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魔術の話
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「あれメェルアー大丈夫か?」
「アーフェ教官の指導できのうのよる就寝時間まで勉強してた」
「さすがだな。その勉強熱心さはここの入試満点で入っただけはある」
「メェルアーでしたの?!私を差し置いて学力一位を取ったと噂の一年生は」
「うん。あれくらいならあんきしてたないようでどうにかなる」
「あの中に昨日教えた問題も出てましたのよ?!!!」
「まぁまぁ落ち着けってアーフェ、試験前は勉強するから覚えてても使わないと抜けていくだろ?」
「それはそうですけれども、計算はおろか基礎知識まで抜けることなんてありますの」
「まじか俺と同じだなメェルアー」
「あなたが甘やかすからですよエンリアル」
「いいふうふになれるよ二人なら」
わきゃわきゃと言い合いをしていた二人が固まりお互い顔を見合う。
赤面してすぐに席に着いた。
「あんしんして、きょうのまじゅつはかんぺきだから」
「安心できねーよ、ってか兄貴が担当だろ?黒組でも終わるまでに平然と出来てるやつはいるのかねぇ」
「担任が居ないので私が代わりに受け持つこととなった。生徒に教えられるのは不服かもしれないが、会長として皆を引っ張るくらいの学力はある」
女子達は誰かわかり喜んでいるが、男子陣は半分くらいしか素性を知らないせいか不服そうである。
「生徒の名前と顔は把握しているが、個々の素性までは理解しきれない。もし自分が遅れていると感じたなら、この時間中でも放課後でも構わない。教えてくれ、次からやり方を変えていこうと思う」
ムリアス・オローではなくムリアス会長と名乗り授業を開始した。
「おぉとりぷるちょーくきゃすたー」
三つのチョークを魔術で操作しながら板書していく。
「まずは基礎の魔術とは何か。古来では貴族しか持たないとされていたが…没落や追放、この辺は魔術史で習ったと思うが。今や使えない人が居ないくらいに浸透している」
昔は魔術を民に下さないため、没落貴族の処刑や追放時に左腕を切り落とすなど、様々な処置がとられた。
時代の流れにより残酷過ぎるなど、貴族間で持ち上がった。
一部の国では全員が使えるなど魔術の敷居を下げて、国力に出来た方が得ではないか?
との思案により、地位の低い貴族で魔力を持った子が生まれた場合を民間の子として育てる非人道的な政策がとられたりした。
「っとここまでで質問はあるか?」
ここまでは一般常識である。
「無さそうなので続けるぞ。そんな経緯を持って一般化した魔術は危険な物でもある。詠唱方法や構築式を間違えれば、魔力の流れが変化して身を滅ぼしたり、大切な人を殺してしまうこともある。オレンズ君、式典の疲れが抜けなければ先生に言って休めるが」
ここまでで瞼が半分まで降りている。こくこくと頭が動き、メモはぐにゃぐにゃとした字でなにか書かれていた。
「いやもんだいない。りかいはしているから、ほらめもとれた」
「あ、あぁ…では続けるぞ。まず無詠唱と構築無詠唱の違いからだな」
無詠唱とは咄嗟に出せる魔術であり、出力が不安定でとても危険である。
構築無詠唱とは事前に魔法陣を展開して魔術を撃つ為、安定していてる。
「無詠唱はほら、火の魔術適性が高い私でもこうなる」
暖炉に投げ込めば薪には着くだろうがファイアボールにしては持続性がない
「次に構築無詠唱だ」
喋っている間に魔法陣を展開していく。
「ファイアボール!アイスウォール」
一つの魔法陣からファイアボールが飛び、もう一つから氷の壁が発生して打ち消した。
「コレだけ違いが出る。私が手加減していると勘違いしてもらうのはいい。だが、仮に八百長してでも危険性を伝えたいほど。この学校で年間130件は無詠唱による魔術暴発が原因の怪我を負う生徒がいる。さて次は」
詠唱魔術と構築詠唱魔術。
詠唱魔術とは記憶にある魔力出力形状を言で縛り、瞬時に汲み上げる事。
コレは一般的な使用方法である
構築詠唱魔術とはその場で魔術式を考え構築し、詠唱を行う事。
コレは戦争時などに未知の魔術が飛んできたら行う手段とされている。
最近では民間にやり方が降りて一般化されるのも時間の問題である。
「っと。世界的な共通ルールで覚えるから、言で縛るのは簡単だ。試験などではその言でしか撃たせてもらえないから。変則を目論んで変な言で縛ると今後やりにくくなるぞ」
「ことでしばるですわ。メモがそれてましてよ」
メェルアーは眠気と必死に戦っている。
だが好都合でもあった。
女神としての性質がフル発揮され、事情整理が簡単に行えることとなった。
「初級魔術を教える上で大事なことを忘れていた。君達は魔術適性の精度が全ていい傾向にある。なので初頭から抵抗魔術も教えろと」
抵抗魔術とは10段階で覚える高度魔術である。
抵抗魔術Iの単元では実際に魔術を受けた時にダメージを抑えるという物。
抵抗魔術IIでは魔術防壁と言われる物。
抵抗魔術IIIでは魔術式結界と言われる物。
このあとは応用や細かな特性理解の章が続き、最後の単元となる抵抗魔術Xで初めて解除術式の習得ができる。
「黒組の三年あたりになると魔術式結界の精度テストもある。コレに落ちると一ヶ月特訓機関に入れられる」
ここで最初の授業が終わった。
「攻撃魔術より先に抵抗魔術ってちょっと拍子抜けだよな」
「そうですか?魔力量や適性が極めて高いと、暴発リスクも上がります。先にそれを制御する術を教え込まれるのは常識でしてよ」
「ていこう魔術か、問題ない」
「まぁメェルアーみたいなやつは一定数いるわな」
教室の前、空いたスペースでさっそく試す生徒がちらほらといる。
「わたしもさんかしてくる」
「辞めときなさい、仮にも勇者ですのよ?危険なって」
もう既に居た。
前に立ち、数人に魔術を撃つように指示をしている。
「いい、ミスしても回復してもらえる」
流石に気が引けるのかみんな撃とうとしない。
「なら自分で"この手に集うは赤白の火焔"攻撃魔術I、ファイアボール」
「今詠唱間違っていましたわ?!」
ボフンと音を立てて煙が上がる。
メェルアーは口から煙を吐いてその場に倒れ込んだ。
「アーフェ教官の指導できのうのよる就寝時間まで勉強してた」
「さすがだな。その勉強熱心さはここの入試満点で入っただけはある」
「メェルアーでしたの?!私を差し置いて学力一位を取ったと噂の一年生は」
「うん。あれくらいならあんきしてたないようでどうにかなる」
「あの中に昨日教えた問題も出てましたのよ?!!!」
「まぁまぁ落ち着けってアーフェ、試験前は勉強するから覚えてても使わないと抜けていくだろ?」
「それはそうですけれども、計算はおろか基礎知識まで抜けることなんてありますの」
「まじか俺と同じだなメェルアー」
「あなたが甘やかすからですよエンリアル」
「いいふうふになれるよ二人なら」
わきゃわきゃと言い合いをしていた二人が固まりお互い顔を見合う。
赤面してすぐに席に着いた。
「あんしんして、きょうのまじゅつはかんぺきだから」
「安心できねーよ、ってか兄貴が担当だろ?黒組でも終わるまでに平然と出来てるやつはいるのかねぇ」
「担任が居ないので私が代わりに受け持つこととなった。生徒に教えられるのは不服かもしれないが、会長として皆を引っ張るくらいの学力はある」
女子達は誰かわかり喜んでいるが、男子陣は半分くらいしか素性を知らないせいか不服そうである。
「生徒の名前と顔は把握しているが、個々の素性までは理解しきれない。もし自分が遅れていると感じたなら、この時間中でも放課後でも構わない。教えてくれ、次からやり方を変えていこうと思う」
ムリアス・オローではなくムリアス会長と名乗り授業を開始した。
「おぉとりぷるちょーくきゃすたー」
三つのチョークを魔術で操作しながら板書していく。
「まずは基礎の魔術とは何か。古来では貴族しか持たないとされていたが…没落や追放、この辺は魔術史で習ったと思うが。今や使えない人が居ないくらいに浸透している」
昔は魔術を民に下さないため、没落貴族の処刑や追放時に左腕を切り落とすなど、様々な処置がとられた。
時代の流れにより残酷過ぎるなど、貴族間で持ち上がった。
一部の国では全員が使えるなど魔術の敷居を下げて、国力に出来た方が得ではないか?
との思案により、地位の低い貴族で魔力を持った子が生まれた場合を民間の子として育てる非人道的な政策がとられたりした。
「っとここまでで質問はあるか?」
ここまでは一般常識である。
「無さそうなので続けるぞ。そんな経緯を持って一般化した魔術は危険な物でもある。詠唱方法や構築式を間違えれば、魔力の流れが変化して身を滅ぼしたり、大切な人を殺してしまうこともある。オレンズ君、式典の疲れが抜けなければ先生に言って休めるが」
ここまでで瞼が半分まで降りている。こくこくと頭が動き、メモはぐにゃぐにゃとした字でなにか書かれていた。
「いやもんだいない。りかいはしているから、ほらめもとれた」
「あ、あぁ…では続けるぞ。まず無詠唱と構築無詠唱の違いからだな」
無詠唱とは咄嗟に出せる魔術であり、出力が不安定でとても危険である。
構築無詠唱とは事前に魔法陣を展開して魔術を撃つ為、安定していてる。
「無詠唱はほら、火の魔術適性が高い私でもこうなる」
暖炉に投げ込めば薪には着くだろうがファイアボールにしては持続性がない
「次に構築無詠唱だ」
喋っている間に魔法陣を展開していく。
「ファイアボール!アイスウォール」
一つの魔法陣からファイアボールが飛び、もう一つから氷の壁が発生して打ち消した。
「コレだけ違いが出る。私が手加減していると勘違いしてもらうのはいい。だが、仮に八百長してでも危険性を伝えたいほど。この学校で年間130件は無詠唱による魔術暴発が原因の怪我を負う生徒がいる。さて次は」
詠唱魔術と構築詠唱魔術。
詠唱魔術とは記憶にある魔力出力形状を言で縛り、瞬時に汲み上げる事。
コレは一般的な使用方法である
構築詠唱魔術とはその場で魔術式を考え構築し、詠唱を行う事。
コレは戦争時などに未知の魔術が飛んできたら行う手段とされている。
最近では民間にやり方が降りて一般化されるのも時間の問題である。
「っと。世界的な共通ルールで覚えるから、言で縛るのは簡単だ。試験などではその言でしか撃たせてもらえないから。変則を目論んで変な言で縛ると今後やりにくくなるぞ」
「ことでしばるですわ。メモがそれてましてよ」
メェルアーは眠気と必死に戦っている。
だが好都合でもあった。
女神としての性質がフル発揮され、事情整理が簡単に行えることとなった。
「初級魔術を教える上で大事なことを忘れていた。君達は魔術適性の精度が全ていい傾向にある。なので初頭から抵抗魔術も教えろと」
抵抗魔術とは10段階で覚える高度魔術である。
抵抗魔術Iの単元では実際に魔術を受けた時にダメージを抑えるという物。
抵抗魔術IIでは魔術防壁と言われる物。
抵抗魔術IIIでは魔術式結界と言われる物。
このあとは応用や細かな特性理解の章が続き、最後の単元となる抵抗魔術Xで初めて解除術式の習得ができる。
「黒組の三年あたりになると魔術式結界の精度テストもある。コレに落ちると一ヶ月特訓機関に入れられる」
ここで最初の授業が終わった。
「攻撃魔術より先に抵抗魔術ってちょっと拍子抜けだよな」
「そうですか?魔力量や適性が極めて高いと、暴発リスクも上がります。先にそれを制御する術を教え込まれるのは常識でしてよ」
「ていこう魔術か、問題ない」
「まぁメェルアーみたいなやつは一定数いるわな」
教室の前、空いたスペースでさっそく試す生徒がちらほらといる。
「わたしもさんかしてくる」
「辞めときなさい、仮にも勇者ですのよ?危険なって」
もう既に居た。
前に立ち、数人に魔術を撃つように指示をしている。
「いい、ミスしても回復してもらえる」
流石に気が引けるのかみんな撃とうとしない。
「なら自分で"この手に集うは赤白の火焔"攻撃魔術I、ファイアボール」
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