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33 税金は払ったけど
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水曜日には徴税官が来た。年明け早々に仕事熱心なことだ。
帳簿は付けていたのに、徴税官は見ようとしない。不熱心なことだ。
そして帳簿も見ずに徴税をどうするのかと思えば、随分と乱暴なやり方だった。
「1日の売り上げは幾らだ?」
「平均して1000ゴールド程度でした」
配達料と追加料金が大きかったからね。回数は多くないけど。
「他に何か売った物は有るか?」
「牙豚を売りました」
「それは幾らになった?」
「300万ゴールドほどです」
「ならば、売上税として20日分の売り上げの2万ゴールドと、所得税として300万の2割の60万ゴールドと、間口税の20万ゴールドと、人頭税の1万ゴールドで、合計83万ゴールドが税金だ」
「ええ!?」
「不服か?」
「いえ、そう言う訳では……」
「ならば、直ぐに支払いたまえ」
間口税は1メートル弱につき5万円だ。
こんな税額計算で良いのか疑問に思いながらも支払った。あっさりした納税だった。
あ、乾燥天ぷらを売った分を申告してなかった。あれ? でも、考えてみたら、営業は2ヶ月しかしてないのに、1年分の売上税を徴収されていた。
ええ……。
去年2ヶ月間の営業は、粗利益なら黒字だった。店頭では殆ど売れなかったのに黒字なのは、乾燥天ぷらをギルダースさんの店で買い取って貰ったから。あの後にも5袋ずつ、2回買い取って貰ったんだよね。そのお陰で、利益が20万円ほど出た。
ギルダースさんの店では、乾燥天ぷらをあたしから買い取ったのの倍近い値段で売っているそうだけど、小金持ちの旅商人が割と買って行くらしい。
だったら直接売ればもっと儲けられるんじゃないかと考えないでもなかったけど、ギルダースさんの店に有るから売れるってことも有ると思うんだ。
◆
新年を迎えてから2週間。冒険者その壱や冒険者その四、彼らの仲間が時折訪れるようになった程度で、来店するお客さんの数に大きな変化は無い。
それとは別に、変化は有る。メリラさんを含めて、みんな薩摩揚げばかりを買って行く。野菜類は精々口直し程度しか売れない。
「そりゃ、野菜より魚の方が良いに決まってるじゃない」
「決まってるんですか!?」
「そうよ。最初に言ったじゃない。それに、薩摩揚げを食べたら野菜は味気ないのよね」
「野菜は味気ないですか……」
やっぱり天つゆが無いからかなぁ。揚げ粉に昆布の粉末でも混ぜたら改善するかな?
それよりも、いっそ……。
「何だか、判ってた風ね?」
「はい。あたしの故郷では天ぷらは天つゆに付けて食べるものなんですが、ここには醤油が無いので作れないんです。だから塩と胡椒でそのまま食べて美味しいようにはしたつもりでしたが、一味足りなかったんですね……」
「テンツユとかショウユとかが判らないのだけど、ソースみたいなものかしら?」
「似たようなものです」
「薩摩揚げもその何とか言うのを付けるの?」
「いえ、薩摩揚げはそのままで大丈夫です」
「そう。それで合点がいったわ」
メリラさんは腕を組んで大きく頷いた。
やっぱり一味足りなかったんだ……。
あたしの日常も少しだけ変化した。
最初はとうもろこし粉を冒険者ギルドに売るつもりだったけど、ギルドに行く気になれなくて売らず仕舞いになったから、在庫が積み上がってしまったんだよね。だからもうとうもろこし胚芽から油を絞るのは止めて、大豆だけにした。直にクレープも大豆粉中心になっちゃうんじゃないかな。
ヘルツグには定期的に通ってる。街道に沿って走る区間も有るので、隊商と擦れ違ったりもする。
この間は隊商が魔物と戦っているらしき現場にも遭遇してしまった。少し朝が早い所為で欠伸をしていたら、既に回避不可能だったんだよね……。それでもどうにか人は避けた。だけど魔物を蹴り飛ばしてしまったものだから、いつぞやの牛頭の魔物の時のように文句を言われたら敵わないと思って遁走した。
それとは関係ないと思うけど、最近「街道の怪童」なんて噂を聞くようになった。東の街道を目に止まらぬ速さで疾走し、時に魔物を蹴り飛ばし、時に魔物を踏み潰すのだとか何とか。
何者なんだろうねっ!?
何故「怪童」と言われるかだけど、外見からは性別が判らないかららしい。
失礼だよ! 防寒着で判らないだけだよっ!
◆
「元気にしてるかい?」
「あ、おかみさん。いらっしゃいませ」
「今日は客じゃないんだ。納税のことを話してなかったから、話しておこうと思ってね」
「納税ですか?」
「あたしは明日にでも役所に納税に行くから、あんたも一緒にどうだい?」
「ええ!? もう、徴税官って人が来ましたけど……」
「徴税官? そんな者が来るならもっと先の筈だよ?」
おかみさんは首を傾げた。
「いえ、確かにそう名乗ってました」
「変だね。徴税官は督促が仕事だから、期限が過ぎても納付しなかった時にしか来ないものだよ。事前に納税の仕方を教えに来るような話も聞かないしね」
「納税の仕方を教えてくれるんですか?」
「そうだよ。来た時は督促と一緒に納税の仕方を教えてくれるんだ。営業許可を取りに行った時にでも教えてくれたらいいんだけど、縦割りってやつかね? 店を始めた最初の年って、徴税官に督促されて初めて納税の仕方を知る、なんてことも多いんだ」
「あ、あれ? もしかしてその場で徴収されたりしないんですか?」
おかみさんが目を見開いた。
「はあ!? あんたまさか払っちまったのかい?」
「はい」
「ああ……、もっと早く説明してれば良かったね……」
おかみさんは顰めた顔を片手で覆った。
もの凄く嫌な予感がする。
「あ、あの、何か問題が?」
「あんた、多分そいつは詐欺師だよ」
「え? 詐欺?」
「ああ、徴税官とか言って店を開いたばかりの奴を騙して回るんだ」
「のおぉぉぉぉっ!!」
頭を抱えて天を仰いだ。道理でやり方が乱暴だった筈だよ!
おかみさんと一緒に役所に行って、改めて納税する羽目になった。
税金は、所得税が利益の2割で牙豚の分と合わせて64万円、間口税が20万円、人頭税が1万円の合計85万円。大した所得じゃないのに税金はやっぱり高かった。
売上税は個人経営のあたしの店には掛からなかった。もっと大きな企業に、所得税の代わりに掛かる税金なのだそうな。
あたしを騙した詐欺師はと言うと、他の店でも詐欺を働こうとして敢え無く捕まったらしい。騙し取られたお金は賭け事に使ったのだとかで1円も戻ってこなかった。
はああぁぁ……。
◆
出鼻を挫かれたような新年だけど、1月後半になってから、少しずつお客さんが増え始めた。殆どが冒険者みたいだから、どこまで喜んでいいものか判らないけどね。彼らは冒険者その壱とその仲間達が食べているのを見て興味を持ったらしい。
その新しいお客さんも、最初こそ野菜の天ぷらも買ってくれるのだけど、大抵2度目からは薩摩揚げばかりを買って行く。
たまに入る配達の注文でも、薩摩揚げだけを欲しがるお客さんが居て、野菜の天ぷらの立場はどこに!?
そんな風だから、あたしは決断した。野菜の天ぷらの販売を中止する。
「だって、さっぱり売れないんだもん」
「『もん』って貴女ね、子供じゃないんだから」
「むぅ」
メリラさんに呆れられても、薩摩揚げが売り上げ全体の9割以上ともなったら拗ねたくもなる。今までしていたのは何だったのかなって。徒労感が半端じゃない。
「決断自体はしょうがないと思うのだけど、薩摩揚げ1種類だけになるの?」
それはそれで困るわって、メリラさん。
「それなんですが、人参の代わりにケールを入れたものも用意しようと思ってます」
「あら? それは興味有るわね」
「はい。明日から早速、商品を入れ替えます」
「そう、楽しみにしてるわ」
明日からは2種類の薩摩揚げだけを売る予定。品数が減るけど、売れない商品を整理して、売れる商品に集中するのも経営さ。
だけど、そのものズバリだった筈の屋号は何だったんだろうね……。
明けて2月1日。そう、月が変わるのを契機に商品を入れ替えることにしたのだ。
「あら、美味しいじゃない。私はこっちの方が好きだわ」
メリラさんはケール入りの薩摩揚げを囓りながら、少し口元を緩ませている。メリラさんの口に合ったようで何よりだ。
「入っているものが変わるだけで、意外と味も変わるものなのね」
「はい。劇的には変わりませんが、僅かな違いで案外大きな差に感じますよね」
「ほんとにそうだわ。これならもっと色々な味を作って欲しくなるわね」
「そうしたいのはやまやまなんですが、種類を増やしたら手間も掛かりますし、リスクも高くなってしまうので、今はちょっと対応しきれないんです」
「そう? 残念ね」
メリラさんは「仕方がない」と言った風情で肩を竦めた。
帳簿は付けていたのに、徴税官は見ようとしない。不熱心なことだ。
そして帳簿も見ずに徴税をどうするのかと思えば、随分と乱暴なやり方だった。
「1日の売り上げは幾らだ?」
「平均して1000ゴールド程度でした」
配達料と追加料金が大きかったからね。回数は多くないけど。
「他に何か売った物は有るか?」
「牙豚を売りました」
「それは幾らになった?」
「300万ゴールドほどです」
「ならば、売上税として20日分の売り上げの2万ゴールドと、所得税として300万の2割の60万ゴールドと、間口税の20万ゴールドと、人頭税の1万ゴールドで、合計83万ゴールドが税金だ」
「ええ!?」
「不服か?」
「いえ、そう言う訳では……」
「ならば、直ぐに支払いたまえ」
間口税は1メートル弱につき5万円だ。
こんな税額計算で良いのか疑問に思いながらも支払った。あっさりした納税だった。
あ、乾燥天ぷらを売った分を申告してなかった。あれ? でも、考えてみたら、営業は2ヶ月しかしてないのに、1年分の売上税を徴収されていた。
ええ……。
去年2ヶ月間の営業は、粗利益なら黒字だった。店頭では殆ど売れなかったのに黒字なのは、乾燥天ぷらをギルダースさんの店で買い取って貰ったから。あの後にも5袋ずつ、2回買い取って貰ったんだよね。そのお陰で、利益が20万円ほど出た。
ギルダースさんの店では、乾燥天ぷらをあたしから買い取ったのの倍近い値段で売っているそうだけど、小金持ちの旅商人が割と買って行くらしい。
だったら直接売ればもっと儲けられるんじゃないかと考えないでもなかったけど、ギルダースさんの店に有るから売れるってことも有ると思うんだ。
◆
新年を迎えてから2週間。冒険者その壱や冒険者その四、彼らの仲間が時折訪れるようになった程度で、来店するお客さんの数に大きな変化は無い。
それとは別に、変化は有る。メリラさんを含めて、みんな薩摩揚げばかりを買って行く。野菜類は精々口直し程度しか売れない。
「そりゃ、野菜より魚の方が良いに決まってるじゃない」
「決まってるんですか!?」
「そうよ。最初に言ったじゃない。それに、薩摩揚げを食べたら野菜は味気ないのよね」
「野菜は味気ないですか……」
やっぱり天つゆが無いからかなぁ。揚げ粉に昆布の粉末でも混ぜたら改善するかな?
それよりも、いっそ……。
「何だか、判ってた風ね?」
「はい。あたしの故郷では天ぷらは天つゆに付けて食べるものなんですが、ここには醤油が無いので作れないんです。だから塩と胡椒でそのまま食べて美味しいようにはしたつもりでしたが、一味足りなかったんですね……」
「テンツユとかショウユとかが判らないのだけど、ソースみたいなものかしら?」
「似たようなものです」
「薩摩揚げもその何とか言うのを付けるの?」
「いえ、薩摩揚げはそのままで大丈夫です」
「そう。それで合点がいったわ」
メリラさんは腕を組んで大きく頷いた。
やっぱり一味足りなかったんだ……。
あたしの日常も少しだけ変化した。
最初はとうもろこし粉を冒険者ギルドに売るつもりだったけど、ギルドに行く気になれなくて売らず仕舞いになったから、在庫が積み上がってしまったんだよね。だからもうとうもろこし胚芽から油を絞るのは止めて、大豆だけにした。直にクレープも大豆粉中心になっちゃうんじゃないかな。
ヘルツグには定期的に通ってる。街道に沿って走る区間も有るので、隊商と擦れ違ったりもする。
この間は隊商が魔物と戦っているらしき現場にも遭遇してしまった。少し朝が早い所為で欠伸をしていたら、既に回避不可能だったんだよね……。それでもどうにか人は避けた。だけど魔物を蹴り飛ばしてしまったものだから、いつぞやの牛頭の魔物の時のように文句を言われたら敵わないと思って遁走した。
それとは関係ないと思うけど、最近「街道の怪童」なんて噂を聞くようになった。東の街道を目に止まらぬ速さで疾走し、時に魔物を蹴り飛ばし、時に魔物を踏み潰すのだとか何とか。
何者なんだろうねっ!?
何故「怪童」と言われるかだけど、外見からは性別が判らないかららしい。
失礼だよ! 防寒着で判らないだけだよっ!
◆
「元気にしてるかい?」
「あ、おかみさん。いらっしゃいませ」
「今日は客じゃないんだ。納税のことを話してなかったから、話しておこうと思ってね」
「納税ですか?」
「あたしは明日にでも役所に納税に行くから、あんたも一緒にどうだい?」
「ええ!? もう、徴税官って人が来ましたけど……」
「徴税官? そんな者が来るならもっと先の筈だよ?」
おかみさんは首を傾げた。
「いえ、確かにそう名乗ってました」
「変だね。徴税官は督促が仕事だから、期限が過ぎても納付しなかった時にしか来ないものだよ。事前に納税の仕方を教えに来るような話も聞かないしね」
「納税の仕方を教えてくれるんですか?」
「そうだよ。来た時は督促と一緒に納税の仕方を教えてくれるんだ。営業許可を取りに行った時にでも教えてくれたらいいんだけど、縦割りってやつかね? 店を始めた最初の年って、徴税官に督促されて初めて納税の仕方を知る、なんてことも多いんだ」
「あ、あれ? もしかしてその場で徴収されたりしないんですか?」
おかみさんが目を見開いた。
「はあ!? あんたまさか払っちまったのかい?」
「はい」
「ああ……、もっと早く説明してれば良かったね……」
おかみさんは顰めた顔を片手で覆った。
もの凄く嫌な予感がする。
「あ、あの、何か問題が?」
「あんた、多分そいつは詐欺師だよ」
「え? 詐欺?」
「ああ、徴税官とか言って店を開いたばかりの奴を騙して回るんだ」
「のおぉぉぉぉっ!!」
頭を抱えて天を仰いだ。道理でやり方が乱暴だった筈だよ!
おかみさんと一緒に役所に行って、改めて納税する羽目になった。
税金は、所得税が利益の2割で牙豚の分と合わせて64万円、間口税が20万円、人頭税が1万円の合計85万円。大した所得じゃないのに税金はやっぱり高かった。
売上税は個人経営のあたしの店には掛からなかった。もっと大きな企業に、所得税の代わりに掛かる税金なのだそうな。
あたしを騙した詐欺師はと言うと、他の店でも詐欺を働こうとして敢え無く捕まったらしい。騙し取られたお金は賭け事に使ったのだとかで1円も戻ってこなかった。
はああぁぁ……。
◆
出鼻を挫かれたような新年だけど、1月後半になってから、少しずつお客さんが増え始めた。殆どが冒険者みたいだから、どこまで喜んでいいものか判らないけどね。彼らは冒険者その壱とその仲間達が食べているのを見て興味を持ったらしい。
その新しいお客さんも、最初こそ野菜の天ぷらも買ってくれるのだけど、大抵2度目からは薩摩揚げばかりを買って行く。
たまに入る配達の注文でも、薩摩揚げだけを欲しがるお客さんが居て、野菜の天ぷらの立場はどこに!?
そんな風だから、あたしは決断した。野菜の天ぷらの販売を中止する。
「だって、さっぱり売れないんだもん」
「『もん』って貴女ね、子供じゃないんだから」
「むぅ」
メリラさんに呆れられても、薩摩揚げが売り上げ全体の9割以上ともなったら拗ねたくもなる。今までしていたのは何だったのかなって。徒労感が半端じゃない。
「決断自体はしょうがないと思うのだけど、薩摩揚げ1種類だけになるの?」
それはそれで困るわって、メリラさん。
「それなんですが、人参の代わりにケールを入れたものも用意しようと思ってます」
「あら? それは興味有るわね」
「はい。明日から早速、商品を入れ替えます」
「そう、楽しみにしてるわ」
明日からは2種類の薩摩揚げだけを売る予定。品数が減るけど、売れない商品を整理して、売れる商品に集中するのも経営さ。
だけど、そのものズバリだった筈の屋号は何だったんだろうね……。
明けて2月1日。そう、月が変わるのを契機に商品を入れ替えることにしたのだ。
「あら、美味しいじゃない。私はこっちの方が好きだわ」
メリラさんはケール入りの薩摩揚げを囓りながら、少し口元を緩ませている。メリラさんの口に合ったようで何よりだ。
「入っているものが変わるだけで、意外と味も変わるものなのね」
「はい。劇的には変わりませんが、僅かな違いで案外大きな差に感じますよね」
「ほんとにそうだわ。これならもっと色々な味を作って欲しくなるわね」
「そうしたいのはやまやまなんですが、種類を増やしたら手間も掛かりますし、リスクも高くなってしまうので、今はちょっと対応しきれないんです」
「そう? 残念ね」
メリラさんは「仕方がない」と言った風情で肩を竦めた。
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