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黒のベンツから降りた黒崎亮次が、アパートを見上げた。黒崎に続いて桐生美里が助手席からおりた。両脇に建つ古いアパートの間を縫って奥にある階段へと至る道は、香港の貧民窟の路地裏のごとき、暗くて湿っぽい不気味な様相を呈している。切れかけた蛍光灯の明かりがちかちかと二人を照らす。
黒崎がアパートの玄関を開ける。靴置き場には靴とゴミが混在し、数十本のビール瓶、一升瓶、焼酎やウィスキーの空き瓶から転がっている。はち切れそうになるまでゴミが詰め込まれたビニール袋がいくつも置かれてあり、紙くずが床のいたるところに散らばっていた。中国人の住人が多いこのアパートは、どこもゴミで溢れている。
「汚ねえなぁ、いつきてもここは」
黒崎が顔を歪めた。
二人はアパートの階段を静かに上がっていった。階段を上りきり突き当りまで廊下を歩いていく。二〇六号室のドアをノックすると、中から佐川が顔を出した。卑屈な作り笑いを浮かべて頭を下げる佐川の前を通って、黒崎と美里が薄暗い框に上がった。
奥の居間に入る。スナック類の紙くず、空き缶、ペットボトル、酒瓶、それに猥褻な雑誌などが、床が見えないほど散乱していた。部屋の隅には女性の下着が丸まって転がっている。
部屋の中央に万年床が敷いてあり、その上に武藤が胡坐をかいで座っていた。
「たまには掃除くらいしろ」
黒崎の言葉に武藤が苦笑いしながら頭を掻いた。美里は部屋の隅の、比較的ゴミの少ない場所を選んで立った。異様な匂いが鼻をついた。
「ここ、くさい」
美里がそういって、足元にあるゴミ箱を見た。中は丸まったティッシュで溢れていた。
「女は?」
「昼前におまわりが巡回していたので、美里の借りているアパートに連れて行きました。今、誠が見張ってます」
そういって、武藤が美里のほうを見た。
「ほら、十グラムある。当面はこれで足りるだろ」
黒崎がポケットから透明なビニール袋に二重に包んだ覚せい剤を取り出して、武藤に渡した。
「女を見に行く」
黒崎と美里がベンツに乗り、武藤と佐川が中古のカローラでその後を追った。十分ほどで美里が借りている盛り場に近いアパートに着いた。
ドアに鍵がかかっていたので、美里が鍵をカバンから取り出してドアを開けた。部屋に入ると、裸になった誠がベッドに寝かせた全裸の少女の上に覆いかぶさっていた。部屋に入ってきた四人を見て、誠が慌てて掛け布団を引き寄せ下半身を隠した。
「てめえ、売り物に何しやがる!」
黒崎が叫んで誠を足蹴にした。
「すんません! 堪忍してください!」
蹲って泣き叫ぶ誠を、黒崎は容赦なく蹴り続けた。
美里がベッドの上の少女を見た。股間から誠の精液が漏れ出て、べっとりとシーツを汚していた。
「この馬鹿! シーツを汚すなっていったでしょ!」
美里はきっと誠を睨んだ。
「お前、何発やったんだ?」
卑猥な笑みを浮かべながら、佐川が誠を見た。武藤は部屋の隅に立って無関心そうに成り行きを見ている。
「まだ一発だけっす」
流れ出る鼻血を止めようとタオルで押さえながら誠が泣き声で応えた。曝け出された股間には、萎びたペニスがだらりとうな垂れている。
少女は薬を飲まされたのか、意識が朦朧としており、まどろんだ視線が宙を泳いでいた。黒崎は女の顎を掴んで自分のほうに顔を向けた。
「なんだよ、これは。女子高生なら誰でもいいってわけじゃないぜ。もっと選んで連れてこいよ」
「でも、結構いい身体してますでしょ。それに、あそこの締り具合もまあまあでしたし」
佐川が少女のむっちりとした白い身体を撫でた。歳のわりに大きな乳房が、仰向けに寝かされた少女の胸の上でこんもりと盛り上がっていた。
「てめえも突っ込んだのか?」
佐川が慌ててかぶりを振った。
「い、いえ、指入れて確かめたんすよ」
「せめて、この前美里が連れてきた奴くらいのレベルで頼むぜ。いくら身体がエロくたって、こんな面じゃ、高く売れねえだろうが。こいつら繋いどくためのシャブだって安くないんだ」
タバコを咥えた黒崎が煙たそうに誠を見た。
「なんだ、これは!」
黒崎が誠の左腕を取り上げた。ひじの内側に多数の注射跡があった。
「てめえ、シャブ喰ってやがったのか!」
そういって、誠を殴り飛ばした。
「ゆ、許して!」
「お前に喰わせるためにシャブ渡してんじゃねえんだぞ!」
全裸で蹲る誠に容赦のない蹴りを入れた。
「おい、ケン、こいつを押さえてろ」
黒崎の指示通り、佐川が誠を羽交い絞めにする。黒崎がナイフを取り出した。
「チンポぶった切ってやる」
黒崎の凄まじい形相におびえきった誠の顔が、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになっていた。
「ゆ、許してください! 許してください!」
「誠、もう諦めろ」
後ろから佐川が笑いながら囁いた。
「オイ、美里。こいつのチンポおっ立てろ」
「えっ? 私が? 嫌よ、そんなの」
「いいから早くしろ。こんな粗末なチンポでも、最後くらいは美人に扱かれたいだろ」
美里がため息をついて誠の足元にひざまづいた。
「ほら、脚広げなさい」
そういって、股間で小さく縮んでいるペニスを指でつまんだ。美里が指先で亀頭を刺激すると、陰毛に隠れていたペニスが膨張し始め、握れる大きさになった。美里が慣れた手つきで誠のペニスを扱き始めると、あっという間にペニスが勃起して天井を向いた。
「美里、そのまま持ってろよ」
黒崎がかがんで、勃起した誠のペニスの根元にナイフの刃を押し当てた。
「ああああっ!」
恐怖で顔を引きつらせていた誠が絶叫し、体を震わせて射精した。ペニスの先から勢いよく飛び出た精液が美里の手を汚した。美里が悲鳴を上げて手を引っ込めた。
「何するのよ!」
美里が誠の頬を張り倒したが、誠は既に気絶していた。
「ははは、こいつ、ちびりやがったぜ。情けねえ奴だ」
黒崎と、誠を羽交い絞めにしていた佐川が大笑いした。美里は洗面所に飛び込み、手についた誠の精液を洗い流した。そして、手にハンドソープをつけて、皮膚まで擦り取ってしまいそうな勢いでごしごし洗い始めた。
「いいか。漬け終わった女は大事な商品だ。お前たちも手を出すんじゃねえぞ」
黒崎は床に座るとポケットからタバコを取り出した。武藤がすばやく近寄って、ライターで黒崎の咥えたタバコに火をつける。
「女を漬けるときはポンプを使うなよ。注射痕が残ると売り物にならなくなる。オマンコかケツの穴から入れろ」
少女の腕を調べながら黒崎が低い声でつぶやく。
「はい、わかってます」
「武藤。女子高生もっと攫ってシャブ中にしろや。客はいくらでもいるんだ」
「はい」
美里が手首を鼻に近づけながら洗面所から出てきた。
「薬が効いているうちに運び出す。美里、女の股間を綺麗にして服を着せろ」
「ええっ? 嫌よ。またこいつのザーメン触るの」
「早くしろ。今日のお前は文句が多いぞ」
美里はしぶしぶ少女に近づくと、さっき自分が使った濡れタオルで少女の股間を拭った。精液独特の漂白剤のような匂いに美里が顔をしかめる。少女に下着をつけさせようとしてぐるりと見回したが、見当たらなかった。武藤のアパートに入ったとき、丸まった女性用の下着が床に転がっていたのを思い出した。下着もはかせずにここに連れてきたのだ。佐川も武藤もあの部屋で女を輪姦したに違いない。
美里は裸の少女に直接制服を着せた。
「あれ? ここどこ?」
美里に頬を叩かれ、少女が目を覚ました。辺りを泳いでいた焦点の定まらない目が、美里の所で止まった。
「そろそろいく時間よ」
「ねえ、あなた誰? 気持ちよくなる薬、持ってる?」
「持ってるわ。私についてきたらいっぱいあげる」
少女はにっこり笑うと、ふらつく足で立ち上がった。
締め切られた窓のわずかな隙間から、盛り場からの光が入る。その一筋の光を浴びて、美里は自分の体の上で蠢く影を見ていた。黒崎亮次が美里の耳を舐めた。耳元で黒崎の荒い息がする。
反吐が出るほどこの男のことが嫌いだった。嫌いなはずなのに、奥を激しく突かれると、こんな男の薄汚い分身にすら感じてしまう。自分の淫らな身体を美里は憎んだ。
「へへ……もっと悶えろよ。もっと」
黒崎が腰の動きを速めた。右手の指で熱くなった部分を嬲る。身体に電流が流されたような快感が走り、身体をのけぞらせて小さく叫ぶ。
「どうだ、美里。もっと絞めてみろ」
暗闇に浮かび上がった黒崎の顔は、まさに悪鬼そのものだった。 ねっとりとした視線を美里に浴びせながら、さらに美里の核を弄んだ。
歯を食いしばり、襲いかかってくる快感に耐える美里が声を漏らす。しかし意志とは関係なく、美里のそこは中にいる黒崎に吸い付くように収縮した。
美里の端正な美貌が歪む。黒崎は息を荒げて 激しく美里を責めた。
「ああ……」
激しい尿意を催してきた。奥を激しく突かれてその時を迎えようとすると、いつもこうなる。美里は喘ぎながら、黒崎に訴えた。
「漏らしそう……」
「へへへ、いいぞ、漏らしちまえ」
黒崎が激しく攻めにかかる。やがて全身がはげしく痙攣し、美里は悶え哭いた。子宮が激しく収縮し、黒崎を締める。激しく美里を突く黒崎が呻き声を上げた。
絶叫と同時に、黒崎と結合して開き切った粘膜の襞から、尿が大量に飛び散った。 達しながら放尿する美里の姿に昂奮した黒崎が動きを速めた。 気を失いかけている美里を、黒崎が構わず攻めたてる。 尿で濡れたシーツが冷たい。やがて黒崎が雄叫びをあげて、ぐったりしている美里の中で射精した
黒崎が息を荒げながら美里から出た。身体の中から精液が漏れ出る感覚に、美里は思わず腿を閉じた。男の匂いが鼻をつく。
この匂い、大嫌い。
「ベッドがぐしょぐしょだぜ」
黒崎がベッドから下りても、美里はしばらく自分の尿で濡れたシーツの上でぐったりしていた。ようやく重い身体を起こし、ベッドから降りる。黒崎は全裸のままソファーに座って煙草を燻らせていた。一糸まとわぬ美しい美里をみても、性欲を満たした黒崎は眉一つ動かさない。さっきまで野獣のようにぎらついていた目が、生気を抜かれたようにどろんとしている。
シャワーを浴び終わり、バスタオルを身体に巻いてベッドルームに戻ると、黒崎はテレビのアダルト番組を見ていた。
「不細工な女優使いやがって。乳がでかいだけじゃねえか」
ミニバーのウィスキーをあおりながら黒崎があざ笑うかのように言った。美里が黒崎のそばの床にぺたんと尻をつけて座った。
黒崎の股間で、シリコンの粒が植え込まれたペニスがいびつな形になって萎んでいた。先から精液の残渣が垂れている。それを見て美里は顔を歪めた。
「美里、どこかからいい女連れてこいよ。金になる女子高生。お前が連れてくる奴って、生意気だし、我慢がきかねえし、使いにくいから店の奴らも足元見やがる。あんなのはいらねえんだ。もう、女子高生ってだけじゃ、高く売れねえんだから」
「家出少女なんてみんな似たようなものよ。世の中なめまくってるヤリマンばかりなのに、上品に躾なんてされてるわけないじゃん」
「じゃあ、お前の学校から誰か引っ張ってこいよ。いいところのお嬢さんがいっぱいいるだろう、あの学校にゃ」
黒崎が腕を伸ばして美里の髪を撫でた。ねっとりした視線に悪寒が走る。
「可愛いバージンを買いたいってスケベ親父が、世の中にはいっぱいいるんだ。特に中国人の変態野郎には、金持ってる奴が多いんだよ。お前の学校から誰か極上の同級生を引っ張って来いよ」
「嫌よ。学校の子には手を出したくないの」
美里がそういって黒崎から顔を背ける。突然、左頬が焼けるように弾けた。悲鳴をあげて美里は床の上に倒れた。身体にまとっていたバスタオルがはだけて身体を離れ、床にふわりと落ちる。美里の白い乳房が大きく揺れた。黒崎はソファーから立ち上がると蹲る美里をたて続けに蹴った。
「おめえ、誰に物言ってんだ! ああ? 最近、ずいぶん生意気じゃねえか! こらぁ!」
「やめて!」
美里が悲鳴をあげながら泣き叫ぶ。黒崎は美里の髪を掴んで持ち上げ、頬を張り倒し続けた。
「わかった! いうこと聞くから、もうやめて! 殴らないで!」
黒崎は美里を殴るのをやめた。肩で荒い息をしながら美里を見下ろしている。美里は床にうつぶせたまま泣き続けた。
「すまなかったな、美里ぉ」
猫なで声を上げながら、黒崎が美里の頭を撫でた。黒崎の股間がいつの間にか力を漲らせていた。いくつも埋め込まれたでき物のようなシリコンの粒が、欲情した陰茎をグロテスクなオブジェに変えている。
黒崎が美里の膣に触れた。
「もう濡れちまったのか。しょうがねえマゾ女だな」
黒崎は美里を四つん這いにすると、後ろから凶暴なペニスを再び美里の膣にねじ込んだ。
黒崎がアパートの玄関を開ける。靴置き場には靴とゴミが混在し、数十本のビール瓶、一升瓶、焼酎やウィスキーの空き瓶から転がっている。はち切れそうになるまでゴミが詰め込まれたビニール袋がいくつも置かれてあり、紙くずが床のいたるところに散らばっていた。中国人の住人が多いこのアパートは、どこもゴミで溢れている。
「汚ねえなぁ、いつきてもここは」
黒崎が顔を歪めた。
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「ここ、くさい」
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「女は?」
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そういって、武藤が美里のほうを見た。
「ほら、十グラムある。当面はこれで足りるだろ」
黒崎がポケットから透明なビニール袋に二重に包んだ覚せい剤を取り出して、武藤に渡した。
「女を見に行く」
黒崎と美里がベンツに乗り、武藤と佐川が中古のカローラでその後を追った。十分ほどで美里が借りている盛り場に近いアパートに着いた。
ドアに鍵がかかっていたので、美里が鍵をカバンから取り出してドアを開けた。部屋に入ると、裸になった誠がベッドに寝かせた全裸の少女の上に覆いかぶさっていた。部屋に入ってきた四人を見て、誠が慌てて掛け布団を引き寄せ下半身を隠した。
「てめえ、売り物に何しやがる!」
黒崎が叫んで誠を足蹴にした。
「すんません! 堪忍してください!」
蹲って泣き叫ぶ誠を、黒崎は容赦なく蹴り続けた。
美里がベッドの上の少女を見た。股間から誠の精液が漏れ出て、べっとりとシーツを汚していた。
「この馬鹿! シーツを汚すなっていったでしょ!」
美里はきっと誠を睨んだ。
「お前、何発やったんだ?」
卑猥な笑みを浮かべながら、佐川が誠を見た。武藤は部屋の隅に立って無関心そうに成り行きを見ている。
「まだ一発だけっす」
流れ出る鼻血を止めようとタオルで押さえながら誠が泣き声で応えた。曝け出された股間には、萎びたペニスがだらりとうな垂れている。
少女は薬を飲まされたのか、意識が朦朧としており、まどろんだ視線が宙を泳いでいた。黒崎は女の顎を掴んで自分のほうに顔を向けた。
「なんだよ、これは。女子高生なら誰でもいいってわけじゃないぜ。もっと選んで連れてこいよ」
「でも、結構いい身体してますでしょ。それに、あそこの締り具合もまあまあでしたし」
佐川が少女のむっちりとした白い身体を撫でた。歳のわりに大きな乳房が、仰向けに寝かされた少女の胸の上でこんもりと盛り上がっていた。
「てめえも突っ込んだのか?」
佐川が慌ててかぶりを振った。
「い、いえ、指入れて確かめたんすよ」
「せめて、この前美里が連れてきた奴くらいのレベルで頼むぜ。いくら身体がエロくたって、こんな面じゃ、高く売れねえだろうが。こいつら繋いどくためのシャブだって安くないんだ」
タバコを咥えた黒崎が煙たそうに誠を見た。
「なんだ、これは!」
黒崎が誠の左腕を取り上げた。ひじの内側に多数の注射跡があった。
「てめえ、シャブ喰ってやがったのか!」
そういって、誠を殴り飛ばした。
「ゆ、許して!」
「お前に喰わせるためにシャブ渡してんじゃねえんだぞ!」
全裸で蹲る誠に容赦のない蹴りを入れた。
「おい、ケン、こいつを押さえてろ」
黒崎の指示通り、佐川が誠を羽交い絞めにする。黒崎がナイフを取り出した。
「チンポぶった切ってやる」
黒崎の凄まじい形相におびえきった誠の顔が、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになっていた。
「ゆ、許してください! 許してください!」
「誠、もう諦めろ」
後ろから佐川が笑いながら囁いた。
「オイ、美里。こいつのチンポおっ立てろ」
「えっ? 私が? 嫌よ、そんなの」
「いいから早くしろ。こんな粗末なチンポでも、最後くらいは美人に扱かれたいだろ」
美里がため息をついて誠の足元にひざまづいた。
「ほら、脚広げなさい」
そういって、股間で小さく縮んでいるペニスを指でつまんだ。美里が指先で亀頭を刺激すると、陰毛に隠れていたペニスが膨張し始め、握れる大きさになった。美里が慣れた手つきで誠のペニスを扱き始めると、あっという間にペニスが勃起して天井を向いた。
「美里、そのまま持ってろよ」
黒崎がかがんで、勃起した誠のペニスの根元にナイフの刃を押し当てた。
「ああああっ!」
恐怖で顔を引きつらせていた誠が絶叫し、体を震わせて射精した。ペニスの先から勢いよく飛び出た精液が美里の手を汚した。美里が悲鳴を上げて手を引っ込めた。
「何するのよ!」
美里が誠の頬を張り倒したが、誠は既に気絶していた。
「ははは、こいつ、ちびりやがったぜ。情けねえ奴だ」
黒崎と、誠を羽交い絞めにしていた佐川が大笑いした。美里は洗面所に飛び込み、手についた誠の精液を洗い流した。そして、手にハンドソープをつけて、皮膚まで擦り取ってしまいそうな勢いでごしごし洗い始めた。
「いいか。漬け終わった女は大事な商品だ。お前たちも手を出すんじゃねえぞ」
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「はい、わかってます」
「武藤。女子高生もっと攫ってシャブ中にしろや。客はいくらでもいるんだ」
「はい」
美里が手首を鼻に近づけながら洗面所から出てきた。
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「ええっ? 嫌よ。またこいつのザーメン触るの」
「早くしろ。今日のお前は文句が多いぞ」
美里はしぶしぶ少女に近づくと、さっき自分が使った濡れタオルで少女の股間を拭った。精液独特の漂白剤のような匂いに美里が顔をしかめる。少女に下着をつけさせようとしてぐるりと見回したが、見当たらなかった。武藤のアパートに入ったとき、丸まった女性用の下着が床に転がっていたのを思い出した。下着もはかせずにここに連れてきたのだ。佐川も武藤もあの部屋で女を輪姦したに違いない。
美里は裸の少女に直接制服を着せた。
「あれ? ここどこ?」
美里に頬を叩かれ、少女が目を覚ました。辺りを泳いでいた焦点の定まらない目が、美里の所で止まった。
「そろそろいく時間よ」
「ねえ、あなた誰? 気持ちよくなる薬、持ってる?」
「持ってるわ。私についてきたらいっぱいあげる」
少女はにっこり笑うと、ふらつく足で立ち上がった。
締め切られた窓のわずかな隙間から、盛り場からの光が入る。その一筋の光を浴びて、美里は自分の体の上で蠢く影を見ていた。黒崎亮次が美里の耳を舐めた。耳元で黒崎の荒い息がする。
反吐が出るほどこの男のことが嫌いだった。嫌いなはずなのに、奥を激しく突かれると、こんな男の薄汚い分身にすら感じてしまう。自分の淫らな身体を美里は憎んだ。
「へへ……もっと悶えろよ。もっと」
黒崎が腰の動きを速めた。右手の指で熱くなった部分を嬲る。身体に電流が流されたような快感が走り、身体をのけぞらせて小さく叫ぶ。
「どうだ、美里。もっと絞めてみろ」
暗闇に浮かび上がった黒崎の顔は、まさに悪鬼そのものだった。 ねっとりとした視線を美里に浴びせながら、さらに美里の核を弄んだ。
歯を食いしばり、襲いかかってくる快感に耐える美里が声を漏らす。しかし意志とは関係なく、美里のそこは中にいる黒崎に吸い付くように収縮した。
美里の端正な美貌が歪む。黒崎は息を荒げて 激しく美里を責めた。
「ああ……」
激しい尿意を催してきた。奥を激しく突かれてその時を迎えようとすると、いつもこうなる。美里は喘ぎながら、黒崎に訴えた。
「漏らしそう……」
「へへへ、いいぞ、漏らしちまえ」
黒崎が激しく攻めにかかる。やがて全身がはげしく痙攣し、美里は悶え哭いた。子宮が激しく収縮し、黒崎を締める。激しく美里を突く黒崎が呻き声を上げた。
絶叫と同時に、黒崎と結合して開き切った粘膜の襞から、尿が大量に飛び散った。 達しながら放尿する美里の姿に昂奮した黒崎が動きを速めた。 気を失いかけている美里を、黒崎が構わず攻めたてる。 尿で濡れたシーツが冷たい。やがて黒崎が雄叫びをあげて、ぐったりしている美里の中で射精した
黒崎が息を荒げながら美里から出た。身体の中から精液が漏れ出る感覚に、美里は思わず腿を閉じた。男の匂いが鼻をつく。
この匂い、大嫌い。
「ベッドがぐしょぐしょだぜ」
黒崎がベッドから下りても、美里はしばらく自分の尿で濡れたシーツの上でぐったりしていた。ようやく重い身体を起こし、ベッドから降りる。黒崎は全裸のままソファーに座って煙草を燻らせていた。一糸まとわぬ美しい美里をみても、性欲を満たした黒崎は眉一つ動かさない。さっきまで野獣のようにぎらついていた目が、生気を抜かれたようにどろんとしている。
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黒崎の股間で、シリコンの粒が植え込まれたペニスがいびつな形になって萎んでいた。先から精液の残渣が垂れている。それを見て美里は顔を歪めた。
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美里がそういって黒崎から顔を背ける。突然、左頬が焼けるように弾けた。悲鳴をあげて美里は床の上に倒れた。身体にまとっていたバスタオルがはだけて身体を離れ、床にふわりと落ちる。美里の白い乳房が大きく揺れた。黒崎はソファーから立ち上がると蹲る美里をたて続けに蹴った。
「おめえ、誰に物言ってんだ! ああ? 最近、ずいぶん生意気じゃねえか! こらぁ!」
「やめて!」
美里が悲鳴をあげながら泣き叫ぶ。黒崎は美里の髪を掴んで持ち上げ、頬を張り倒し続けた。
「わかった! いうこと聞くから、もうやめて! 殴らないで!」
黒崎は美里を殴るのをやめた。肩で荒い息をしながら美里を見下ろしている。美里は床にうつぶせたまま泣き続けた。
「すまなかったな、美里ぉ」
猫なで声を上げながら、黒崎が美里の頭を撫でた。黒崎の股間がいつの間にか力を漲らせていた。いくつも埋め込まれたでき物のようなシリコンの粒が、欲情した陰茎をグロテスクなオブジェに変えている。
黒崎が美里の膣に触れた。
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