オレ様&ドSな神楽様は、地味目な彼がお好きでした。

夕時 蒼衣

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能天気カップル。③

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「やっぱり、今日のダーリン、いつもと違うー。何かあったんでしょ?」
 そう言って俺の腕から離れていく。隠し事は、はるちゃんにはできないか。ただ、これは俺だけの問題じゃないしなぁ。そう考えながらまともにはるちゃんと目を合わせないように下を向いた。腕時計に目が留まった。
「はるちゃん!時間だ!走れーーーー!!」
 はるちゃんの手を取り、教室へとダッシュする。時刻は8時19分。あと1分もしない内にチャイムがなる。教室にいないと遅刻だ。はるちゃんはまだ話が終わってないって走りながら俺に抗議するが、今はその言葉は無視して走り抜けた。
 なんとかチャイムより早く、教室に戻ることができた。教室に戻ると、すでに、神楽は着席していた。俺の方が早く、教室に向かってた筈なのに。
「神楽ー、なんでもう教室にいるんだよー!!さっきまで一緒にいたのにさぁ。」
 神楽は問われると、呆れた顔で俺に返事をした。
「なんでって、おまえ等がいちゃついてたからだろ?こっちは気を使わせて、静かに廊下の端を歩いたんだよ。」
「ダーリン、気がつかなかったの?」
 いや…待てよ。はるちゃん、君は気がついていたのかい。だったら、何か言ってくれよ。変なこと言ってるところを誰かに聞かれてたらどうするんだよ。
「こっちは、廊下の真ん中でキスでもし出すのかと思ってヒヤヒヤしたよ。いい感じの雰囲気だったしね。はるちゃんも期待したんじゃない?」
 頬を赤らめて下を向きながら、小さい声でそんなことないもんって反抗する。俺の可愛いはるちゃんを虐めるなんて、なんていう男だ。
「勝手な想像するなよなー!!別に…///ていうか、はるちゃんを虐めるなよな!」
「今朝のお返しだよ。」
 ニヤリと笑って俺をからかう。どうやら、怒ってはいないが、それなりに根には持っているようだ。はるちゃんはというと、やっぱりね!今日、神楽君と何か合ったんだねって言いながら満足そうに何度も頷いている。
 なんなんだ?コイツら…
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