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第七一話 転移と店員
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「今日、新しく雇った娘と顔合わせをするから、みんな八時過ぎに店に降りて来てくれ」
「どんな娘なのか楽しみです」
「びっくりするかも知れないね。おい、累造、聞いているのか?」
「え? あ、はい。醤油が有るといいですよね」
「誰もそんな話はしてない! 一体、どうしたってんだい!?」
「ここ暫くやっていたことが芳しくなくて、呆けてますの」
「何をしていたんだい?」
累造は旅から帰って以来、転送の魔法と空間接続の魔法に取り組んでいた。何のために作っているかと言えば、醤油のためだ。醤油の調達はニナーレの伝手を頼ることにしている。
空間接続の魔法はゲームで言うアイテムボックスの代わりとして考案していたものだったが、遠距離の物品移動にも使えなくはない。魔法陣を二枚一組にして使うことで、座標設定の煩わしさを失くすと共に安全性も高められる。
試作自体の問題と言えば執筆に時間が掛かったことくらいだが、問題はその後に判明した。
実験はいつものように北の草原で行った。魔法陣二枚を地面に並べて起動し、石を放り入れてみるのだ。小さい石の場合は放り入れた慣性で飛び出した所を掴んだので何ごとも無かった。
続けて行った大きめの石での実験では、動いている石を掴むのでは怪我をしかねないので取ろうとして止めた。結果的に止まるのを待ってしまった格好だ。石が止まったのは魔法陣の真ん中で、二つの魔法陣から半分ずつ石が突き出た状態になってしまった。
これを如何に取り出すかに累造は頭を捻った。手を突っ込むのは危険なので避ける。そうなると、魔法陣を止めるか向きを変えるかだ。止めるのはいつでも出来るので向きを変えてみる事にした。
魔法陣を描いた紙束を慎重に持ち上げる。筈だった。累造の意に反して魔法が停止してしまったのだ。紙束を手にした時の歪みが許容範囲を超えてしまった結果だったが、それは些細なことである。脅威は魔法陣の上に有った。二枚の魔法陣の上それぞれに石が突き出たままだったのである。
累造は一度生唾を飲み込むと、魔法陣が止まっているのを慎重に確認した。そして徐に石に手を伸ばす。石を掴んでずらせば、容易に魔法陣の外まで移動させられた。そして石を持ち上げ裏返すと、見えたのは石に映り込んだ自分の顔。横にいたニナーレと共に累造は変な悲鳴を上げてしまった。
予想をしていたこととは言え、肝を冷やすには十分であったのだ。
石の切断面は極めて滑らか。触ってみても、僅かな凹凸も感じられない。試しに石を元の形に合わせてみると、容易には剥がれないほどにくっついてしまった。
「これは封印ですね」
「同意しますの」
話が纏まるのは早かった。
空間接続では危険過ぎるのが確認できただけ良かったのだ、と思い直した累造は代替案に頭を捻った。しかし、何処かもやっとするばかりで考えが纏まらない。そこで、魔法陣を二枚一組で使うのは変わりがないのだからと、魔法陣を送り届ける方法を先に考えることにした。一日二日の距離であれば持って行くのも有りだったが、ニナーレの故郷に持って行くのは非現実的なためだ。
場所の特定には遠見の魔法陣が一番判りやすい。実際の映像を目で見ながら位置合わせ出来るのだから、間違えることもまず無い。だとすれば、遠見の魔法陣に転送機能を付け加えるのが良いのではないかと考えた。元々光と音を転送しているのだから、物質を転送も似たり寄ったりである。
その考えの下、直ぐに試作した。魔法陣の執筆自体には大した時間は掛かっていない。既存の魔法陣の応用であり、座標を魔法陣の直ぐ後ろに固定したためだ。
出来上がった魔法陣を起動し、慎重に木の棒を挿した。魔法陣の後ろから出てきたのは、薄くスライスされた木の欠片。一部は向こうが透ける程に薄いものまで有る。横にいたニナーレと共に、累造はまた変な悲鳴を上げてしまった。
「こ、これは封印ですねっ」
「ど、同意しますのっ」
また話が纏まるのは早かった。
念のために原因究明をすると、光と同じように平面で転送していたために手ぶれが諸に影響していた。なるべく動かさないようにして棒を挿した場合は比較的厚くスライスされ、動かしながら挿すと極薄にスライスされてしまう。その結果から、部分的な転送によって転送前と転送後の結合が曖昧になり、僅かでもずれると完全に切断されてしまうのだと予想した。
それらの失敗を踏まえて平面を使うことを諦め、少し大掛かりな立体での転送に切り替えた。異世界転移にも組み込まれていたものだ。この場合にも何かが切断される危険は有るが、安全対策さえ取れば転送対象が切り刻まれたりはしない。この場合の危険は、転送範囲と転送範囲外に跨って存在する物体が切断されることと、転送先に有る物を魔法力に還元して消滅させてしまうことだ。デージの転移魔法が転移先の物体を押し退けるだけで消滅させることがないのとは大きく異なっている。
周りを巻き込むような危険を避けるため、箱を使って箱の中を転送範囲にし、蓋を開けるとスイッチが切れる仕組みも作る。それを二つ一組で使うのである。
箱の作成をテンダーに依頼して出来上がるのを待つ間に、累造は箱を転送するためのものも含めて魔法陣の作成をした。
それらの実験の時にまた一つ問題が判明した。起動した魔法陣を転送した場合、魔法が停止して再度起動しなければ使えなかったのだ。これではニナーレの故郷に箱を転送しても使えない。
そして累造は危険を冒して我が身をニナーレの故郷に何らかの方法で転移させるかどうかを思い悩んでいる。
それらのことを、ニナーレは封印することにした魔法に関する部分を除いて語った。
「醤油ってそんなにいい物なのか?」
「糠漬けがより美味しく食べられるのは間違いありませんの」
「そ、それは……」
「き、期待してます!」
目を爛々と輝かせるルゼとチーナだった。
◆
「紹介するでやす。今日からこの店の一員になるマレタでやす」
「マレタ・クチカラウ、一六歳です。よろしくお願いします。いやぁ、初めてと言うのはやっぱり緊張しますね。今日は朝からドキドキでした。実は昨日からドキドキだったんですけどね。今朝は――」
「それじゃ、順に紹介するでやすよ。まず、昨日の面接にも居た店のオーナーのルゼ姐さんでやす」
「ルゼアネさんでしょうか?」
「ルゼだよ。ショウ、紹介の時くらい『姐さん』はやめなよ」
「すいやせん。もう癖になっちまってやして……」
ショウが頭を掻く一方で、マレタは喜色を浮かべ掌を合わせた。
「ルゼさんはオーナーさんだったんですね。こんなに美人のオーナーさんのお店に勤められるのは私も鼻が高いです。やっぱり――」
「次はここの住み込みメイドを兼ねているチーナでやす」
「チーナです。あの、ショウさん? マレタさんは話の途中だったのでは?」
「あー、気にしないでください」
マレタは左手で頭を掻きつつ、右手をぷらぷらと上下に振りながらショウの代わりに答えた。
「いつも『お前の話は長い』とか『話が終わるのなんて待ってられない』なんて言われてしまうんですよ。自分ではそんなつもりは全く無いんですけど、どうやら周りの人には話が長いらしいんですよね。それでもう割り込まれるのが当たり前と言うか、割り込まれるの前提と言うか――」
「次はここの住人の累造でやす」
「累造です」
「もしかして私と同じ位のお歳ですか?」
マレタは胸の前で指を組んで少し身を乗り出した。
「きっとそうですよね? 同じ位の歳の方が居て少し嬉しいです。不思議なんですけど、初めての場所で何か共通点っぽいものが有る人に親近感が湧いてしまうのって何でな――」
「そして、やはりここの住人のニナーレでやす」
「ニナーレですの」
「その耳! エルフの方なんですよね? こうして会えるなんて感激です! もう、お伽噺の中だけの存在じゃないかと疑っていたりもしたので、感激も一入です! 是非――」
マレタが喋りながらニナーレに躙り寄り、ニナーレは若干引いた。
「この四人がここの住人で、この誰かに招かれない限りは二階に上がるのは禁止でやす。もし、無断で上に上がったら即刻解雇でやすから、注意するでやすよ」
「はい、判りました! ルゼさん、チーナさん、累造さん、ニナーレさん、宜しくお願いします」
「ああ、宜しく」
「宜しくお願いしますね」
「宜しくお願いします」
「宜しくお願いしますの」
「ふあぁ、挨拶が済んで少し緊張が解けてきましたー。自分でも緊張しているとは思っていたんですが、これがまた想像以上に緊張していたみたいです。もう――」
「じゃあ、これで顔合わせは終わりでやす。みんなもう上に上がって貰って良いでやすよ」
「あ、はい。私のために足を運んで頂いてありがとうございました。私、頑張り――」
累造達はショウに促されるまま、二階へと上がった。
「びっくりしました」
「よく喋る方でしたの」
「凄かったですね。あの調子なのに俺達の名前を一発で憶えてしまうなんて」
累造の言葉に、チーナとニナーレは目を見開いて顔を見合わせた。
「どんな娘なのか楽しみです」
「びっくりするかも知れないね。おい、累造、聞いているのか?」
「え? あ、はい。醤油が有るといいですよね」
「誰もそんな話はしてない! 一体、どうしたってんだい!?」
「ここ暫くやっていたことが芳しくなくて、呆けてますの」
「何をしていたんだい?」
累造は旅から帰って以来、転送の魔法と空間接続の魔法に取り組んでいた。何のために作っているかと言えば、醤油のためだ。醤油の調達はニナーレの伝手を頼ることにしている。
空間接続の魔法はゲームで言うアイテムボックスの代わりとして考案していたものだったが、遠距離の物品移動にも使えなくはない。魔法陣を二枚一組にして使うことで、座標設定の煩わしさを失くすと共に安全性も高められる。
試作自体の問題と言えば執筆に時間が掛かったことくらいだが、問題はその後に判明した。
実験はいつものように北の草原で行った。魔法陣二枚を地面に並べて起動し、石を放り入れてみるのだ。小さい石の場合は放り入れた慣性で飛び出した所を掴んだので何ごとも無かった。
続けて行った大きめの石での実験では、動いている石を掴むのでは怪我をしかねないので取ろうとして止めた。結果的に止まるのを待ってしまった格好だ。石が止まったのは魔法陣の真ん中で、二つの魔法陣から半分ずつ石が突き出た状態になってしまった。
これを如何に取り出すかに累造は頭を捻った。手を突っ込むのは危険なので避ける。そうなると、魔法陣を止めるか向きを変えるかだ。止めるのはいつでも出来るので向きを変えてみる事にした。
魔法陣を描いた紙束を慎重に持ち上げる。筈だった。累造の意に反して魔法が停止してしまったのだ。紙束を手にした時の歪みが許容範囲を超えてしまった結果だったが、それは些細なことである。脅威は魔法陣の上に有った。二枚の魔法陣の上それぞれに石が突き出たままだったのである。
累造は一度生唾を飲み込むと、魔法陣が止まっているのを慎重に確認した。そして徐に石に手を伸ばす。石を掴んでずらせば、容易に魔法陣の外まで移動させられた。そして石を持ち上げ裏返すと、見えたのは石に映り込んだ自分の顔。横にいたニナーレと共に累造は変な悲鳴を上げてしまった。
予想をしていたこととは言え、肝を冷やすには十分であったのだ。
石の切断面は極めて滑らか。触ってみても、僅かな凹凸も感じられない。試しに石を元の形に合わせてみると、容易には剥がれないほどにくっついてしまった。
「これは封印ですね」
「同意しますの」
話が纏まるのは早かった。
空間接続では危険過ぎるのが確認できただけ良かったのだ、と思い直した累造は代替案に頭を捻った。しかし、何処かもやっとするばかりで考えが纏まらない。そこで、魔法陣を二枚一組で使うのは変わりがないのだからと、魔法陣を送り届ける方法を先に考えることにした。一日二日の距離であれば持って行くのも有りだったが、ニナーレの故郷に持って行くのは非現実的なためだ。
場所の特定には遠見の魔法陣が一番判りやすい。実際の映像を目で見ながら位置合わせ出来るのだから、間違えることもまず無い。だとすれば、遠見の魔法陣に転送機能を付け加えるのが良いのではないかと考えた。元々光と音を転送しているのだから、物質を転送も似たり寄ったりである。
その考えの下、直ぐに試作した。魔法陣の執筆自体には大した時間は掛かっていない。既存の魔法陣の応用であり、座標を魔法陣の直ぐ後ろに固定したためだ。
出来上がった魔法陣を起動し、慎重に木の棒を挿した。魔法陣の後ろから出てきたのは、薄くスライスされた木の欠片。一部は向こうが透ける程に薄いものまで有る。横にいたニナーレと共に、累造はまた変な悲鳴を上げてしまった。
「こ、これは封印ですねっ」
「ど、同意しますのっ」
また話が纏まるのは早かった。
念のために原因究明をすると、光と同じように平面で転送していたために手ぶれが諸に影響していた。なるべく動かさないようにして棒を挿した場合は比較的厚くスライスされ、動かしながら挿すと極薄にスライスされてしまう。その結果から、部分的な転送によって転送前と転送後の結合が曖昧になり、僅かでもずれると完全に切断されてしまうのだと予想した。
それらの失敗を踏まえて平面を使うことを諦め、少し大掛かりな立体での転送に切り替えた。異世界転移にも組み込まれていたものだ。この場合にも何かが切断される危険は有るが、安全対策さえ取れば転送対象が切り刻まれたりはしない。この場合の危険は、転送範囲と転送範囲外に跨って存在する物体が切断されることと、転送先に有る物を魔法力に還元して消滅させてしまうことだ。デージの転移魔法が転移先の物体を押し退けるだけで消滅させることがないのとは大きく異なっている。
周りを巻き込むような危険を避けるため、箱を使って箱の中を転送範囲にし、蓋を開けるとスイッチが切れる仕組みも作る。それを二つ一組で使うのである。
箱の作成をテンダーに依頼して出来上がるのを待つ間に、累造は箱を転送するためのものも含めて魔法陣の作成をした。
それらの実験の時にまた一つ問題が判明した。起動した魔法陣を転送した場合、魔法が停止して再度起動しなければ使えなかったのだ。これではニナーレの故郷に箱を転送しても使えない。
そして累造は危険を冒して我が身をニナーレの故郷に何らかの方法で転移させるかどうかを思い悩んでいる。
それらのことを、ニナーレは封印することにした魔法に関する部分を除いて語った。
「醤油ってそんなにいい物なのか?」
「糠漬けがより美味しく食べられるのは間違いありませんの」
「そ、それは……」
「き、期待してます!」
目を爛々と輝かせるルゼとチーナだった。
◆
「紹介するでやす。今日からこの店の一員になるマレタでやす」
「マレタ・クチカラウ、一六歳です。よろしくお願いします。いやぁ、初めてと言うのはやっぱり緊張しますね。今日は朝からドキドキでした。実は昨日からドキドキだったんですけどね。今朝は――」
「それじゃ、順に紹介するでやすよ。まず、昨日の面接にも居た店のオーナーのルゼ姐さんでやす」
「ルゼアネさんでしょうか?」
「ルゼだよ。ショウ、紹介の時くらい『姐さん』はやめなよ」
「すいやせん。もう癖になっちまってやして……」
ショウが頭を掻く一方で、マレタは喜色を浮かべ掌を合わせた。
「ルゼさんはオーナーさんだったんですね。こんなに美人のオーナーさんのお店に勤められるのは私も鼻が高いです。やっぱり――」
「次はここの住み込みメイドを兼ねているチーナでやす」
「チーナです。あの、ショウさん? マレタさんは話の途中だったのでは?」
「あー、気にしないでください」
マレタは左手で頭を掻きつつ、右手をぷらぷらと上下に振りながらショウの代わりに答えた。
「いつも『お前の話は長い』とか『話が終わるのなんて待ってられない』なんて言われてしまうんですよ。自分ではそんなつもりは全く無いんですけど、どうやら周りの人には話が長いらしいんですよね。それでもう割り込まれるのが当たり前と言うか、割り込まれるの前提と言うか――」
「次はここの住人の累造でやす」
「累造です」
「もしかして私と同じ位のお歳ですか?」
マレタは胸の前で指を組んで少し身を乗り出した。
「きっとそうですよね? 同じ位の歳の方が居て少し嬉しいです。不思議なんですけど、初めての場所で何か共通点っぽいものが有る人に親近感が湧いてしまうのって何でな――」
「そして、やはりここの住人のニナーレでやす」
「ニナーレですの」
「その耳! エルフの方なんですよね? こうして会えるなんて感激です! もう、お伽噺の中だけの存在じゃないかと疑っていたりもしたので、感激も一入です! 是非――」
マレタが喋りながらニナーレに躙り寄り、ニナーレは若干引いた。
「この四人がここの住人で、この誰かに招かれない限りは二階に上がるのは禁止でやす。もし、無断で上に上がったら即刻解雇でやすから、注意するでやすよ」
「はい、判りました! ルゼさん、チーナさん、累造さん、ニナーレさん、宜しくお願いします」
「ああ、宜しく」
「宜しくお願いしますね」
「宜しくお願いします」
「宜しくお願いしますの」
「ふあぁ、挨拶が済んで少し緊張が解けてきましたー。自分でも緊張しているとは思っていたんですが、これがまた想像以上に緊張していたみたいです。もう――」
「じゃあ、これで顔合わせは終わりでやす。みんなもう上に上がって貰って良いでやすよ」
「あ、はい。私のために足を運んで頂いてありがとうございました。私、頑張り――」
累造達はショウに促されるまま、二階へと上がった。
「びっくりしました」
「よく喋る方でしたの」
「凄かったですね。あの調子なのに俺達の名前を一発で憶えてしまうなんて」
累造の言葉に、チーナとニナーレは目を見開いて顔を見合わせた。
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