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学園編
まさかの死亡フラグ!
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乗馬の授業が始まって、適当な馬を選んで騎乗していたら三人一組で競争をすることになった。
そもそも私達はまだデネブに入ったばかりなのに乗馬の基礎とか教わらずにさせられたけど、それでいいのか、学園。
案の定、リシュアンはできないっぽいから体調不良で逃げたし。
まあ、別に私はできるからいいけどさ。
攻略キャラやカレン様は順当に一位になってて、双子も別々の組み分けで一位になってた。
私は最後の組になって、乗りやすいのもあって結構差をつけて一位になると思ったのに、いきなり馬の脚が沈んで態勢を崩しちゃった。
いきなりでびっくりしたけど、なんとか態勢を整えて走り切った。
黒影に乗ってもっと悪路を行ったことあるから良かったけど、そうじゃなきゃまさかの死亡フラグ回収になるとこだった。
カレン様を助けるためには危険なこともあるかもとは思ってたけど、何の関係もないところで死亡フラグ回収とか、全然笑えない。
先生は私の心配をするどころか、見苦しいから減点対象ですよって言うし。
他の生徒達もこそこそ話してるだけだったし、歓迎されてないなぁ。
ロイとルイは普通に心配してくれたけど、幸先悪いなー。
今日は乗馬の授業の次、礼儀作法の授業が最後だった。
私も一応成り上がりとは言えど伯爵家の令嬢なので、マナーや貴族の礼儀作法は一通り教わってるし、学習院にいたときも忘れないようにマナーや礼儀作法の本とかは持ってったから、恐らく及第点は貰えると思うんだけど、如何せん、暮らした期間がヒオウギの方が長くてちょっと不安。
リシュアンや王子たちは流石に攻略対象なのもあって完ぺきだ。
カレン様も悪役令嬢はハイスペックっていう感じですごくキレイ。
私や双子もなんとか、すごく不満そうだけど先生の及第点を貰えた。双子ができたのは意外だなって思った。
ヒオウギの良いところの坊ちゃんだったりするのかな?二人の家がどういうのとかは聞いたことないけど。
というか先生のあの態度は失敗すればいいのにとか思ってそうでやな感じ。
とりあえずこれで、クラス替え最初の初日は終わった。
私はカレン様と話したかったけど、カレン様は先に帰ってしまったので、明日授業が始まる前に話しかけようと決意して、仮の家に帰宅した。
家には大体生活に必要なものと授業で必要なものしか持ってきてない。
家の近くに厩舎を作ったのがちょっとした贅沢かな。
あとは気分転換のためのチェス盤とか。
どうせ実家から行くのは時間的にきついって理由で学園の近くの家を借りただけだし、卒業すれば引き払う予定だから家具とかは軽めにしか置いてない。
まあ、貴族が暮らすには似合わないって思うかもだけど、私は気にしないし見られなければ問題もないし。
一学期二日目の本日、きょ、今日こそカレン様に話しかけようと意気込んで教室に入ると、カレン様の取り巻きの令嬢が近寄ってくる。
「あなた、モルトさんね?カレンさんがあなたに用があるから、放課後時間の都合をつけれらないかしら?」
え?え?カレン様が私に用がある?え?え?これって何?私なんかカレン様に怒られることした?
混乱する頭でちょっと言葉がおかしくなった気はするけど、一先ずカレン様に会えることを喜ぼう。
取り巻きの令嬢に了承の言葉を言った後は、全然これっぽっちも授業に身が入らなかったけど、既に知っていることだったから、先生に名指しでこの問題わかりますかって言われても普通に答えられた。
なんかあの先生、私に突っかかってくるんだよなー。
成金貴族が気に食わないって感じかな?
でも、先生の方が成金貴族よりもヒドイというかイタイセンスしてるのに。
今日の授業も恙なく終わって、私史上一世一代の見せ場がやってきた気がする。
「よくいらしたわね。まずは自己紹介から始めた方がよろしいかしら?」
「あっ、いえ、存じておりますので大丈夫です、こちらこそ名乗ったほうがいいですよね。私、モルト伯爵家が長女、リア・モルトと申します」
「あら、私のことをご存じなのね」
「は、はい、貴族名鑑は頭に入れておりますので、取り巻、えーとじゃなくてそちらにいらっしゃる方々の名前もわかります」
「そうでしたの、流石はクラス替えのテストをオール満点でクリアする実力の持ち主ですわね。モルト伯爵様は良い教育をされていらっしゃるようで」
「あ、はいっ、ありがとうございます?あの、それで、本日はどういった御用なのでしょうか?」
「あら、私としたことが、話が逸れてしまったわね。貴女をお呼びしたのは私のお友達になっていただきたかったのよ。デネブに上がったばかりでまだ右も左もわからないでしょうし、私としても、貴女とはお友達になりたかったのでいい機会かと思いましたの」
そもそも私達はまだデネブに入ったばかりなのに乗馬の基礎とか教わらずにさせられたけど、それでいいのか、学園。
案の定、リシュアンはできないっぽいから体調不良で逃げたし。
まあ、別に私はできるからいいけどさ。
攻略キャラやカレン様は順当に一位になってて、双子も別々の組み分けで一位になってた。
私は最後の組になって、乗りやすいのもあって結構差をつけて一位になると思ったのに、いきなり馬の脚が沈んで態勢を崩しちゃった。
いきなりでびっくりしたけど、なんとか態勢を整えて走り切った。
黒影に乗ってもっと悪路を行ったことあるから良かったけど、そうじゃなきゃまさかの死亡フラグ回収になるとこだった。
カレン様を助けるためには危険なこともあるかもとは思ってたけど、何の関係もないところで死亡フラグ回収とか、全然笑えない。
先生は私の心配をするどころか、見苦しいから減点対象ですよって言うし。
他の生徒達もこそこそ話してるだけだったし、歓迎されてないなぁ。
ロイとルイは普通に心配してくれたけど、幸先悪いなー。
今日は乗馬の授業の次、礼儀作法の授業が最後だった。
私も一応成り上がりとは言えど伯爵家の令嬢なので、マナーや貴族の礼儀作法は一通り教わってるし、学習院にいたときも忘れないようにマナーや礼儀作法の本とかは持ってったから、恐らく及第点は貰えると思うんだけど、如何せん、暮らした期間がヒオウギの方が長くてちょっと不安。
リシュアンや王子たちは流石に攻略対象なのもあって完ぺきだ。
カレン様も悪役令嬢はハイスペックっていう感じですごくキレイ。
私や双子もなんとか、すごく不満そうだけど先生の及第点を貰えた。双子ができたのは意外だなって思った。
ヒオウギの良いところの坊ちゃんだったりするのかな?二人の家がどういうのとかは聞いたことないけど。
というか先生のあの態度は失敗すればいいのにとか思ってそうでやな感じ。
とりあえずこれで、クラス替え最初の初日は終わった。
私はカレン様と話したかったけど、カレン様は先に帰ってしまったので、明日授業が始まる前に話しかけようと決意して、仮の家に帰宅した。
家には大体生活に必要なものと授業で必要なものしか持ってきてない。
家の近くに厩舎を作ったのがちょっとした贅沢かな。
あとは気分転換のためのチェス盤とか。
どうせ実家から行くのは時間的にきついって理由で学園の近くの家を借りただけだし、卒業すれば引き払う予定だから家具とかは軽めにしか置いてない。
まあ、貴族が暮らすには似合わないって思うかもだけど、私は気にしないし見られなければ問題もないし。
一学期二日目の本日、きょ、今日こそカレン様に話しかけようと意気込んで教室に入ると、カレン様の取り巻きの令嬢が近寄ってくる。
「あなた、モルトさんね?カレンさんがあなたに用があるから、放課後時間の都合をつけれらないかしら?」
え?え?カレン様が私に用がある?え?え?これって何?私なんかカレン様に怒られることした?
混乱する頭でちょっと言葉がおかしくなった気はするけど、一先ずカレン様に会えることを喜ぼう。
取り巻きの令嬢に了承の言葉を言った後は、全然これっぽっちも授業に身が入らなかったけど、既に知っていることだったから、先生に名指しでこの問題わかりますかって言われても普通に答えられた。
なんかあの先生、私に突っかかってくるんだよなー。
成金貴族が気に食わないって感じかな?
でも、先生の方が成金貴族よりもヒドイというかイタイセンスしてるのに。
今日の授業も恙なく終わって、私史上一世一代の見せ場がやってきた気がする。
「よくいらしたわね。まずは自己紹介から始めた方がよろしいかしら?」
「あっ、いえ、存じておりますので大丈夫です、こちらこそ名乗ったほうがいいですよね。私、モルト伯爵家が長女、リア・モルトと申します」
「あら、私のことをご存じなのね」
「は、はい、貴族名鑑は頭に入れておりますので、取り巻、えーとじゃなくてそちらにいらっしゃる方々の名前もわかります」
「そうでしたの、流石はクラス替えのテストをオール満点でクリアする実力の持ち主ですわね。モルト伯爵様は良い教育をされていらっしゃるようで」
「あ、はいっ、ありがとうございます?あの、それで、本日はどういった御用なのでしょうか?」
「あら、私としたことが、話が逸れてしまったわね。貴女をお呼びしたのは私のお友達になっていただきたかったのよ。デネブに上がったばかりでまだ右も左もわからないでしょうし、私としても、貴女とはお友達になりたかったのでいい機会かと思いましたの」
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