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33.残酷な仕打ち
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沙耶を連れて二階の部屋に戻った。
「喉が渇いたわね」
和哉の部屋に入るなり、彼女が大きなため息をついた。
「へいへい。気がつかなくて悪うございました」
キッチンに下りて冷蔵庫にあったオレンジジュースをグラスに注いだ。
トレーを持って二階に上がると、桃香が廊下に立ってじっと和哉を見ていた。
「どうしたんだ?」
「奈緒ちゃんと沙耶さんが私の部屋を調べに来たよ」
目つきが鋭い。
「お兄ちゃん、小さなカメラ持ってるから、ぴんときたよ」
眼が完全に兄を疑っている。
「そんなことするわけないだろ」
それみたことか。まったく、家族にあらぬ疑惑を抱かせやがって、どうしてくれるんだ。それにしても、妹にまでそんな疑われ方をされてしまうのか、俺は。
「それは違うわ」
沙耶が和哉の部屋から出てきた。
「怪しい人が桃香ちゃんの部屋の窓の下にいるのを見たって榛原さんがいうから、調べさせてもらったの」
沙耶の言葉に、桃香の表情が変わった。
「それって、誰かが私の部屋に侵入していたってこと?」
「侵入された形跡はなかったから安心して。でも、警戒を怠らないほうがいいわ。油断をすれば大変なことになってしまうかもしれないから」
桃香の顔が青ざめていた。かばってくれるのは嬉しいが、あまり妹に不安を抱さないでほしい。
「心配するな。誰もここには来やしないよ」
桃香を部屋に戻すと、「しばらく部屋で作業するから」と言い残して自分の部屋に戻った。
「妹になんてことを言うんだ。あいつは小学生の頃、ストーカーに付きまとわれたことがあるんだ。妙なこと言って怖がらせないでくれ」
「それは可愛そうなことをしたわね。でも、ある程度衝撃的な内容にしないと、あなたへの疑惑が晴れないわ」
「元はといえば、おまえたちが勝手な濡れ衣を着せたんじゃないか」
「あら、証拠が見つからなかっただけで、あなたが無実だと証明されたわけじゃないわ」
「あのなあ」
この女の相手をしているといい加減、疲れてくる。
モニターを確認する。奈緒がリビングのソファーに座ったまま身動きしない。マイクからも物音ひとつ聞こえてこない。撮影されているので緊張しているようだ。リビングで一人、今、彼女は何を考えているのだろう。液晶画面の中の奈緒の寂しそうで弱々しい姿に、胸が痛んできた。
二人黙ってパソコンの画面を見つめていると、息が詰まってきた。沙耶の横顔をそっと盗み見る。透き通った白い肌。整った綺麗な顔をしている。これで優しくおしとやかだったら、学校のマドンナ的存在になっていただろうに。
「なあ。おまえ、どうして前の学校で催涙スプレーなんて撒いたんだ?」
沙耶が咎めるような目を向けてきた。
「どうしてあなたにそんなこと、話さなくてはいけないのかしら」
「話したくなけりゃ、別にいいよ」
沙耶は口を閉じ、再びパソコンの画面に視線を戻した。
「私、前の学校でいじめられていたの」
「おまえがか? まさか」
「嘘だと思うんなら、別に信じなくてもかまわないわ」
「わかった、信じるよ。それで、いじめた奴らに仕返ししたのか」
「そうよ。催涙スプレーを一本丸ごと、リーダー格の女の顔に吹き付けてやったの。でも、人体に害はないって説明書に書いてあったとおりね。失明すればいいと思ってたのに、次の日には普通に学校に来ていたわ」
沙耶がまた口を噤んだ。感想を述べたかったが、また睨まれるのが嫌で黙っていた。
「こんな私にもね、友達が一人いたの」沙耶が、突然口を開いた。「お昼に一緒にご飯食べたり、一緒に帰ったりする。でも、ある日、彼女が私のことを無視し始めたの。それも、目に涙を浮かべながら。クラスのリーダー格に脅されたってわかったわ。私を無視しないといじめるぞって。よくある話よ」
「それで、退学になるとわかっていて、仕返しにそんなことをしたのか?」
「それくらいのことをしたくなるくらい、嫌な奴だったのよ」
「その子のためにやったんじゃないのかい? おまえが学校にいれば、その子がずっと苦しむことになるからって理由も、あったのかもしれないがな」
沙耶がチラッと和哉を見た。
「さあ、どうかしら」
「そのリーダー格の女にもっと仕返ししてやりたいと思ってるなら、付き合ってやってもいいぞ」
沙耶がまた和哉を見た。
「あなたなんか連れて行ったら、あいつらに鼻で嗤われるわ。気持ち悪い男と付き合ってるなって」
「そうだな。それに、おまえは自分の力で立ち上がり、抗った。それで十分だ」
「あら、褒めてくれても何も出ないわよ」
「気にするな。この前の高級メロンの返礼だ」
ドアベルの鳴る音がした。モニターの中の奈緒が、飛び上がるようにソファーから立ちあがった。
「来たぞ」
「この部屋の窓から見えるかしら?」
「向こうに気づかれるから、顔を出すな」
奈緒の姿が消えた。物音一つしないモニターを、二人でじっと見つめる。しばらくして、奈緒がリビングに戻ってきた。
髪を明るい色に染めた少女が、モニターに映った。女が奈緒の前に座った。
「あれが美登里?」
「だろうな」
二人でモニターに見入り、マイクに耳を澄ました。
「ポーチ、返して」美登里が先に口を開いた。
「ここにはないわ。友達に預けてあるの」
沙耶が手に持った黒いポーチを見た。
「中に何が隠してあったのか、わかったの?」
奈緒が黙って頷いた。
「USBがあったでしょ?」
「拷問クラブの?」
美登里が黙った。カメラの一つには背中を向けているので、どんな表情なのかわからない。もう一つのカメラが横顔をとらえていたが、無表情だ。
「どこまで知ってんの?」美登里がようやく喋った。
「女の子をお金持ちの変態の好きにさせてるってこと、スカルって不良グループが女の子を調達してること、豊商の女の子が一人殺されたってこと」
「凄いじゃん」美登里が手を叩いたが、奈緒は彼女を睨んだままだ。
「私を拷問クラブの生贄にしようとしたの?」
しばらく黙っていた美登里が、ふと髪をかきあげた。
「幸せそうなあんたにむかついてたの。あんた、あの施設に来て、不幸な他人を見て自分の幸せに酔っていたでしょ?」
「そんなことない!」
「私にはわかるの。そんな人間をいっぱい見てきたから。ボランティアなんて、所詮は自己満足よ。そんなに可哀想な子供を救いたいのなら、この家を売ってお金を全部寄付してよ。それで百人の子供たちがもう少しまともになれるわ」
「酷い……」
「そっちこそ、私たちみたいなのを哀れんでいたくせに。なんて可哀想な子達なのって顔してた」
「そんなこと……」
「あんたは知らないでしょ。あの施設にいる女の子、みんな剃刀を持っているのよ。どうしてだかわかる? 同じ施設にいる男の子や男性職員から身を守るためよ」
思わず息を飲んだ。施設の子供たちがそんな苛酷な状況に置かれているなど、夢にも思っていなかった。
沙耶を盗み見た。彼女も固まったまま動かない。ただ、膝の上に置いた拳をぐっと握り締めていた。
「私たちがどんな目にあってきたかも知らないくせに。あんたの自己満足のために利用されるのも癪だったから、不幸な目にあわせてやろうってずっと思ってたのよ」
奈緒が下を向いて泣き出した。友達だと信じていたのに裏切られていた。奈緒のような女の子にとっては残酷な仕打ちだ。
「いくわよ」沙耶が立ちあがった。彼女の目が怒りでたぎっている。これ以上見ていられなくなったのだろう。
「よし、行こう」
上着を手にとって部屋のドアを開けた。
桃香がドアのすぐ外で聞き耳を立てていた。
「喉が渇いたわね」
和哉の部屋に入るなり、彼女が大きなため息をついた。
「へいへい。気がつかなくて悪うございました」
キッチンに下りて冷蔵庫にあったオレンジジュースをグラスに注いだ。
トレーを持って二階に上がると、桃香が廊下に立ってじっと和哉を見ていた。
「どうしたんだ?」
「奈緒ちゃんと沙耶さんが私の部屋を調べに来たよ」
目つきが鋭い。
「お兄ちゃん、小さなカメラ持ってるから、ぴんときたよ」
眼が完全に兄を疑っている。
「そんなことするわけないだろ」
それみたことか。まったく、家族にあらぬ疑惑を抱かせやがって、どうしてくれるんだ。それにしても、妹にまでそんな疑われ方をされてしまうのか、俺は。
「それは違うわ」
沙耶が和哉の部屋から出てきた。
「怪しい人が桃香ちゃんの部屋の窓の下にいるのを見たって榛原さんがいうから、調べさせてもらったの」
沙耶の言葉に、桃香の表情が変わった。
「それって、誰かが私の部屋に侵入していたってこと?」
「侵入された形跡はなかったから安心して。でも、警戒を怠らないほうがいいわ。油断をすれば大変なことになってしまうかもしれないから」
桃香の顔が青ざめていた。かばってくれるのは嬉しいが、あまり妹に不安を抱さないでほしい。
「心配するな。誰もここには来やしないよ」
桃香を部屋に戻すと、「しばらく部屋で作業するから」と言い残して自分の部屋に戻った。
「妹になんてことを言うんだ。あいつは小学生の頃、ストーカーに付きまとわれたことがあるんだ。妙なこと言って怖がらせないでくれ」
「それは可愛そうなことをしたわね。でも、ある程度衝撃的な内容にしないと、あなたへの疑惑が晴れないわ」
「元はといえば、おまえたちが勝手な濡れ衣を着せたんじゃないか」
「あら、証拠が見つからなかっただけで、あなたが無実だと証明されたわけじゃないわ」
「あのなあ」
この女の相手をしているといい加減、疲れてくる。
モニターを確認する。奈緒がリビングのソファーに座ったまま身動きしない。マイクからも物音ひとつ聞こえてこない。撮影されているので緊張しているようだ。リビングで一人、今、彼女は何を考えているのだろう。液晶画面の中の奈緒の寂しそうで弱々しい姿に、胸が痛んできた。
二人黙ってパソコンの画面を見つめていると、息が詰まってきた。沙耶の横顔をそっと盗み見る。透き通った白い肌。整った綺麗な顔をしている。これで優しくおしとやかだったら、学校のマドンナ的存在になっていただろうに。
「なあ。おまえ、どうして前の学校で催涙スプレーなんて撒いたんだ?」
沙耶が咎めるような目を向けてきた。
「どうしてあなたにそんなこと、話さなくてはいけないのかしら」
「話したくなけりゃ、別にいいよ」
沙耶は口を閉じ、再びパソコンの画面に視線を戻した。
「私、前の学校でいじめられていたの」
「おまえがか? まさか」
「嘘だと思うんなら、別に信じなくてもかまわないわ」
「わかった、信じるよ。それで、いじめた奴らに仕返ししたのか」
「そうよ。催涙スプレーを一本丸ごと、リーダー格の女の顔に吹き付けてやったの。でも、人体に害はないって説明書に書いてあったとおりね。失明すればいいと思ってたのに、次の日には普通に学校に来ていたわ」
沙耶がまた口を噤んだ。感想を述べたかったが、また睨まれるのが嫌で黙っていた。
「こんな私にもね、友達が一人いたの」沙耶が、突然口を開いた。「お昼に一緒にご飯食べたり、一緒に帰ったりする。でも、ある日、彼女が私のことを無視し始めたの。それも、目に涙を浮かべながら。クラスのリーダー格に脅されたってわかったわ。私を無視しないといじめるぞって。よくある話よ」
「それで、退学になるとわかっていて、仕返しにそんなことをしたのか?」
「それくらいのことをしたくなるくらい、嫌な奴だったのよ」
「その子のためにやったんじゃないのかい? おまえが学校にいれば、その子がずっと苦しむことになるからって理由も、あったのかもしれないがな」
沙耶がチラッと和哉を見た。
「さあ、どうかしら」
「そのリーダー格の女にもっと仕返ししてやりたいと思ってるなら、付き合ってやってもいいぞ」
沙耶がまた和哉を見た。
「あなたなんか連れて行ったら、あいつらに鼻で嗤われるわ。気持ち悪い男と付き合ってるなって」
「そうだな。それに、おまえは自分の力で立ち上がり、抗った。それで十分だ」
「あら、褒めてくれても何も出ないわよ」
「気にするな。この前の高級メロンの返礼だ」
ドアベルの鳴る音がした。モニターの中の奈緒が、飛び上がるようにソファーから立ちあがった。
「来たぞ」
「この部屋の窓から見えるかしら?」
「向こうに気づかれるから、顔を出すな」
奈緒の姿が消えた。物音一つしないモニターを、二人でじっと見つめる。しばらくして、奈緒がリビングに戻ってきた。
髪を明るい色に染めた少女が、モニターに映った。女が奈緒の前に座った。
「あれが美登里?」
「だろうな」
二人でモニターに見入り、マイクに耳を澄ました。
「ポーチ、返して」美登里が先に口を開いた。
「ここにはないわ。友達に預けてあるの」
沙耶が手に持った黒いポーチを見た。
「中に何が隠してあったのか、わかったの?」
奈緒が黙って頷いた。
「USBがあったでしょ?」
「拷問クラブの?」
美登里が黙った。カメラの一つには背中を向けているので、どんな表情なのかわからない。もう一つのカメラが横顔をとらえていたが、無表情だ。
「どこまで知ってんの?」美登里がようやく喋った。
「女の子をお金持ちの変態の好きにさせてるってこと、スカルって不良グループが女の子を調達してること、豊商の女の子が一人殺されたってこと」
「凄いじゃん」美登里が手を叩いたが、奈緒は彼女を睨んだままだ。
「私を拷問クラブの生贄にしようとしたの?」
しばらく黙っていた美登里が、ふと髪をかきあげた。
「幸せそうなあんたにむかついてたの。あんた、あの施設に来て、不幸な他人を見て自分の幸せに酔っていたでしょ?」
「そんなことない!」
「私にはわかるの。そんな人間をいっぱい見てきたから。ボランティアなんて、所詮は自己満足よ。そんなに可哀想な子供を救いたいのなら、この家を売ってお金を全部寄付してよ。それで百人の子供たちがもう少しまともになれるわ」
「酷い……」
「そっちこそ、私たちみたいなのを哀れんでいたくせに。なんて可哀想な子達なのって顔してた」
「そんなこと……」
「あんたは知らないでしょ。あの施設にいる女の子、みんな剃刀を持っているのよ。どうしてだかわかる? 同じ施設にいる男の子や男性職員から身を守るためよ」
思わず息を飲んだ。施設の子供たちがそんな苛酷な状況に置かれているなど、夢にも思っていなかった。
沙耶を盗み見た。彼女も固まったまま動かない。ただ、膝の上に置いた拳をぐっと握り締めていた。
「私たちがどんな目にあってきたかも知らないくせに。あんたの自己満足のために利用されるのも癪だったから、不幸な目にあわせてやろうってずっと思ってたのよ」
奈緒が下を向いて泣き出した。友達だと信じていたのに裏切られていた。奈緒のような女の子にとっては残酷な仕打ちだ。
「いくわよ」沙耶が立ちあがった。彼女の目が怒りでたぎっている。これ以上見ていられなくなったのだろう。
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