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大規模襲撃イベント バハムート編
第1話 初めての防衛戦
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――翌日
学校の下駄箱でタケシと会う。
こいつワザと俺と時間を合わせてんじゃないかと思うぐらいの接近遭遇率。
「おはよータケシ」
「おはよー! PDレポートみたか?」
タケシは少し興奮気味に話をしている。どうやらタケシは黒田死ね派では無いみたいだな。
「俺、バハムートみたよ!!」
「ああ、TELくれたもんな……まさかお前らがクリアしたの!?」
「ちげーよ。俺の情報網によるとクリアしたのはレッドデビルっていうダンジョン攻略のトップクランだよ」
「へぇぇ」
「お前もレベルキャップまで上がったんだろ?」
「うん。上がったよ」
そう闘技場攻略の傍ら、ダンジョン攻略も行いダンジョン影の国のクリアを達成。アバターレベル60、ジョブレベル50のレベルキャップまでレベルを上げることができた。
装備は防具に関してはロジャーさんに格安で作ってもらっている。当然デバフ耐性DOWN(大)とデバフ時間延長という普通の人から見たら呪われたような装備だけど。
ちなみに武器はクソヘパイスには頼めないので真・呪いの剣は闘技場以外では使ってない。
「だったらお前も参加な」
「ああ、面白そうだから参加するよ」
こうしてタケシと別れ、学校が終わると直帰する。
そして今17:57を迎える。逸る気持ちを抑えヘルメットかぶり、ベッドに横になるそしてひたすら待つ。
……3分なげぇぇぇ……1分前にしときゃ良かった……
そして18時ジャスト。
ログインするとムカデ洞窟から始まる。シゲゾーやキング、他のみんなも18時ジャストにログインしてきた。みんなここで強制ログアウトを喰らったんだった。
ビー!ビー!と警報音が鳴る。
そして視界の真ん中にファールースの街から救難信号と表示される。
みんなで顔を見合わせる。みんなに同じ表示がされたんだろう。
「シゲゾー、この街どこ?」
「ウェスラー地方の街だ。一緒に行ってみよう」
ムカデ洞窟にいるみんなと一緒にファールースの街に転移を始める。
転移が終わり目の前の広がったのは、風車が何基も置かれた、オレンジの屋根に白い壁が家が立ち並ぶ海沿いの綺麗な街並み。
空をみると真っ黒な暗雲のようなものが街を覆い隠そうとぬうっと雲ではありえない動きを見せる。その雲をよく見てみると1匹1匹が軽自動車ほどの大きさの竜。その数はゲームとはいえ恐怖を覚えるほど、恐らく数千いや万単位の飛竜の群れ。
そしてその飛竜の群れの真ん中に大きな山ほどある身体を動かすムービーでみたバハムートの姿がある。
「……これはちょっと凄いね……1時間でどうにかなるのかな……あはは」
一緒に転移してきたキングも息を呑んでいる。
続々と他のプレイヤー達もこの街に転移してくる。
「取り敢えずパーティ組むか」
シゲゾーの提案でキングとシゲゾーとパーティを組む。
ちょうどそこにホムホムさんやアランの姿もある。
「ホムホムさん! 」
「あっエイジくん! パーティ空いてる?」
うんと頷き、ホムホムさんとアランをパーティに加える。
視界の右上に街耐久度と書かれたゲージがある。このゲージがなくなると敗北ということになるらしい。
そして飛竜達が続々と街に舞い降りる。その飛竜達は口から火を吐いたり、その爪で街を破壊していく
その1匹が俺達の前に現れ、赤く燃える口を開き火球を吐き出す。それを俺が盾で受けると5のダメージとともに炎上のデバフがつく。
「シゲゾー、俺に麻痺をくれ」
「分かった!」
シゲゾーはそのまま背後に周り俺を殴る。
麻痺のデバフを喰らったせいで、俺の体は動かなくなる。
動かない体のまま、
「ターゲットインフェクション」
と呟く
するとそしてその場で硬直し動けなくなる飛竜。そしてスリップダメージも毎秒6入っている。そのまま全員でタコ殴りにし飛竜を倒す。
「バハムート行ってみる?」
ホムホムさんが提案をする。
このまま街を破壊している飛竜を放っていくのは少し気が引けるが、せっかくだからバハムートを拝んでみたい。運が良ければそのまま倒せるかもしんないし……
俺のおかげで倒せたりしたら、さすがに話題になるだろう……せっかくショーグンに勝ったのにだーれも話題にせずに、GMに斬りかかった奴とか言われてるし……
「行こう! 」
とは言ったものの体は麻痺って動かないので、シゲゾーにお姫様抱っこをして貰い、俺達に攻撃しようと舞い降りてくる飛竜を麻痺らせながらバハムートの元に向かった。
麻痺がちょうど切れる頃、沢山のプレイヤーから攻撃を受ける山のように大きな竜、バハムートの姿があった。
学校の下駄箱でタケシと会う。
こいつワザと俺と時間を合わせてんじゃないかと思うぐらいの接近遭遇率。
「おはよータケシ」
「おはよー! PDレポートみたか?」
タケシは少し興奮気味に話をしている。どうやらタケシは黒田死ね派では無いみたいだな。
「俺、バハムートみたよ!!」
「ああ、TELくれたもんな……まさかお前らがクリアしたの!?」
「ちげーよ。俺の情報網によるとクリアしたのはレッドデビルっていうダンジョン攻略のトップクランだよ」
「へぇぇ」
「お前もレベルキャップまで上がったんだろ?」
「うん。上がったよ」
そう闘技場攻略の傍ら、ダンジョン攻略も行いダンジョン影の国のクリアを達成。アバターレベル60、ジョブレベル50のレベルキャップまでレベルを上げることができた。
装備は防具に関してはロジャーさんに格安で作ってもらっている。当然デバフ耐性DOWN(大)とデバフ時間延長という普通の人から見たら呪われたような装備だけど。
ちなみに武器はクソヘパイスには頼めないので真・呪いの剣は闘技場以外では使ってない。
「だったらお前も参加な」
「ああ、面白そうだから参加するよ」
こうしてタケシと別れ、学校が終わると直帰する。
そして今17:57を迎える。逸る気持ちを抑えヘルメットかぶり、ベッドに横になるそしてひたすら待つ。
……3分なげぇぇぇ……1分前にしときゃ良かった……
そして18時ジャスト。
ログインするとムカデ洞窟から始まる。シゲゾーやキング、他のみんなも18時ジャストにログインしてきた。みんなここで強制ログアウトを喰らったんだった。
ビー!ビー!と警報音が鳴る。
そして視界の真ん中にファールースの街から救難信号と表示される。
みんなで顔を見合わせる。みんなに同じ表示がされたんだろう。
「シゲゾー、この街どこ?」
「ウェスラー地方の街だ。一緒に行ってみよう」
ムカデ洞窟にいるみんなと一緒にファールースの街に転移を始める。
転移が終わり目の前の広がったのは、風車が何基も置かれた、オレンジの屋根に白い壁が家が立ち並ぶ海沿いの綺麗な街並み。
空をみると真っ黒な暗雲のようなものが街を覆い隠そうとぬうっと雲ではありえない動きを見せる。その雲をよく見てみると1匹1匹が軽自動車ほどの大きさの竜。その数はゲームとはいえ恐怖を覚えるほど、恐らく数千いや万単位の飛竜の群れ。
そしてその飛竜の群れの真ん中に大きな山ほどある身体を動かすムービーでみたバハムートの姿がある。
「……これはちょっと凄いね……1時間でどうにかなるのかな……あはは」
一緒に転移してきたキングも息を呑んでいる。
続々と他のプレイヤー達もこの街に転移してくる。
「取り敢えずパーティ組むか」
シゲゾーの提案でキングとシゲゾーとパーティを組む。
ちょうどそこにホムホムさんやアランの姿もある。
「ホムホムさん! 」
「あっエイジくん! パーティ空いてる?」
うんと頷き、ホムホムさんとアランをパーティに加える。
視界の右上に街耐久度と書かれたゲージがある。このゲージがなくなると敗北ということになるらしい。
そして飛竜達が続々と街に舞い降りる。その飛竜達は口から火を吐いたり、その爪で街を破壊していく
その1匹が俺達の前に現れ、赤く燃える口を開き火球を吐き出す。それを俺が盾で受けると5のダメージとともに炎上のデバフがつく。
「シゲゾー、俺に麻痺をくれ」
「分かった!」
シゲゾーはそのまま背後に周り俺を殴る。
麻痺のデバフを喰らったせいで、俺の体は動かなくなる。
動かない体のまま、
「ターゲットインフェクション」
と呟く
するとそしてその場で硬直し動けなくなる飛竜。そしてスリップダメージも毎秒6入っている。そのまま全員でタコ殴りにし飛竜を倒す。
「バハムート行ってみる?」
ホムホムさんが提案をする。
このまま街を破壊している飛竜を放っていくのは少し気が引けるが、せっかくだからバハムートを拝んでみたい。運が良ければそのまま倒せるかもしんないし……
俺のおかげで倒せたりしたら、さすがに話題になるだろう……せっかくショーグンに勝ったのにだーれも話題にせずに、GMに斬りかかった奴とか言われてるし……
「行こう! 」
とは言ったものの体は麻痺って動かないので、シゲゾーにお姫様抱っこをして貰い、俺達に攻撃しようと舞い降りてくる飛竜を麻痺らせながらバハムートの元に向かった。
麻痺がちょうど切れる頃、沢山のプレイヤーから攻撃を受ける山のように大きな竜、バハムートの姿があった。
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