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ぶきやにいこう
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昨日初めての生産を行い、できた常識外れであろうウッドソード。
それがいかにおかしい性能であるかを見るためにも僕は城下町に来ていた。
ちなみに僕の家が城下町と遠く離れた場所に建っているためここまでは転移できた。
「さて…初心者向けの武器屋はどこだろうな?」
昔から女神から貰った剣を愛用していたから、手入れのために鍛冶屋には入ったことがあったが、武器屋とは縁がなかったので、今日初めて武器屋に足を踏み入れることになる。
ウッドソードは相当な初心者向けの店でしか売ってないだろう。まあ木だし。
確か、ギルドの近くでギルドおすすめの武器屋があったはずだ。そこに行ってみよう。
「いらっしゃいませー」
店内に入ると間延びした定員の声が聞こえてくる。
ウッドソードは店に入ってすぐのところに飾られていた。
安いしそこそこ使えるしでやはり初心者御用達なんだろうな。
そんなことを考えながら店のウッドソードのステータスを見てみると
-------------------
名称_ウッドソード
品質_1
切れ味_10
-------------------
と表示された。
うん…。アイテムボックスから昨日作ったウッドソードを取り出しステータスを表示する。
-------------------
名称_ウッドソード
品質_8
切れ味_100
付与属性_【】【】
-------------------
ぶっ壊れだ…。
品質に関しては最初から分かっていたが…。
「切れ味が…なあ…」
「切れ味がどうかなさいましたか?
ああ、ウッドソードですか
やはり素材が木な上に安価ですから、切れ味は低いんですよね
まあ、殴打すれば大丈夫ですよ!」
先程までカウンターにいた店員が他の客もいなくて暇なのか僕に話しかけてきた。
店員は猫獣人の10代後半くらいの女の子だ。
顔を覗き込まれて一瞬ドキッとした僕は悪くない。
「あれ、そちらのウッドソードは?」
店員が僕の持っているウッドソードを見て不思議そうに首を傾げている。
だが、ここでこのウッドソードのステータスを話したりしても面倒な事になってしまう予感がする。
ここは適当に誤魔化すとするか。
「ああ、いや、これは僕が自分で作ったものなんです
ただ、やはりここの商品のものと比べてみて余り人に見せられる出来ではないな…と」
といいアイテムボックスの中に収納する。
嘘は言っていないはずだ。
「あら、武器職人さんだったんですか?
うちの店、自作武器の委託販売とかしてますから、いい出来のものが出来たら是非持ってきてくださいね~」
「はい、ありがとうございます
その時はよろしくお願いします」
会釈して店を出る。
委託販売だとか言っていたが、このウッドソードは流石に無理だろう。
いや、ウッドソードでこれなのだ、他の武器でも普通に市場に流せる程度のものができるか不安である。
…まあ、売るために始めた訳でもないし、売れるかどうかは考えなくていいかな…。
さて、明日は何か別のものを作ってみようかな。
それがいかにおかしい性能であるかを見るためにも僕は城下町に来ていた。
ちなみに僕の家が城下町と遠く離れた場所に建っているためここまでは転移できた。
「さて…初心者向けの武器屋はどこだろうな?」
昔から女神から貰った剣を愛用していたから、手入れのために鍛冶屋には入ったことがあったが、武器屋とは縁がなかったので、今日初めて武器屋に足を踏み入れることになる。
ウッドソードは相当な初心者向けの店でしか売ってないだろう。まあ木だし。
確か、ギルドの近くでギルドおすすめの武器屋があったはずだ。そこに行ってみよう。
「いらっしゃいませー」
店内に入ると間延びした定員の声が聞こえてくる。
ウッドソードは店に入ってすぐのところに飾られていた。
安いしそこそこ使えるしでやはり初心者御用達なんだろうな。
そんなことを考えながら店のウッドソードのステータスを見てみると
-------------------
名称_ウッドソード
品質_1
切れ味_10
-------------------
と表示された。
うん…。アイテムボックスから昨日作ったウッドソードを取り出しステータスを表示する。
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名称_ウッドソード
品質_8
切れ味_100
付与属性_【】【】
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ぶっ壊れだ…。
品質に関しては最初から分かっていたが…。
「切れ味が…なあ…」
「切れ味がどうかなさいましたか?
ああ、ウッドソードですか
やはり素材が木な上に安価ですから、切れ味は低いんですよね
まあ、殴打すれば大丈夫ですよ!」
先程までカウンターにいた店員が他の客もいなくて暇なのか僕に話しかけてきた。
店員は猫獣人の10代後半くらいの女の子だ。
顔を覗き込まれて一瞬ドキッとした僕は悪くない。
「あれ、そちらのウッドソードは?」
店員が僕の持っているウッドソードを見て不思議そうに首を傾げている。
だが、ここでこのウッドソードのステータスを話したりしても面倒な事になってしまう予感がする。
ここは適当に誤魔化すとするか。
「ああ、いや、これは僕が自分で作ったものなんです
ただ、やはりここの商品のものと比べてみて余り人に見せられる出来ではないな…と」
といいアイテムボックスの中に収納する。
嘘は言っていないはずだ。
「あら、武器職人さんだったんですか?
うちの店、自作武器の委託販売とかしてますから、いい出来のものが出来たら是非持ってきてくださいね~」
「はい、ありがとうございます
その時はよろしくお願いします」
会釈して店を出る。
委託販売だとか言っていたが、このウッドソードは流石に無理だろう。
いや、ウッドソードでこれなのだ、他の武器でも普通に市場に流せる程度のものができるか不安である。
…まあ、売るために始めた訳でもないし、売れるかどうかは考えなくていいかな…。
さて、明日は何か別のものを作ってみようかな。
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