ぶつかった相手はオオカミ!?

ライ

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第二章

幻獣退治

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彼、ウィリアムは馬を駆っていた。
最初の目的地は最南端に位置する小さな村だ。
そこに出没する魔獣の特徴は、二つの頭を持つ犬のようなものだと、聞いている。
ウィリアムは、城を出て約半日で最南端の村に到着しました。
村に到着し、村長に事情を聞いたのち、目的の魔獣を退治するために、魔獣が出没する場所に向かいます。
向かった場所は村の端に存在する丘でした。
丘で魔獣が出るのを待つと、少しして地響きを感じ、魔獣が彼の目の前に現れました。
聞いたとおり、二つの頭を持つ犬のような獣でした。
彼はすぐに剣を抜き、魔獣に斬りかかります。
魔獣は二つある頭の一つで彼の剣を受け止め、もう一つの頭で彼に襲いかかります。
彼は襲いくる牙を避け、魔獣の目に蹴りをいれ、その反動で魔獣から離れた。
その時の彼は暴走状態にあるかのように、口元に凍えるような笑みを浮かべ、目を蹴られ痛みにのたうちまわる魔獣に視線を向けます。
その目には明らかに他を嘲笑する色が隠れ、獲物を見つけた獣のように、舌舐めずりをしていた。
彼はその無防備なところを狙い、魔獣の首目掛けて剣を振り下ろした
剣を首に受けた魔獣は、悲鳴を上げ絶命した。
絶命するその瞬間、彼は狂ったような笑顔を浮かべていた。
彼の狂ったような笑顔は、すぐに鳴りを潜め、剣にべっとりとついた血を払い落として、すぐにその場から離れ、村人に預けていた愛馬に跨がり、次の目的地に向かった。
村人たちは今の彼に宿る狂気を無意識に肌で感じながらも、感謝の意として、見えなくなるまで、ありがとうございますと礼をしていた。
しかし、今の彼に村人たちの感謝の声は全く届いてはいなかった。
今、彼の頭の中には次の獲物のことしか浮かんでいない。
彼の愛馬は国一番の駿馬で、彼の手綱に答え、最速の速度で目的地へ向かっていった。
目的地に到着したのは、それから2日後だった。
到着した彼は挨拶もそこそこに、目的の魔獣の退治に向かう。
みつけた魔獣は巨大な猪だった。
魔獣はその巨体を活かして、ウィリアムに突撃してくる。
ウィリアムはその突撃を軽く飛んで避け、無防備な頭に剣を突き刺す。
剣を突き刺された魔獣はすぐに息絶えた。
どうやら、こちらの魔獣は巨体と素早さが厄介なだけであったようだ。
ウィリアムには物足りない獲物だが、通常の兵士では太刀打ちできなかったよう。 
こうして、彼は厄介な魔獣の討伐を終わらせた。
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