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第8話 小さな手がかり
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――次の休み
「海風が気持ちいいねー」
「あぁ、俺も久しぶりに船に乗った」
夏が近づく頃、俺は春を連れてある島に来ていた。前に彼女がみた『海で溺れている子ども』という夢を追いかけて俺はここまできている。海があって子どもが訪れそうな観光場所はここしかないだろう。
「ねぇねぇ見て見て。なんかのアニメの絵が描いているよ」
「舞台がこの島だからコラボで島起こししてるみたいだな。」
「へぇー凄いね!」
春は船の中をスタスタと歩き回っていく。もちろん、周りには見えていないため、俺だけが変に歩いたり喋っている状態なのが少し辛い。まぁ人が少ないから命拾いしたが。
「どこいこうかなー」
「目的忘れてないか?」
「分かってるけど、中々外出られないんだから楽しんでもいいじゃん」
春は嬉しそうに俺が持っているパンフレットに目を光らした。
「まぁ、前お世話になったし今日は春が行きたい所全部いこう」
「うん!!ありがとう!!」
船を降り、俺達は適当にバスの一日券を買う。電車に船、そしてバスも1人分しか買っていない。本当はしっかり払いたいが春は他の人に見えないので仕方ない。
「あら~わざわざ一人で来てくれたの?ありがとね~」
「俺まめとら島が好きなんです」
「ほんと~」
「いい町だね」
おばあちゃんがニコニコしてて気持ちが良いしここはいつ来ても居心地良いな。
「じゃあまずこれ食べたい!!」
バスを降り、春はキラキラとした目で店を指さした。この島の名物である海をイメージしたアイスを買い、人影がない場所で渡す。
「ん~美味しい!! このサクサクした貝もかわいい!!」
そう言いながら無意識にかポケットを探すように服を触る。
「あっ……そっか。私、あの人達みたいに写真撮ってたこともあったり?」
遠くにはカシャカシャと写真を撮る2人組がいた。
「イントラ映え?はするかもな。俺ので良かったら使ってもいいけど」
俺がスマホを見せると春はハッとした表情になる。
「じゃあじゃあ、私を撮ってみて!!」
「え?」
「写ってるかもよ?写ったら『この人分かる?』って聞き込みできるじゃん」
聞き込みはしないかもだが確かにやってみる価値はあるかもしれない。
「じゃあ撮るから。ハイチー…ズ」
「どれどれ?」
二人でスマホの写真を覗いてみたが、写ったものは真っ白な画像だった。
「??」
「うーん?不思議だね、これ」
アイスだけが浮いてるとかならまだ分かるが、何も写っていないとはな。
「謎は深まるばかりだねーまぁ悩んでも仕方ないか。そういえば雨季君はアイス食べないの?」
「そうだな。そこまで何かを食べたいって思わないんだ。少し前まで病院のごはんを食ってたのが原因かもしれないな」
俺は気にしないでくれと笑った。でも前のクレープみたいに食べてみればなにか発見があったかもしれない。
「一口食べる?」
「!!」
色んな所を取りながら俺にスプーンを向ける。
「雨季君が買ってくれたんだから一口くらい食べなよ」
「……えっと、いいよ俺は」
「もういいから。ほら」
強引に口に押しつけられる。間接、いや幽霊みたいなものだから分からないけど。
「……ん」
春の圧に負け俺は口を開いた。
「美味しい?」
「おいしい」
「だよね!」
なんとなく想像できる味なのに初めて食べたような感覚が俺を襲う。というより、頭がいっぱいで味が分からない。アイスなのに暖かい?
「顔真っ赤だよ」
「……美味しかったから感動してるだけ」
「ほんと?」
春はイタズラげに笑いアイスをペロリと食べ終わる。
「じゃ次は海行こ海!」
急に俺の腕を掴み春は無邪気に砂浜に走り出す。
大きな木を越えると辺り一面の海が広がっていて、太陽に当たった水面は気持ち良さそうに揺れている。
「あはは! めっちゃ綺麗!! 見て見て透明だよ!! 透明!」
「綺麗だな」
彼女ははしゃぎながらに海に入り海を大きく蹴りあげて俺をみる。
その姿が俺の頭に強く焼き付いていく。
「雨季君?雨季君も足をつけてよ、楽しいよ!」
木の陰を抜け、靴を脱いで海に足をいれる。少し暖かいのに足は冷えるような感覚に懐かしんだ。
「いつぶりだろうな。海に入るの」
「海久しぶりなの?ちゃんと今のうちに楽しまなきゃダメだよ?」
「そうだな。……『今しかない』か。」
「そうそう!! 色んなことに挑戦しなきゃ! じゃあ次ね」
春が指さした先には、こんまりした島へと続く砂浜の道だった。潮が引き海が道を空けるようになっている。
砂浜の道を通り小さな島に二人で座り込む。島といえる大きさではない気がするが。
春は目をつぶり頷いた。
「本当にさ。雨季君に会えて良かったな。ずっと一人だったもん。」
「俺も春に会ってから少し楽しくなったんだ。もうずっとどん底で生きるつもりだったのに。」
俺は息を吸った。
「昔、大きな怪我をしたんだ。そのせいで迷惑かけた人がいて、もう目立ちたくなくて迷惑かけたくなくてずっと静かに生きるつもりだった。」
「でも、楽しんで生きるのも悪くないかなって。新しい発見も身近にあってそれに気づかせてくれた春に感謝してる。日陰より日向の方があったかいなって思う」
「ありがとう。えへへなんか照れるな。」
春は照れくさそうに立てり僕に手を伸ばす。
「じゃあもっと連れていって。そしたら、私も楽しいし雨季君も嬉しい! 記憶も戻ったら一石二鳥!」
「あぁ。」
砂浜の道が消えかけ、俺達は元の場所へ戻る。
「じゃあ次は雨季君が先に帰って。私がついていくから」
俺は頷き先に道に踏み出した。少しずつ道が消えていっている。
「じゃあ私も!」
その声が聞こえた時にはもう半分に来ていた。もう道はなくなり海がどんどん足に上がっていく。
「春、速く来た方が」
一方に気配を感じれないことに気づき後ろを向くと、春はうずくまっていた。
「春?――春!?」
すぐに駆け寄ると春は苦しそうに頭を抱えていた。
「あれ……なんで…だろ。なにか急にズキって……頭に…」
「とりあえず場所をうつそう」
俺はすぐに抱え重い海を掻き分け安全な場所に連れて行った。
「大丈夫か?」
「なんだろう。もう少しで戻りそうなのに……。なにかが重なって……うっ!」
「少しずつ思い出せば良い。無理したらダメだ」
春にゆっくりと呼吸させ、涼しい場所で落ち着かせる。
「もう大丈夫。ごめんね。」
「別に謝らなくて良い。春が無事なのが一番だ」
「うん」
その後、海を見つめていたが子どもが溺れる様子もなく、至って穏やかな光景が広がっていた。
「今回は外れかな。でもなにか関係があるのかも。海に」
「外れの方がいいじゃないか。それに大きな進歩じゃないか」
「だね。助けてくれてありがとう雨季君。」
彼女の目には涙がうかんでいた。
海と彼女。大きな手がかりになるだろう。
「また来たいね」
「あぁ」
そして数日後
「おい雨季、紫雲。見てくれ」
「なんだ?」
「なんだい急に」
晴矢はドンっとチケットを机に置いた。
「とらまめ島のチケットだ。言いたいことは分かるな?」
「まさか」
「そうだ! この夏休み、俺達で旅行に行こうぜ!!」
「いいね。面白そうだし」
もう行ったんだが。
「雨季、お前もいくよな?」
「……もちろんだ」
「海風が気持ちいいねー」
「あぁ、俺も久しぶりに船に乗った」
夏が近づく頃、俺は春を連れてある島に来ていた。前に彼女がみた『海で溺れている子ども』という夢を追いかけて俺はここまできている。海があって子どもが訪れそうな観光場所はここしかないだろう。
「ねぇねぇ見て見て。なんかのアニメの絵が描いているよ」
「舞台がこの島だからコラボで島起こししてるみたいだな。」
「へぇー凄いね!」
春は船の中をスタスタと歩き回っていく。もちろん、周りには見えていないため、俺だけが変に歩いたり喋っている状態なのが少し辛い。まぁ人が少ないから命拾いしたが。
「どこいこうかなー」
「目的忘れてないか?」
「分かってるけど、中々外出られないんだから楽しんでもいいじゃん」
春は嬉しそうに俺が持っているパンフレットに目を光らした。
「まぁ、前お世話になったし今日は春が行きたい所全部いこう」
「うん!!ありがとう!!」
船を降り、俺達は適当にバスの一日券を買う。電車に船、そしてバスも1人分しか買っていない。本当はしっかり払いたいが春は他の人に見えないので仕方ない。
「あら~わざわざ一人で来てくれたの?ありがとね~」
「俺まめとら島が好きなんです」
「ほんと~」
「いい町だね」
おばあちゃんがニコニコしてて気持ちが良いしここはいつ来ても居心地良いな。
「じゃあまずこれ食べたい!!」
バスを降り、春はキラキラとした目で店を指さした。この島の名物である海をイメージしたアイスを買い、人影がない場所で渡す。
「ん~美味しい!! このサクサクした貝もかわいい!!」
そう言いながら無意識にかポケットを探すように服を触る。
「あっ……そっか。私、あの人達みたいに写真撮ってたこともあったり?」
遠くにはカシャカシャと写真を撮る2人組がいた。
「イントラ映え?はするかもな。俺ので良かったら使ってもいいけど」
俺がスマホを見せると春はハッとした表情になる。
「じゃあじゃあ、私を撮ってみて!!」
「え?」
「写ってるかもよ?写ったら『この人分かる?』って聞き込みできるじゃん」
聞き込みはしないかもだが確かにやってみる価値はあるかもしれない。
「じゃあ撮るから。ハイチー…ズ」
「どれどれ?」
二人でスマホの写真を覗いてみたが、写ったものは真っ白な画像だった。
「??」
「うーん?不思議だね、これ」
アイスだけが浮いてるとかならまだ分かるが、何も写っていないとはな。
「謎は深まるばかりだねーまぁ悩んでも仕方ないか。そういえば雨季君はアイス食べないの?」
「そうだな。そこまで何かを食べたいって思わないんだ。少し前まで病院のごはんを食ってたのが原因かもしれないな」
俺は気にしないでくれと笑った。でも前のクレープみたいに食べてみればなにか発見があったかもしれない。
「一口食べる?」
「!!」
色んな所を取りながら俺にスプーンを向ける。
「雨季君が買ってくれたんだから一口くらい食べなよ」
「……えっと、いいよ俺は」
「もういいから。ほら」
強引に口に押しつけられる。間接、いや幽霊みたいなものだから分からないけど。
「……ん」
春の圧に負け俺は口を開いた。
「美味しい?」
「おいしい」
「だよね!」
なんとなく想像できる味なのに初めて食べたような感覚が俺を襲う。というより、頭がいっぱいで味が分からない。アイスなのに暖かい?
「顔真っ赤だよ」
「……美味しかったから感動してるだけ」
「ほんと?」
春はイタズラげに笑いアイスをペロリと食べ終わる。
「じゃ次は海行こ海!」
急に俺の腕を掴み春は無邪気に砂浜に走り出す。
大きな木を越えると辺り一面の海が広がっていて、太陽に当たった水面は気持ち良さそうに揺れている。
「あはは! めっちゃ綺麗!! 見て見て透明だよ!! 透明!」
「綺麗だな」
彼女ははしゃぎながらに海に入り海を大きく蹴りあげて俺をみる。
その姿が俺の頭に強く焼き付いていく。
「雨季君?雨季君も足をつけてよ、楽しいよ!」
木の陰を抜け、靴を脱いで海に足をいれる。少し暖かいのに足は冷えるような感覚に懐かしんだ。
「いつぶりだろうな。海に入るの」
「海久しぶりなの?ちゃんと今のうちに楽しまなきゃダメだよ?」
「そうだな。……『今しかない』か。」
「そうそう!! 色んなことに挑戦しなきゃ! じゃあ次ね」
春が指さした先には、こんまりした島へと続く砂浜の道だった。潮が引き海が道を空けるようになっている。
砂浜の道を通り小さな島に二人で座り込む。島といえる大きさではない気がするが。
春は目をつぶり頷いた。
「本当にさ。雨季君に会えて良かったな。ずっと一人だったもん。」
「俺も春に会ってから少し楽しくなったんだ。もうずっとどん底で生きるつもりだったのに。」
俺は息を吸った。
「昔、大きな怪我をしたんだ。そのせいで迷惑かけた人がいて、もう目立ちたくなくて迷惑かけたくなくてずっと静かに生きるつもりだった。」
「でも、楽しんで生きるのも悪くないかなって。新しい発見も身近にあってそれに気づかせてくれた春に感謝してる。日陰より日向の方があったかいなって思う」
「ありがとう。えへへなんか照れるな。」
春は照れくさそうに立てり僕に手を伸ばす。
「じゃあもっと連れていって。そしたら、私も楽しいし雨季君も嬉しい! 記憶も戻ったら一石二鳥!」
「あぁ。」
砂浜の道が消えかけ、俺達は元の場所へ戻る。
「じゃあ次は雨季君が先に帰って。私がついていくから」
俺は頷き先に道に踏み出した。少しずつ道が消えていっている。
「じゃあ私も!」
その声が聞こえた時にはもう半分に来ていた。もう道はなくなり海がどんどん足に上がっていく。
「春、速く来た方が」
一方に気配を感じれないことに気づき後ろを向くと、春はうずくまっていた。
「春?――春!?」
すぐに駆け寄ると春は苦しそうに頭を抱えていた。
「あれ……なんで…だろ。なにか急にズキって……頭に…」
「とりあえず場所をうつそう」
俺はすぐに抱え重い海を掻き分け安全な場所に連れて行った。
「大丈夫か?」
「なんだろう。もう少しで戻りそうなのに……。なにかが重なって……うっ!」
「少しずつ思い出せば良い。無理したらダメだ」
春にゆっくりと呼吸させ、涼しい場所で落ち着かせる。
「もう大丈夫。ごめんね。」
「別に謝らなくて良い。春が無事なのが一番だ」
「うん」
その後、海を見つめていたが子どもが溺れる様子もなく、至って穏やかな光景が広がっていた。
「今回は外れかな。でもなにか関係があるのかも。海に」
「外れの方がいいじゃないか。それに大きな進歩じゃないか」
「だね。助けてくれてありがとう雨季君。」
彼女の目には涙がうかんでいた。
海と彼女。大きな手がかりになるだろう。
「また来たいね」
「あぁ」
そして数日後
「おい雨季、紫雲。見てくれ」
「なんだ?」
「なんだい急に」
晴矢はドンっとチケットを机に置いた。
「とらまめ島のチケットだ。言いたいことは分かるな?」
「まさか」
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