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番外編
口説かれる side レイリー
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レイリー=スタームが治癒師として活躍し始めたのは、十五歳の時だった。
貴族の子供が働くには早めの年齢であったが、父に強要され治療院で働き始めた。
レイリーは何も最初から才能があった訳ではなかった。治療院で働き始めた頃は、擦り傷を治せる程度であった。
才能が開花し始めたのは、2年後の事だった。
2年間、必死に働き、医学書を読んだりして学んだ。人体の解剖、生理、病理、果ては公衆衛生までの書物を読み漁り、自身の中でそれを噛み砕き、理解するまで繰り返し勉強をした。
例えば、内臓がぐちゃぐちゃであっても、元の位置を理解し、その臓器の役割はなんなのか。
全身熱傷ならば、皮膚の爛れがどの程度なのか理解し、水分がどの程度失われていて、取り戻さなくてはならないのか。
また、傷口や欠損した部位からの感染ならば、何に感染し、どの程度の壊死が進んでいるのか。
これらを理解した時、才能を発揮し始めたのだ。
そうして、レイリーは『神の手』と呼ばれるほどに成績を上げた。
さすがはスターム家、そう言われる度に吐き気がした。
父は金の亡者であり、母が亡くなってからそれは顕著になった。次男と三男はそんな父を見限り、家を飛び出した。
レイリーも次男と三男が飛び出してしばらくしてから家を出た。
五男のイヴも連れ出そうとしたのだが、イヴは自らを落ちこぼれと称し、父の庇護下に居なくては生きていけないと思い込んでいた。
何度諭してもその考えが変わらなかったのは、父のモラルハラスメントが大きかったと思う。
レイリーは、長男とはやり取りを続けていた。
1年前に、イヴが家を出て辺境に行った。
カシミールからの送金による臨時収入があったものの、イヴの『天使の手』としての治療費はかなりの金額であったことから、イヴが居なくなった瞬間から火の車になり始めた。
長男もこれ以上の没落はマズイと思い、父を何とか引退に追い込んだらしい。
父は最後まで納得しなかったが、長男が何をしたのか、最後は怯えるように引退したようだった。
我慢強かった長男がキレた、と長年スターム家に仕えている使用人から聞かされた。
長男は慎重な男であり、スターム家はなんとか首の皮一枚繋がった状態を保っている。
そしてレイリーは、カシミールがイヴを辺境から連れ戻したことで、イヴをスターム家に置いていった罪悪感から解放された。
父の言うことに従い続けたイヴは、最低なことをカシミールにした。
しかしそれでも、イヴがカシミールに出会うきっかけとスターム家を出る決心がついたのならば、最低なことも必然であり、運命であったのではないかとレイリーは思った。
そして現在、イヴ=スタームがイヴ=グランティーノになってからおよそ4ヶ月が経とうとしていた。
「兄様、今日も治療に向かわれますか?」
執務中のレイリーに声をかけたのは、弟のイヴであった。
イヴは、レイリーが家を出る際に置いていった薄情者であっても、いつまでも敬ってくれている。
尊敬の念を込めての兄様、と呼んでくれることに少しくすぐったさを感じつつも、それが嬉しいという感情に違いない。
「ああ、あの子はまだ治療が必要だからね。もうそろそろで完治しそうだが」
「……兄様は本当に凄いですね、 小児がん ですら治療できるなんて」
「本当は、皆に理解して欲しいのだけれど。なかなか教育は難しい」
「兄様が言ってることが理解出来たとしても、私は治療出来ないのが悩ましいです」
イヴは痛みに対する治療は他の追随を許さないが、傷や内部の病気に関する治療の才能は発揮しなかった。
他の治癒師にも、病気を理解して治療するように教育するが、一人でやるには限界があり、なかなか教育しきれない。
だからこそ、レイリーはどの治癒師よりも忙しい。
「公爵家のラヴェル=アンデルベリ様も、兄様にきっと感謝してますね」
「……感謝、だけなら良かったのだが」
レイリーには、教育に関する悩みの他に、もうひとつ大きな悩みがあった。
「何かあったのですか?」
「いや……何でもないよ。行ってくる」
「? はい、行ってらっしゃい」
イヴに見送られ、アンデルベリ家へ馬車で向かった。
レイリーは溜息を深く、深くついた。
治癒をすることが苦痛なのではない。
レイリーにとって仕事は生き甲斐で、治療することは息をすることと同意であり、治療しないと手が疼く。
それくらい、レイリーにとって仕事はなくてはならないものだった。
なので、この溜息は今から治療する病気に関することではない。
公爵家に到着し、いつも通り使用人に患者のいるベッドまで案内される。
ベッドの上で長座しているのは、八歳の子供であるラヴェル=アンデルベリであった。
ラヴェルは艶やかな青黒い夜色の髪をしており、礼儀正しい彼にピッタリだった。そしてグレースピネルの瞳が更に落ち着いた印象を際立たせている。
「本日もよろしくお願いします」
「レイリーさん! よろしくお願いします!」
レイリーの姿を見れば、花笑みをするラヴェル。その姿はまるで絵画に描かれた天使のようであった。
「レイリーさん、この間のお話考えてくださいましたか?」
しかし、天使はつい最近変わってしまった。
「何度聞かれようと、答えは同じです」
「そんな風に言われると悲しいです…」
恐らく、フリではなく本当に悲しいのだろう。しょぼんと落ち込むラヴェルを見てレイリーの胸が痛む。
しかし、相手は八歳だ。
「でも絶対に僕は諦めませんからね」
「……諦めてください」
「レイリーさんがいつか僕のこと好きになってくれるように頑張ります」
そう、レイリーの大きな悩みは、
「レイリーさん、大好きです」
八歳の子供に、本気で口説かれている事だった。
貴族の子供が働くには早めの年齢であったが、父に強要され治療院で働き始めた。
レイリーは何も最初から才能があった訳ではなかった。治療院で働き始めた頃は、擦り傷を治せる程度であった。
才能が開花し始めたのは、2年後の事だった。
2年間、必死に働き、医学書を読んだりして学んだ。人体の解剖、生理、病理、果ては公衆衛生までの書物を読み漁り、自身の中でそれを噛み砕き、理解するまで繰り返し勉強をした。
例えば、内臓がぐちゃぐちゃであっても、元の位置を理解し、その臓器の役割はなんなのか。
全身熱傷ならば、皮膚の爛れがどの程度なのか理解し、水分がどの程度失われていて、取り戻さなくてはならないのか。
また、傷口や欠損した部位からの感染ならば、何に感染し、どの程度の壊死が進んでいるのか。
これらを理解した時、才能を発揮し始めたのだ。
そうして、レイリーは『神の手』と呼ばれるほどに成績を上げた。
さすがはスターム家、そう言われる度に吐き気がした。
父は金の亡者であり、母が亡くなってからそれは顕著になった。次男と三男はそんな父を見限り、家を飛び出した。
レイリーも次男と三男が飛び出してしばらくしてから家を出た。
五男のイヴも連れ出そうとしたのだが、イヴは自らを落ちこぼれと称し、父の庇護下に居なくては生きていけないと思い込んでいた。
何度諭してもその考えが変わらなかったのは、父のモラルハラスメントが大きかったと思う。
レイリーは、長男とはやり取りを続けていた。
1年前に、イヴが家を出て辺境に行った。
カシミールからの送金による臨時収入があったものの、イヴの『天使の手』としての治療費はかなりの金額であったことから、イヴが居なくなった瞬間から火の車になり始めた。
長男もこれ以上の没落はマズイと思い、父を何とか引退に追い込んだらしい。
父は最後まで納得しなかったが、長男が何をしたのか、最後は怯えるように引退したようだった。
我慢強かった長男がキレた、と長年スターム家に仕えている使用人から聞かされた。
長男は慎重な男であり、スターム家はなんとか首の皮一枚繋がった状態を保っている。
そしてレイリーは、カシミールがイヴを辺境から連れ戻したことで、イヴをスターム家に置いていった罪悪感から解放された。
父の言うことに従い続けたイヴは、最低なことをカシミールにした。
しかしそれでも、イヴがカシミールに出会うきっかけとスターム家を出る決心がついたのならば、最低なことも必然であり、運命であったのではないかとレイリーは思った。
そして現在、イヴ=スタームがイヴ=グランティーノになってからおよそ4ヶ月が経とうとしていた。
「兄様、今日も治療に向かわれますか?」
執務中のレイリーに声をかけたのは、弟のイヴであった。
イヴは、レイリーが家を出る際に置いていった薄情者であっても、いつまでも敬ってくれている。
尊敬の念を込めての兄様、と呼んでくれることに少しくすぐったさを感じつつも、それが嬉しいという感情に違いない。
「ああ、あの子はまだ治療が必要だからね。もうそろそろで完治しそうだが」
「……兄様は本当に凄いですね、 小児がん ですら治療できるなんて」
「本当は、皆に理解して欲しいのだけれど。なかなか教育は難しい」
「兄様が言ってることが理解出来たとしても、私は治療出来ないのが悩ましいです」
イヴは痛みに対する治療は他の追随を許さないが、傷や内部の病気に関する治療の才能は発揮しなかった。
他の治癒師にも、病気を理解して治療するように教育するが、一人でやるには限界があり、なかなか教育しきれない。
だからこそ、レイリーはどの治癒師よりも忙しい。
「公爵家のラヴェル=アンデルベリ様も、兄様にきっと感謝してますね」
「……感謝、だけなら良かったのだが」
レイリーには、教育に関する悩みの他に、もうひとつ大きな悩みがあった。
「何かあったのですか?」
「いや……何でもないよ。行ってくる」
「? はい、行ってらっしゃい」
イヴに見送られ、アンデルベリ家へ馬車で向かった。
レイリーは溜息を深く、深くついた。
治癒をすることが苦痛なのではない。
レイリーにとって仕事は生き甲斐で、治療することは息をすることと同意であり、治療しないと手が疼く。
それくらい、レイリーにとって仕事はなくてはならないものだった。
なので、この溜息は今から治療する病気に関することではない。
公爵家に到着し、いつも通り使用人に患者のいるベッドまで案内される。
ベッドの上で長座しているのは、八歳の子供であるラヴェル=アンデルベリであった。
ラヴェルは艶やかな青黒い夜色の髪をしており、礼儀正しい彼にピッタリだった。そしてグレースピネルの瞳が更に落ち着いた印象を際立たせている。
「本日もよろしくお願いします」
「レイリーさん! よろしくお願いします!」
レイリーの姿を見れば、花笑みをするラヴェル。その姿はまるで絵画に描かれた天使のようであった。
「レイリーさん、この間のお話考えてくださいましたか?」
しかし、天使はつい最近変わってしまった。
「何度聞かれようと、答えは同じです」
「そんな風に言われると悲しいです…」
恐らく、フリではなく本当に悲しいのだろう。しょぼんと落ち込むラヴェルを見てレイリーの胸が痛む。
しかし、相手は八歳だ。
「でも絶対に僕は諦めませんからね」
「……諦めてください」
「レイリーさんがいつか僕のこと好きになってくれるように頑張ります」
そう、レイリーの大きな悩みは、
「レイリーさん、大好きです」
八歳の子供に、本気で口説かれている事だった。
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