行った。
――――――――――――――
そしてカンザスに戻った二人は元に戻った人達とパーティを楽しんでいたなんでも畑のとうもろこしが豊作を迎えたかららしい。
スミスの両親もドロシーの義両親やみんな
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