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1.SINGULARITY
少年は魔剣の真髄を垣間見るか
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「……我が工房へようこそ、全く歓迎いたしませんが」
「へえ、ここがルジネの秘密基地なんだ、意外と片付いてるじゃない」
「片付けられない女の代表みたいなお前にだけは言われたくねえ」
渋々メグリを招き入れると、オレは壁に付いている工房の電源を乱暴にぶっ叩く。チカチカと数回点滅して抗議する古ぼけた白い明かりが工房全体を照らす。
改めて見ると人を招くにはあまりにも狭いスペースだ。まあ、誰かを招待するための場所じゃないしな。
簡素な作業机と様々なガラクタで取っ散らかった作業台、それにちょっとした工具棚だけがある。幼なじみとはいえ、そんな場所に連れて来られた女の子は総じて幻滅だろうが。
「よくこんなところ見つけたね」
「こんなところだからこそ見つけたんだよ。誰ももう草と土と虫まみれの内殻なんて興味ないだろ?」
ここはあの橋の下をさらに進んだ誰も気にすら留めないような場所にある。もっと進めば内殻にも行けるかもしれないな。頼まれたってぜってー行かねえけど。
「コイツを改造する」
「ねえ、ルジネ、そんなオモチャを弄るよりちゃんとお金貯めて身体改造しちゃった方がいいと思うけどな。そんなの時代遅れじゃん」
まあ、完全にメグリのおっしゃる通りで、未練がましくバカなことをしているという自覚は確かにある。それ故に否定もできやしない。
「ま、ある意味では革新的だよ」そう、オレの中ではな。
作業台に乗せていたガラクタ共を何の感慨もなく脇にどける。もう、こいつらとはおさらばだ、短い付き合いだったけどそれじゃあな。
そうして空いたスペースに右腕を覆っていた籠手を置き、そして、ポケットからジャンク屋からお借りしたパーツを取り出す。
「で、その気持ち悪い物体は何なの?」
「は? これの魔力が見えないのか?」
「視えない、というか、これからはナノマシンの反応すらないわよ?」
「なんじゃそりゃ、メグリの魔眼も節穴かよ、あとでちゃんとメンテしてもらえよ」
きしりきしりと蠢く超精密機器が垣間見える彼女の魔眼、“LOVE & JOY”は何でもお見通しの義眼だ。オレンジ色のLOVEで物の性質を視て、青眼のJOYで解析を行う。まあ、何でもかんでも視えすぎるのも不便らしくてしっかり制御はしているみたいだ。
それがこのタイミングで不良なんて……あ、さっきの攪乱魔法か。やべ、もうこの話題には触れないでおこう。だけど、視覚機能はちゃんとしているのはなんだ、故障じゃないのか。
「そんなんじゃないわ、本当に何も視えないんだってば」
ぶつぶつ文句言ってるポンコツのメグリは放っておいて、オレは早速作業に取り掛かる。
本当なら明日にしようかと思っていたけど、どうやらオレもわくわくしているみたいだ。
オレの世界はもうすぐ変わる。
そのための力を手に入れた。
なら、ぐっすりおやすみしてる場合じゃないだろ?
「それにしてもこれは元は一体何のパーツだったんだろうな、何かの欠片か?」
「ルジネにもわかんないんじゃん」
メグリのことは無視して改めてまじまじと戦利品を眺めてみる。
手のひらに収まってしまうほどの黒いパーツには回路も接続できそうな箇所もない。まるで巨大なオニキスを砕いたその欠片みたいだ。ん? 何か引っ掻いて刻まれた赤い紋様のようなものが表面にうっすらと光っている。何かの文字みたいにも見えるけどよくわからないな。
こんな素材は見たこともない。
だが、この血みたいにドス黒い欠片がとてつもない魔力を秘めているのは明らかだ。オレにはわかる、こいつはとんでもない物だ。
「触るんじゃないぞ、これは」
「言われなくても触らないよ、キモいもん」
しかしながら。
どこからどう見ても籠手の機構に接続できそうになくてパーツが組み込めない。
せめてこの魔力だけでも抽出できるように。いや、これ自体を改造してしまうのも手かもしれない。
などと悪戦苦闘するうちに。
「痛ッ!」
「だ、大丈夫!?」
「へ、平気だ、ちょっとひび割れで切っただけだ」
手が滑って欠片のひび割れで指を切ってしまった。クソ、欠片に血が付いちまった。
慌ててその辺の布切れで血を拭おうとしたその瞬間。
「な、なんだ!?」
かたん。
突然、欠片が痙攣する。
そして、欠片があたかも生きているかのようにぐじゅりと膿み出し、無数の黒い蛆虫がのたうつ蠢きで拡大していく。
「ひッ……」
思わず飛び退くオレとメグリ。
ぐちゃぐちゃと不快な音を立てて暗黒が広がり撒き散らされる光景は、いくらなんでも気持ち悪すぎる。
そして。
恐れおののくオレ達の目の前に姿を見せたのは。
「な、なんだ、これ……」
それは、ーー漆黒の大剣。
メグリの小柄な身体なら隠れてしまえそうなほど幅広な両刃はオレの身長くらい、大体170センチはあって、一筋の光すら呑み込んでしまいそうな絶望的に暗いオニキスブラックだった。
あの欠片と同様のなめらかに輝く剣身には爪で引っ掻いて削ったようなおぞましい紋様が赤く刻まれていて、それは心臓の脈動が如くどくんどくんと淡く輝いていた。
そんな大剣を握るための柄は無数の漆黒の骨を寄せ集めた意匠を施されていて。
あまりにもグロテスクな様相。
「……ね、ねえ、これ、本当に聖遺物なの?」
「……知らねえよ」
半ば呆然としながらぼそりと答える。
それもそうだろ。
そんなこと言われたってこんな気持ち悪い聖遺物なんて見たことも聞いたこともない。
これは。こんなものは。
きっと何か呪いのアイテムとか使用者の命を削る魔剣だ、そうに違いない。
そうじゃなきゃいけない、そんな気さえするほどに、あまりにも、聖遺物、というイメージからはかけ離れすぎている。
マジかよ、完全にハズレじゃないか。
「ルジネが未だに中二病を患っているとしてもさすがにこんなのをイメージするなんて」
「い、いや、オレじゃないって。誰がこんな気持ち悪いもんイメージするかよ」
オレとメグリはおそるおそる近づいてみるけど、お互いなんとなく触れてみようとは思えず。
腐乱死体なんて見たことないけど、作業台に乗せられた大剣を覗き込むオレ達の様子はまさにそういう不快なものを見ているような気分だった。
「っていうか、すごいエフェクトだったね、まるで本物みたいだったわよ」
「いや……」
あの気持ち悪すぎる顕現が、そして、この指先に確かにじくじく感じる痛みがヴァーチャルだと?
確かにオレは出血もしているが、そんなはずがない。これはただのエフェクト、あまりにもリアルだけど、たかがエフェクトだ。
だけど。
あの欠片は、籠手の中にはもうなかった。
ならば、この目の前にある大剣はなんだ?
どうやって出力されたんだ? こいつから出ている魔力か?
……マジで何なんだよ、これ。
ただただ目の前の不快感しか催さない魔剣を眺めているだけのオレの脳髄に。
(そなたが新たなるわらわが主かや? ならばわらわをその心臓に突き刺すがよい)
「うわッ!?」
突然。
まるで地獄の底に引きずり込もうとする蠱惑的な悪魔の囁き。
見え透いた罠に、それでもなお飛び込んでしまいそうになる甘美なる調べ。
質の悪い催眠アプリにでもあてられたみたいに、くらくらりと思考が歪んでいく気がした。
「どうしたの?」
「……この聖遺物から声がした」
「それじゃあ、契約イベントに進むのね?」
「そ、そういうのもあるんだっけか」
「うん、聖遺物にもよるけどね」
しかし、この大剣、いや、魔剣から発せられた声の通り、そのグロテスクな切っ先を心臓に突き刺すかどうかは。
……さすがに悩むだろ。
「へえ、ここがルジネの秘密基地なんだ、意外と片付いてるじゃない」
「片付けられない女の代表みたいなお前にだけは言われたくねえ」
渋々メグリを招き入れると、オレは壁に付いている工房の電源を乱暴にぶっ叩く。チカチカと数回点滅して抗議する古ぼけた白い明かりが工房全体を照らす。
改めて見ると人を招くにはあまりにも狭いスペースだ。まあ、誰かを招待するための場所じゃないしな。
簡素な作業机と様々なガラクタで取っ散らかった作業台、それにちょっとした工具棚だけがある。幼なじみとはいえ、そんな場所に連れて来られた女の子は総じて幻滅だろうが。
「よくこんなところ見つけたね」
「こんなところだからこそ見つけたんだよ。誰ももう草と土と虫まみれの内殻なんて興味ないだろ?」
ここはあの橋の下をさらに進んだ誰も気にすら留めないような場所にある。もっと進めば内殻にも行けるかもしれないな。頼まれたってぜってー行かねえけど。
「コイツを改造する」
「ねえ、ルジネ、そんなオモチャを弄るよりちゃんとお金貯めて身体改造しちゃった方がいいと思うけどな。そんなの時代遅れじゃん」
まあ、完全にメグリのおっしゃる通りで、未練がましくバカなことをしているという自覚は確かにある。それ故に否定もできやしない。
「ま、ある意味では革新的だよ」そう、オレの中ではな。
作業台に乗せていたガラクタ共を何の感慨もなく脇にどける。もう、こいつらとはおさらばだ、短い付き合いだったけどそれじゃあな。
そうして空いたスペースに右腕を覆っていた籠手を置き、そして、ポケットからジャンク屋からお借りしたパーツを取り出す。
「で、その気持ち悪い物体は何なの?」
「は? これの魔力が見えないのか?」
「視えない、というか、これからはナノマシンの反応すらないわよ?」
「なんじゃそりゃ、メグリの魔眼も節穴かよ、あとでちゃんとメンテしてもらえよ」
きしりきしりと蠢く超精密機器が垣間見える彼女の魔眼、“LOVE & JOY”は何でもお見通しの義眼だ。オレンジ色のLOVEで物の性質を視て、青眼のJOYで解析を行う。まあ、何でもかんでも視えすぎるのも不便らしくてしっかり制御はしているみたいだ。
それがこのタイミングで不良なんて……あ、さっきの攪乱魔法か。やべ、もうこの話題には触れないでおこう。だけど、視覚機能はちゃんとしているのはなんだ、故障じゃないのか。
「そんなんじゃないわ、本当に何も視えないんだってば」
ぶつぶつ文句言ってるポンコツのメグリは放っておいて、オレは早速作業に取り掛かる。
本当なら明日にしようかと思っていたけど、どうやらオレもわくわくしているみたいだ。
オレの世界はもうすぐ変わる。
そのための力を手に入れた。
なら、ぐっすりおやすみしてる場合じゃないだろ?
「それにしてもこれは元は一体何のパーツだったんだろうな、何かの欠片か?」
「ルジネにもわかんないんじゃん」
メグリのことは無視して改めてまじまじと戦利品を眺めてみる。
手のひらに収まってしまうほどの黒いパーツには回路も接続できそうな箇所もない。まるで巨大なオニキスを砕いたその欠片みたいだ。ん? 何か引っ掻いて刻まれた赤い紋様のようなものが表面にうっすらと光っている。何かの文字みたいにも見えるけどよくわからないな。
こんな素材は見たこともない。
だが、この血みたいにドス黒い欠片がとてつもない魔力を秘めているのは明らかだ。オレにはわかる、こいつはとんでもない物だ。
「触るんじゃないぞ、これは」
「言われなくても触らないよ、キモいもん」
しかしながら。
どこからどう見ても籠手の機構に接続できそうになくてパーツが組み込めない。
せめてこの魔力だけでも抽出できるように。いや、これ自体を改造してしまうのも手かもしれない。
などと悪戦苦闘するうちに。
「痛ッ!」
「だ、大丈夫!?」
「へ、平気だ、ちょっとひび割れで切っただけだ」
手が滑って欠片のひび割れで指を切ってしまった。クソ、欠片に血が付いちまった。
慌ててその辺の布切れで血を拭おうとしたその瞬間。
「な、なんだ!?」
かたん。
突然、欠片が痙攣する。
そして、欠片があたかも生きているかのようにぐじゅりと膿み出し、無数の黒い蛆虫がのたうつ蠢きで拡大していく。
「ひッ……」
思わず飛び退くオレとメグリ。
ぐちゃぐちゃと不快な音を立てて暗黒が広がり撒き散らされる光景は、いくらなんでも気持ち悪すぎる。
そして。
恐れおののくオレ達の目の前に姿を見せたのは。
「な、なんだ、これ……」
それは、ーー漆黒の大剣。
メグリの小柄な身体なら隠れてしまえそうなほど幅広な両刃はオレの身長くらい、大体170センチはあって、一筋の光すら呑み込んでしまいそうな絶望的に暗いオニキスブラックだった。
あの欠片と同様のなめらかに輝く剣身には爪で引っ掻いて削ったようなおぞましい紋様が赤く刻まれていて、それは心臓の脈動が如くどくんどくんと淡く輝いていた。
そんな大剣を握るための柄は無数の漆黒の骨を寄せ集めた意匠を施されていて。
あまりにもグロテスクな様相。
「……ね、ねえ、これ、本当に聖遺物なの?」
「……知らねえよ」
半ば呆然としながらぼそりと答える。
それもそうだろ。
そんなこと言われたってこんな気持ち悪い聖遺物なんて見たことも聞いたこともない。
これは。こんなものは。
きっと何か呪いのアイテムとか使用者の命を削る魔剣だ、そうに違いない。
そうじゃなきゃいけない、そんな気さえするほどに、あまりにも、聖遺物、というイメージからはかけ離れすぎている。
マジかよ、完全にハズレじゃないか。
「ルジネが未だに中二病を患っているとしてもさすがにこんなのをイメージするなんて」
「い、いや、オレじゃないって。誰がこんな気持ち悪いもんイメージするかよ」
オレとメグリはおそるおそる近づいてみるけど、お互いなんとなく触れてみようとは思えず。
腐乱死体なんて見たことないけど、作業台に乗せられた大剣を覗き込むオレ達の様子はまさにそういう不快なものを見ているような気分だった。
「っていうか、すごいエフェクトだったね、まるで本物みたいだったわよ」
「いや……」
あの気持ち悪すぎる顕現が、そして、この指先に確かにじくじく感じる痛みがヴァーチャルだと?
確かにオレは出血もしているが、そんなはずがない。これはただのエフェクト、あまりにもリアルだけど、たかがエフェクトだ。
だけど。
あの欠片は、籠手の中にはもうなかった。
ならば、この目の前にある大剣はなんだ?
どうやって出力されたんだ? こいつから出ている魔力か?
……マジで何なんだよ、これ。
ただただ目の前の不快感しか催さない魔剣を眺めているだけのオレの脳髄に。
(そなたが新たなるわらわが主かや? ならばわらわをその心臓に突き刺すがよい)
「うわッ!?」
突然。
まるで地獄の底に引きずり込もうとする蠱惑的な悪魔の囁き。
見え透いた罠に、それでもなお飛び込んでしまいそうになる甘美なる調べ。
質の悪い催眠アプリにでもあてられたみたいに、くらくらりと思考が歪んでいく気がした。
「どうしたの?」
「……この聖遺物から声がした」
「それじゃあ、契約イベントに進むのね?」
「そ、そういうのもあるんだっけか」
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