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優しい人の本性
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ゆらゆらと身体が水の上で漂っていた。なのに身体を捩れば衣擦れの音がする。口は半開きで『ん……ぁ…、や、ん』と吐息のように漏れる声がどこからか聞こえてくる。艶のある濡れた声だ。クチュクチュと淫らな音がさらに耳を弄るように聞こえてきた。
水の上はこんなにも気持ち良いのか、ゆさゆさ揺れる身体は勝手に自らの奥をこじ開けてきた何かの侵入をいとも容易く受け入れ、そのままグチャ、ねちゃ、と粘着質な音が身体の下肢からする。
なんだろう、とゆっくりリーシャは瞼を開けた。ゆさゆさと揺れる感触は続き、それに合わせて『ぁっ、ぁ…っ…ん、ん、ぁ……』とダラしなく開いた口から勝手に出ていた。
「ぁ…っ、え、あ、え?」
「あー、起きたか。ほら。見えるかリーシャ。お前の可愛い可愛い蕾だったココ。俺のを一生懸命咥えてんだろ?」
「あっ! え、え?え? なに、あ゛っ!なんで、、ぇっ!」
リーシャに覆いかぶさる男は、どちゅっ、どちゅっと腰を動かすのは止めずにわざとリーシャに見えるように大袈裟に動いて見せた。
男は信じられないことに、レオナルドその人であった。
「あっ、あっ、やぁ!なんで、ど、うし……っ!れ、おな…っ!」
他の誰も受け入れたことの無い慎ましかったそれは、健気にも男の怒張を受け入れてヒクヒクとしていた。もともとレオナルドとリーシャの体格差は大人と子供とまではいかなくとも近しいくらいに差があった。それゆえ、リーシャのモノと比べても圧倒的な男根は、最早凶器と言っても過言ではないほどに長大であった。
リーシャがひきつる喉を抑えながら、ゆさゆさと体が揺らされる合間に恐る恐る覗き込むとバッチリ、リーシャの中に収まっている。
「なんで、なんで、ぇっ! あんっ!」
「なんでって、ヤリたいからだろ。はー…当たりだなこりゃ。部下にやらねぇようにしねぇとなぁ」
どうして、何故。
リーシャの知るレオナルドは、他人に無体を強いるような人物ではなかった。いつも優しく、多少口の悪さがあっても気安く親切な男であった。
それがどうして。リーシャが男を変える何かをしてしまったのだろうか。酩酊している頭で必死に考えても、ぐちゃぐちゃと身体の奥を暴かれる感覚に邪魔されて上手く考えられなくなってしまう。
「やぁっ、あっ、あっ! あん!」
「ははは。すげーエロ。初めてなのに気持ちイイんだろ? こっちの才能あるよ、リーシャ」
こっちとは、どっちなのか。尋ねようとしても快楽が邪魔をしてくる。
レオナルドの言う通り、リーシャはこの初めての行為に気持ち良さを感じていた。生まれてこの方、夢精以外での肉欲を感じたことがないリーシャにとって強すぎる快楽だった。
「はー…女抱くより最高だな。完全処女。これから俺の癖、いっぱいつけてやるからな」
「やぁ゛っ! あっ、だめ…ぇ…!れおな、ぁ゛!~~っっ!」
反応がイイ一点を狙われ続け、ついにリーシャは快楽の頂点へと達した。リーシャ本人はまだ混乱したまま、身体だけがビクビクとイヤらしく反応していた。チカチカと星が舞う中、レオナルドは今まで見た事ないような意地の悪そうな、いや、極悪そうな微笑みでリーシャを見下ろしている。
これが、この男の、本性?
では今までのレオナルドは一体何処にいってしまったのだ。
「は、は…っ、はぁ……っ!やあ!やだぁ!あ゛っ!」
「いやいや。リーシャだけ気持ち良くてどうすんだよ。俺はまだイってねぇよ」
「いや、いやぁあ!!」
出来うる限りの抵抗をしても、リーシャの抵抗など赤子の手をひねるより簡単だろう。ましてや今は身体が絶頂を迎えたばかりで上手く力が入らず、手も足もガクガクと震えている。
起き上がろうとしても、レオナルドはリーシャの手を顔の横に縛り付けるように握られてしまう。ひっ、と喉が引きつった瞬間、唇に温かな感触が落とされる。
「ん…っ! ぁ、んん……ふっ……ん…っ」
口いっぱいにレオナルドの厚い舌で嬲られ、上顎を擦られると腰がぞわりと勝手に疼く。
こんなの知らない。今までの人生で必要にも思わなかった。神殿の中で惚れた腫れたを聞かない訳ではなく、こういう行為も少なからずある事は知っていた。
けれどリーシャには必要なかった。スラーナディア神に祈りを捧げ、人々に治癒を施し、また祈る。これがリーシャの全てで、これからもこれが全てだと思ってきた。
なのに。
「あっ……! やだ、まって、まって、やだ、やだぁ……あ゛っ!」
「子供じゃねぇんだ。やだやだなんてワガママ聞くと思うか?」
ググ、とレオナルドの怒張がさらに増したような気がして怖くなって、子供のようにただを捏ねるような声を上げた。けれども聞いてもらえるわけもない。レオナルドは悪どく微笑みながらリーシャの奥に腰を打ち付けた。
「あっ、あ゛、や、あ……!あっ!」
「涙なんか流して。本当に可哀想で可愛いな。ははっ、これからずっと楽しもうな、リーシャ?」
リーシャのこめかみに涙が流れた。しかしその涙を見てもレオナルドの心は痛む気配がなく、ただただ面白くて仕方ないといった様子だった。
涙はそのまま、ただシーツの海に染み込むだけだった。
水の上はこんなにも気持ち良いのか、ゆさゆさ揺れる身体は勝手に自らの奥をこじ開けてきた何かの侵入をいとも容易く受け入れ、そのままグチャ、ねちゃ、と粘着質な音が身体の下肢からする。
なんだろう、とゆっくりリーシャは瞼を開けた。ゆさゆさと揺れる感触は続き、それに合わせて『ぁっ、ぁ…っ…ん、ん、ぁ……』とダラしなく開いた口から勝手に出ていた。
「ぁ…っ、え、あ、え?」
「あー、起きたか。ほら。見えるかリーシャ。お前の可愛い可愛い蕾だったココ。俺のを一生懸命咥えてんだろ?」
「あっ! え、え?え? なに、あ゛っ!なんで、、ぇっ!」
リーシャに覆いかぶさる男は、どちゅっ、どちゅっと腰を動かすのは止めずにわざとリーシャに見えるように大袈裟に動いて見せた。
男は信じられないことに、レオナルドその人であった。
「あっ、あっ、やぁ!なんで、ど、うし……っ!れ、おな…っ!」
他の誰も受け入れたことの無い慎ましかったそれは、健気にも男の怒張を受け入れてヒクヒクとしていた。もともとレオナルドとリーシャの体格差は大人と子供とまではいかなくとも近しいくらいに差があった。それゆえ、リーシャのモノと比べても圧倒的な男根は、最早凶器と言っても過言ではないほどに長大であった。
リーシャがひきつる喉を抑えながら、ゆさゆさと体が揺らされる合間に恐る恐る覗き込むとバッチリ、リーシャの中に収まっている。
「なんで、なんで、ぇっ! あんっ!」
「なんでって、ヤリたいからだろ。はー…当たりだなこりゃ。部下にやらねぇようにしねぇとなぁ」
どうして、何故。
リーシャの知るレオナルドは、他人に無体を強いるような人物ではなかった。いつも優しく、多少口の悪さがあっても気安く親切な男であった。
それがどうして。リーシャが男を変える何かをしてしまったのだろうか。酩酊している頭で必死に考えても、ぐちゃぐちゃと身体の奥を暴かれる感覚に邪魔されて上手く考えられなくなってしまう。
「やぁっ、あっ、あっ! あん!」
「ははは。すげーエロ。初めてなのに気持ちイイんだろ? こっちの才能あるよ、リーシャ」
こっちとは、どっちなのか。尋ねようとしても快楽が邪魔をしてくる。
レオナルドの言う通り、リーシャはこの初めての行為に気持ち良さを感じていた。生まれてこの方、夢精以外での肉欲を感じたことがないリーシャにとって強すぎる快楽だった。
「はー…女抱くより最高だな。完全処女。これから俺の癖、いっぱいつけてやるからな」
「やぁ゛っ! あっ、だめ…ぇ…!れおな、ぁ゛!~~っっ!」
反応がイイ一点を狙われ続け、ついにリーシャは快楽の頂点へと達した。リーシャ本人はまだ混乱したまま、身体だけがビクビクとイヤらしく反応していた。チカチカと星が舞う中、レオナルドは今まで見た事ないような意地の悪そうな、いや、極悪そうな微笑みでリーシャを見下ろしている。
これが、この男の、本性?
では今までのレオナルドは一体何処にいってしまったのだ。
「は、は…っ、はぁ……っ!やあ!やだぁ!あ゛っ!」
「いやいや。リーシャだけ気持ち良くてどうすんだよ。俺はまだイってねぇよ」
「いや、いやぁあ!!」
出来うる限りの抵抗をしても、リーシャの抵抗など赤子の手をひねるより簡単だろう。ましてや今は身体が絶頂を迎えたばかりで上手く力が入らず、手も足もガクガクと震えている。
起き上がろうとしても、レオナルドはリーシャの手を顔の横に縛り付けるように握られてしまう。ひっ、と喉が引きつった瞬間、唇に温かな感触が落とされる。
「ん…っ! ぁ、んん……ふっ……ん…っ」
口いっぱいにレオナルドの厚い舌で嬲られ、上顎を擦られると腰がぞわりと勝手に疼く。
こんなの知らない。今までの人生で必要にも思わなかった。神殿の中で惚れた腫れたを聞かない訳ではなく、こういう行為も少なからずある事は知っていた。
けれどリーシャには必要なかった。スラーナディア神に祈りを捧げ、人々に治癒を施し、また祈る。これがリーシャの全てで、これからもこれが全てだと思ってきた。
なのに。
「あっ……! やだ、まって、まって、やだ、やだぁ……あ゛っ!」
「子供じゃねぇんだ。やだやだなんてワガママ聞くと思うか?」
ググ、とレオナルドの怒張がさらに増したような気がして怖くなって、子供のようにただを捏ねるような声を上げた。けれども聞いてもらえるわけもない。レオナルドは悪どく微笑みながらリーシャの奥に腰を打ち付けた。
「あっ、あ゛、や、あ……!あっ!」
「涙なんか流して。本当に可哀想で可愛いな。ははっ、これからずっと楽しもうな、リーシャ?」
リーシャのこめかみに涙が流れた。しかしその涙を見てもレオナルドの心は痛む気配がなく、ただただ面白くて仕方ないといった様子だった。
涙はそのまま、ただシーツの海に染み込むだけだった。
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