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第八話 あの話し合いから六年。いよいよゲームの舞台へ
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あの、締まらなかった話し合いから六年の月日が経った。あっという間だったな…
「リニス‼︎そろそろ戻るぞ!」
「…あぁ」
あの後、三日にもわたる話し合いは両者の和解で幕を閉じた?と思う。一週間くらい母さんがプリプリ怒ってたけど
「そう言えばさリニスってさ来月から王都にある王立学園に行くんだろ?」
「まぁ、な」
正確には行く事になってしまった。になるがな
「いいなぁ。俺も行きたい~」
「…あの人に直談判すればいいだろ」
行きたい、いきたいっ!と駄々をこねる男は俺がとある出来事で出会った人物たちの一人で名をシリウスと言う。甘いマスクを上手く使って男女問わず落とすというやつだ。しかし何故か俺にはそれをせず、逆に甘えてくる。現に
「…その人が許してくれると思う?」
「…いいや」
「やっぱり!」
と、言いつつも俺の後ろから腰に腕をまわし抱きしめながらブツブツと文句を言っている。たまに首筋をクンカクンカと匂いを嗅ぎうっとりして小声で"最っ高"と言ってスリスリしてくる。…やめて欲しい。
というか、最初は公爵領にある領民のための学校に入学する予定だったが、一年半前にいきなり父親に言われたのだ。反発して家出もどきをしたが半年くらいで連れ戻された。
理由を聞けばタニタの所為らしい。もう関係ないと思っていたがそうでもなかったらしい。母さんの説得に渋々行く事にしたのだ。乙女ゲームの舞台となるその学校に
まぁ、父親…父様から勉強やマナー、剣術に魔術と家庭教師が来て教わりながら冒険者として行動をするとこを許されてたから何も言えなかったというより言えなかったなの方が大きいな。それて早六年。色々な出会いと別れを経験した。この年でおかしくね?と思ったりすることもあったけどな。
「そういえばラティ様は?」
「あぁ、ラティなら」
「リニス、そっちは終わったんだね」
ラティもあれからゲームのキャラ通りの姿になった。公爵家の跡取りとしてあちこちから縁談の申し込みが沢山届いているとか…本人は大変迷惑しているようだが
「あぁ。そっちも、か?」
「うん。こっちも滞りなく、ね」
俺が冒険者をやっていると知られてから自分も行くんだと駄々をこねて両親を困らせたが何とか説得して許可を得た。勿論条件として俺と同じグループになる、と付けて。
この日も冒険者として依頼を受けて終わった後だった。無事合流できたのであとは帰るだけだ。明日から忙しくなる
てか、さりげなくベリっと引き剥がすな…シリウスが駄々こねて後々が大変なんだぞ?……特に俺が
「そうか。では、帰るか」
「「はーい/おぅ!」」
さて、行くとしますか。憂鬱の舞台へ
その先に何があって起こるのか…俺はまだ知らない。面倒と思う時間すらもらえず振り回される事になろうとは……思ってもいなかったし思いたくもなかった。
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あの、締まらなかった話し合いから六年の月日が経った。あっという間だったな…
「リニス‼︎そろそろ戻るぞ!」
「…あぁ」
あの後、三日にもわたる話し合いは両者の和解で幕を閉じた?と思う。一週間くらい母さんがプリプリ怒ってたけど
「そう言えばさリニスってさ来月から王都にある王立学園に行くんだろ?」
「まぁ、な」
正確には行く事になってしまった。になるがな
「いいなぁ。俺も行きたい~」
「…あの人に直談判すればいいだろ」
行きたい、いきたいっ!と駄々をこねる男は俺がとある出来事で出会った人物たちの一人で名をシリウスと言う。甘いマスクを上手く使って男女問わず落とすというやつだ。しかし何故か俺にはそれをせず、逆に甘えてくる。現に
「…その人が許してくれると思う?」
「…いいや」
「やっぱり!」
と、言いつつも俺の後ろから腰に腕をまわし抱きしめながらブツブツと文句を言っている。たまに首筋をクンカクンカと匂いを嗅ぎうっとりして小声で"最っ高"と言ってスリスリしてくる。…やめて欲しい。
というか、最初は公爵領にある領民のための学校に入学する予定だったが、一年半前にいきなり父親に言われたのだ。反発して家出もどきをしたが半年くらいで連れ戻された。
理由を聞けばタニタの所為らしい。もう関係ないと思っていたがそうでもなかったらしい。母さんの説得に渋々行く事にしたのだ。乙女ゲームの舞台となるその学校に
まぁ、父親…父様から勉強やマナー、剣術に魔術と家庭教師が来て教わりながら冒険者として行動をするとこを許されてたから何も言えなかったというより言えなかったなの方が大きいな。それて早六年。色々な出会いと別れを経験した。この年でおかしくね?と思ったりすることもあったけどな。
「そういえばラティ様は?」
「あぁ、ラティなら」
「リニス、そっちは終わったんだね」
ラティもあれからゲームのキャラ通りの姿になった。公爵家の跡取りとしてあちこちから縁談の申し込みが沢山届いているとか…本人は大変迷惑しているようだが
「あぁ。そっちも、か?」
「うん。こっちも滞りなく、ね」
俺が冒険者をやっていると知られてから自分も行くんだと駄々をこねて両親を困らせたが何とか説得して許可を得た。勿論条件として俺と同じグループになる、と付けて。
この日も冒険者として依頼を受けて終わった後だった。無事合流できたのであとは帰るだけだ。明日から忙しくなる
てか、さりげなくベリっと引き剥がすな…シリウスが駄々こねて後々が大変なんだぞ?……特に俺が
「そうか。では、帰るか」
「「はーい/おぅ!」」
さて、行くとしますか。憂鬱の舞台へ
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