邪剣を片手に、呪いを身体に

ソラ

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第九話その後 救援

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「はあ。はぁ。手間取らせやがって。」

ここまで俺を追い詰めた奴は初めてだ。あの毒の煙玉を使っておいて良かった。

「・・・しょうがねえ。仲間を起こしに行ってくるか。」

少し足を歩かせるとかなりの仲間が倒れていた。これは派手にやられたな。まさかここまでメチャクチャにされると思っていなかった。

ん?何か路地の向こうが光っているな。もう日が暮れようとしているっていうのになんだ?

「・・・ファイアッ!!」

なんだ!?

瞬時にこのあたりが火で埋め尽くされた。仲間には被害が行っていないが、俺は先ほどの疲れも合わせてもう立っていられないようだ。


「チクショウ・・。一体誰が・・・。」

「良かった~。間に合った!リュータとドウキさんが一向に戻ってきたらこんなことになっているなんて、思いもしなかったよ~。急いでこの人たちを家には運ばなきゃ~!」

「仲間か・・?まさかこんな形で負けるとは・・な・・・。」

そこで俺の意識は暗転した。
         ☀️
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