269 / 512
8章 帰郷!エルフの里へ ~出産騒動編~
メラルダで暮らそう ~呪われた教会の神父2~
しおりを挟む
◇
モヤモヤを抱えていても、実際過ぎゆく日々はとても穏やかなもので・・・
・・・もちろん影でナニかが起こってるのかもしれないけど、あたしが知らないという事は、あたしが“知らなくても良い事”だと思うようにした。
皆もメラルダの生活に慣れてきて、出かける人達が増えていく中、必ずと言っていいほどあたしのそばにいてくれるのはエルとミナトちゃんだけだった。
「どうちたの?サーヤまま。ちょっと、げんきない?」
「ん、そんな事ないよ~。お腹がちょっとずつ大きくなってきたなぁって思ってただけ」
「んふ~☆あかちゃん、だいぶおおきくなったの♡♡」
「そうだな、大分身体の形もできてきたし・・・だが、子が大きくなるという事はサーヤへの負担も大きくなるからな・・・少しむくんでいるようだし、マッサージでもするか」
「へへ、お願いしま~す」
お腹の赤ちゃんはとても順調に育っていた。
今は体重が増え過ぎないようにしつつ栄養を取ったり、無理がない程度に身体を動かしたり、ちょっとむくみやすいためエルにマッサージしてもらったりしている。
3人で過ごす時間も大好きなんだけど、皆でワイワイする楽しさを知っているからちょっとだけ寂しい・・・なんてわがままなんだろうね。
いつものようにリビングのソファで過ごしていると、バイトから帰ってきたリンダが「町で配ってた」と言って何か書かれた紙を持ってきた。
「サーヤ、読んでみるか?」
「うん!えっと・・・きょ、う、か、い、の、し、ん、ぷ・・・ひ、と・・・お、そ・・・えぇぇぇ??!!」
教会の神父が人を襲う?!どういう事??!!
続きはエルに読んでもらい、内容を教えてもらうことにした。
**********************************************
教会の神父、ついに人を襲う。
巷で噂されていた“呪われた神父”が、毎日行われる礼拝堂の祈りの時間で、つい先日一般参加していた市民男性に突如襲い掛かった
襲われた男性は、当初激しく拒否していたものの、次第に神父を受け入れるようになり、間もなく近くにいた男性も自ら近づいて神父や男性と礼拝堂の中で淫らな行為に没頭し始めた。
もちろん周囲は大惨事になり、警備隊が到着するまで地獄のような行為が行われ、多くの女性や子供達はショックを受け倒れる者も数名いた。
後任の神父が近々来る予定であったが、その前に起こってしまった悲惨な事件である。
警備隊が事情聴取や様々な検査をしたが、薬物や魔法を使われた形跡は特になく、本当に神父が呪われていたとしか思えない状況であり、人々は周囲にいた人に呪いが移っていないかを酷く心配している。
**********************************************
・・・なんて言うか、呪いの効果がえげつない。
これはいろんな意味でこれから先、生きていけないのではないだろうか・・・
「・・・あの狐神父がこんな目に遭うなんて・・・」
「あぁ、予想以上の騒ぎになってしまったようだな」
「ん?予想以上って何が?」
「いや、それは後でセイルが帰ってきたら説明しよう」
セイルが帰って来てから説明?
どんな内容なのか、聞きたいような聞きたくないような微妙な感じだったけど、とりあえずセイルの帰宅を待つことにした。
バイトから帰ってきたリンダは「じゃあちょっとその辺走ってきま~す」と言って、動きやすい服装に着替えてからまた出て行った。
帰ってきた直後なのに元気だなぁ、帰ってくる頃にはお菓子でも用意してあげようかなと、今日のおやつをエルやミナトちゃんと相談して作り始めることにした。
◇
晩ご飯を終えて、各々お風呂に入ったりそれぞれの部屋に戻ったりしている中、セイルから「少し話がある」ということで、あたしとエルはいつものようにリビングのソファに座り、あたしの隣にベルナートさんとカイトくん、別のソファにセイル、フランさんがそれぞれ座って話をすることにした。
「セイル、改まってどうしたの?」
「ふふ☆最近サーヤが気になってることについて、ちゃんと教えてあげようと思ってね♪」
「!!」
エルが今日言ってたセイルが帰ってきたら・・・っていうヤツだ!
・・・でも、ベルナートさんやカイトくん、フランさんまで一緒って言うのはどういう事なんだろう??
「エリュシオンから聞いたけど、サーヤも教会の“呪われた神父”の話は聞いたんだよね?」
「あ、うん。なんかお祈りの最中に一般男性を襲っちゃって凄いことになってたね・・・」
被害者に女性や子供がいなくて安心したけど、よくよく考えたら男性もちょっと可愛そうだなと思ってしまった。
「そうそう☆あれね、実はボク達がやったの♪」
「・・・へ?」
「だが、一番効いたのはエリュシオンの“薬”だろう?私は少々毛を燃やしたり剣で切ったに過ぎないよ。気づかれないよう気配を消しながら加減をするのは、なかなか良い鍛錬になったな」
「俺だって影から足を掴んで転倒させたり、「許さない、呪ってやる」って黒曜石に記憶して、眠ってる時だけ声が流れるよう細工しただけだよ」
「僕は、ちょっと毛を無くそうとしたらコントロールが難しくて禿ちゃったり、服の一部を消そうとして服が全部消えたりしたけど、別に怪我してないし大したことじゃないよね?」
「ん~、ボクは窓を割ったりろうそくを消したり、かまいたちを使ってちょっと切り刻んだけど・・・この中では一番緩かったかな?」
「・・・」
えっと、ちょっと待って・・・
燃やした?眠ってる時に声を流した?毛が禿たり服を全部消すって全裸?切り刻む??
“呪われた神父”の真相が、全部セイル達としては大したことないいたずらみたいに言ってるけど、結構凄いことしてるよね?!
しかも一番効いたのがエルの“薬”ってどーゆーこと??!!
「あの、エルの“薬”って何?」
「ん?俺は「機会があれば使って、効果を教えてくれ」という事で、“男のみに効く興奮剤”をセイルに渡した」
「?!」
いやいやいやっ!!機会があればって、その機会を絶対わかってて渡してるよね??!!
「エリュシオンからは、幻覚と少しだけ麻痺作用のある薬ももらったじゃない☆しかもどっちも使った形跡が残らない優れモノ♪」
「??!!」
「いや、親父から昔いろいろな薬の作り方を教わってな・・・ちょうど持っていたから渡したまでだ」
「???!!!」
そんな薬をタイムリーに持ってるわけないじゃないかっ!
手続きが終わってからちょっと研究室に籠ってたけど絶対その時に作ったに決まってるっ!!!
「・・・だって、あのクソ神父許せなかったんだもん。おにーさんに酷い事言った」
「サーヤの幸せを妨げるヤツは許さない。それに、普通にアイツ、気に食わなかった」
「私はその場にいなかったが、そもそも差別というものが好きじゃないからね。話を聞いたら面白そうだし、力の調整をする良い鍛錬になったよ」
うん。あの狐神父に対して腹を立ててくれたりエルやあたしを想ってくれる気持ちは凄く嬉しい。
・・・フランさんだけちょっとズレてる気がするけど、そこは気にしないでおこう。
「ホントはボクも、あの場でクソ神父を消そうかなと思ったけどそんなことしたらサーヤ達がメラルダで生活し辛くなるでしょ?」
「セイル・・・」
「だから、ボク達が直接消すんじゃなくて“人間”らしいやり方で消そうかなと思ったんだ☆」
・・・その人間らしいやり方というのが、ただ消すよりもえげつないということは気づいているんだろうか・・・
「そしたら、思った以上の大事件になっちゃってビックリしたね☆」
だぁぁぁっ!やっぱり確信犯かっ!!
絶対こうなることわかってたんでしょっ!!!!
「ボクはそこまで大事にする気はなかったよ☆でも、エリュシオンの“薬”がねぇ・・・」
そうだ。エルの薬で狐神父が男の人を襲わなければここまでにはならなかったかも・・・
エルを見るとちょっとバツが悪そうな顔をしている。
「・・・俺だって、あのクソ神父には腹が立っていたんだ。少しくらいはな・・・」
周りがこれだけ怒ってるんだもの、本人だって怒ってるに決まってるよね。
あたしは身体の向きを変えてエルをぎゅっと抱きしめた。
「ふふっ、あたしだってエルに酷いこと言ったあの狐神父に腹が立ってたんだから一緒だよ!ちょっとやり過ぎた感は否めないけど、仕返しできてスッキリしたね!!」
「・・・そうだな。アイツはこの町から去ってもまともに暮らす事もできまい。いい気味だ」
狐神父への報復をきっかけに、エルを含めた精霊王様達を敵に回すといろんな意味で怖いということが改めてわかりました。
どうか今後の生活は平和でありますように・・・―――
モヤモヤを抱えていても、実際過ぎゆく日々はとても穏やかなもので・・・
・・・もちろん影でナニかが起こってるのかもしれないけど、あたしが知らないという事は、あたしが“知らなくても良い事”だと思うようにした。
皆もメラルダの生活に慣れてきて、出かける人達が増えていく中、必ずと言っていいほどあたしのそばにいてくれるのはエルとミナトちゃんだけだった。
「どうちたの?サーヤまま。ちょっと、げんきない?」
「ん、そんな事ないよ~。お腹がちょっとずつ大きくなってきたなぁって思ってただけ」
「んふ~☆あかちゃん、だいぶおおきくなったの♡♡」
「そうだな、大分身体の形もできてきたし・・・だが、子が大きくなるという事はサーヤへの負担も大きくなるからな・・・少しむくんでいるようだし、マッサージでもするか」
「へへ、お願いしま~す」
お腹の赤ちゃんはとても順調に育っていた。
今は体重が増え過ぎないようにしつつ栄養を取ったり、無理がない程度に身体を動かしたり、ちょっとむくみやすいためエルにマッサージしてもらったりしている。
3人で過ごす時間も大好きなんだけど、皆でワイワイする楽しさを知っているからちょっとだけ寂しい・・・なんてわがままなんだろうね。
いつものようにリビングのソファで過ごしていると、バイトから帰ってきたリンダが「町で配ってた」と言って何か書かれた紙を持ってきた。
「サーヤ、読んでみるか?」
「うん!えっと・・・きょ、う、か、い、の、し、ん、ぷ・・・ひ、と・・・お、そ・・・えぇぇぇ??!!」
教会の神父が人を襲う?!どういう事??!!
続きはエルに読んでもらい、内容を教えてもらうことにした。
**********************************************
教会の神父、ついに人を襲う。
巷で噂されていた“呪われた神父”が、毎日行われる礼拝堂の祈りの時間で、つい先日一般参加していた市民男性に突如襲い掛かった
襲われた男性は、当初激しく拒否していたものの、次第に神父を受け入れるようになり、間もなく近くにいた男性も自ら近づいて神父や男性と礼拝堂の中で淫らな行為に没頭し始めた。
もちろん周囲は大惨事になり、警備隊が到着するまで地獄のような行為が行われ、多くの女性や子供達はショックを受け倒れる者も数名いた。
後任の神父が近々来る予定であったが、その前に起こってしまった悲惨な事件である。
警備隊が事情聴取や様々な検査をしたが、薬物や魔法を使われた形跡は特になく、本当に神父が呪われていたとしか思えない状況であり、人々は周囲にいた人に呪いが移っていないかを酷く心配している。
**********************************************
・・・なんて言うか、呪いの効果がえげつない。
これはいろんな意味でこれから先、生きていけないのではないだろうか・・・
「・・・あの狐神父がこんな目に遭うなんて・・・」
「あぁ、予想以上の騒ぎになってしまったようだな」
「ん?予想以上って何が?」
「いや、それは後でセイルが帰ってきたら説明しよう」
セイルが帰って来てから説明?
どんな内容なのか、聞きたいような聞きたくないような微妙な感じだったけど、とりあえずセイルの帰宅を待つことにした。
バイトから帰ってきたリンダは「じゃあちょっとその辺走ってきま~す」と言って、動きやすい服装に着替えてからまた出て行った。
帰ってきた直後なのに元気だなぁ、帰ってくる頃にはお菓子でも用意してあげようかなと、今日のおやつをエルやミナトちゃんと相談して作り始めることにした。
◇
晩ご飯を終えて、各々お風呂に入ったりそれぞれの部屋に戻ったりしている中、セイルから「少し話がある」ということで、あたしとエルはいつものようにリビングのソファに座り、あたしの隣にベルナートさんとカイトくん、別のソファにセイル、フランさんがそれぞれ座って話をすることにした。
「セイル、改まってどうしたの?」
「ふふ☆最近サーヤが気になってることについて、ちゃんと教えてあげようと思ってね♪」
「!!」
エルが今日言ってたセイルが帰ってきたら・・・っていうヤツだ!
・・・でも、ベルナートさんやカイトくん、フランさんまで一緒って言うのはどういう事なんだろう??
「エリュシオンから聞いたけど、サーヤも教会の“呪われた神父”の話は聞いたんだよね?」
「あ、うん。なんかお祈りの最中に一般男性を襲っちゃって凄いことになってたね・・・」
被害者に女性や子供がいなくて安心したけど、よくよく考えたら男性もちょっと可愛そうだなと思ってしまった。
「そうそう☆あれね、実はボク達がやったの♪」
「・・・へ?」
「だが、一番効いたのはエリュシオンの“薬”だろう?私は少々毛を燃やしたり剣で切ったに過ぎないよ。気づかれないよう気配を消しながら加減をするのは、なかなか良い鍛錬になったな」
「俺だって影から足を掴んで転倒させたり、「許さない、呪ってやる」って黒曜石に記憶して、眠ってる時だけ声が流れるよう細工しただけだよ」
「僕は、ちょっと毛を無くそうとしたらコントロールが難しくて禿ちゃったり、服の一部を消そうとして服が全部消えたりしたけど、別に怪我してないし大したことじゃないよね?」
「ん~、ボクは窓を割ったりろうそくを消したり、かまいたちを使ってちょっと切り刻んだけど・・・この中では一番緩かったかな?」
「・・・」
えっと、ちょっと待って・・・
燃やした?眠ってる時に声を流した?毛が禿たり服を全部消すって全裸?切り刻む??
“呪われた神父”の真相が、全部セイル達としては大したことないいたずらみたいに言ってるけど、結構凄いことしてるよね?!
しかも一番効いたのがエルの“薬”ってどーゆーこと??!!
「あの、エルの“薬”って何?」
「ん?俺は「機会があれば使って、効果を教えてくれ」という事で、“男のみに効く興奮剤”をセイルに渡した」
「?!」
いやいやいやっ!!機会があればって、その機会を絶対わかってて渡してるよね??!!
「エリュシオンからは、幻覚と少しだけ麻痺作用のある薬ももらったじゃない☆しかもどっちも使った形跡が残らない優れモノ♪」
「??!!」
「いや、親父から昔いろいろな薬の作り方を教わってな・・・ちょうど持っていたから渡したまでだ」
「???!!!」
そんな薬をタイムリーに持ってるわけないじゃないかっ!
手続きが終わってからちょっと研究室に籠ってたけど絶対その時に作ったに決まってるっ!!!
「・・・だって、あのクソ神父許せなかったんだもん。おにーさんに酷い事言った」
「サーヤの幸せを妨げるヤツは許さない。それに、普通にアイツ、気に食わなかった」
「私はその場にいなかったが、そもそも差別というものが好きじゃないからね。話を聞いたら面白そうだし、力の調整をする良い鍛錬になったよ」
うん。あの狐神父に対して腹を立ててくれたりエルやあたしを想ってくれる気持ちは凄く嬉しい。
・・・フランさんだけちょっとズレてる気がするけど、そこは気にしないでおこう。
「ホントはボクも、あの場でクソ神父を消そうかなと思ったけどそんなことしたらサーヤ達がメラルダで生活し辛くなるでしょ?」
「セイル・・・」
「だから、ボク達が直接消すんじゃなくて“人間”らしいやり方で消そうかなと思ったんだ☆」
・・・その人間らしいやり方というのが、ただ消すよりもえげつないということは気づいているんだろうか・・・
「そしたら、思った以上の大事件になっちゃってビックリしたね☆」
だぁぁぁっ!やっぱり確信犯かっ!!
絶対こうなることわかってたんでしょっ!!!!
「ボクはそこまで大事にする気はなかったよ☆でも、エリュシオンの“薬”がねぇ・・・」
そうだ。エルの薬で狐神父が男の人を襲わなければここまでにはならなかったかも・・・
エルを見るとちょっとバツが悪そうな顔をしている。
「・・・俺だって、あのクソ神父には腹が立っていたんだ。少しくらいはな・・・」
周りがこれだけ怒ってるんだもの、本人だって怒ってるに決まってるよね。
あたしは身体の向きを変えてエルをぎゅっと抱きしめた。
「ふふっ、あたしだってエルに酷いこと言ったあの狐神父に腹が立ってたんだから一緒だよ!ちょっとやり過ぎた感は否めないけど、仕返しできてスッキリしたね!!」
「・・・そうだな。アイツはこの町から去ってもまともに暮らす事もできまい。いい気味だ」
狐神父への報復をきっかけに、エルを含めた精霊王様達を敵に回すといろんな意味で怖いということが改めてわかりました。
どうか今後の生活は平和でありますように・・・―――
20
あなたにおすすめの小説
【完結】ヤンデレ乙女ゲームの転生ヒロインは、囮を差し出して攻略対象を回避する。はずが、隣国の王子様にばれてしまいました(詰み)
瀬里@SMARTOON8/31公開予定
恋愛
ヤンデレだらけの乙女ゲームに転生してしまったヒロイン、アシュリー。周りには、攻略対象のヤンデレ達が勢ぞろい。
しかし、彼女は、実現したい夢のために、何としても攻略対象を回避したいのだ。
そこで彼女は、ヤンデレ攻略対象を回避する妙案を思いつく。
それは、「ヒロイン養成講座」で攻略対象好みの囮(私のコピー)を養成して、ヤンデレたちに差し出すこと。(もちろん希望者)
しかし、そこへ隣国からきた第五王子様にこの活動がばれてしまった!!
王子は、黙っている代償に、アシュリーに恋人契約を要求してきて!?
全14話です+番外編4話
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
せっかく双子で恋愛ゲームの主人公に転生したのに兄は男に妹は女にモテすぎる。
風和ふわ
恋愛
「なんでお前(貴女)が俺(私)に告白してくるんだ(のよ)!?」
二卵生の双子である山田蓮と山田桜がドハマりしている主人公性別選択可能な恋愛ゲーム「ときめき☆ファンタスティック」。
双子は通り魔に刺されて死亡後、そんな恋愛ゲームの主人公に転生し、エボルシオン魔法学園に入学する。
双子の兄、蓮は自分の推しである悪役令嬢リリスと結ばれる為、
対して妹、桜は同じく推しである俺様王子レックスと結ばれる為にそれぞれ奮闘した。
──が。
何故か肝心のリリス断罪イベントでレックスが蓮に、リリスが桜に告白するというややこしい展開になってしまう!?
さらには他の攻略対象男性キャラ達までも蓮に愛を囁き、攻略対象女性キャラ達は皆桜に頬を赤らめるという混沌オブ混沌へと双子は引きずり込まれるのだった──。
要約すると、「深く考えては負け」。
***
※桜sideは百合注意。蓮sideはBL注意。お好きな方だけ読む方もいらっしゃるかもしれないので、タイトルの横にどちらサイドなのかつけることにしました※
BL、GLなど地雷がある人は回れ右でお願いします。
書き溜めとかしていないので、ゆっくり更新します。
小説家になろう、アルファポリス、エブリスタ、カクヨム、pixivで連載中。
表紙はへる様(@shin69_)に描いて頂きました!自作ではないです!
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる