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2章 いよいよ本編開始??
避けられなかった急接近イベント3*
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◇
甘くて、優しい、安心する匂い、温もりに包まれている感じがした……――――――
そして、なんだかすごく気持ちいい……
なんだろう、この感じ。
前にもあった気がする……――――――
「……ん」
「あ、リア☆気が付いた?」
「……ぁれ、セ、イ?」
これって、夢?
セイにすごく逢いたかったから夢に出てきてくれたのかな?
「ふふ☆夢じゃないよ、リア♪もちろん、こっちも、ね☆」
「ふぇ?……あぁっ、え、なに……あぁぁっ、んんっ」
下半身に感じた強い快感と、セイからの突然のキス。
え?これって、もしかして、もしかしなくても……
「んっ、リアってば意識がなくてもちゃんと感じる子なんだね☆意外とえっちなんだ♪」
「んぁ、ぁぁぁっ……嘘っ、ちがっ……やっ、ぁぅっ」
「意識も戻ったことだし、さっきより多めに魔力あげるね☆」
「ぇ?……ま、りょく……ぁ、やっ、激しっ……や、んんっ」
「ふふ☆ボク達って、魔力も身体も相性良いみたい♪だからとびきり気持ち良くしてあげる☆……ボク以外が見えなくなるくらいにね……」
「んっ、んむっ……ひゃっ、ぁ、何これっ……ぁぁっ、やぁっ、んんん~~~~~~~~っ」
ドクン、ドクン、とセイから温かくてとびきり甘いナニかが大量に注がれるのとほぼ同時に、セイからのとびきり甘いキスをされて気持ち良すぎておかしくなりそうだった。
身体がビクン、ビクンって痙攣してるけどセイにがっちり抱きしめられていることと、身体の力が全く入らないことで強すぎる快感も受け止めることしかできない。
「ん、ふ……ぁぁ、セ、イ……?」
「リア……身体は大丈夫?」
……大丈夫とは、何を指してるんだろう。
「……背中、痛い……」
「あ、そうだよね。ごめんごめん☆」
セイはそう言ってあたしを軽々と抱き上げ、胡坐をかいて座った状態の自分の上にあたしを乗せる。
……挿入れたままで。
そのため……
「ぁぁっ……やっ、らめ……深、いっ……んんっ」
「えぇ~、背中が痛いって言うから抱き起したのに~。それに、この体勢の方がリアをぎゅってできるよ♪」
「ふぁっ、んっ……セイ、ぎゅぅ……んぁっ、しあわ、せ……」
「ふふ☆素直な子は好きだよ♪ご褒美に落ち着くまでぎゅってしてあげようね☆」
セイが深くまで挿入っている快感にほんの少しだけ慣れてきて、ちょっとだけ冷静になってきた。
……あたし、なんでまたセイに抱かれてるの??!!
いや、嬉しいんだけどっ!幸せなんだけどっ!!
「……ねぇ、リア。あのバカはナニをしたのかな?」
「え?……あのバカ?」
セイが言う方向を見ると、全身をナニかでぐるぐる巻きにして目を塞がれた状態で横たわるケインらしき物体がそこにあった。
「あ……」
とたんにさっき襲われかけたことが蘇って、ガタガタと身体が震え、気分も悪くなる。
「大丈夫だよ、ボクが全部上書きしてあげたからね☆……ボクに抱かれるのもイヤかい?」
「……っ、そんなことないっ!セイとのえっちは好きっ!大好き!!」
「そう?……ボクとのえっちがそんなに好きなの?」
「や、違っ……セイは、えっちも……えっちがなくても、好き……デス……」
うぅ……なんでこんな恥ずかしいこと言わされてるんだ?あたし……
恥ずかしすぎて、赤くなった顔が見えないように思わずぎゅっとセイに抱きつく。
恥ずかしさと幸福感を噛みしめながらセイの温もりを堪能していたら、セイはさらっと物騒なことを言ってきた。
「じゃあ、あのバカ殺っちゃってもいい?……ボクのリアに手を出すなんて、生きる資格もないよね☆」
「ボクの、リア……?……ってちょっと待って!ダメっ、確かに許せないかもしれないけど、一応命の恩人で、クラスメイトだから殺っちゃうのは……」
「え~……ダメなのぉ?」
「うぅ……可愛く言ってもダメなものはダメです!」
それよりも、あたしは聞きたいことがあった。
「ねぇ、セイ……さっき「ボクのリア」って……」
「あぁ、言ったね☆」
「それって……」
期待……しても良いんだろうか。あたしのこと、少しは好きになってくれたって……
「ん~……正直言うと、リアがボクを想ってくれてる気持ちほど、ボクがリアを想う気持ちは大きくないと思う。でも、このバカみたいなヤツがリアに近づくのは腹が立つし、触れるものなら殺したくなる」
……うん、嫉妬してくれる気持ちはすごく嬉しいけど、なんかものすごくバイオレンスですねっ!
そこまでは求めてないかなっ!!
「……さっき、リアは魔力が枯渇して死にかけてた。リアが死ぬかもって思ったらものすごく嫌だった。だって、まだえっちだって薬が効いたときの1回しかしてないし、柔らかい胸だってもっといっぱい触りたかったし」
待って待って。アレって死にかけだったの?!
それにもビックリだけど、死んだら嫌だって理由がえっちとあたしの胸ってのがビックリですよっ!!
さすがに泣いてもいいですかっ??!!
「もちろん、リアの笑顔とかボクがちゅってしたときの幸せそうな顔は堪らなく可愛いし、ボクの嫌いな人間みたいな感性とまったく違うのもすごく好ましい」
……うん。これを最初に言われていたら、あたしは間違いなく嬉しくて泣いたんだろうな。
今もとても嬉しいんだけど、その前に言われたことが強烈過ぎて涙が出ないよ……
「ボクの魔力をあげてみたけど、全く抵抗がないどころかすぐに受け入れちゃうくらい相性良いみたいだし、身体の相性も抜群みたいだし……リアをボクのモノにしたくなっちゃったんだ☆」
「セイ……」
「だからリア、もうボクのモノになっちゃいなよ♪」
セイと結ばれるエンディングを見てないからこれが正解かなんてわからないけど、正解かどうかなんて関係ない。
今言ってくれたセイの言葉が何よりも嬉しい。
「……ん、うんっ!あたし、セイのモノになるっ!!」
「あ、認めたね☆その言葉、取り消すとかなしだからね♪」
「セイこそ……他の子とか見たらやだよ?」
「他の子?リア以外に興味ある子はいないから大丈夫じゃない?」
夢じゃないよね?嘘じゃないよね?
セイがあたしを好きって……好きで良いんだよね?
「……セイ、あたしのこと……好き?」
「ん~……わかんない☆」
ちょっ!!マジですかっ!!??
「でも、リアと一緒にいると感じるこの気持ちが"好き"って感情なのかも…とは思ってるよ☆……これじゃダメ?」
「……っ、ダメじゃない!それでも嬉しいっ!!セイ、大好きっ♡♡」
ゲームのイベントと同じようなことが起こったのが偶然か必然かはわからないけど、ちょっとずつセイと想い合えている今が一番嬉しい。
この先まだまだ続く学園生活で何が起こるかわからないけど、なるべくイベントが起こらないようにしなくちゃっ!!
ちなみに、話してる最中もずっと挿入されっぱなしだったため、この後セイに思いっきり優しく激しく抱き潰されました。
……もう少しだけ勇気が出たら、セイにすべてを話すんだ……――――――
甘くて、優しい、安心する匂い、温もりに包まれている感じがした……――――――
そして、なんだかすごく気持ちいい……
なんだろう、この感じ。
前にもあった気がする……――――――
「……ん」
「あ、リア☆気が付いた?」
「……ぁれ、セ、イ?」
これって、夢?
セイにすごく逢いたかったから夢に出てきてくれたのかな?
「ふふ☆夢じゃないよ、リア♪もちろん、こっちも、ね☆」
「ふぇ?……あぁっ、え、なに……あぁぁっ、んんっ」
下半身に感じた強い快感と、セイからの突然のキス。
え?これって、もしかして、もしかしなくても……
「んっ、リアってば意識がなくてもちゃんと感じる子なんだね☆意外とえっちなんだ♪」
「んぁ、ぁぁぁっ……嘘っ、ちがっ……やっ、ぁぅっ」
「意識も戻ったことだし、さっきより多めに魔力あげるね☆」
「ぇ?……ま、りょく……ぁ、やっ、激しっ……や、んんっ」
「ふふ☆ボク達って、魔力も身体も相性良いみたい♪だからとびきり気持ち良くしてあげる☆……ボク以外が見えなくなるくらいにね……」
「んっ、んむっ……ひゃっ、ぁ、何これっ……ぁぁっ、やぁっ、んんん~~~~~~~~っ」
ドクン、ドクン、とセイから温かくてとびきり甘いナニかが大量に注がれるのとほぼ同時に、セイからのとびきり甘いキスをされて気持ち良すぎておかしくなりそうだった。
身体がビクン、ビクンって痙攣してるけどセイにがっちり抱きしめられていることと、身体の力が全く入らないことで強すぎる快感も受け止めることしかできない。
「ん、ふ……ぁぁ、セ、イ……?」
「リア……身体は大丈夫?」
……大丈夫とは、何を指してるんだろう。
「……背中、痛い……」
「あ、そうだよね。ごめんごめん☆」
セイはそう言ってあたしを軽々と抱き上げ、胡坐をかいて座った状態の自分の上にあたしを乗せる。
……挿入れたままで。
そのため……
「ぁぁっ……やっ、らめ……深、いっ……んんっ」
「えぇ~、背中が痛いって言うから抱き起したのに~。それに、この体勢の方がリアをぎゅってできるよ♪」
「ふぁっ、んっ……セイ、ぎゅぅ……んぁっ、しあわ、せ……」
「ふふ☆素直な子は好きだよ♪ご褒美に落ち着くまでぎゅってしてあげようね☆」
セイが深くまで挿入っている快感にほんの少しだけ慣れてきて、ちょっとだけ冷静になってきた。
……あたし、なんでまたセイに抱かれてるの??!!
いや、嬉しいんだけどっ!幸せなんだけどっ!!
「……ねぇ、リア。あのバカはナニをしたのかな?」
「え?……あのバカ?」
セイが言う方向を見ると、全身をナニかでぐるぐる巻きにして目を塞がれた状態で横たわるケインらしき物体がそこにあった。
「あ……」
とたんにさっき襲われかけたことが蘇って、ガタガタと身体が震え、気分も悪くなる。
「大丈夫だよ、ボクが全部上書きしてあげたからね☆……ボクに抱かれるのもイヤかい?」
「……っ、そんなことないっ!セイとのえっちは好きっ!大好き!!」
「そう?……ボクとのえっちがそんなに好きなの?」
「や、違っ……セイは、えっちも……えっちがなくても、好き……デス……」
うぅ……なんでこんな恥ずかしいこと言わされてるんだ?あたし……
恥ずかしすぎて、赤くなった顔が見えないように思わずぎゅっとセイに抱きつく。
恥ずかしさと幸福感を噛みしめながらセイの温もりを堪能していたら、セイはさらっと物騒なことを言ってきた。
「じゃあ、あのバカ殺っちゃってもいい?……ボクのリアに手を出すなんて、生きる資格もないよね☆」
「ボクの、リア……?……ってちょっと待って!ダメっ、確かに許せないかもしれないけど、一応命の恩人で、クラスメイトだから殺っちゃうのは……」
「え~……ダメなのぉ?」
「うぅ……可愛く言ってもダメなものはダメです!」
それよりも、あたしは聞きたいことがあった。
「ねぇ、セイ……さっき「ボクのリア」って……」
「あぁ、言ったね☆」
「それって……」
期待……しても良いんだろうか。あたしのこと、少しは好きになってくれたって……
「ん~……正直言うと、リアがボクを想ってくれてる気持ちほど、ボクがリアを想う気持ちは大きくないと思う。でも、このバカみたいなヤツがリアに近づくのは腹が立つし、触れるものなら殺したくなる」
……うん、嫉妬してくれる気持ちはすごく嬉しいけど、なんかものすごくバイオレンスですねっ!
そこまでは求めてないかなっ!!
「……さっき、リアは魔力が枯渇して死にかけてた。リアが死ぬかもって思ったらものすごく嫌だった。だって、まだえっちだって薬が効いたときの1回しかしてないし、柔らかい胸だってもっといっぱい触りたかったし」
待って待って。アレって死にかけだったの?!
それにもビックリだけど、死んだら嫌だって理由がえっちとあたしの胸ってのがビックリですよっ!!
さすがに泣いてもいいですかっ??!!
「もちろん、リアの笑顔とかボクがちゅってしたときの幸せそうな顔は堪らなく可愛いし、ボクの嫌いな人間みたいな感性とまったく違うのもすごく好ましい」
……うん。これを最初に言われていたら、あたしは間違いなく嬉しくて泣いたんだろうな。
今もとても嬉しいんだけど、その前に言われたことが強烈過ぎて涙が出ないよ……
「ボクの魔力をあげてみたけど、全く抵抗がないどころかすぐに受け入れちゃうくらい相性良いみたいだし、身体の相性も抜群みたいだし……リアをボクのモノにしたくなっちゃったんだ☆」
「セイ……」
「だからリア、もうボクのモノになっちゃいなよ♪」
セイと結ばれるエンディングを見てないからこれが正解かなんてわからないけど、正解かどうかなんて関係ない。
今言ってくれたセイの言葉が何よりも嬉しい。
「……ん、うんっ!あたし、セイのモノになるっ!!」
「あ、認めたね☆その言葉、取り消すとかなしだからね♪」
「セイこそ……他の子とか見たらやだよ?」
「他の子?リア以外に興味ある子はいないから大丈夫じゃない?」
夢じゃないよね?嘘じゃないよね?
セイがあたしを好きって……好きで良いんだよね?
「……セイ、あたしのこと……好き?」
「ん~……わかんない☆」
ちょっ!!マジですかっ!!??
「でも、リアと一緒にいると感じるこの気持ちが"好き"って感情なのかも…とは思ってるよ☆……これじゃダメ?」
「……っ、ダメじゃない!それでも嬉しいっ!!セイ、大好きっ♡♡」
ゲームのイベントと同じようなことが起こったのが偶然か必然かはわからないけど、ちょっとずつセイと想い合えている今が一番嬉しい。
この先まだまだ続く学園生活で何が起こるかわからないけど、なるべくイベントが起こらないようにしなくちゃっ!!
ちなみに、話してる最中もずっと挿入されっぱなしだったため、この後セイに思いっきり優しく激しく抱き潰されました。
……もう少しだけ勇気が出たら、セイにすべてを話すんだ……――――――
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