由紀子きみは本当に素晴らしい

第４章

連続いきの果てに

互いの舌がもつれあう。
ぐちゃぐちゃと音を立てて口が吸われる。

由紀子の膣は一度放出し、
萎えた陰茎をそのまま咥えて、
ぐびぐびと咥えなおすようにうごめいている。

口吸いと膣のうごめきに刺激されて、
私の亀頭の先にこそばゆい感覚が戻ってくる。
私の陰茎が硬さを取り戻し、
膣の中で膨らんでいくのがわかる。

膣の中でそのままだんだんと膨らんでいく。
陰茎がしっかり固くなり膨らんだところで、
それまでゆるくうごめきながら密着させていた体は、
つながったままの陰茎と膣口を中心に円を描くように動きだす。

由紀子はまた
「あーぁ、いぃー、いぃー」
と声を出している。
その声に合わせてさらに、
私は腰を大きく上下左右に振っていく。

亀頭の先が膣の奥に吸いこまれる。
それに抗して陰茎を浅く、深く、抜いてさらにねじ込むように突いていく。
「熱い、熱いー、あぁー、いぃわー、気持ちいい」
とさらに声を出し、
由紀子の膣は力強く、
吸い込むようにうごめき、
陰茎を咥え込む。

陰茎は吸いこまれていく。
由紀子は腰を浮かせて、
ピストンを繰り返すように何度も何度も腰はうごめく。

由紀子の手が私の腰に回る。
陰部がしっかり結合するように回した手で腰を強くつかみ、
それぞれの陰部を食い込むように押し付けあう。
「あぁー、いいー、いくくー、いくくー、すごいー、いぃー」
と声を上げながら
由紀子はさらに腰を振る。

陰茎は逃れることのできない閂にとらわれ、
揺れ、円を描くようにしか動かすことができない。

「あぁ、突いて、突いてー、突いてー」
と由紀子が声を上げる。
私の陰茎は、閂のごとくすいつけられたまま
腰を振りつつ
更に膣の深いところにぶち込むよう何度も押し込んでいく。

亀頭は膣の奥の子宮口に何度も突き当たる
「あぁーすごい、すごい。いくー、いくー、」
と叫びながら、
身体を弓のようにそらし
痙攣するように震えながら由紀子はついに果てた。

私は、その震えにあわせるように
さらに深く突き、突き、奥の奥に、二度目の放出をする。
腰がびくびくと震える。

放出が終わって
私の陰茎は徐々に小さくなっていくが
びくびくとうごめく膣にとらわれていて
抜けることはない。

二人は深く息をしながらしばらくそのままの姿でつながっている。
緩くピストンは続く。
そして、いとおしくキスが繰り返えされる。
「愛しているわ。愛している」「いいわ、最高よ」
の声が耳元で響く。

体をゆっくり引き離そうとするが、
陰茎と膣は名残惜しそうに、たがいにつながっている。
やがて、ゆっくりと根元まで愛液と精液にまみれた陰茎が押し出されてくる。
膣口は白い粘液をどろどろと出しながらさらにぴくぴくと震えている。

「よかったね。二度も出してくれたのね。
マンコの中はあなたのでいっぱいよ。
うれしい」
由紀子はささやく。
私は疲れ切った体で横になる。

由紀子の膣口から白い液体がどろどろとこぼれ、太ももも伝わって流れ出た。