15 / 303
第5話ー2
しおりを挟む
「これはうちの自慢の梨でさぁ、陛下」
「どれどれ……おお、美味いな! よくもこんなに芳醇に育て上げたものだ、素晴らしい」
「これはいかがですか、陛下」
「ほう、レオーネ料理の『かぼちゃの煮つけ』か。もぐもぐ……うむ、美味い! そなたの夫は幸せだな」
「あの、これも受け取ってくださいっ……初めて作ったので、自信はありませんがっ……」
「クッキーか、どれどれ……おお、塩味が利いていて美味いぞ。自信を持つのだ」
ベルは大きく咳払いをした。
「うん?」と振り返ったフラヴィオが腕に抱えている食べ物を荷物入れにしまい、日が暮れるとからと言ってその場を後にする。
ベルはもう知っていた。
あのままフラヴィオを放っておいたら、食べ物を持って来られる限り永遠に食べようとすることを。
また普段は素直に感情を顔に出すのに、どんなに不味いものを食べても笑顔を作るし、必ず「美味い」と褒める。
「ひとつ下さい」
と、ベルが手を出して求めたのは、まだフラヴィオの手に握られていた紙袋――ビスコットだ。
「さて、プリームラ町に入るぞベル」
と聞こえなかった振りをしてビスコットを引っ込めようとしたフラヴィオの手を、ベルはいささか強引に引っ張って紙袋を奪った。
中からビスコット取って口に入れ、噛むなり言葉を失ってフラヴィオの顔を見上げる。
さっきフラヴィオがこのビスコットを食べた時に『塩味が利いていて』とか言っていたが、そんな程度の表現で済まされる塩辛さではない。
確実に砂糖と塩を間違えて作っている。
「ちょっと待っててくれ、プリームラ町でグラスを買う。それでさっきもらったヴィーノを飲むと良い。あ、それとも町の食堂で夕餉を取るか? いやでも、時間が――」
「フラヴィオ様」
「うん?」
「ご自愛ください」
ビスコットの入った紙袋を一瞥したフラヴィオが「ははは」と笑った。
「余は大丈夫だ、これくらい。毒を食ったんじゃあるまいし」
「いいえ。私はフェデリコ様からご教授頂きました」
嫌な予感がして、フラヴィオに苦笑が浮かぶ。
オルキデーア軍の元帥であるフェデリコはフラヴィオの補佐でもあり、朝廷にも顔を出すが。
基本的には、朝昼は体力・武術の鍛錬および将兵の調練に、夜は図書室で勉学に励む、非常に真面目な性格だ。
そんな彼が一番に大切にしているのが『健康』で、フラヴィオがちょっとでも偏った食事をしようものなら説教が始まる。
図書室に行くと必ずと言って良いほど顔を合わせているらしいベルは、今やフェデリコの『生徒』で、しかも優等生。
どんどん知識を吸収・記憶し、すっかり伝授されてしまったようだと察する。
「よろしいですか、フラヴィオ様。国王たるもの健康第一であり、それを築く上で最も大切なのは常日頃の『食事』です。調味料を含むすべての食材において食べ過ぎれば毒であり、また食べな過ぎてもどこかしら不調が出て来るもの。増してや、塩の過剰摂取など言語道断」
と始まったベルの淡々とした早口説教。
フラヴィオがに口を挟む余地すら与えないまま、30分に渡り続いた。
「――という訳で、如何に常日頃の食事が健康を左右するかご理解頂けましたか、フラヴィオ様?」
たぶん、フェデリコの言うこととまったく一緒だった。『たぶん』というのは、いつも途中で欠伸をして眠りに落ちてしまう故に。
しかしフラヴィオにとって、ベルは女というだけでフェデリコよりも何十倍も愛らしい。
しかも天使となってはひたすら愛おしく映るお陰で、意外と説教されるのも悪くなかった。
初めて最後まで眠ることなく聞けたかもな、なんて思う。
真剣な様子で返事を待っているベルに、「うむ」と返す。
「よーく分かった。これからはきちんと意識して食事しよう」
「ありがとうございます」
と安堵したベルは、ようやく気付く。
いつの間にか右手にはヴィーノの入ったビッキエーレが、左手には町天使の店で買ったパーネが持たされていることに。
「腹減っただろう? 食堂に行こうとも思ったが、やはり時間がない。行儀が悪くて申し訳ないが、このまま食べてくれ」
このまま――馬で移動しながら。
フラヴィオの左手にもパーネが持たれていて、馬を右手と足で操縦しながら東へと向かって行く。
プリームラも石畳と石造りの貴族の家、木枠の民家が大半で、一見して王都オルキデーアとさほど変わらない町だった。
しかし二回りほど小さく、ちょっとした違いもいくつかあるようだった。
「フラヴィオ様、あれは教会ですか?」
「ああ、そうだ。こっちの教会は立派だろう? ここがまだ一国――プリームラ国で、さらに王政になる前の頃の話になるが」
「国王の領地の他、公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵等の領地が寄り集まって出来ている頃ですか?」
「そうだ。その頃、こっちでは教会がほぼ支配しているような時代もあったらしくってな」
「教会――聖職者が、ですか。オルキデーア国の方はそうではなかったのですか?」
「そこそこ、だろうな。オルキデーア城の中に教会はないだろう? でも、こっちのプリームラ城の中にはあるんだ。城に住んでいる者の中には、毎朝礼拝を欠かさない者が多いらしい」
石造りで大きく立派な教会を眺めていたベルは、フラヴィオへと顔を映した。
じっとその顔を見つめる。
「なんだ、ベル?」
「先ほどの農民たちもそうだろうと思うのですが」
「うん?」
「私には、フラヴィオ様の方が神に見えます」
フラヴィオが噴き出した。
「たしかにそんなことを言われたことはあるが、余はそんな大層な者じゃないぞ」
「そうでしょうか」
このベルを奴隷生活から救ってくれたのはこの男――国王フラヴィオ・マストランジェロで、他の誰よりも何よりも、想像上の神を彷彿させた。
「ああ、そうだ。余はあくまでも人間だ。欠点もあり、それを周りが補ってくれるから王でいられる。余は王太子だったから当然のように王になったが、本当はフェデリコの方が向いていような」
ベルはまた「そうでしょうか」と返していた。
「いえ、もちろんフェデリコ様も立派な国王陛下になられたと思いますが」
フラヴィオが「うん?」と返すと、ベルは町を見渡した。
「本日私は、10年前よりもとても国民の笑顔が増えたことに気付きました」
フラヴィオが「ははは」と笑った。
「マストランジェロ一族の男はみーんな女好きだが、余は特に女に甘いからなぁ」
「女性だけではありません」
先日、ベルは目にしていた。
オルキデーア城で軍事訓練に励んでいる、将兵たちの昼休み。
下の中庭からたくさんの愉快げな笑い声が聞こえたので、ちょうど1階の廊下を歩いていたベルは戸口から覗いてみた。
上の中庭は主に世襲で将軍に任命された貴族たちが使っているが、下の中庭で訓練しているのは自らの意志で傭兵になった者や、他に職を持っている民間人だ。
普段は数人の将軍の他、中の中庭から元帥のフェデリコがやって来て短時間だけ調練している。
しかしこんなに沸いているのは見たことが無く、どうしたのかと思いきや、たくさんの笑顔の見つめる先にはフラヴィオの姿があった。
皆汗だくになった布鎧の上衣を脱ぎ捨て半裸になり、フラヴィオを囲んで共に昼食中だった。
相手が国王陛下故の儀礼的作り笑顔でなく、心の底から楽しくて笑っているのは、皆のすっかり三日月形になった目を見れば分かった。
その時ベルの背後からフェデリコが現れて、こう言った――「兄上だと、いつもこうなんだ」
「一部の貴族等は、違うのかもしれません。しかし、民衆はフラヴィオ様のお姿を見つけるだけで笑顔を咲かせ、フラヴィオ様とお言葉を交わすだけで笑い声を響かせる。これは、フラヴィオ様が国王陛下だったからこそ出来たことではないでしょうか」
嬉しそうに「ふふふ」と笑ったフラヴィオが、ベルを抱き締めて頭に頬を摺り寄せる。馬は足だけで操縦できるらしい。
「あまり褒めては駄目だ、ベル。余の欠点の一つに、天使に褒められると図に乗るというのがあるらしくってなー」
「畏まりました。このベルナデッタ、金輪際フラヴィオ様を称賛しないと誓いま――」
「嘘だ」
「どれどれ……おお、美味いな! よくもこんなに芳醇に育て上げたものだ、素晴らしい」
「これはいかがですか、陛下」
「ほう、レオーネ料理の『かぼちゃの煮つけ』か。もぐもぐ……うむ、美味い! そなたの夫は幸せだな」
「あの、これも受け取ってくださいっ……初めて作ったので、自信はありませんがっ……」
「クッキーか、どれどれ……おお、塩味が利いていて美味いぞ。自信を持つのだ」
ベルは大きく咳払いをした。
「うん?」と振り返ったフラヴィオが腕に抱えている食べ物を荷物入れにしまい、日が暮れるとからと言ってその場を後にする。
ベルはもう知っていた。
あのままフラヴィオを放っておいたら、食べ物を持って来られる限り永遠に食べようとすることを。
また普段は素直に感情を顔に出すのに、どんなに不味いものを食べても笑顔を作るし、必ず「美味い」と褒める。
「ひとつ下さい」
と、ベルが手を出して求めたのは、まだフラヴィオの手に握られていた紙袋――ビスコットだ。
「さて、プリームラ町に入るぞベル」
と聞こえなかった振りをしてビスコットを引っ込めようとしたフラヴィオの手を、ベルはいささか強引に引っ張って紙袋を奪った。
中からビスコット取って口に入れ、噛むなり言葉を失ってフラヴィオの顔を見上げる。
さっきフラヴィオがこのビスコットを食べた時に『塩味が利いていて』とか言っていたが、そんな程度の表現で済まされる塩辛さではない。
確実に砂糖と塩を間違えて作っている。
「ちょっと待っててくれ、プリームラ町でグラスを買う。それでさっきもらったヴィーノを飲むと良い。あ、それとも町の食堂で夕餉を取るか? いやでも、時間が――」
「フラヴィオ様」
「うん?」
「ご自愛ください」
ビスコットの入った紙袋を一瞥したフラヴィオが「ははは」と笑った。
「余は大丈夫だ、これくらい。毒を食ったんじゃあるまいし」
「いいえ。私はフェデリコ様からご教授頂きました」
嫌な予感がして、フラヴィオに苦笑が浮かぶ。
オルキデーア軍の元帥であるフェデリコはフラヴィオの補佐でもあり、朝廷にも顔を出すが。
基本的には、朝昼は体力・武術の鍛錬および将兵の調練に、夜は図書室で勉学に励む、非常に真面目な性格だ。
そんな彼が一番に大切にしているのが『健康』で、フラヴィオがちょっとでも偏った食事をしようものなら説教が始まる。
図書室に行くと必ずと言って良いほど顔を合わせているらしいベルは、今やフェデリコの『生徒』で、しかも優等生。
どんどん知識を吸収・記憶し、すっかり伝授されてしまったようだと察する。
「よろしいですか、フラヴィオ様。国王たるもの健康第一であり、それを築く上で最も大切なのは常日頃の『食事』です。調味料を含むすべての食材において食べ過ぎれば毒であり、また食べな過ぎてもどこかしら不調が出て来るもの。増してや、塩の過剰摂取など言語道断」
と始まったベルの淡々とした早口説教。
フラヴィオがに口を挟む余地すら与えないまま、30分に渡り続いた。
「――という訳で、如何に常日頃の食事が健康を左右するかご理解頂けましたか、フラヴィオ様?」
たぶん、フェデリコの言うこととまったく一緒だった。『たぶん』というのは、いつも途中で欠伸をして眠りに落ちてしまう故に。
しかしフラヴィオにとって、ベルは女というだけでフェデリコよりも何十倍も愛らしい。
しかも天使となってはひたすら愛おしく映るお陰で、意外と説教されるのも悪くなかった。
初めて最後まで眠ることなく聞けたかもな、なんて思う。
真剣な様子で返事を待っているベルに、「うむ」と返す。
「よーく分かった。これからはきちんと意識して食事しよう」
「ありがとうございます」
と安堵したベルは、ようやく気付く。
いつの間にか右手にはヴィーノの入ったビッキエーレが、左手には町天使の店で買ったパーネが持たされていることに。
「腹減っただろう? 食堂に行こうとも思ったが、やはり時間がない。行儀が悪くて申し訳ないが、このまま食べてくれ」
このまま――馬で移動しながら。
フラヴィオの左手にもパーネが持たれていて、馬を右手と足で操縦しながら東へと向かって行く。
プリームラも石畳と石造りの貴族の家、木枠の民家が大半で、一見して王都オルキデーアとさほど変わらない町だった。
しかし二回りほど小さく、ちょっとした違いもいくつかあるようだった。
「フラヴィオ様、あれは教会ですか?」
「ああ、そうだ。こっちの教会は立派だろう? ここがまだ一国――プリームラ国で、さらに王政になる前の頃の話になるが」
「国王の領地の他、公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵等の領地が寄り集まって出来ている頃ですか?」
「そうだ。その頃、こっちでは教会がほぼ支配しているような時代もあったらしくってな」
「教会――聖職者が、ですか。オルキデーア国の方はそうではなかったのですか?」
「そこそこ、だろうな。オルキデーア城の中に教会はないだろう? でも、こっちのプリームラ城の中にはあるんだ。城に住んでいる者の中には、毎朝礼拝を欠かさない者が多いらしい」
石造りで大きく立派な教会を眺めていたベルは、フラヴィオへと顔を映した。
じっとその顔を見つめる。
「なんだ、ベル?」
「先ほどの農民たちもそうだろうと思うのですが」
「うん?」
「私には、フラヴィオ様の方が神に見えます」
フラヴィオが噴き出した。
「たしかにそんなことを言われたことはあるが、余はそんな大層な者じゃないぞ」
「そうでしょうか」
このベルを奴隷生活から救ってくれたのはこの男――国王フラヴィオ・マストランジェロで、他の誰よりも何よりも、想像上の神を彷彿させた。
「ああ、そうだ。余はあくまでも人間だ。欠点もあり、それを周りが補ってくれるから王でいられる。余は王太子だったから当然のように王になったが、本当はフェデリコの方が向いていような」
ベルはまた「そうでしょうか」と返していた。
「いえ、もちろんフェデリコ様も立派な国王陛下になられたと思いますが」
フラヴィオが「うん?」と返すと、ベルは町を見渡した。
「本日私は、10年前よりもとても国民の笑顔が増えたことに気付きました」
フラヴィオが「ははは」と笑った。
「マストランジェロ一族の男はみーんな女好きだが、余は特に女に甘いからなぁ」
「女性だけではありません」
先日、ベルは目にしていた。
オルキデーア城で軍事訓練に励んでいる、将兵たちの昼休み。
下の中庭からたくさんの愉快げな笑い声が聞こえたので、ちょうど1階の廊下を歩いていたベルは戸口から覗いてみた。
上の中庭は主に世襲で将軍に任命された貴族たちが使っているが、下の中庭で訓練しているのは自らの意志で傭兵になった者や、他に職を持っている民間人だ。
普段は数人の将軍の他、中の中庭から元帥のフェデリコがやって来て短時間だけ調練している。
しかしこんなに沸いているのは見たことが無く、どうしたのかと思いきや、たくさんの笑顔の見つめる先にはフラヴィオの姿があった。
皆汗だくになった布鎧の上衣を脱ぎ捨て半裸になり、フラヴィオを囲んで共に昼食中だった。
相手が国王陛下故の儀礼的作り笑顔でなく、心の底から楽しくて笑っているのは、皆のすっかり三日月形になった目を見れば分かった。
その時ベルの背後からフェデリコが現れて、こう言った――「兄上だと、いつもこうなんだ」
「一部の貴族等は、違うのかもしれません。しかし、民衆はフラヴィオ様のお姿を見つけるだけで笑顔を咲かせ、フラヴィオ様とお言葉を交わすだけで笑い声を響かせる。これは、フラヴィオ様が国王陛下だったからこそ出来たことではないでしょうか」
嬉しそうに「ふふふ」と笑ったフラヴィオが、ベルを抱き締めて頭に頬を摺り寄せる。馬は足だけで操縦できるらしい。
「あまり褒めては駄目だ、ベル。余の欠点の一つに、天使に褒められると図に乗るというのがあるらしくってなー」
「畏まりました。このベルナデッタ、金輪際フラヴィオ様を称賛しないと誓いま――」
「嘘だ」
0
あなたにおすすめの小説
砕けた愛
篠月珪霞
恋愛
新婚初夜に男に襲われた公爵令嬢エヴリーヌは、不義密通の罪を被せられた。反逆罪に問われた彼女の一族は処刑されるが、気付くと時間が巻き戻っていた。
あなたへの愛? そんなものとうに、砕け散ってしまいました。
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
行き遅れのお節介令嬢、氷の公爵様と結婚したら三人娘の母になりました
鳥柄ささみ
恋愛
お節介焼きで困っている人を放っておけないシアは、数多のご令嬢達から人気の令嬢だ。毎日ファンレターが届き、社交界に出れば令嬢に取り囲まれるほどである。
けれど、それに反比例するように男性からの人気はなく、二十七だというのに嫁の貰い手もないため、毎日母から小言をもらっていた。
そんなある日のこと、突然公爵家から縁談の話が。
シアは公爵家がなぜ自分に縁談など持ち掛けるのかと訝しく思いつつ話を受けると、なんと公爵の後妻として三人の娘の母代わりになれと言われる。
困惑するも、自分へ縁談を持ちかけた理由を聞いて、お節介なシアは嫁ぐこと決めたのだった。
夫になるレオナルドはイケメンなのに無表情で高圧的。三人の娘も二女のアンナを除いて長女のセレナも三女のフィオナもとても反抗的。
そんな中でもお節介パワーを発揮して、前向きに奮闘するシアの物語。
※他投稿サイトにも掲載中
[完結]7回も人生やってたら無双になるって
紅月
恋愛
「またですか」
アリッサは望まないのに7回目の人生の巻き戻りにため息を吐いた。
驚く事に今までの人生で身に付けた技術、知識はそのままだから有能だけど、いつ巻き戻るか分からないから結婚とかはすっかり諦めていた。
だけど今回は違う。
強力な仲間が居る。
アリッサは今度こそ自分の人生をまっとうしようと前を向く事にした。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
盲目王子の策略から逃げ切るのは、至難の業かもしれない
当麻月菜
恋愛
生まれた時から雪花の紋章を持つノアは、王族と結婚しなければいけない運命だった。
だがしかし、攫われるようにお城の一室で向き合った王太子は、ノアに向けてこう言った。
「はっ、誰がこんな醜女を妻にするか」
こっちだって、初対面でいきなり自分を醜女呼ばわりする男なんて願い下げだ!!
───ということで、この茶番は終わりにな……らなかった。
「ならば、私がこのお嬢さんと結婚したいです」
そう言ってノアを求めたのは、盲目の為に王位継承権を剥奪されたもう一人の王子様だった。
ただ、この王子の見た目の美しさと薄幸さと善人キャラに騙されてはいけない。
彼は相当な策士で、ノアに無自覚ながらぞっこん惚れていた。
一目惚れした少女を絶対に逃さないと決めた盲目王子と、キノコをこよなく愛する魔力ゼロ少女の恋の攻防戦。
※但し、他人から見たら無自覚にイチャイチャしているだけ。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる