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交渉偏
閻魔大王登場
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篁の話が終わり、ちょっと傷ついたような顔で私の蘇生の準備が行われた。
準備と言っても私はただ待つだけだが。
待っている間が暇なので、何か暇をつぶせるものはないかと聞いたら、碁盤と碁石と詰碁の本を渡された。地獄にもあるのか詰碁の本が。
まあ打てないわけではないから、これで暇をつぶそう。
私が詰碁に勤しんでいたころ、あちらでは右往左往の文字が浮かぶほどの騒ぎだった。
「篁、戻ってきたか、何があったのお前が出ていくほどのことだったのか?」
閻魔大王、厳つい顔のジジイを誰もが想像するだろう、その正体は子供の見た目をしていた。
"ここから篁視点"
俺があの女のところから急いで帰ってきたとき閻魔はこう行った。
ああとても大変だったとも、この俺が女に馬鹿にされたことも許せねえが、あの女にこのまま地獄の門あけられても困る、俺が我慢しなくては。
「ええ閻魔大王様、先ほど三途の川付近にとてつもない霊力を感じたので、急きょ私が見に行ったところどうやら小野黎が不慮の事故で死んでいたようで」
俺の言葉にことの重要さを感じたのか閻魔は、
「なっなんとではどうするのだこのままでは獄卒たちに好き勝手を許した余が糾弾されるではないか何とかならんのか篁」
と俺に助けを求めるような声でこう言った。
準備と言っても私はただ待つだけだが。
待っている間が暇なので、何か暇をつぶせるものはないかと聞いたら、碁盤と碁石と詰碁の本を渡された。地獄にもあるのか詰碁の本が。
まあ打てないわけではないから、これで暇をつぶそう。
私が詰碁に勤しんでいたころ、あちらでは右往左往の文字が浮かぶほどの騒ぎだった。
「篁、戻ってきたか、何があったのお前が出ていくほどのことだったのか?」
閻魔大王、厳つい顔のジジイを誰もが想像するだろう、その正体は子供の見た目をしていた。
"ここから篁視点"
俺があの女のところから急いで帰ってきたとき閻魔はこう行った。
ああとても大変だったとも、この俺が女に馬鹿にされたことも許せねえが、あの女にこのまま地獄の門あけられても困る、俺が我慢しなくては。
「ええ閻魔大王様、先ほど三途の川付近にとてつもない霊力を感じたので、急きょ私が見に行ったところどうやら小野黎が不慮の事故で死んでいたようで」
俺の言葉にことの重要さを感じたのか閻魔は、
「なっなんとではどうするのだこのままでは獄卒たちに好き勝手を許した余が糾弾されるではないか何とかならんのか篁」
と俺に助けを求めるような声でこう言った。
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