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34 厄介事は避けよう
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『配達を頼む』
「はい。メニューは人参と玉葱が入った薩摩揚げと、ケールと玉葱が入った薩摩揚げの2種類になっています。それぞれ1つ50ゴールドです」
『それじゃ、その2つを20個ずつ頼む』
「はい。20個ずつ、合計40個ですね。どちらに伺えば宜しいでしょうか?」
『西の森だ』
「はい。それでは配達料と合わせて合計4000ゴールドとなります。洞窟の中などにいらっしゃる場合は入り口までの配達となりますが、宜しいでしょうか?」
『ああ』
「承りました」
配達だ。配達の注文が入るのは、決まって悪天候の日の日暮れ前なんだよね。今日もその例に漏れず、風が強い。
人通りの殆ど無い通りを抜けて西の門に行く。
「また配達かい? こんな日ばっかりで大変だな」
「ええ、まあ」
通る人の少ない天気の悪い日にばかり門を通るからか、門番さんとはちょっとしたお馴染みさんになってしまった。ついでにこの門番さんはお店の常連さんでもある。あたしが何を配達しているのか気になってお店に来てくれたらしい。
「気を付けてな」
「ありがとう」
そんな他愛のない会話をしながら門を通れば、森は直ぐ先に見える。
止まっていたら木々のざわめきも大きく聞こえるけど、走り出してしまえば聞こえなくなる。風魔法の影響でね。身体の前の空気を掻き分けて後ろに追いやっているせいで、音の殆どが耳に届かなくなるんだ。
それはそれで構わないけどね。音が聞こえたとしてもほんの一瞬にしかならないから、きっと何の音だか判らないもの。
森と言っても木が生い茂る所ばかりとは限らなくて、ぽかんと下草だけの広場も有る。そんな場所では、森の中だろうと強い風が吹き付けたりもするけど、走る時に風魔法を使っているあたしに限れば、無風と大差無い。
だけど一般にはそうはいかないらしい。丁度、前方の広場で戦っている人達と魔物のようにだ。双方共、風に煽られて、度々体勢を崩している様子。
「魔物かぁ。何でこんな場面に出会すかな……」
だけど、出会したものは仕方がない。避けよう。
そう、避ける。魔物は虎を5倍くらいの大きくしたような大きさで、この辺りにしては少々大きい気もするけど、ほんの数回しか森に入ったことのないあたしが知らなかっただけじゃないかな。多分。
だけど、何故こうも間が悪いのかな……。あたしが避けた方向に魔物が飛び退って、風にも煽られて目の前に来てしまった。
ベコッ。
「あっはっはっはぁ……。また蹴飛ばしちゃったよ」
蹴飛ばした勢いで足も止まっちゃったし、避けた意味が無い。
虎は背中がポッキリ折れて、ピクピクしている。明らかに致命傷だね。
……先を急ぐし、面倒そうな予感がするから、ここは何にも無かったことにしよう!
ところが雪を踏み締めて駆け寄って来る幾つかの足音が聞こえた。直ぐ近くだ。振り向いたら、お揃いの小綺麗な防具に身を包んだ男達があたしに向けて剣を構えていた。
「え……、どうして?」
いつかの牛頭の魔物の時より酷い。あの時は1人だけだったもの。
こんなの相手にしてられないから行ってしまおう。
後ろから「待て」だとか何とか聞こえて来るけど、そんなの聞いてやんないよ!
配達先の冒険者は程なく見つかった。
「お待たせしました、天ぷら屋です」
「ああ、待ってた」
「代金は4000ゴールドになります」
「ああ」
用意していてくれたらしくて、直ぐに出してくれた。
「ありがとうございました」
「なあ、あんた。ここに来る途中で大牙虎を見なかったか?」
「虎ですか? 人の5倍くらい有りそうな、それっぽいのは見ましたが……」
「ほんとか!? そいつはどっちに行った!?」
身を乗り出して唾を飛ばすのは勘弁して。思わず顔を背けて、相手を押し止めるように手を開いて構えてしまったじゃないか。
「死んだと思いますけど……」
「死んだ?」
「はい。誰かと戦ってましたし、ちょっとした事故も有りましたから」
「そうか、良かった」
冒険者はあからさまにホッとした表情をした。彼は多分、大牙虎と言うのから隠れてるんだろう。
「いつまでもこんな所で足止めされたくないからな。ありがとよ」
「はあ……。では、これで失礼します」
さっきの現場を通りたくなくて迂回して帰ったら、門が何やら騒々しかった。
門番さんが申し訳なさそうに言う。
「すまんな、ここは今、通れないんだ」
「何か有ったんですか?」
「第2王子と騎士団がここを通って町に入ることになったんだ。王子が入るまで一般人は通れない」
「王子って、また何で?」
「狩りをしていた西の森で負傷者が出たらしい」
「それは大変ですね……」
「そうだな。何でも、何十イグも奥に入らないと出ない筈の魔物が、ほんの3イグの所で出たらしい」
100キロメートル以上奥に入らないと居ない筈の魔物が10キロやそこらの所で出たってことだ。それは難儀なことだ。
「そんな魔物が出ることって、よく有るんでしょうか?」
「年に2、3度はな」
「結構、多いんですね」
「ああ。それが今回、王子と鉢合わせした訳だ」
「それはまた……」
「で、負傷者の治療のために急遽このクーロンスに来ることになったんだ」
「急遽ってことは、西の森には来ていてもクーロンスには来ない予定だったんですか?」
「ああ。行軍や野営の訓練も兼ねていてな。王都から西の森に来て、狩りをしたらそのまま帰る予定だったんだ」
「王都から西の森ですか……」
むむむ、西の森である理由がよく判らない。
指を顎に当てて少し上目遣いに考え込んでいると、門番さんが苦笑して解答をくれた。
「今回みたいな不測の事態が起きても対応できるようにだよ。町の近くなのに割と強い魔物が出るのがここの西の森なんだ。訓練で死んだらつまらないだろ?」
「ああ、なるほど。ありがとうございます」
「疑問が解決して何よりだ」
門番さんは何が可笑しいのかクスクスと笑った。
多分あたしがまた顔に出てたんだろうけど……。
待つより別の門を通った方が早いから、南門に回ろう。
翌日の営業時間。扉が開いた。
「いらっしゃいませーっ!」
「こんにちは」
「あ……」
受付嬢の顔を見た途端に、自分の顔に愛想笑いが貼り付くのを感じた。
「店をお間違いではありませんか?」
受付嬢の顔が強ばったけど、あたしの知ったことじゃない。
「今日は、その、伺いたいことが有って参りました」
「あたしにはお話しすることはございません」
面倒事の予感しかしない。愛想笑いさえもう限界だ。
「あっ……」
受付嬢は軽く息を呑んで目を伏せてしまった。
だけど同情する気にはならない。我ながらかなり根に持つタイプらしい。
「鬱陶しい。何なのよ?」
「す、すみません。昨日の夕方に西の森で大牙虎を倒した方を捜しているのですが、チカさんに心当たりは有りませんか?」
昨日のあの虎のことなんだろうけど、居合わせた人達の態度はとても友好的には見えなかった。ここで正直に言っても、不愉快なことになるのが目に見えている。だったらどうするか。知らぬ存ぜぬを貫き通すまでだ。
「有りません」
「しかし、チカさんは丁度その頃、西の森に行かれましたよね?」
「森には行きましたけど、心当たりは有りません」
「でも……」
むむむ、受付嬢が妙に粘る。
「しつこいですね。仮に心当たりが有ったとしたらどうだと言うんですか?」
声が低くなっているのが自分でも判る。いつもはどうやって声を出してたんだっけ?
「それは、先には言えません」
「何ですか? それ。どうせまた騙そうとしているんでしょう?」
「だ、騙そうとだなんてしていません!」
受付嬢は勢い込んで反論するけど、裏だか隠し事だかが有るのが見え見えじゃ、まるで信用できない。
「とにかく、あたしは騙されるのも、面倒事も、まっぴらなのよ! 帰って!」
「あの、だからですね……」
「帰ってって言ってるでしょ! もういい加減にして! あんたは余所者のあたしのことを捨て駒ぐらいに思っているんでしょうけど、冗談じゃないわよ! 嫌なのよ! 何度も言わせないでよ! そのくらい判りなさいよ!」
あたしが声を荒げたら、受付嬢は放心したように動かなくなった。そして、彼女の頬に涙が伝った。
「どうしてあんたが泣くのよ!?」
「ご、ごめんなさい、わ、私……、貴女を余所者だなんて……、そんなこと思って……、あ……」
突然受付嬢が手で顔を覆ったかと思ったら、店から飛び出して行った。
何なのよもう……。これじゃ、あたしが悪いみたいじゃないの!
癇癪を起こした小さな子供みたいじゃないの。
この夜、町の北東方向で大きな地響きが続いたのだけど、第2王子と騎士団の面々がパニックになる一方で、町の人々は2回目だったせいか、パニックにはならなかったらしい。
そんな中で誰かが呟いたと言う。
「泣いているみたい」
「はい。メニューは人参と玉葱が入った薩摩揚げと、ケールと玉葱が入った薩摩揚げの2種類になっています。それぞれ1つ50ゴールドです」
『それじゃ、その2つを20個ずつ頼む』
「はい。20個ずつ、合計40個ですね。どちらに伺えば宜しいでしょうか?」
『西の森だ』
「はい。それでは配達料と合わせて合計4000ゴールドとなります。洞窟の中などにいらっしゃる場合は入り口までの配達となりますが、宜しいでしょうか?」
『ああ』
「承りました」
配達だ。配達の注文が入るのは、決まって悪天候の日の日暮れ前なんだよね。今日もその例に漏れず、風が強い。
人通りの殆ど無い通りを抜けて西の門に行く。
「また配達かい? こんな日ばっかりで大変だな」
「ええ、まあ」
通る人の少ない天気の悪い日にばかり門を通るからか、門番さんとはちょっとしたお馴染みさんになってしまった。ついでにこの門番さんはお店の常連さんでもある。あたしが何を配達しているのか気になってお店に来てくれたらしい。
「気を付けてな」
「ありがとう」
そんな他愛のない会話をしながら門を通れば、森は直ぐ先に見える。
止まっていたら木々のざわめきも大きく聞こえるけど、走り出してしまえば聞こえなくなる。風魔法の影響でね。身体の前の空気を掻き分けて後ろに追いやっているせいで、音の殆どが耳に届かなくなるんだ。
それはそれで構わないけどね。音が聞こえたとしてもほんの一瞬にしかならないから、きっと何の音だか判らないもの。
森と言っても木が生い茂る所ばかりとは限らなくて、ぽかんと下草だけの広場も有る。そんな場所では、森の中だろうと強い風が吹き付けたりもするけど、走る時に風魔法を使っているあたしに限れば、無風と大差無い。
だけど一般にはそうはいかないらしい。丁度、前方の広場で戦っている人達と魔物のようにだ。双方共、風に煽られて、度々体勢を崩している様子。
「魔物かぁ。何でこんな場面に出会すかな……」
だけど、出会したものは仕方がない。避けよう。
そう、避ける。魔物は虎を5倍くらいの大きくしたような大きさで、この辺りにしては少々大きい気もするけど、ほんの数回しか森に入ったことのないあたしが知らなかっただけじゃないかな。多分。
だけど、何故こうも間が悪いのかな……。あたしが避けた方向に魔物が飛び退って、風にも煽られて目の前に来てしまった。
ベコッ。
「あっはっはっはぁ……。また蹴飛ばしちゃったよ」
蹴飛ばした勢いで足も止まっちゃったし、避けた意味が無い。
虎は背中がポッキリ折れて、ピクピクしている。明らかに致命傷だね。
……先を急ぐし、面倒そうな予感がするから、ここは何にも無かったことにしよう!
ところが雪を踏み締めて駆け寄って来る幾つかの足音が聞こえた。直ぐ近くだ。振り向いたら、お揃いの小綺麗な防具に身を包んだ男達があたしに向けて剣を構えていた。
「え……、どうして?」
いつかの牛頭の魔物の時より酷い。あの時は1人だけだったもの。
こんなの相手にしてられないから行ってしまおう。
後ろから「待て」だとか何とか聞こえて来るけど、そんなの聞いてやんないよ!
配達先の冒険者は程なく見つかった。
「お待たせしました、天ぷら屋です」
「ああ、待ってた」
「代金は4000ゴールドになります」
「ああ」
用意していてくれたらしくて、直ぐに出してくれた。
「ありがとうございました」
「なあ、あんた。ここに来る途中で大牙虎を見なかったか?」
「虎ですか? 人の5倍くらい有りそうな、それっぽいのは見ましたが……」
「ほんとか!? そいつはどっちに行った!?」
身を乗り出して唾を飛ばすのは勘弁して。思わず顔を背けて、相手を押し止めるように手を開いて構えてしまったじゃないか。
「死んだと思いますけど……」
「死んだ?」
「はい。誰かと戦ってましたし、ちょっとした事故も有りましたから」
「そうか、良かった」
冒険者はあからさまにホッとした表情をした。彼は多分、大牙虎と言うのから隠れてるんだろう。
「いつまでもこんな所で足止めされたくないからな。ありがとよ」
「はあ……。では、これで失礼します」
さっきの現場を通りたくなくて迂回して帰ったら、門が何やら騒々しかった。
門番さんが申し訳なさそうに言う。
「すまんな、ここは今、通れないんだ」
「何か有ったんですか?」
「第2王子と騎士団がここを通って町に入ることになったんだ。王子が入るまで一般人は通れない」
「王子って、また何で?」
「狩りをしていた西の森で負傷者が出たらしい」
「それは大変ですね……」
「そうだな。何でも、何十イグも奥に入らないと出ない筈の魔物が、ほんの3イグの所で出たらしい」
100キロメートル以上奥に入らないと居ない筈の魔物が10キロやそこらの所で出たってことだ。それは難儀なことだ。
「そんな魔物が出ることって、よく有るんでしょうか?」
「年に2、3度はな」
「結構、多いんですね」
「ああ。それが今回、王子と鉢合わせした訳だ」
「それはまた……」
「で、負傷者の治療のために急遽このクーロンスに来ることになったんだ」
「急遽ってことは、西の森には来ていてもクーロンスには来ない予定だったんですか?」
「ああ。行軍や野営の訓練も兼ねていてな。王都から西の森に来て、狩りをしたらそのまま帰る予定だったんだ」
「王都から西の森ですか……」
むむむ、西の森である理由がよく判らない。
指を顎に当てて少し上目遣いに考え込んでいると、門番さんが苦笑して解答をくれた。
「今回みたいな不測の事態が起きても対応できるようにだよ。町の近くなのに割と強い魔物が出るのがここの西の森なんだ。訓練で死んだらつまらないだろ?」
「ああ、なるほど。ありがとうございます」
「疑問が解決して何よりだ」
門番さんは何が可笑しいのかクスクスと笑った。
多分あたしがまた顔に出てたんだろうけど……。
待つより別の門を通った方が早いから、南門に回ろう。
翌日の営業時間。扉が開いた。
「いらっしゃいませーっ!」
「こんにちは」
「あ……」
受付嬢の顔を見た途端に、自分の顔に愛想笑いが貼り付くのを感じた。
「店をお間違いではありませんか?」
受付嬢の顔が強ばったけど、あたしの知ったことじゃない。
「今日は、その、伺いたいことが有って参りました」
「あたしにはお話しすることはございません」
面倒事の予感しかしない。愛想笑いさえもう限界だ。
「あっ……」
受付嬢は軽く息を呑んで目を伏せてしまった。
だけど同情する気にはならない。我ながらかなり根に持つタイプらしい。
「鬱陶しい。何なのよ?」
「す、すみません。昨日の夕方に西の森で大牙虎を倒した方を捜しているのですが、チカさんに心当たりは有りませんか?」
昨日のあの虎のことなんだろうけど、居合わせた人達の態度はとても友好的には見えなかった。ここで正直に言っても、不愉快なことになるのが目に見えている。だったらどうするか。知らぬ存ぜぬを貫き通すまでだ。
「有りません」
「しかし、チカさんは丁度その頃、西の森に行かれましたよね?」
「森には行きましたけど、心当たりは有りません」
「でも……」
むむむ、受付嬢が妙に粘る。
「しつこいですね。仮に心当たりが有ったとしたらどうだと言うんですか?」
声が低くなっているのが自分でも判る。いつもはどうやって声を出してたんだっけ?
「それは、先には言えません」
「何ですか? それ。どうせまた騙そうとしているんでしょう?」
「だ、騙そうとだなんてしていません!」
受付嬢は勢い込んで反論するけど、裏だか隠し事だかが有るのが見え見えじゃ、まるで信用できない。
「とにかく、あたしは騙されるのも、面倒事も、まっぴらなのよ! 帰って!」
「あの、だからですね……」
「帰ってって言ってるでしょ! もういい加減にして! あんたは余所者のあたしのことを捨て駒ぐらいに思っているんでしょうけど、冗談じゃないわよ! 嫌なのよ! 何度も言わせないでよ! そのくらい判りなさいよ!」
あたしが声を荒げたら、受付嬢は放心したように動かなくなった。そして、彼女の頬に涙が伝った。
「どうしてあんたが泣くのよ!?」
「ご、ごめんなさい、わ、私……、貴女を余所者だなんて……、そんなこと思って……、あ……」
突然受付嬢が手で顔を覆ったかと思ったら、店から飛び出して行った。
何なのよもう……。これじゃ、あたしが悪いみたいじゃないの!
癇癪を起こした小さな子供みたいじゃないの。
この夜、町の北東方向で大きな地響きが続いたのだけど、第2王子と騎士団の面々がパニックになる一方で、町の人々は2回目だったせいか、パニックにはならなかったらしい。
そんな中で誰かが呟いたと言う。
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