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第7章
小さな幸せ
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朝が来た。新しい朝だ。希望の朝かもしれない。
横を見ると白ウサの裸が見える。そして、ベットがグチャグチャになっているのが良く解る。
「やり過ぎたな。これが若さか。」
でも、最高の日だった事だけわかる。
白ウサの頭を撫でながらボーとしていると白ウサが目を覚ました。
「う~ん。気持ち良いです~。」
「ごめん。起こしてしまったな。」
「あ、お早うございます。」
ペコリとお辞儀する白ウサをみてギョッとした。
「白ウサ・・・目が・・・。」
「あい。目に星が入りました。あなたに、アルヴァさんに一生付いて行きます。」
「一生ってどうして?」
「私たちウサギ族は好きになった人には忠誠を誓うみたいに目に星が入るんです。この、星が私たちにとって最大の特徴なんです。それは、好きな人や大事な人がいる証になるんです。それによって星の数が変わるんです。」
「それは、面白い。良く見せて・・・」
「そんなに見つめられると、恥ずかしいです・・・」
顔を赤くして照れている仕草が可愛い・・・と言うか可愛すぎる!!
「何! この可愛い生物は!?」
ヤバい。これも契約の効果だというのか!?
それから、しばらくはぼけ~と過ごすことになった。
昼過ぎになり、街をぶらついていると人が集まって騒がしい場所があった。
「どうしたんでしょうね?」
「気になるから行ってみよう。」
集まった人達をかき分けて前にですと男が剣を弾き相手の男の喉元に剣を突き立てるところだった。
「か、完敗だ・・・。許してくれ、お金は渡すから。」
「あぁ?当たり前だろう。死にたく無ければとっとと失せな!くそ野郎が!」
ひいいと悲鳴を上げて金が入った袋を投げ捨てて走り去っていった。
周りの人たちから拍手喝采を浴びて袋を拾った男は
「飲みなおすか・・・」そう言って立ち去って行った。
「凄かったですね、あの人。実力の半分も出してないです。」
「あぁ、オーラがかなり出てたな。」
「アルヴァさんは勝てそうですよね。」
「白ウサでも勝てると思うよ。」
「私が!?無理です無理です!
「実力を出せれば勝てるはずだよ。自信を持っても良いって。」
「でも・・・」
白ウサは自信無く下を向いてしまった。俺の目では勝てると視えているのに。
お腹が空いたので、食堂に行くと昼を少し過ぎているのに人がまだまだ居て混雑していた。
「人が多いな。他の場所にするか?」
「いえ。ここが美味しいと評判らしいので人が集まるんだと言ってました。」
「誰が?」
「宿屋のご主人です。」
そうなんだ。てか何時聞いたんだろう?でも、悔しいので耳を引っ張る。
「うさぁぁぁぁ!!」
よし。ストレス解消出来た。
「酷いです・・・」涙目の白ウサが恨むような視線を送って来た。だが、それもまた可愛い。
少し待つと席が空いたので入って行った。
「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ。」
おぉぉ。この店のウエイトレスの可愛さとスタイルの良さに目が奪われる。つい胸をガン見してしまい白ウサがやきもちを焼いてしまった。
「見たいのなら何時でも私が見せてあげますから。それに食い入るように見るのは犯罪ですよ。」
「おっと。これは失礼いたしました。」
ウエイトレスの彼女も苦笑いをしていた。
「でも、良い胸をお持ちで最高です。」
「あ、ありがとうございます。」
「さっさと席に座りますよ。」
白ウサにグイグイ押されて席に座る事になった。
メニューを見るとA定食とB定食の二つしかなかった。
肉か魚かで選べってことか。
「よし、肉にしよう。体力がっつり使ったから。」
「私もお肉にします。体力つけないと大変な事になりそうなので。」
色々と思うことがあるが、とりあえず待つことにした。しばらくすると「お待たせしました。」とA定食が運ばれてきた。凄く良い匂いがする。
「これ!匂いだけでも美味しい。早く食べよう。」
「私もこの匂いは我慢できません。頂きます。」
ホークで刺して口に放り込む・・・
「うまい!!美味すぎる!!」
「本当に美味しいです!」
前の世界でも食べたことない美味しさが口の中で暴れている。まさに・・・
「味の暴力や~」
「・・・・」
白ウサはまるで聞いてないようでお肉をほうばっていた。
良かった。聞かれてない。それを確認した後は肉をガツガツ食べるのだった。
横を見ると白ウサの裸が見える。そして、ベットがグチャグチャになっているのが良く解る。
「やり過ぎたな。これが若さか。」
でも、最高の日だった事だけわかる。
白ウサの頭を撫でながらボーとしていると白ウサが目を覚ました。
「う~ん。気持ち良いです~。」
「ごめん。起こしてしまったな。」
「あ、お早うございます。」
ペコリとお辞儀する白ウサをみてギョッとした。
「白ウサ・・・目が・・・。」
「あい。目に星が入りました。あなたに、アルヴァさんに一生付いて行きます。」
「一生ってどうして?」
「私たちウサギ族は好きになった人には忠誠を誓うみたいに目に星が入るんです。この、星が私たちにとって最大の特徴なんです。それは、好きな人や大事な人がいる証になるんです。それによって星の数が変わるんです。」
「それは、面白い。良く見せて・・・」
「そんなに見つめられると、恥ずかしいです・・・」
顔を赤くして照れている仕草が可愛い・・・と言うか可愛すぎる!!
「何! この可愛い生物は!?」
ヤバい。これも契約の効果だというのか!?
それから、しばらくはぼけ~と過ごすことになった。
昼過ぎになり、街をぶらついていると人が集まって騒がしい場所があった。
「どうしたんでしょうね?」
「気になるから行ってみよう。」
集まった人達をかき分けて前にですと男が剣を弾き相手の男の喉元に剣を突き立てるところだった。
「か、完敗だ・・・。許してくれ、お金は渡すから。」
「あぁ?当たり前だろう。死にたく無ければとっとと失せな!くそ野郎が!」
ひいいと悲鳴を上げて金が入った袋を投げ捨てて走り去っていった。
周りの人たちから拍手喝采を浴びて袋を拾った男は
「飲みなおすか・・・」そう言って立ち去って行った。
「凄かったですね、あの人。実力の半分も出してないです。」
「あぁ、オーラがかなり出てたな。」
「アルヴァさんは勝てそうですよね。」
「白ウサでも勝てると思うよ。」
「私が!?無理です無理です!
「実力を出せれば勝てるはずだよ。自信を持っても良いって。」
「でも・・・」
白ウサは自信無く下を向いてしまった。俺の目では勝てると視えているのに。
お腹が空いたので、食堂に行くと昼を少し過ぎているのに人がまだまだ居て混雑していた。
「人が多いな。他の場所にするか?」
「いえ。ここが美味しいと評判らしいので人が集まるんだと言ってました。」
「誰が?」
「宿屋のご主人です。」
そうなんだ。てか何時聞いたんだろう?でも、悔しいので耳を引っ張る。
「うさぁぁぁぁ!!」
よし。ストレス解消出来た。
「酷いです・・・」涙目の白ウサが恨むような視線を送って来た。だが、それもまた可愛い。
少し待つと席が空いたので入って行った。
「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ。」
おぉぉ。この店のウエイトレスの可愛さとスタイルの良さに目が奪われる。つい胸をガン見してしまい白ウサがやきもちを焼いてしまった。
「見たいのなら何時でも私が見せてあげますから。それに食い入るように見るのは犯罪ですよ。」
「おっと。これは失礼いたしました。」
ウエイトレスの彼女も苦笑いをしていた。
「でも、良い胸をお持ちで最高です。」
「あ、ありがとうございます。」
「さっさと席に座りますよ。」
白ウサにグイグイ押されて席に座る事になった。
メニューを見るとA定食とB定食の二つしかなかった。
肉か魚かで選べってことか。
「よし、肉にしよう。体力がっつり使ったから。」
「私もお肉にします。体力つけないと大変な事になりそうなので。」
色々と思うことがあるが、とりあえず待つことにした。しばらくすると「お待たせしました。」とA定食が運ばれてきた。凄く良い匂いがする。
「これ!匂いだけでも美味しい。早く食べよう。」
「私もこの匂いは我慢できません。頂きます。」
ホークで刺して口に放り込む・・・
「うまい!!美味すぎる!!」
「本当に美味しいです!」
前の世界でも食べたことない美味しさが口の中で暴れている。まさに・・・
「味の暴力や~」
「・・・・」
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良かった。聞かれてない。それを確認した後は肉をガツガツ食べるのだった。
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