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そうして春真っ盛りとなったある日、もう使われていないどこかの家の納屋で兄と快楽を貪り合っていると、何やら初めて視線を感じた。
快楽に夢中になって腰を振っている兄はそれに気付く事もなく―――。
「アディル。アディル~。気持ち良いよ……。止まらない。気持ち良すぎて、腰が止まらないよ……。あっ! も、もう――イク……。イク……。イ、ク―――。」
妙な視線にも気付かなかった兄はようやく果て、自分の後始末だけすると家の仕事にサッと戻っていった。
自分だけではなくシタ後の諸々の後始末もある私はその納屋に残り、さっきの視線は何だったのだろうかと壁の隙間に空いた穴から周囲を観察した。
するとギーィと納屋の扉が軋んだ音を出しながら開き、その音に壁に空いた穴から外ばかり見ていた私はビックリして振り返った。
そこにいたのは2軒隣のいつも朗らかに声をかけてくれる人の良さそうなオジさんで、その上息をハァハァと荒げて厭らしい目つきをこちらに向け、涎を口からポタポタと垂らしながら2つの意味で立っていた。
「アディル……。9歳でまだまだガキだと思ってたのに、こんなイケナイ事を覚えやがって……。しかも実の兄としけこんでるなんざ………。」
オジさんは終始ハァハァと息を荒げたまま、ニタリと顔を好奇に歪ませて私に迫ってきた。
「お願い、オジさん……。オジさんともイケナイ事をする代わりに、誰にも――このことは言わないで!」
私は目を潤ませ、かわい子ぶりっ子をしてこのオジさんに可愛くお願いしてみた。
するとオジさんは素直に私の思惑通りに乗ってくれ、顔を赤らめながら一転してニヤニヤと嬉しそうに緩んだ表情へと変わった。
「しょ、しょーがねーなぁ……。正しい事を教えるのも大人の務めだからなぁ。あんなガキでは味わえない様な――そうだっ! 本当の気持ち良さってやつを教えてやらぁ!!」
そう言って意気揚々とオジさんはズボンを半分脱いで自身の欲棒を露出させ、まだ兄の放出した白い体液でグジュグジュになったままの私の体に乗っかり、私に確認する為というわけでもなく「前戯なんざいらねぇよな」とただ呟いて即挿入してきた。
グッと勢いよく浸入してきたそれは兄の幼い欲棒と違い、流石と言わんばかりに半ば無理矢理に押し広げてきた大人の逞しくて大きな欲棒は私が少しキツイなと思う程に私のナカを支配し、終わって私の中から抜くまで苦しめられた。
とはいうものの、この出来事をきっかけに村を歩いているとしょっちゅうこのオジさんに捕まり、人気のない納屋などの場所に連れ込まれては何度もヤられ、回数をこなす内にそれも段々と慣れていったので数週間経った頃には大きくなければ感じないほどに私はなっていた。
季節は巡り、私がもうすぐ11歳になろうかという春のよく晴れた温かい日に、あのオジさんにお願いしておいた小屋が森の中、人目に付かない場所に建った。
毎回ヤる為だけに人目に付かない場所を探すのに連れ回されるのにも疲れていた私はホッとした。
人間が3人寝転ぶのがギリギリぐらいの小ささではあったがヤる為だけならば充分な大きさであり、この大きさだからこそ目立たず、人目に付かない様に置いておくことができた。
それからというものの村の目の前を通る街道にその小屋が近いこともあり、旅人を誘い込んではヤッて小屋を使ってお金を秘密裏に稼いだ。
成人する前にこんな村を出て街へと行きたかった―――その為にはお金が必要だったのだ。
旅人がなかなか来ない日もあり、そういう時は村の男を捕まえて「秘密だよ。」と言って客にした。
14歳を過ぎた頃、予定通りに成人の儀式の前にまとまったお金ができた私は、そーっと何も言わずに近くの街道を通った商人の大きな馬車にコッソリと乗って村を出た。
成人の儀式を待たずしてというのは私が特別な存在だということがバレるのを恐れた為と、既にヤリまくっていたのでどうせ追放されるならばと思った為だ。
私の肉体に夢中になり過ぎていた兄はそれに気付いていなかったが、この時にはもう村の殆どの男とヤッていたので心残りもなかったし………。
快楽に夢中になって腰を振っている兄はそれに気付く事もなく―――。
「アディル。アディル~。気持ち良いよ……。止まらない。気持ち良すぎて、腰が止まらないよ……。あっ! も、もう――イク……。イク……。イ、ク―――。」
妙な視線にも気付かなかった兄はようやく果て、自分の後始末だけすると家の仕事にサッと戻っていった。
自分だけではなくシタ後の諸々の後始末もある私はその納屋に残り、さっきの視線は何だったのだろうかと壁の隙間に空いた穴から周囲を観察した。
するとギーィと納屋の扉が軋んだ音を出しながら開き、その音に壁に空いた穴から外ばかり見ていた私はビックリして振り返った。
そこにいたのは2軒隣のいつも朗らかに声をかけてくれる人の良さそうなオジさんで、その上息をハァハァと荒げて厭らしい目つきをこちらに向け、涎を口からポタポタと垂らしながら2つの意味で立っていた。
「アディル……。9歳でまだまだガキだと思ってたのに、こんなイケナイ事を覚えやがって……。しかも実の兄としけこんでるなんざ………。」
オジさんは終始ハァハァと息を荒げたまま、ニタリと顔を好奇に歪ませて私に迫ってきた。
「お願い、オジさん……。オジさんともイケナイ事をする代わりに、誰にも――このことは言わないで!」
私は目を潤ませ、かわい子ぶりっ子をしてこのオジさんに可愛くお願いしてみた。
するとオジさんは素直に私の思惑通りに乗ってくれ、顔を赤らめながら一転してニヤニヤと嬉しそうに緩んだ表情へと変わった。
「しょ、しょーがねーなぁ……。正しい事を教えるのも大人の務めだからなぁ。あんなガキでは味わえない様な――そうだっ! 本当の気持ち良さってやつを教えてやらぁ!!」
そう言って意気揚々とオジさんはズボンを半分脱いで自身の欲棒を露出させ、まだ兄の放出した白い体液でグジュグジュになったままの私の体に乗っかり、私に確認する為というわけでもなく「前戯なんざいらねぇよな」とただ呟いて即挿入してきた。
グッと勢いよく浸入してきたそれは兄の幼い欲棒と違い、流石と言わんばかりに半ば無理矢理に押し広げてきた大人の逞しくて大きな欲棒は私が少しキツイなと思う程に私のナカを支配し、終わって私の中から抜くまで苦しめられた。
とはいうものの、この出来事をきっかけに村を歩いているとしょっちゅうこのオジさんに捕まり、人気のない納屋などの場所に連れ込まれては何度もヤられ、回数をこなす内にそれも段々と慣れていったので数週間経った頃には大きくなければ感じないほどに私はなっていた。
季節は巡り、私がもうすぐ11歳になろうかという春のよく晴れた温かい日に、あのオジさんにお願いしておいた小屋が森の中、人目に付かない場所に建った。
毎回ヤる為だけに人目に付かない場所を探すのに連れ回されるのにも疲れていた私はホッとした。
人間が3人寝転ぶのがギリギリぐらいの小ささではあったがヤる為だけならば充分な大きさであり、この大きさだからこそ目立たず、人目に付かない様に置いておくことができた。
それからというものの村の目の前を通る街道にその小屋が近いこともあり、旅人を誘い込んではヤッて小屋を使ってお金を秘密裏に稼いだ。
成人する前にこんな村を出て街へと行きたかった―――その為にはお金が必要だったのだ。
旅人がなかなか来ない日もあり、そういう時は村の男を捕まえて「秘密だよ。」と言って客にした。
14歳を過ぎた頃、予定通りに成人の儀式の前にまとまったお金ができた私は、そーっと何も言わずに近くの街道を通った商人の大きな馬車にコッソリと乗って村を出た。
成人の儀式を待たずしてというのは私が特別な存在だということがバレるのを恐れた為と、既にヤリまくっていたのでどうせ追放されるならばと思った為だ。
私の肉体に夢中になり過ぎていた兄はそれに気付いていなかったが、この時にはもう村の殆どの男とヤッていたので心残りもなかったし………。
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