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5章 帰郷!エルフの里へ ~記憶喪失編~
船で過ごそう ~忘却へのカウントダウン inセイルside~
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◇
エリュシオンが“忘却の呪い”というのにかかった。
彼だけだったなら、そんなヘマはしないはずだ。ではなぜそれでも呪いを受けてしまったのか・・・
理由は簡単、サーヤを庇ったからだ。
最近のエリュシオンは本当に変わった。もちろん良い意味で。
昔の荒れてる頃を知ってる僕としては、喜ばしい限りだった。
リアの子孫で、リアとの思い出のお菓子であるスコーンを同じ味で再現してくれるサーヤ。
気まぐれで暴走を止めたら時々殺り合うのが楽しくなっちゃって、リアを失った僕が暴走したときは命がけで止めてくれた弟子のようなエリュシオン。
2人の関係が少しずつ変わるのを間近で見てきて、気が付いたら他の仲間も集まっていて・・・不思議とサーヤとエリュシオンの周りにはボクを含め、多くの精霊が集まるようになった。
これから結婚すると言っていた2人は、ボクと違って子供だって頑張れば望めるし、いろいろあってやっと幸せになるところだったのに・・・――――――
「ホントに地上にいる人間・・・いや、キミは獣人か。とにかく、ヒトってのは恨みつらみでろくでもない行動ばかりする奴が多いんだね・・・」
「・・・っ」
今、ボクの目の前にはミリーという獣人女がいる。
エリュシオンの部下であるカルステッド達が、この船に乗っているミリーの情報を調べて部屋を教えてくれた。
さすがエリュシオンの部下だね、人間だけどいい仕事をする。
今この時間もエリュシオンは呪いの影響でいろいろ忘れ始めていると思うから、そんなに時間をかけることはできない。さっさと情報聞いて動き始めないと・・・―――
「セイル、手を出しちゃダメ。制約に反する」
「ふふ☆ありがとう、ベルナート。わかってる・・・でも、もしもの時は止めてね♪」
「わかった」
今この部屋にいるのはボクとベルナート、そしてミリーという獣人女。
まずは“忘却の呪い”ってモノについて知るために獣人女の部屋に来て話を聞くことにした。
ボク達精霊王にはある制約がある。
強大な力を持っている分、地上の・・・人間のアレコレに干渉してはいけない。
干渉しすぎたらどうなるかは伝わってないけど、たぶん滅ぶか精霊王でいられなくなるんだろう。
制約に反する気はないけど、一応ストッパーに今回はベルナートを連れてきた。
・・・ある目的もあったからね・・・
「さて、ミリーだっけ?“忘却の呪い”って何?解く方法とかあるの?呪いなんてかけて何したかったの?」
「・・・私がそれを素直に答えるとでも?」
「ふふ☆素直に答えるような奴は呪いなんてかけないだろうね。・・・そんなにエリュシオンが憎かった?」
「・・・」
「エリュシオンがキミ達姉妹を不幸にした?・・・それは結果論であって、不幸にしたのはエリュシオンのせいじゃない。キミは単なる逆恨みでエリュシオンに呪いをかけた・・・ホントにいい迷惑だよ」
「違うっ!エリュシオンが居なければ、お姉ちゃんに拾われなければ、死ぬことはなかった!!私だって、あんな目にっ・・・」
「ふ~ん・・・聞いたところによると、それってエリュシオンの作った薬草を売り始めたからそうなったんでしょ?」
「そうよ!だからエリュシオンの・・・」
「それってさ、おかしくない?」
「・・・え?」
昔エリュシオン自身から聞いた話と、今回サーヤに話しているのを聞いてるときからずっと思っていた。
確かにエリュシオンの薬草を売ったことがきっかけかもしれないけど・・・―――
「その薬草を“一度きり”ではなく、何度も売る判断をしたのはどこの誰?一度美味しい思いをしてやめられなくなったのはどこのどいつなんだろうねぇ」
「・・・っ」
「それに、エリュシオンは警告していたはずだよ。“お守り”だってもらってたんでしょ?」
「!!」
「その警告を無視して薬草を売り続け、変な奴から目をつけられたのは本当にエリュシオンのせいなのかなぁ・・・それとも、キミも恋仲だった村の青年と同じで、“黒”であるエリュシオンのせいにしたかっただけ?」
「・・・」
「キミってさ、大好きなお姉ちゃんが“黒”で大変だったのかもしれないけど、実は誰よりも“黒”である姉を見下してたんじゃない?」
「なっ・・・そんなことっ」
「ないって言えるの?だって、キミは“黒”である姉を人目に出さないようにしてたんでしょ?そして周りには“黒”の姉を持つ可哀そうな女、とでも思われてたわけだ」
「!!」
・・・やっぱり図星だったらしいね。ホントに迷惑な女・・・
まだ制約は大丈夫みたいだから、もう少し心を折ってやろうか・・・
「“黒”を持つ自分を優位に見て、“黒”である姉とエリュシオンは外では何もできないと見下す・・・例の貴族ほどじゃないけど、キミも十分最悪な人間だよ・・・っぐぅ」
「セイル・・・」
「大丈夫、これ以上はダメみたいだけどね☆」
人間に個人的ダメージを与えすぎても制約に反してしまう。肉体的でも精神的であっても。
加護を与えている者に関してなら制約は大分緩くなるけど、今回の被害者はサーヤではなくエリュシオンだから、何かできるとしてもマデリーヌだ・・・うん、役に立つ気がしないね。
髪色を変えるネックレスを外し、黒髪に戻したベルナートが獣人女に近づいた。
ベルナートの変化に相当ビックリしてるみたいだ。
「俺は、闇の精霊王だ。見ての通り“黒”で、今まで精霊達や人間とほとんど関わらず何百年と過ごしてきた」
「・・・」
「今まで俺はずっと孤独だった。でも精霊王だから滅多なことでは死なない。どこか安らげる場所を探しては自らを封印して外界と関わらないことが多かった」
闇の精霊王の存在は、仲間である精霊王同士位しか知らないくらいだったからね。
しかも会った回数も数える程度だった。
精霊王同士には“仲間”という概念があまりないからボクも仲良くしようとは思わなかったな・・・
「今は”黒”である俺の加護を受け入れてくれたサーヤやその婚約者のエリュシオン、ミナトやセイルとか複数の精霊王や、他にも今一緒に旅をしている人間の仲間達がいる。・・・俺はやっと安らげる場所を見つけた」
「・・・ふんっ、それがどうしたって言うのよ」
「ちなみに、エリュシオンがガルドニアに来てからのことは知ってるの?」
「・・・知らないし、知りたくもない・・・」
「そう・・・やっぱりキミは例の貴族と同じ、自分勝手な人間なんだね」
「なっ」
「エリュシオンはガルドニアに来てからも一人で苦しんでいたよ。・・・何もかもを破壊したくなるくらい精神も壊れかけていた」
「!!」
「ホクは“黒”とか興味ないからね☆気に入っていた森をエリュシオンが破壊しつくそうとしてたから力づくで止めたときに会ったんだ♪その後しばらく何度も暴れて、落ち着かせるのに結局森が半分焼け野原になっちゃってノルンに怒られたなぁ」
「ねぇ、“黒”は幸せになっちゃいけないの?“黒”は本当に人を不幸にするの?・・・少なくとも今の俺やエリュシオンは不幸ではないし、人を不幸にもさせてない」
「うるさいっ!!!・・・わかってる・・・わかってるわよ・・・でも、許せなかった。私はあれから彼と結婚したけど子供は望めず、彼はもう一人妻を迎えて子供が生まれて、あたしの居場所はどんどんなくなっていった・・・。またお姉ちゃんと一緒に暮らしたかったけど、すでに亡くなって・・・私は一人ぼっちになった」
「・・・別に、一人になっただけで、その後新しい場所でまた生活することだってキミならいくらでもできたよね?“黒”じゃないんだから」
「・・・っ」
「一人だと思い込んだのは、キミの勝手な妄想だ。一人が嫌なら誰かに助けを求めれば良いのに、キミはしなかったんだよ・・・っくぅ」
「セイルっ」
「はぁっ、はぁ・・・意外とこれ、キツイんだね☆」
「セイル、後は俺にまかせて・・・」
ベルナートは獣人女に向けて手をかざし、何か呪文を唱えて魔法をかけたみたいだ。
「今お前の身体にのみ、空間魔法をかけた。病が進行して死ぬって言ってたけど、魔法で時間を止めてるから俺が魔法を解かない限り死ぬことはない」
「!!」
「もちろんこの魔法はずっと持続できるモノじゃない・・・エリュシオンの呪いが解ける前に死を持って逃げようとするなんて俺は許さない。サーヤの希望をなくさないために、今は俺がお前を死なせない!お前が死ぬのはエリュシオンの呪いが解けた後だ!!」
「!!!!」
あ、加護者のためになら制約に反せず魔法を使えるんだね☆
どうやって獣人女を死なせないようにするのか気になってたけど、ベルナートってば意外と頭がいいみたいだ。
「さて、サーヤの望みであるエリュシオンの呪いを解くために“忘却の呪い”について洗いざらい吐いてもらおうか☆」
うん、確かにこれなら平気みたいだ☆
獣人女への詰問方法のコツがわかったボクとベルナートは、こうして“忘却の呪い”についての情報を聞くことにした。
エリュシオンが“忘却の呪い”というのにかかった。
彼だけだったなら、そんなヘマはしないはずだ。ではなぜそれでも呪いを受けてしまったのか・・・
理由は簡単、サーヤを庇ったからだ。
最近のエリュシオンは本当に変わった。もちろん良い意味で。
昔の荒れてる頃を知ってる僕としては、喜ばしい限りだった。
リアの子孫で、リアとの思い出のお菓子であるスコーンを同じ味で再現してくれるサーヤ。
気まぐれで暴走を止めたら時々殺り合うのが楽しくなっちゃって、リアを失った僕が暴走したときは命がけで止めてくれた弟子のようなエリュシオン。
2人の関係が少しずつ変わるのを間近で見てきて、気が付いたら他の仲間も集まっていて・・・不思議とサーヤとエリュシオンの周りにはボクを含め、多くの精霊が集まるようになった。
これから結婚すると言っていた2人は、ボクと違って子供だって頑張れば望めるし、いろいろあってやっと幸せになるところだったのに・・・――――――
「ホントに地上にいる人間・・・いや、キミは獣人か。とにかく、ヒトってのは恨みつらみでろくでもない行動ばかりする奴が多いんだね・・・」
「・・・っ」
今、ボクの目の前にはミリーという獣人女がいる。
エリュシオンの部下であるカルステッド達が、この船に乗っているミリーの情報を調べて部屋を教えてくれた。
さすがエリュシオンの部下だね、人間だけどいい仕事をする。
今この時間もエリュシオンは呪いの影響でいろいろ忘れ始めていると思うから、そんなに時間をかけることはできない。さっさと情報聞いて動き始めないと・・・―――
「セイル、手を出しちゃダメ。制約に反する」
「ふふ☆ありがとう、ベルナート。わかってる・・・でも、もしもの時は止めてね♪」
「わかった」
今この部屋にいるのはボクとベルナート、そしてミリーという獣人女。
まずは“忘却の呪い”ってモノについて知るために獣人女の部屋に来て話を聞くことにした。
ボク達精霊王にはある制約がある。
強大な力を持っている分、地上の・・・人間のアレコレに干渉してはいけない。
干渉しすぎたらどうなるかは伝わってないけど、たぶん滅ぶか精霊王でいられなくなるんだろう。
制約に反する気はないけど、一応ストッパーに今回はベルナートを連れてきた。
・・・ある目的もあったからね・・・
「さて、ミリーだっけ?“忘却の呪い”って何?解く方法とかあるの?呪いなんてかけて何したかったの?」
「・・・私がそれを素直に答えるとでも?」
「ふふ☆素直に答えるような奴は呪いなんてかけないだろうね。・・・そんなにエリュシオンが憎かった?」
「・・・」
「エリュシオンがキミ達姉妹を不幸にした?・・・それは結果論であって、不幸にしたのはエリュシオンのせいじゃない。キミは単なる逆恨みでエリュシオンに呪いをかけた・・・ホントにいい迷惑だよ」
「違うっ!エリュシオンが居なければ、お姉ちゃんに拾われなければ、死ぬことはなかった!!私だって、あんな目にっ・・・」
「ふ~ん・・・聞いたところによると、それってエリュシオンの作った薬草を売り始めたからそうなったんでしょ?」
「そうよ!だからエリュシオンの・・・」
「それってさ、おかしくない?」
「・・・え?」
昔エリュシオン自身から聞いた話と、今回サーヤに話しているのを聞いてるときからずっと思っていた。
確かにエリュシオンの薬草を売ったことがきっかけかもしれないけど・・・―――
「その薬草を“一度きり”ではなく、何度も売る判断をしたのはどこの誰?一度美味しい思いをしてやめられなくなったのはどこのどいつなんだろうねぇ」
「・・・っ」
「それに、エリュシオンは警告していたはずだよ。“お守り”だってもらってたんでしょ?」
「!!」
「その警告を無視して薬草を売り続け、変な奴から目をつけられたのは本当にエリュシオンのせいなのかなぁ・・・それとも、キミも恋仲だった村の青年と同じで、“黒”であるエリュシオンのせいにしたかっただけ?」
「・・・」
「キミってさ、大好きなお姉ちゃんが“黒”で大変だったのかもしれないけど、実は誰よりも“黒”である姉を見下してたんじゃない?」
「なっ・・・そんなことっ」
「ないって言えるの?だって、キミは“黒”である姉を人目に出さないようにしてたんでしょ?そして周りには“黒”の姉を持つ可哀そうな女、とでも思われてたわけだ」
「!!」
・・・やっぱり図星だったらしいね。ホントに迷惑な女・・・
まだ制約は大丈夫みたいだから、もう少し心を折ってやろうか・・・
「“黒”を持つ自分を優位に見て、“黒”である姉とエリュシオンは外では何もできないと見下す・・・例の貴族ほどじゃないけど、キミも十分最悪な人間だよ・・・っぐぅ」
「セイル・・・」
「大丈夫、これ以上はダメみたいだけどね☆」
人間に個人的ダメージを与えすぎても制約に反してしまう。肉体的でも精神的であっても。
加護を与えている者に関してなら制約は大分緩くなるけど、今回の被害者はサーヤではなくエリュシオンだから、何かできるとしてもマデリーヌだ・・・うん、役に立つ気がしないね。
髪色を変えるネックレスを外し、黒髪に戻したベルナートが獣人女に近づいた。
ベルナートの変化に相当ビックリしてるみたいだ。
「俺は、闇の精霊王だ。見ての通り“黒”で、今まで精霊達や人間とほとんど関わらず何百年と過ごしてきた」
「・・・」
「今まで俺はずっと孤独だった。でも精霊王だから滅多なことでは死なない。どこか安らげる場所を探しては自らを封印して外界と関わらないことが多かった」
闇の精霊王の存在は、仲間である精霊王同士位しか知らないくらいだったからね。
しかも会った回数も数える程度だった。
精霊王同士には“仲間”という概念があまりないからボクも仲良くしようとは思わなかったな・・・
「今は”黒”である俺の加護を受け入れてくれたサーヤやその婚約者のエリュシオン、ミナトやセイルとか複数の精霊王や、他にも今一緒に旅をしている人間の仲間達がいる。・・・俺はやっと安らげる場所を見つけた」
「・・・ふんっ、それがどうしたって言うのよ」
「ちなみに、エリュシオンがガルドニアに来てからのことは知ってるの?」
「・・・知らないし、知りたくもない・・・」
「そう・・・やっぱりキミは例の貴族と同じ、自分勝手な人間なんだね」
「なっ」
「エリュシオンはガルドニアに来てからも一人で苦しんでいたよ。・・・何もかもを破壊したくなるくらい精神も壊れかけていた」
「!!」
「ホクは“黒”とか興味ないからね☆気に入っていた森をエリュシオンが破壊しつくそうとしてたから力づくで止めたときに会ったんだ♪その後しばらく何度も暴れて、落ち着かせるのに結局森が半分焼け野原になっちゃってノルンに怒られたなぁ」
「ねぇ、“黒”は幸せになっちゃいけないの?“黒”は本当に人を不幸にするの?・・・少なくとも今の俺やエリュシオンは不幸ではないし、人を不幸にもさせてない」
「うるさいっ!!!・・・わかってる・・・わかってるわよ・・・でも、許せなかった。私はあれから彼と結婚したけど子供は望めず、彼はもう一人妻を迎えて子供が生まれて、あたしの居場所はどんどんなくなっていった・・・。またお姉ちゃんと一緒に暮らしたかったけど、すでに亡くなって・・・私は一人ぼっちになった」
「・・・別に、一人になっただけで、その後新しい場所でまた生活することだってキミならいくらでもできたよね?“黒”じゃないんだから」
「・・・っ」
「一人だと思い込んだのは、キミの勝手な妄想だ。一人が嫌なら誰かに助けを求めれば良いのに、キミはしなかったんだよ・・・っくぅ」
「セイルっ」
「はぁっ、はぁ・・・意外とこれ、キツイんだね☆」
「セイル、後は俺にまかせて・・・」
ベルナートは獣人女に向けて手をかざし、何か呪文を唱えて魔法をかけたみたいだ。
「今お前の身体にのみ、空間魔法をかけた。病が進行して死ぬって言ってたけど、魔法で時間を止めてるから俺が魔法を解かない限り死ぬことはない」
「!!」
「もちろんこの魔法はずっと持続できるモノじゃない・・・エリュシオンの呪いが解ける前に死を持って逃げようとするなんて俺は許さない。サーヤの希望をなくさないために、今は俺がお前を死なせない!お前が死ぬのはエリュシオンの呪いが解けた後だ!!」
「!!!!」
あ、加護者のためになら制約に反せず魔法を使えるんだね☆
どうやって獣人女を死なせないようにするのか気になってたけど、ベルナートってば意外と頭がいいみたいだ。
「さて、サーヤの望みであるエリュシオンの呪いを解くために“忘却の呪い”について洗いざらい吐いてもらおうか☆」
うん、確かにこれなら平気みたいだ☆
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