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しおりを挟む首輪と首の間に差し込んできた指が、繋ぎ目を探すように首の後ろへ回ってから澄晴が舌打ちした。
「……んだコレ。なんで鍵なんか付いてんだよ」
首回りのサイズぴったりで装着した首輪を引っ張られるとそれだけで反対側が食い込んで痛いのに、澄晴は呻く俺を無視して何度もぐいぐい引いてくる。
首輪の錠は首の後ろの留め具の下に下がっていて、いつもは服の下に隠れて見えない。フェロモンで発情したαは留め具すら外せないほど知能が下がるらしいから普通は鍵なんて付けないのだけど、俺の貰った首輪には最初から付いていた。首輪自体が重く、錠は軽くて小さいから後ろに下がって苦しいという事もない。
だから鍵自体を邪魔に感じたことは無かったのだけど、澄晴は鍵の存在が想定外だったのか乱暴に引っ張って壊そうとした。両手の人差し指を隙間に捻じ込もうとして、けれどビクともしないのを感じたのか今度はそこに噛み付いてきた。
噛み千切ろうとしているのか、首輪の端をがじがじと噛まれている気配がある。
「痛い、痛ぇって、澄晴っ」
「……チッ……鍵出せ、星」
「なあ、落ち着けよ。マジでお前、フェロモンで頭おかしくなってんぞ」
「鍵、どこだよ。持ってんだろ」
さすがに分厚い本革は生半可な力では千切れはせず、諦めたらしい澄晴は鍵を探そうと勝手に俺のズボンの中に手を突っ込んできた。
抜き取った財布とスマホを床の方へ無造作に放り投げられ、瞬間的に怒りが湧く。
「ばっか、お前……っ、この、本気で怒るぞ!」
小銭しか入っていない財布はともかく、スマホは高校に入ってやっと持たせて貰えたものだ。壊したなんて言っても、きっとパパは買い直してくれない。
俺が怒鳴るのに、澄晴は俺の頬を掴んで無感情に「こっちはもうキレてんだよ」と呟いた。
低い声に息を呑むと、彼の手がまた俺の顔の方へ戻ってきた。
不穏な台詞の割に、澄晴の両手は味わうみたいにゆっくりと俺の頬を包んで撫でる。温かい掌が頬肉を揉み、親指が唇を撫で、人差し指と中指が耳朶をくすぐってくる。
ただ顔を撫でられているだけなのに、息が上がって背中にぞくぞくとしたものが駆けた。唇を噛んで耐えようとするのに、澄晴の親指が唇の端から入ってきて歯の表面を爪が掠って「ひっ」と声が出る。
歯を引っ掻かれただけで身体が大きく跳ね、澄晴がうすら笑いを浮かべた。俺の肉が血を集め始めて大きくなったのを、俺の腰の上に乗る彼が気付かない訳もなく。俺の反応が気に入ったのか、澄晴の親指はゆっくり歯の先をなぞり、舌の裏の柔らかい粘膜の感触を楽しむみたいに指先を埋めてくる。
ただでさえこういう触れられ方に慣れていないのに、想定外の場所を触られるとどうしたらいいか分からない。
澄晴の視線までもが俺の口の中に潜り込むのを感じて、唇を閉じようとするのに両端に差し込まれた彼の親指がそれを阻む。歯列と、舌と、その奥の奥まで。澄晴は俺の口の中を、まるでご馳走をお預けされているような恨みがましい目で見つめてくる。
「や、めろ……っ」
思惑の読めない視線への恐怖を押し隠し、両手が自由になっていたのをやっと思い出して澄晴の腕を掴んだ。
顔を捩って彼の手から逃げようとした途端、ミシッと骨が軋む音がするほど強く指が食い込んでくる。
「なぁ、星。まだかよ。お前、何年待ちゃあ俺を意識すんだよ。お前に他のαが近寄ってこねーように手ぇ回して、俺しか選択肢無くしてんのになんでいつまでも俺を選ばねーんだよ。俺に興味ねーんならなんで俺と目ぇ合うと笑うんだよ。誰とでも友達になれるくせになんで家に呼んで遊ぶの俺だけなんだよ。俺じゃ駄目なら特別扱いなんてすんなよ。勘違いさせんなよ。冷たくしろよ。家同士がどうのって言い訳して逃げんなよ。お前を番にする気は無い、嫌いだから、って言えよ。応える気ねぇんなら、諦めさせろよ、いい加減」
「……っ」
澄晴のどろりと淀んだ目は怨嗟に満ちていて、紡がれた言葉は真直線に俺に刺さってくる。
まっすぐ過ぎて、逃げ場がない。
虹じゃない。星、とちゃんと俺の名前を呼んだ。
澄晴はこんなに真剣に嘘を吐けるような、器用な奴じゃない。だからつまり、虹じゃなく、俺が好きなのだ、本当に。虹の代わりじゃなく、俺を番にしたいと本気で言ってくれているのだ。
「……澄晴は、俺を好きなのか。虹じゃなく?」
「なんでいま虹が出てくるんだよ」
一言も出してねぇだろ、と吐き捨てた澄晴は苛立ったように俺の頬を握る指に力を込めて、顔を寄せてくる。
俺が澄晴を好きな理由の一つだ。俺と虹を、全然別物として扱ってくれる。双子だからどうしたって比較しておかしくないのに、澄晴だけは俺と虹を横並びにしなかった。両親すら平等に、と並べた俺達を、澄晴だけは。
……ああ、そうだ。ずっと澄晴は、虹より俺に優しくしたがっていた。俺を特別にしたがってくれていた。
勘違いしたくなくて気付かないフリをしていたけれど、澄晴はいつも虹より俺を見てくれていた。
諦めようとして逃げ回る俺を、澄晴は根気強く追ってくれていたというのか。
「…………きだ、星」
肝心な台詞だけ小さく掠れて消え入りそうなのに、思わず笑みが漏れる。
ほんと澄晴お前、そういうとこだぞ。他のαみたいにずーっと自信満々でいてくれればいいのに、そうやってたまに小心な面を見せてくるから、可愛くていつまでも諦めきれないんだ。
震える声が、手が、愛おしい。澄晴がどれだけ俺が好きか、その言葉が聞こえなくたって理解出来る。
澄晴は俺を好きで、俺も澄晴を好きで。わぁ、両想いだ。良かった良かった。
……うん、良かった。今、確かに幸せだ。これはきっと、ずっと俺の幸せな記憶として残る。ありがとう、澄晴。
でも。
「……ごめん、澄晴。俺はお前と番う気は無い。お前のことは友達としてしか見られない。今までもこれからも、お前をαとして意識する事は無いと思う。ほんとにごめん」
困ったような表情を作って目を逸らした。
嘘を吐く時は、視線は左下。手強い相手には視線の向きでバレるから気を付けろ、とパパに教えられたのが頭をよぎる。
どんなに表面を取り繕ってみても、俺の親はヤクザだ。昼日中を堂々と歩く方法より、闇の中で他者を踏み付けてでも生き抜く知恵を教えられた数の方が多い。
どんなに好きでも、番えない相手はいる。
好きだけではどうにもならないこともある。
親に言われたからじゃなく、すとん、と納得して臓腑に落ちた。
俺と澄晴は、そもそもの生き方が違う。好きの気持ちだけで番っても、まっすぐに進む事こそが正攻法と信じて行動する澄晴と俺とは、きっと遠くない未来で根本的な価値観の違いでぶつかることになる。
『結婚』と違って、『番』は破棄出来ない。合わなかったからやっぱ無し、とはいかないのだ。
だから拒絶した。澄晴の望む通り、ハッキリと。
キスしようと顔を近付けてきていた澄晴が動きを止め、俺の頬に食い込んでいた指から力が抜けていく。
「……ここまで言っても、駄目なのかよ」
「ごめん」
今にも泣き出しそうに歪む澄晴の顔を見ていたくなくて、顔ごと逸らして彼の胸を押す。さっきまでビクともしなかったのに、少し力を込めただけでふらりと後ろに傾ぐのに罪悪感が胸を刺した。
「澄晴、……もういいだろ?」
脱力した手をそっと俺から剥がし、その腕を叩いてどいてくれと示した。俺を押さえ込もうとする気が無くとも、体格差のある澄晴の下から自力で這い出るのは不可能だ。
傷付いている所に塩を塗りたくはないから早くどくだけどいてくれ、と思いながら黙り込む澄晴を待っていると、不意に鼻孔を甘ったるい匂いが貫いた。
ぐら、と視界がぶれる。
「……ッ!」
慌てて鼻と口を塞ごうとするのに、一瞬先に両手を澄晴に掴み取られて頭の上へ纏めて縫い付けられた。
「すば……っ、てめ……!」
「いくらでも叫べよ。その分早く効く」
昏い目をした澄晴は唇の両端を上げて笑顔を作ってみせ、より強くフェロモンを撒き散らしてくる。
数瞬息を詰めようと、息継ぎのタイミングでどうしても吸い込むことになる。何の匂いと言われても表現しようがないような具体性のない匂いなのに、甘くて甘くて胸焼けしそうで吐き気がした。
薄く吸うだけで内臓が火照り、身体を内側から沸騰させていく。肌の下から炭酸が湧いているみたいにふつふつと泡粒を立たせていて、もどかしさに疼く。
「す……ば、る……っ」
本能的に知っていた。この疼きを収める為には、目の前の男が、αが必要だと。
「星」
「……っ、あ、ぁっ」
俺の名前を呼ぶ声は甘く、期待を含んだように響く。
手首を掴んでいた澄晴の手が、そこの拘束を解いて腕をなぞっていく。手首から肘へ、肘から二の腕へ、二の腕から脇の下をくすぐり、胸を通って腰骨まで下りてくる。
彼の指が触れた場所から皮下に集まった泡が弾けるように快感に支配され、たったそれだけで股間が濡れた気配がした。
Ωと違って、αはフェロモンの種類や量を自分でコントロール出来る。だからこそ普通のまともなαは自分の番以外に求愛フェロモンを放つことも無いし、威圧フェロモンを無闇にばら撒くことも無い。能力があるからこそ理性的であれと教育された筈のαの澄晴が、俺から鍵の在処を聞き出す為だけにルール違反を犯したのが信じられなかった。
普通のΩなら完全に発情を誘発されてもおかしくない濃度の求愛と威圧の混じったフェロモンを間近で嗅がされ、それでも正気を保ててしまうのはパパの威圧フェロモンに慣らされていたおかげだろうか。
「星。鍵、出せ。……もっと触って欲しいだろ?」
唇を噛んで耐える俺の腹を撫で、澄晴は優しげな声で問うてくる。
「鍵どこだ? 持ってんだろ? 出せよ星。こんなん外して、さっさと噛ませてくれよ」
すり、すり、と服の上から身体を撫でられ、触れて欲しい皮膚が乞うように熱を上げる。
弱々しく首を振ると、澄晴は目を眇めて俺の鎖骨の上を指でなぞった。途端、電気でも走ったみたいに身体が大きく痙攣する。素肌同士が触れると布越しなんて目じゃないくらい気持ち良くて、目の前に白黒の星が飛んだ。
「ひっ、……っ、ぁ、やめ……っ」
「お前、ほんと強がるの得意だよな。でももう限界だろ? もっとちゃんと触って、抱いて欲しいだろ?」
「……っ、……」
ひゅ、ひゅ、とひと吸いするごとに澄晴のフェロモンが俺を狂わせていく。澄晴に屈したい。触ってと強請るって、足を絡めてキスをせがみたい。いっそ一気に発情してしまえればいいのに、耐性がある所為で正気を失えもしない俺はただぐっと歯列を噛みしめて耐えるしかない。
「……星。ごめんな。俺、どうやったってお前を諦めきれねぇ」
覆い被さるように顔を寄せてきた澄晴に唇を奪われたかと思ったら、その瞬間に全てがどろどろに崩れ落ちた。
「あ、ぁっ、すばる、……すばる……っ」
触れた粘膜が熱い。とろけて甘い舌に口の中を舐められて、せがむように舌を伸ばした。
澄晴の背中に腕を回して掻き抱く。前後左右が分からないふわふわとした意識の中で、澄晴の身体だけが頼りみたいにしがみついて名前を呼んだ。
欲しい。澄晴が欲しい。俺の中を澄晴で埋めて、熱く蕩けた身体に彼の精を注いでほしい。
まともに考えることの出来なくなった頭に本能だけが右往左往して、それに従うように勝手に身体が反応して下着の中が漏らしたみたいに濡れた。
「すばる、すば……」
「星。鍵はどこだ?」
鍵なんてどうだっていい。とにかく今すぐ抱いてほしい。もっと触れて、撫でて、貫かれたい。
キスをやめて問い掛けてくる澄晴に続きをせがむように自分から頭を上げて顔を寄せるのに、澄晴は俺の口を掌で覆って「鍵は?」と訊いてくる。
「ない、かぎ、ないっ! すばる、はやく、もっとして、すばるっ」
「無い?」
「いえにおいてきた、ない、だからはやく」
完全に発情の始まった身体は一秒ごとに熱が上がっていくみたいで、酷く苦しくて触って貰えないと気が狂いそうだ。
なのに、澄晴は低く舌打ちすると身体を起こして俺の上からどいてしまった。
「すばる……?」
「来い、星。まずは鍵取りに行ってからだ」
「むり、あるけない、すばる、いまだいてっ」
「星。来い」
俺の腕を掴んで引き起こした澄晴は、より強い威圧フェロモンをかけてきて頭が真っ白になる。命令を重ね掛けされて本能すら黙らされ、ふらつく足で立ち上がった。腕を引いてくる澄晴にされるがままに歩いていく。
操られるみたいに──事実そうなのだけど──勝手に足が動く。焼け焦げそうだと思っていた内側の熱が掻き消えたのは良かったが、まるで夢を見ているみたいに自分の意思で身体が動かない。
澄晴が部屋のドアノブを掴もうと手を伸ばした先で、勝手に向こう側からドアが開くのが見えた。
「残念だったな。そこまでだ、坊主」
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