警察さえ退ける、黒ずくめの女が始めたカフェに、超能力者とヤクザと十歳の魔女、そしてその中に何故俺が

松岡夜空

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大空カモメ十歳魔女推参

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 嫌いな人間の殺し方を教えよう。あいつは魔女だと言えばいい。証言が五十を越えた時、そいつの身はまずボロ雑巾のようになるだろう。市中、つまり里中を馬で引きずられて回られるからだ。その後は、真紅の服に身を包むことになるだろう。全身が血で染まることになるからだ。その後、河に放り込まれる。まず浮かぶ。人間だからだ。潜る? そんなことはできない。全身を縄で縛られているからだ。浮かべば魔女ということになる。つまり死刑。
 魔女狩り。
 罪もない魔女がたくさん殺された。
 この恨み、必ず晴らす。必ず……。


 だだっ広い青空の下、夕日を思わせる赤い三つ編みが風に煽られ揺れていた。広げた両手を包み込むのは、矢絣模様の二尺袖。紫色の行灯袴を押し上げて、十歳の少女、大空カモメは島の中を駆けていた。
 
 島の名は魔女ヶ島。神ヶ岬と呼ぶ人もいる。島には、多くの魔女がいる。巫女もいる。大魔女もいれば、神女もいる。見目は同じ。使う術もカモメには大差ないように思える。
 
 カモメは魔女を名乗っていた。島の呼び名も魔女ヶ島派だ。そっちの方がかっこいいから、というのは表向きの理由で、本当の理由は母が巫女を名乗っているから。

『違うでしょ?』と母にたしなめられるのが好きだった。
 
 本当は魔女でも巫女でもどちらでもいいのだ。その母との会話を楽しみたいだけに、カモメは魔女を名乗っていた。
 
 しばらく走っていると、河のせせらぎが聞こえてくる。人の声も混じっていた。煙も上がっている。見ると、若い女性が幾人ばかり、河原に屯していた。
 
 ふと、一人の女性が振り返った。口に紅を張った、一際綺麗な人だった。

「あぁ。カモメちゃん。こんにちわ。今日も元気一杯ね」
「こんにちわ!! ツバキさん!! では!!」
 
 諸手を上げて返事をし、サッと敬礼して橋を渡っていく。
 
 田んぼがたくさんあった。しかし今はどれも機能していない。冬だからだ。あるのは土ばかり。そのうちの一つの田んぼで、男連中が『サッカー』という遊びをしている。黒と白の斑模様の『ボール』と呼ばれるものを、蹴って遊ぶのだ。島の外の遊びで遣外使という人が教えてくれた。遣外使はカモメの将来の夢でもあった。カモメはいつか、外の世界に行くのである。そう決めていた。

「あ、カモメだ!! 忍者だ!!」
「やっと補習終わったんかカモメ。じゃあ早速勝負すっぞ。今日こそ決着つけてやるぜ」
 
 同い年の白銀トウヤが勝負を吹っかけてきたので、カモメは足を止めて振り返り、眼尻に人差し指を当てて、引っ張る。『べ~』と舌を出した。トウヤの後ろで笑い声が響く。トウヤは拳を握り、顔を真っ赤に染めていた。
 
 カモメは諸手を持ち上げ言った。

「やらん!! あたしはそんなことをしているほど、暇ではないのだ!!」
 
 そしてまた、足を回した。
 駆け続けると、二階建ての一軒家が見えてくる。カモメの家だ。石の垣で囲まれていて、中に小さな馬鈴薯畑がある。カモメが育てている畑だった。
 
 カモメは石の垣根をヒョイと飛び越え、馬鈴薯畑の近くで居眠りしている猫の横を通りぬけることで脅かし「お母さん!!」と呼びながら、自宅の引き戸をガラリと開いた。
 
 母であるランカは土間口にある台所で何やら調理をしていたので、カモメは靴のままそこに駆け寄った。竈では飯が炊かれていて、かぐわしい香りが蒸気と共に吹き上げている。

「お母さんお母さん!!」
 
 近寄り、炊事しているランカの着衣の裾を、右に左にと引っ張った。

「ねぇお母さんお母さん。聞いてねぇ本土の人間ってばひどいんだよ? ねぇお母さん。お母さんってば!!」
「あ~もう鬱陶しいわね~。帰ってきたら先に言うことがあるんじゃないの?」
「ハッ!! ただいま帰りました!!」
 
 バッとカモメは敬礼した。
 ランカが笑顔で溜息をつく。

「はいはい、おかえりなさい。で、なに?」
「フッフッフ。よくぞ聞いてくれました――あ!!」
 
 腰に手を当て鼻を高くしていたカモメであったが、すぐとあることに気がついた。
 隅に置いていた床几を持ってきて、そこに立つ。
 ランカの隣から、七輪の上に乗った鍋の中身を見つめる。
 入っているのは、大根。人参。ごぼう。以上(一応脇に豆腐と卵が置いてある)

「え~!! お肉は~? ねぇお肉お肉お肉~!!」
「お肉は昨日食べたでしょ~」
「今日もお肉がいい!」
「ダメ」
「せっかくお父さんが帰ってきてるのに!!」
「だから昨日はお肉だったのよ。残りはお父さんが帰る時に食べるの。昨日作った燻製はその分。我慢なさい」
「む~!!」
「むくれてもダメなものはダメ」
「育ち盛りなのに」
「じゃあ鳥ね。カモメが操って降りてきた鳥を、お母さんの神火で丸焼きにしたげる。それで万事解決だわ」
「は!! ダメ!! 鳥さんはダメ!! 可哀想! 鳥が可哀想!!」
「なんで可哀想なのよ~。そんなこと言ったら昨日の鹿だって可哀想でしょ?」
「ぜ、全然違うもん!! 鳥さんはなぁ、空を飛んでるんだぞ!? 空を!」
「それがどうしたのよ?」
「飛んでる鳥さんをわざわざ捕まえて食べようだなんて、非道すぎる! 人間は傲慢だ! 何様なのだ!!」
「育ち盛りの神様みたいに我儘な娘がうちにはいるからねー。あ~大変だわ」
 
 コンコンと肩を叩きながら、ランカが言った。
 ムーとカモメは頬を膨らました。
 フフ。
 ランカが笑う。
 綺麗だと思った。
 自分の性別が変わったのではないかと思えるほど、見とれてしまう。
 膨らましていた頬が、無意識の内にしぼんでいた。

「で、何か話があるんじゃなかったの? カモメ」
 
 ランカが問いかけてくるので、カモメは好きな子に話しかけられた男のように心を高揚させ、腰に手をおき言った。

「フッフッフ。そうだったそうでした。質問です。お母さんは、魔女狩りというものを知っていましたか? 知っていたのなら、何故本土の人間を野放しに――」
「あぁシエラ婆様ね。それは嘘よ」
「えぇ!?」
「何回も言ってるでしょ? この島に魔女なんていません。いるのは巫女。島の名前は神ヶ岬。わかった?」
「ムムム」
「それに、外のことを本土とも言いません。本土と言うならそれは神様の住まう場所、つまり高天原のことです。外の世界は単純に外でいいの。外に遣わすと書いて遣外使って読むんだから。正確に言うなら、豊葦原中つ国ね。あ、そうだ。じゃあカモメに質問ね。豊葦原中つ国を化生した神様はだ~れだ?」
「え? えーと」
「ハァ。ほんと……バカっ」
「ブー。早過ぎるもん!! 時間かけなきゃわかるものもわからない!!」
「イザナギとイザナミよ。こんなもの即答えよ普通。あんた、そんなこともスミレに習ってないわけ?」
「ス、スミレさんは関係ないもん……」
「ま、その程度のことも知らないんじゃ、確かに巫女だなんて口が裂けても名乗れないわ。人様に迷惑ばっかりかけるし、知識もないし、術も――」
「め、迷惑なんてかけてないもん!」
「嘘つけ」
「嘘なんてついてないもん!!」
 
 地団駄を踏みながら主張した。
 ランカは口が悪いことが玉に瑕だ。
 こればかりは島の皆も同意している。
『苦労しているね』と周りの大人たちから労われることもしばしばであった。

「ホント?」
「ホント!」
「カモメは良い子なの?」
「カモメはすっごく良い子!」
「そっかー、良い子なんだったら心置きなく用事を頼めるわね」
「え?」
「そこに鹿の角が立てかけてあるでしょ? あれをウサミちゃんのところに届けてきてほしいのよ。ついでにガロかスイランがいたら、ランカが呼んでたって言っておいてくれる? ちょっと頼みたいことがあるから。どっちもいなかったらーそうね、ウサミちゃんにはまだ早いだろうし、もういいわ。カイセイに行かせるから。どうせ上で遊んでるだけだろうし」
 
 半ば一方的にまくし立てられる。
 カモメは放心した顔で立てかけられた鹿の角を取りに行き、それを持ったまま、振り返った。ランカはもうこっちを見ていなかった。鼻歌なんかも歌っちゃったりしている。
 これで本当にいいのだろうか?
 真っ白になった頭の中で、カモメは今一度考えた。
 確かにここでランカの言うままウサミの家に赴けば、それはもう良い子確定だろう。誰も彼もがカモメを賞賛するし、ランカも今日一日ニッコリの相好を崩すまい。つまり、ランカの言うことにさえ従っていれば、みんなが幸せになれるのだ。
 だがしかし。
 幸せか?
 牙を抜かれて頭を撫でられた。
 抵抗しなかったから誉められる。
 満足か? 
 それで幸せを感じる人間もいるのかもしれない。それを俗に良い子と呼ぶのかもしれない。しかし痩せても枯れてもこの大空カモメ。
 そんな見せかけだけの幸せに、屈したりしないのだ!! 人をバカにするな!!
 鹿の角を放り出して、ポカポカとランカを叩く。見目は肩叩きのソレに似ているが、肩以外の部位を狙うことによって、その威力を何倍にも高めている。カモメの得意技だった。

「ちょっと何するのよカモメ!!」
 
 ランカが非難の声を上げるが、遅い。その頃カモメの姿はそこになく、階段を駆け上がる音だけが、虚しく響くばかりであった。靴はその辺に放り出してある。
  二階には父がいる。父の元に逃げ込めば万事丸く収まることをカモメは経験から熟知していた。それに何より、ランカではお話にならない。まず人の話を聞く気がない。『魔女狩り』による本土への恨みを、カモメはまだ忘れてはいないのであった。これで有耶無耶にするつもりはないのである。

「お父さん、お父さーん!!」
 
 呼びかけながら階段を上がり、ふすまを開いた。
 すると。
 ウィィィィィィィィィィィン。
 と、蝉が鳴くような音を立てて、何かがまっすぐこっちに向かってくる。虫じゃない。虫にしても大きすぎた。自分の足ぐらいの大きさがある。
 馬のない馬車だ。それが自動で向かってくる。しかも何より、格好いい。アレに似ている。遣外使の館にあった、そう、ヘルメット。アレを変容させるとこうなりそうだった。兎角かっこいい。

「う、うわあああああああああああああああ!!」
 
 カモメはビックリしすぎて馬のない車に飛びつき、回転を経てから座り直した。車についた車輪は『離せ離せ』と言わんばかりに、ウィンウィンと音を鳴らしている。
 もしかしたら、生きているのかもしれない。ふとカモメは思った。誰かが化生した神様である可能性は否めない。
 そこまで考えた上で、カモメの車に対する扱いは変わらなかった。

「お父さんお父さん!! これは一体なんなのだ!?」 
 
 車を振り回しながら、部屋にいた父、カイセイに話しかける。
 カイセイが答えた。

「フッフッフ。面白いだろ? 外土から鳥を操って取ってきたのさ。これで操るんだぜ?」
 
 カイセイは手に黒い塊を持っていた。岩のように厳ついが、箱のように整った形をしている。箱には細い棒がピンと一本伸びていた。カイセイが言うにはそれで操るらしい。
 確かに興味深い話ではある。今すぐにでもカイセイの前に身体を割り込ませ、操ってみたい気持ちはあった。しかしそれを越える感情がここにある。怒りである。

「許せん!!」
 
 車を放り出し、カモメが立ち上がる。手は固く握りしめられていた。

「え? な、何が?」
「本土の人間だけこんな楽しそうな物を一杯持って、反則だ!! 卑怯!! 一本負け! こっちが!」
「え? 俺らが?」
「うーむ。やはり本土の人間には、一度一杯食わさねばならないようだな! よし! じゃあちょっくらあたしは、本土に復讐に行ってくるから。お父さんには、あたしのご飯がお母さんに奪われそうになった時、確保する役目を言い渡します!! わかりましたか!?」
「あー、なるほどそういうことね。はいはい、了解しましたよ」
「よし!! では、お互い健闘を祈る!!」
 
 シュピっと敬礼して、カモメは階段をおりていく。

「あ、カモメ!! あんたこの鹿の角ー」
「それはもうお父さんに頼んどいたー!!」
「ふーん。じゃあもういいけど。で? あんたはこれからどこ行くのよ? もう明け七つ(午後四時)よ。夏じゃないんだから、今日はもう中にいなさい」
「そういうわけにいかぬ!!」
 
 床に座って靴をはき、カモメが諸手を上げて主張する。

「何者なのよ、あんたは。その変な話し方いい加減にやめなさい。後両手を上げて喋る癖も」
 
 首からかけた前掛けで手をフキフキしながら、ランカが近寄ってくる。そんなランカに、カモメはしたり顔でこう言った。

「女は時に、理ではなく感情で動かないといけない時があるのじゃ――ぶえええええ」
「だから普通に喋りなさいつってんでしょ! で? どこ行くつもりなのよ?」
 
 人のほっぺたを引っ張り終わったランカが、腰に手を当て問いかけてくる。

「本土」
「はぁ? また?」
「今回はちゃんとした目的があるもん!」
「目的のあるなしじゃないの。あんたじゃあの結界は破れない。あたしにはわかるわ」
 
 出た。
 ランカお得意のあたしにはわかる。
 ランカはいつもそうやって何でもかんでも決めつけてかかるのだ。
 そしてそれはいつだって間違えている。それがカモメにはわかるのである。
 だからカモメは頬に空気を入れてむくれた。
『はぁ』とランカが溜息をつく。ランカの癖の一つ。しかし今回の溜息はいつもと違う。いつもの、疲れた、呆れた、といった類のものではなく、むしろ幸せそうに口角は上がっていた。
 ランカがカモメの頭に手を置いた。カモメの頬から息がもれていく。

「後八年もすればあんたも働くわ。すぐには無理でもいつかは遣外使になればいい。誰かがしなければいけないことだもの。あんたがしたっておかしくない。だから今は、その時のために術に励む。作法を覚える。そしてあの鹿の角を届けてくる。ね?」
 
 頭を撫でながら、宥め、励まし、注文してくる。
 どんだけ鹿の角を届けてほしいんだ、この人は……。
 思いながらも、顔がニヤけそうになるのをどうにかこらえた。ニヤけたら負け。そう思った。

「じゃあ、じゃあ、一回だけ! 一回だけ挑戦してみる!」
「一回だけ? まぁ一回だけだったら――」
「よ~し!! ここに――」
「あぁもうここで言代を唱えるな! 外で化生しなさい、外で! それと、六つ(午後五時)までに帰ってこなかったら、晩ごはん抜きだからね!!」
「は~い!!」
 
 ランカに追い出され、カモメは外で書を用いて神仕八咫烏を呼び出し、空を飛んだ。
 芙蓉山玉繭からの許可が下りない限り、魔女ヶ島の外には出られない。
 それが魔女ヶ島内での一般認識。
 だからランカも認可したのだ。
 しかし。
 誰が思っただろう。
 まさかこんな結末になるだなんて。
 天を突く高い建物。壁の中で動き回る人。馬より早く、馬もなく動きまわる厳つい車。鳴り響く騒音。視界を埋め尽くすほどの、人、人、人……。
 本土東京。
 カモメはそこに、立っていた。 
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