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42 移住先
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港町ファラドナ。あたしが今まで住んでいた国メプサカスの隣国ガベトラーに在る町で、国境からの距離はクーロンスから国境までの距離とほぼ同じ。ランドルさんがクーロンスから国境を越えるまでに馬車で1ヶ月掛かったそうだから、国境からここまで馬車を乗り継いだとしたら、1ヶ月程度掛かることになるのかな。
でも、あたしが国境近くの町を出たのは今朝。クーロンスから昨日の今日でここに辿り着いた訳だ。チート恐るべし。
本当はもっと南の国ミオイドマを目指したんだよね。だけど、ガベトラーの南部からは砂漠地帯になっていて、人に聞いたら国境を越えた先まで続くらしかった。その砂漠を越えたら熱帯らしい。
気候的に馴染めそうに無かったから、砂漠から少し離れたこの町に戻って来た訳さ。
港町にしたのは魚を仕入れ易いように。クーロンスから買い出しに行くのは大変だったからね……。魚は日持ちしないから。
ファラドナ市街地の殆どの道路は石とコンクリートで舗装されている。南北に通る大通りは幅約20メートル。その広い大通りを馬車が行儀良く右側通行で行き交っている。
大通りと垂直に交わる10メートルくらいの幅の道が等間隔で並んでいて、大通りと平行な道も幾つか並んでいる様子。碁盤目のように大きな道が在る訳だ。
この感じは、計画されて造られたってことだよね。まあ、広い道の間に有る小さな路地は結構曲がっているから、後から区画整理されたのかも知れないけど。見た目だけじゃ、どっちなのかちょっと判断できない。
ただ、区画整理されたのだとしても、かなり昔だと思う。町並みには区画整理直後の浮いた感じが無いから。
大抵の建物は二階建てか三階建ての木造。それより高い建物も幾つかあるけど、如何にもモニュメント的な見た目をしている。
それにしても暑い。砂漠ほどじゃないけど、クーロンスより遙か南だものね。しょうがないと言えば、しょうがない。日本に譬えるなら沖縄……、いや、もっと南かな?
この暑さは通りを歩く人の服にも現れている。一際特徴的なのが冒険者らしき人の服装だ。
冒険者だと予想できるのは、腰から剣を吊しているから。魔物退治や護衛のためじゃないかと思う。
そしてそんな人達は男性なら上半身裸、女性なら上半身ビキニアーマーだったりする。
シャツくらい着ればいいのにね……。
そして更に特徴を加えているのが、腰までスリットの入った革のスカート。男女の別無くズボンの上に穿いているんだな、これが。かなり前衛的なファッションだと思う。
男性の場合は後ろより前が長くて、革のエプロンのように見えなくもないのがせめてもの救いかな?
スカートを穿いていない人も居るけど、そんな人は革を丸めたようなものを腰の横に提げたり、肩に背負ったりしている。これはこれで特徴的な見た目になっている。
何とも不思議な光景。
「何、さっきからジロジロ見てんだ? 俺に気が有んのか?」
何気なく目で追っていた男性冒険者に見咎められた。筋骨隆々として「ごっつい」感じの人だ。
以前のあたしなら腰が引けてるところだけど、もう慣れた。兼業ならともかく、専業の冒険者にはこんな感じの人が多いんだ。
「い、いえ! なんでみんなスカートを穿いているのかと思いまして……」
「スカートだぁ?」
「はい、それ……」
あたしが彼のスカートを指差したら、彼はキョトンとして自分のスカートを見下ろした。
「ぶっ! わっはっはっはっは! こいつは傑作だ!」
彼が大声で笑うから、周りの注目が集まってしまった。居心地が悪いぞ……。
「あ、あの、何がそんなに可笑しいですか?」
視線だけを左右に動かして周りの様子を確かめながら尋ねた。
「ねぇちゃん、見てなよ」
彼はスカートの前後をするすると持ち上げて、肩と横腹の所でスカートに付いているベルトと金具を繋いだ。
そしたら何と、胸と胴回りと背骨の辺りを覆う防具に早変わりしたではないか。スカートじゃなくて防具だったんだ!
感心してしまった。肩甲骨を避けているのは、きっと動き易くするためじゃないかな。
「ねぇちゃん、この町は初めてか?」
「え? あ、はい。今日来たばかりです」
「やっぱりな。こんなもの、魔物と戦う時でもなけりゃ着ていられないことくらい、誰でも知ってるからな」
「それは何故に?」
「わっはっはっは、暑いからに決まってるだろ。この陽気じゃ、蒸れてぶっ倒れちまうよ」
「なるほど」
彼は、あっと言う間にまた防具をスカートに戻した。まあ、スカートじゃないんだけど。
「ねぇちゃんは、この町に何しに来たんだ?」
「ここでお店を始めようかと」
「店? ねぇちゃんがか?」
彼は目を見開いた。意表を突かれたって感じで。
ちょっとばかり面白くない。
「そうです。あたしがです」
「誰か当てはあるのか?」
「いえ、全く……」
……痛いところを突かれた。
「それで、店を開こうってのか?」
「はい」
彼はふにゃふにゃと首を巡らせる。如何にも気が抜けたって感じで。
「まあ、ねぇちゃんがやるってのなら好きにすりゃいいさ」
話をぶん投げられた。ここでってのは酷くない? 少しくらい情報プリーズなのだよ。
「はい。あの、手続きとかどこに行けはいいかご存じですか?」
「おいおい、そんなことも判らずにここに来たのか?」
思いっきり呆れられた。いや、まあ、確かに行き当たりばったり過ぎるか……。
「すいません」
「別に俺に謝ることはねぇ。でもまあ、それだったら、商業ギルドにでも行くんだな」
「役所ではなくですか?」
「ああ、商売は商業ギルドが全部仕切ってるらしいからな」
「なるほど」
「あっちに有るから言ってみな」
彼は通りの先を指差した。
「はい。ありがとうございます」
あたしがお礼を言ったら、彼は軽く手を振って行ってしまった。
冒険者に言われた方に向かったら、なるほど商業ギルドが有った。
中はクーロンスの冒険者ギルドと大差無い見た目をしている。受付と待合室の様子なんて、銀行も病院も大差無いんだから、当然と言えば当然なんだけどね。
早速、受付に行く。
「この町でお店を開くにはどうすれば良いのでしょう?」
何とも漠然とした質問だけど、職員は2、3度目を瞬かせただけで答えをくれた。
「商店を始められる場合、当ギルドに登録して頂くと共に保証金をお支払い頂きます。保証金は店舗や屋台の場合は100万ゴールド、行商の場合は10万ゴールドとなっております。店舗を経営なさりたい場合はご自宅か賃貸でご用意ください。屋台の場合は市場の決まった場所を賃貸して頂くことになります。賃貸料は、火を使わない場合であれば1区画につき月額1万ゴールドとなっております。火を使う場合であれば1区画につき月額3万ゴールドで、2区画以上からの契約となります」
「区画と言うのは?」
「そちらの床の線で囲まれている部分が一区画の大きさです」
職員が待合室側の床を指差した。
なるほどそこには四角く線が描かれている。大きさは、幅が1メートル余りで、奥行きが2メートル半くらい。
「保証金ってことは、登録を抹消すると払い戻されるのでしょうか?」
「はい。ですが、契約期間がございまして、50年が経ちませんと全額は払い戻されません。50年に満たない期間での抹消の場合は、保証金額の50分の1に満年数を掛けた金額が払い戻されます」
縛りがきつい。補償金は払い戻されないと思った方が良さそう。
「お役所で許可を得る必要とかは?」
「いえ、そのような必要はございません。商業については当ギルドが全てを取り仕切っております」
クーロンスでは役所で手数料を支払って営業許可を取っていたけど、ここファラドナでは商業ギルドで保証金を支払うってことだ。
「店舗を借りるにはどうしたら良いのでしょう?」
「それは不動産屋さんをお尋ねください」
職員が小さく首を傾げた。
……。確かに聞かれても困るよね……。土地や建物を商業ギルドが管理している訳じゃないんだろうし。
「判りました。屋台は、場所だけでなく屋台自体も借りられるのでしょうか?」
「はい。賃貸できる屋台も用意しております。このような種類がございます」
職員は、屋台の図を書いた紙を見せてくれた。
複数の区画が必要なものだと種類も多いけど、一区画のみのものだと二種類だけだった。立ち食いそば屋のカウンターに近いものと、低い台だけのもの。
あたしが使うとすれば、そば屋のカウンターみたいなものの方だね……。これは月額1万円で、もう一方より少し高いけど。
「ありがとうございました。即決はできませんので後日また伺います」
登録は見送った。この町のことを全く知らずに登録できるほど保証金は安くないもの。
クーロンスでは泥縄的に出費してしまったから困窮したんだ。そんな失敗、繰り返せないものね。
商業ギルドを出て、そのまま不動産屋に行く。家を買うのは無理でも、できれば賃貸したい。宿生活じゃ、宿代で生活が圧迫されちゃうもの。
「家か部屋を借りたいのですが、借りるのに必要なものは何か有りますか?」
「必要なものですか? 住民登録証が必要になります」
かなり嫌な予感。
「今日この町に来たばかりで住民登録はしてないのですけど、登録って簡単なんでしょうか?」
「簡単ですよ。2000万ゴールドを支払うだけです」
「それだけのお金は持ってないんですが、住民登録せずに借りられる所はないでしょうか?」
「それではら、西の城壁の外に有る下町にどうぞ。そこなら住民登録は必要ありませんから」
後はもう、殆ど追い出されるように不動産屋を出ただけだ。お客にならないと判った途端に扱いがぞんざいになって、取り付く島も無い。せめて下町に有る不動産屋を教えて欲しかったけど、「知らない」とめんどくさそうに言われるだけだった。
仕方無い。とにかく西門に行こう。
でも、あたしが国境近くの町を出たのは今朝。クーロンスから昨日の今日でここに辿り着いた訳だ。チート恐るべし。
本当はもっと南の国ミオイドマを目指したんだよね。だけど、ガベトラーの南部からは砂漠地帯になっていて、人に聞いたら国境を越えた先まで続くらしかった。その砂漠を越えたら熱帯らしい。
気候的に馴染めそうに無かったから、砂漠から少し離れたこの町に戻って来た訳さ。
港町にしたのは魚を仕入れ易いように。クーロンスから買い出しに行くのは大変だったからね……。魚は日持ちしないから。
ファラドナ市街地の殆どの道路は石とコンクリートで舗装されている。南北に通る大通りは幅約20メートル。その広い大通りを馬車が行儀良く右側通行で行き交っている。
大通りと垂直に交わる10メートルくらいの幅の道が等間隔で並んでいて、大通りと平行な道も幾つか並んでいる様子。碁盤目のように大きな道が在る訳だ。
この感じは、計画されて造られたってことだよね。まあ、広い道の間に有る小さな路地は結構曲がっているから、後から区画整理されたのかも知れないけど。見た目だけじゃ、どっちなのかちょっと判断できない。
ただ、区画整理されたのだとしても、かなり昔だと思う。町並みには区画整理直後の浮いた感じが無いから。
大抵の建物は二階建てか三階建ての木造。それより高い建物も幾つかあるけど、如何にもモニュメント的な見た目をしている。
それにしても暑い。砂漠ほどじゃないけど、クーロンスより遙か南だものね。しょうがないと言えば、しょうがない。日本に譬えるなら沖縄……、いや、もっと南かな?
この暑さは通りを歩く人の服にも現れている。一際特徴的なのが冒険者らしき人の服装だ。
冒険者だと予想できるのは、腰から剣を吊しているから。魔物退治や護衛のためじゃないかと思う。
そしてそんな人達は男性なら上半身裸、女性なら上半身ビキニアーマーだったりする。
シャツくらい着ればいいのにね……。
そして更に特徴を加えているのが、腰までスリットの入った革のスカート。男女の別無くズボンの上に穿いているんだな、これが。かなり前衛的なファッションだと思う。
男性の場合は後ろより前が長くて、革のエプロンのように見えなくもないのがせめてもの救いかな?
スカートを穿いていない人も居るけど、そんな人は革を丸めたようなものを腰の横に提げたり、肩に背負ったりしている。これはこれで特徴的な見た目になっている。
何とも不思議な光景。
「何、さっきからジロジロ見てんだ? 俺に気が有んのか?」
何気なく目で追っていた男性冒険者に見咎められた。筋骨隆々として「ごっつい」感じの人だ。
以前のあたしなら腰が引けてるところだけど、もう慣れた。兼業ならともかく、専業の冒険者にはこんな感じの人が多いんだ。
「い、いえ! なんでみんなスカートを穿いているのかと思いまして……」
「スカートだぁ?」
「はい、それ……」
あたしが彼のスカートを指差したら、彼はキョトンとして自分のスカートを見下ろした。
「ぶっ! わっはっはっはっは! こいつは傑作だ!」
彼が大声で笑うから、周りの注目が集まってしまった。居心地が悪いぞ……。
「あ、あの、何がそんなに可笑しいですか?」
視線だけを左右に動かして周りの様子を確かめながら尋ねた。
「ねぇちゃん、見てなよ」
彼はスカートの前後をするすると持ち上げて、肩と横腹の所でスカートに付いているベルトと金具を繋いだ。
そしたら何と、胸と胴回りと背骨の辺りを覆う防具に早変わりしたではないか。スカートじゃなくて防具だったんだ!
感心してしまった。肩甲骨を避けているのは、きっと動き易くするためじゃないかな。
「ねぇちゃん、この町は初めてか?」
「え? あ、はい。今日来たばかりです」
「やっぱりな。こんなもの、魔物と戦う時でもなけりゃ着ていられないことくらい、誰でも知ってるからな」
「それは何故に?」
「わっはっはっは、暑いからに決まってるだろ。この陽気じゃ、蒸れてぶっ倒れちまうよ」
「なるほど」
彼は、あっと言う間にまた防具をスカートに戻した。まあ、スカートじゃないんだけど。
「ねぇちゃんは、この町に何しに来たんだ?」
「ここでお店を始めようかと」
「店? ねぇちゃんがか?」
彼は目を見開いた。意表を突かれたって感じで。
ちょっとばかり面白くない。
「そうです。あたしがです」
「誰か当てはあるのか?」
「いえ、全く……」
……痛いところを突かれた。
「それで、店を開こうってのか?」
「はい」
彼はふにゃふにゃと首を巡らせる。如何にも気が抜けたって感じで。
「まあ、ねぇちゃんがやるってのなら好きにすりゃいいさ」
話をぶん投げられた。ここでってのは酷くない? 少しくらい情報プリーズなのだよ。
「はい。あの、手続きとかどこに行けはいいかご存じですか?」
「おいおい、そんなことも判らずにここに来たのか?」
思いっきり呆れられた。いや、まあ、確かに行き当たりばったり過ぎるか……。
「すいません」
「別に俺に謝ることはねぇ。でもまあ、それだったら、商業ギルドにでも行くんだな」
「役所ではなくですか?」
「ああ、商売は商業ギルドが全部仕切ってるらしいからな」
「なるほど」
「あっちに有るから言ってみな」
彼は通りの先を指差した。
「はい。ありがとうございます」
あたしがお礼を言ったら、彼は軽く手を振って行ってしまった。
冒険者に言われた方に向かったら、なるほど商業ギルドが有った。
中はクーロンスの冒険者ギルドと大差無い見た目をしている。受付と待合室の様子なんて、銀行も病院も大差無いんだから、当然と言えば当然なんだけどね。
早速、受付に行く。
「この町でお店を開くにはどうすれば良いのでしょう?」
何とも漠然とした質問だけど、職員は2、3度目を瞬かせただけで答えをくれた。
「商店を始められる場合、当ギルドに登録して頂くと共に保証金をお支払い頂きます。保証金は店舗や屋台の場合は100万ゴールド、行商の場合は10万ゴールドとなっております。店舗を経営なさりたい場合はご自宅か賃貸でご用意ください。屋台の場合は市場の決まった場所を賃貸して頂くことになります。賃貸料は、火を使わない場合であれば1区画につき月額1万ゴールドとなっております。火を使う場合であれば1区画につき月額3万ゴールドで、2区画以上からの契約となります」
「区画と言うのは?」
「そちらの床の線で囲まれている部分が一区画の大きさです」
職員が待合室側の床を指差した。
なるほどそこには四角く線が描かれている。大きさは、幅が1メートル余りで、奥行きが2メートル半くらい。
「保証金ってことは、登録を抹消すると払い戻されるのでしょうか?」
「はい。ですが、契約期間がございまして、50年が経ちませんと全額は払い戻されません。50年に満たない期間での抹消の場合は、保証金額の50分の1に満年数を掛けた金額が払い戻されます」
縛りがきつい。補償金は払い戻されないと思った方が良さそう。
「お役所で許可を得る必要とかは?」
「いえ、そのような必要はございません。商業については当ギルドが全てを取り仕切っております」
クーロンスでは役所で手数料を支払って営業許可を取っていたけど、ここファラドナでは商業ギルドで保証金を支払うってことだ。
「店舗を借りるにはどうしたら良いのでしょう?」
「それは不動産屋さんをお尋ねください」
職員が小さく首を傾げた。
……。確かに聞かれても困るよね……。土地や建物を商業ギルドが管理している訳じゃないんだろうし。
「判りました。屋台は、場所だけでなく屋台自体も借りられるのでしょうか?」
「はい。賃貸できる屋台も用意しております。このような種類がございます」
職員は、屋台の図を書いた紙を見せてくれた。
複数の区画が必要なものだと種類も多いけど、一区画のみのものだと二種類だけだった。立ち食いそば屋のカウンターに近いものと、低い台だけのもの。
あたしが使うとすれば、そば屋のカウンターみたいなものの方だね……。これは月額1万円で、もう一方より少し高いけど。
「ありがとうございました。即決はできませんので後日また伺います」
登録は見送った。この町のことを全く知らずに登録できるほど保証金は安くないもの。
クーロンスでは泥縄的に出費してしまったから困窮したんだ。そんな失敗、繰り返せないものね。
商業ギルドを出て、そのまま不動産屋に行く。家を買うのは無理でも、できれば賃貸したい。宿生活じゃ、宿代で生活が圧迫されちゃうもの。
「家か部屋を借りたいのですが、借りるのに必要なものは何か有りますか?」
「必要なものですか? 住民登録証が必要になります」
かなり嫌な予感。
「今日この町に来たばかりで住民登録はしてないのですけど、登録って簡単なんでしょうか?」
「簡単ですよ。2000万ゴールドを支払うだけです」
「それだけのお金は持ってないんですが、住民登録せずに借りられる所はないでしょうか?」
「それではら、西の城壁の外に有る下町にどうぞ。そこなら住民登録は必要ありませんから」
後はもう、殆ど追い出されるように不動産屋を出ただけだ。お客にならないと判った途端に扱いがぞんざいになって、取り付く島も無い。せめて下町に有る不動産屋を教えて欲しかったけど、「知らない」とめんどくさそうに言われるだけだった。
仕方無い。とにかく西門に行こう。
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