【本編完結】この度、ヒロインの双子の弟に転生してしまいました。〜双子の姉が転生者なうえ何故か攻略対象が近づいてくるのはなんで?〜

アラビルレイン

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第七.五話 二人の話し合い 第三者side






「…それで、これはどういうことなのでしょうか?アスラン様」


「それは私もつい最近知ったことだ」


リニス達が部屋を出たのを確認したソウマは口調を戻しいつものになったが、



「言い訳はどうともできますわ。私が言いたいのは何故今更になってあちら側がその事を言い出したか、ですわ。」




アスラン様との婚姻が認められない。と家族である王達に言われ、言い合いの後喧嘩へとヒートアップしやや、その場の勢いで絶縁だと言い、あっちもわかったと言っていてスッキリした気持ちで出てきた(ソーマの方はそう思っているが相手側は違ったようだ)というのに実は違ったと?いい加減にしてほしいし頭の痛い話だ。



後日、親子の縁を切ったという書類がアスラン様経由で届いたというのに


「…恐らくだが、リニスが生まれた事によるものだと思われる。」



「何故そうなのです」


「アースガルク大陸のサンガラディ教国が"創造神リニス様より神託が下った。聖なる者が誕生。それと同時に邪王の復活の兆しを確認。備えよ"とあったそうだ。それを受けた信者がその聖なる者を保護すべきだと、訴えているそうだ。」



「なっ⁉︎そ、それが何で実は婚姻無効で今すぐ帰国しなさいにあるんですか‼︎」


「…私が君たちに無体な事をやっていると彼方に知られたらそれを理由に強制的な保護になるだろうと考えだ」



「でも、それは……いえ、そうですね。この社会は当人の事情なんて関係ない。周りがいい感じに食いついてくるネタであれば事実なんて、ですわね。」



「…そうだ。何かあってからでは遅いとのことでこうなったって訳だ。」


「それで辺境伯のお力をお借りして私達を此処に連れてきた…と?」



「あぁ。」




「…この国の陛下はどう、思っておいでで?」




「今の所、リニスがそうであるというのはごく僅かな人間しか知らない。その事を逆手に様子見するそうだ。無理にこちら側で保護という事はないからそこは安心してくれて構わない。」




「安心なんてできる訳ないでしょ‼︎あの時から5年しか経ってないっていうのに、まだ諦めていないというのですか⁉︎」




「…そうだな。陛下はあちら側のあまりにの行動の速さに裏に誰かいる可能性を考えているらしい。もしかしたら我が国に裏切り者がいるかもしてない。それを誘き出す為の期間だと今は思っていてくれ。…それと、その、厄介な事になっている」



「これ以上の厄介があるというのですか?」



「…その神託の人物がタニタだと言ってる連中がいる」



「……は?」



「正確には、神託の人物をタニタに仕立て上げ旨みを手にしたい連中が画作しやっているって事だな。前々から薄々ではあるがそういう動きをしていた連中がいたんだ。それがタニタが男爵家に引き取られてから本格的に動き出しているらしい。確たる証拠が無いために裁く事も追求する事もできない。」



タニタを引き取った男爵を初めとする幾つかの貴族階級の家々がが画作していた計画を本格的に始動し始めているらしい。




今は静観しかないのだと、国王でありながら何もできない自分の無力さに嘆いているらしい。




「約6年後聖なる者を初めとし人を集め伝説通りにやる。と考えているらしい」





「…私たちにはどうする事もできないと言うのですか」




「…すまない。だが、少しでもいい…君達にできなかった事をこれから少しずつやらせて欲しい。今更になってしまうが」




「…分かりましたわ。元々私が言い出した事ですからね。逆に私が感謝しなくてはなりません。しかし、あの男の子に関しては別問題です」




「……」




ソーマから再び怒りのオーラが




「あの子は何処のどなたの子でしょうか?まさか、あの人ではないでしょうね?」



「……」




「…っ、アスラン様の大馬鹿者ッ‼︎‼︎」



バシンッとアスラン様の頬を叩いた。その頬には赤い紅葉が




そのままソーマは部屋を後にした。一人取り残されたアスランは、叩かれた頬を手で押さえ



「…好きっ」




と、うっとりしていたとか、かんとか









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