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千秋高校生徒会長の神山は、黒ずくめの女、夜野にカフェで働かないかと強要される。 こんな怪しい女の誘いなど、受けられるはずがない。 当然拒否したのだが、夜野は目の前で、マンションの壁を粉砕してみせた。 常軌を逸した腕力。 しかし普通に犯罪なので警官二人がその場に駆けつけた。 器物破損の容疑で夜野に聴取しようとしたところ、警官二人の動きが止まる。 金縛りにでもあったかのように。 夜野は二人の間を通り抜けて言った。 『後日お前のもとに警察署長がやってくる。そして警察署長は言うだろう。この二人を解雇しておきましたと』 後日それが現実のものとなる。 だが神山はそれを鵜呑みにするほどアホではなかった。 警察署長が偽物の可能性があったからだ。 ネットで検索かけて、エンターキーを押す。 ガタンと椅子が倒れる。 警察署長は本物だった。 この事実を知ってしまった神山は、逆らう気など毛頭おきず、夜野が経営するカフェで働くことになる。 素手でコンクリを破壊し、警察さえも従えている節のある、マスター夜野。 警官を金縛りにしてみせた、ESP吉野。 当たり前のように拳銃を所持している、銃刀法違反の犯罪者、鬼瓦。 そしてそれに付き従う従業員。 事実は小説よりも奇なり。 そんなことわざを思い出した。 思い出しているとき、ここ東京に、神山の眼の前に、十歳の魔女が、現れた。 迷子なのかなと、110番通報する神山なのだが……。
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文字数 35,104 最終更新日 2020.03.26 登録日 2018.11.05
 東京都葛飾区文京堂四―八。そのカフェは、住宅街でも、大通りでもない、住宅街と大通りの継ぎ目の奥の奥のような場所にあった。  このカフェは、全ての面でイカれていると断言して言えた。何故ならば。  この店のマスターは、警官二人に銃口を向けられ、パトカーで周囲を封鎖されても、何事もなかったようにカフェに戻ってくる。  この店のホールのチーフは、スカートの中に拳銃(ベレッタ)を仕込んでいる。  この店のキッチンの男は、超能力者らしく、人の心を読むテレパシー、物体を操るサイコキネシスなどを扱った。  そして、自分と同じく、新たにこの店で働くことになったド新人。  かつての魔女狩りの生き残りなんだとぬかす、大空カモメ。ちなみに事実、魔術を操ることができる。  この店に務めている人間は、自分を除いて誰も彼もがイカれていると思っているが、しかし、ここで起きたことの全ての原因は、この十歳の魔女、大空カモメにあったような、そんな気がしている。
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文字数 22,830 最終更新日 2020.03.26 登録日 2020.03.26
 異世界に呼び出されて八百年が経った。チートは老いることのない身体。人の八倍の一生を生きた俺に敵はない。しかし俺の隣に並べる者もまたいない。  ある日、S級難度(生死保証せず)の依頼を受けて、観光の街エルメルリアへと俺は向かった。  そこで出会った二人の少女。  世界に二十一人しかいないとされるS4(最高位)魔術師、白亜のティアラナと、謎の少女パミュ。  俺は依頼主である白亜のティアラナに、パミュとエルメルリアの街を観光してきてくれ、という依頼を受けた。  観光の街エルメルリアで出会う数多の人々。  この街で一般人のように暮らせたら。  そう思いながら観光を終えた時、白亜のティアラナが俺に言った。 「もしよかったらなんだけど、あたしのところで住み込みで働いてみるつもりはないかしら?」  観光の街、エルメルリアで繰り広げられる、恋と魔術のギャグ・コメディ。時々シリアス。  男も女も楽しめる、そんな恋愛模様を描くことを目標としています。  ※ 小説家になろう様の方でも、連載しています。
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小説 87,535 位 / 87,535件 ファンタジー 24,956 位 / 24,956件
文字数 243,704 最終更新日 2019.12.14 登録日 2019.07.29
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