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16(最終話)
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「優しくしてやりたいんだから、あんまそういうの言うなって……」
抱き着いて頬を付けた肩口の上で、悠勝がそんな風に漏らす。
「君はたまに、それを言うね。煽るな、とか、なんだとか……。具体的に、俺の発言の何が悪いんだい? 言われても、嬉しくないかい?」
不愉快なら出来る限り気を付けるが、と答えると、悠勝は低く「そうじゃなくて」と唸ってから、俺の中で指を掻き回すように動かした。
「……ッ」
「嬉しくて、犬みたいに飛び付いて犯したくなるんだよ」
「は……」
二本目の指が入ってきて、笑い飛ばそうとした唇を閉じた。窄まりの中で出入りされるだけだった感覚が、押し開かれるものに変わって、その違和感に身を硬くする。
「このまま、無理やり捻じ込まれたくないだろ? 痛いの、嫌だろ? だったらほんと、煽んないで」
理性を保てない、と言われながら、穴を解される。入れたまま指先にぐりぐりと中を探られて、むずむずした弱い気持ち良さが波のように寄せてくる。
「……んっ」
指がまた増やされて、開かれて抉られて。内側のある箇所を指が掠めて、腰が跳ねた。
「ん、んん……っ、ま、……悠、それ、少し、やめ、て」
制止の声を上げるのに、悠勝はぐりぐりとソコを指で擦ったり叩いたりしてくる。息を荒くして縋り付いて、彼の肩に額をつけた。
明滅する視界。強烈なほど明確に気持ち良くなってしまう場所が俺の中にあって、悠勝は執拗にそこを責めてくる。
「悠、悠……、こわ、い」
「可愛い」
強い刺激に逃げ出したがっている俺の腰を片手で押さえ込んで、悠勝がこめかみにキスしてきた。「もういいよな」と囁いた彼は指を抜いて、そして膝に乗せた俺を抱え直して窄まりに陰茎の先端を充てがってきた。
悠勝の頭が俺より下にあって、見上げてきた目が細められて笑ったのを見て安堵して息を吐く。
「透。……俺の童貞、貰って」
クス、と笑った悠勝はさっきまでと打って変わって余裕そうで、そんな軽口まできいた。そのくせ、ゆっくりと俺の中に入ってくると、また苦しそうな表情をする。
「ふふ……、もう出そうなの?」
「うるさい……」
一番太い括れまでを受け入れて、そこでまた膨れ上がった心地がしてそう揶揄うと、あながち的外れでもなかったらしく睨まれた。
額、鼻梁、唇、とキスを落として、繋がりながら中の彼を締め付ける。ビクビクと震える様が愛らしく、抱えた両腕で悠勝の背中を撫でた。
「初めてが君で良かった」
噂に聞く発情期の交尾は、肉体的な快楽の話ばかりだったけれど。今、悠勝としているこの行為は、心が気持ちいい。子を成す為の交尾ではなく、愛を確認する為の行為だからだろうか。
幸せでたまらない、と囁くと、悠勝も俺を抱き締めてくれた。触れ合う素肌が温かく、少しだけ汗ばんでぬるついている。
「……諦めなくてよかった」
妙に重い声音に、なんと返事をしても適切ではない気がして、ただまた唇に口付けた。
舌を入れるのにも全く抵抗が無くなり、深いキスを交わしながら悠勝の肉を根本まで受け入れる。指より開かれる圧迫感は大きいが、じっくり慣らされたからか痛みは無かった。
奥まで挿入されて、それから悠勝は俺の腰を掴んでゆっくりと揺らしながら、下から突き上げてくる。
「……っ、ふ……ぅ」
「透……、好き……」
決して激しい動きではないのに、乱されて、意識が遠くなる。ぎゅうぎゅうに締め付けても十分潤んだ俺の中で悠勝の肉は好き勝手に抉り、穿ってくる。掠れた甘い声が喉から漏れて、恥ずかしくて唇を噛むと悠勝の舌に舐められて開かされた。再び漏れる声を、彼が全部飲み込みたいみたいに深く口付けてくる。
「んんっ」
勃起した俺の陰茎が悠勝の腹と擦れて、先に俺が達した。びゅる、と勢い良く吐いた白濁が俺と彼の腹を濡らして、恥ずかしくて逃げそうになった唇をがぶりと噛まれた。
「ん、ぅ」
「透……」
俺を呼ぶ声が、たまらなく甘い。それだけで身体が震えて、俺の中に挿さる肉を締め付けて応えた。
悠、悠、と何度も呼び、透、と呼ばれる。互いの名前を呼ぶだけで高め合って、俺の腰を握る指が一層強くなったと思えば、乱暴に最奥まで突かれた。
「あっ……、イ、いた、い……っ……、あ、ああ、ゆ、うっ」
「透、透っ……!」
ごじゅ、ごじゅ、と繋がった部分から酷い水音がして、バチバチと肌同士がぶつかる音が重なる。痛みに呻きつつもそれ以上の快楽をぶつけられて、声を抑えるなんて忘れて高く鳴きながら再び視界が白く瞬いた。またイかされた、と気付いた数瞬後に、俺の中で悠勝の肉が震えて、ドクドクと大きく脈打った。温かい感触が腹の中に広がって、思わず抱き締める腕に力を籠める。
幸せだ。俺の中で、俺の身体で、俺の好きな人が果てた。
先端だけ押し当てて中出しさせた前回を思い出して、どれだけ勿体無いことをしていたのか、自分を呪った。
「悠勝。もう一度風呂に入ろうか」
「……だな」
しばらく抱き合ったまま呼吸を落ち着けて、お互いに素面に戻ってきた頃、やっと身体を離した。
膝立ちになって後ろから悠勝の陰茎を抜くと、とろりと中から垂れてきた。
「……」
「……悠勝、君、今変質者みたいな目をしているよ」
太腿に垂れる白濁をじっと凝視され、そう揶揄うと彼は慌てて視線を逸らした。
「でも、確かに勿体無いね」
戻しておこうか、と垂れてきたそれを指で拭って窄まりの中へ押し込むと、急に肩を掴まれた。その勢いのままベッドに押し倒され、訝しむ俺の上で悠勝がまた息を荒くして陰茎を擦り出す。
「ゆ、悠……?」
「無理」
「なにが」
無理なのか、と聞こうとした俺の両脚を抱え上げて開かせて、悠勝は早くも勃ち上がった肉をまた俺の窄まりに捻じ込んでくる。
「ちょっ……」
「透、お前、どれだけ自分が強烈に煽ってるか、少し自覚しろ」
何が彼を煽ったのか分からないが、とにかく俺は、そのまま続けて抱かれた。二度目の交合は激しすぎて目眩がするほどで、肉の先で奥を叩かれて痛い痛いと泣いたのに、「痛いだけじゃないだろ」なんて悠勝が余裕で笑うほど何回もイかされた。
もうやだ、きらい、と俺が幼児のうわ言のように呟く頃には悠勝は四度も俺の中で達していて、ベッドのシーツには溜め切れなかった精液が液溜まりを作っていた。
「……次から、手加減すると約束してくれないなら、もうしない……」
「透、拗ねると子供みたいになるんだな。かわいい」
「うるさい。約束」
「するよ。次からはちゃんと、透に無理させない程度にする」
身体中どろどろして気持ち悪いのに、抱き合っていると気にならない。飽きもせず色々な場所にキスしてくる悠勝を抱き締めて、息を吐いた。
俺の恋煩いは、これで終わり。
今度は悠勝がその重い愛を煩わせて片時も俺の傍から離れなくなったのは、俺の所為じゃない。……はず。
End.
抱き着いて頬を付けた肩口の上で、悠勝がそんな風に漏らす。
「君はたまに、それを言うね。煽るな、とか、なんだとか……。具体的に、俺の発言の何が悪いんだい? 言われても、嬉しくないかい?」
不愉快なら出来る限り気を付けるが、と答えると、悠勝は低く「そうじゃなくて」と唸ってから、俺の中で指を掻き回すように動かした。
「……ッ」
「嬉しくて、犬みたいに飛び付いて犯したくなるんだよ」
「は……」
二本目の指が入ってきて、笑い飛ばそうとした唇を閉じた。窄まりの中で出入りされるだけだった感覚が、押し開かれるものに変わって、その違和感に身を硬くする。
「このまま、無理やり捻じ込まれたくないだろ? 痛いの、嫌だろ? だったらほんと、煽んないで」
理性を保てない、と言われながら、穴を解される。入れたまま指先にぐりぐりと中を探られて、むずむずした弱い気持ち良さが波のように寄せてくる。
「……んっ」
指がまた増やされて、開かれて抉られて。内側のある箇所を指が掠めて、腰が跳ねた。
「ん、んん……っ、ま、……悠、それ、少し、やめ、て」
制止の声を上げるのに、悠勝はぐりぐりとソコを指で擦ったり叩いたりしてくる。息を荒くして縋り付いて、彼の肩に額をつけた。
明滅する視界。強烈なほど明確に気持ち良くなってしまう場所が俺の中にあって、悠勝は執拗にそこを責めてくる。
「悠、悠……、こわ、い」
「可愛い」
強い刺激に逃げ出したがっている俺の腰を片手で押さえ込んで、悠勝がこめかみにキスしてきた。「もういいよな」と囁いた彼は指を抜いて、そして膝に乗せた俺を抱え直して窄まりに陰茎の先端を充てがってきた。
悠勝の頭が俺より下にあって、見上げてきた目が細められて笑ったのを見て安堵して息を吐く。
「透。……俺の童貞、貰って」
クス、と笑った悠勝はさっきまでと打って変わって余裕そうで、そんな軽口まできいた。そのくせ、ゆっくりと俺の中に入ってくると、また苦しそうな表情をする。
「ふふ……、もう出そうなの?」
「うるさい……」
一番太い括れまでを受け入れて、そこでまた膨れ上がった心地がしてそう揶揄うと、あながち的外れでもなかったらしく睨まれた。
額、鼻梁、唇、とキスを落として、繋がりながら中の彼を締め付ける。ビクビクと震える様が愛らしく、抱えた両腕で悠勝の背中を撫でた。
「初めてが君で良かった」
噂に聞く発情期の交尾は、肉体的な快楽の話ばかりだったけれど。今、悠勝としているこの行為は、心が気持ちいい。子を成す為の交尾ではなく、愛を確認する為の行為だからだろうか。
幸せでたまらない、と囁くと、悠勝も俺を抱き締めてくれた。触れ合う素肌が温かく、少しだけ汗ばんでぬるついている。
「……諦めなくてよかった」
妙に重い声音に、なんと返事をしても適切ではない気がして、ただまた唇に口付けた。
舌を入れるのにも全く抵抗が無くなり、深いキスを交わしながら悠勝の肉を根本まで受け入れる。指より開かれる圧迫感は大きいが、じっくり慣らされたからか痛みは無かった。
奥まで挿入されて、それから悠勝は俺の腰を掴んでゆっくりと揺らしながら、下から突き上げてくる。
「……っ、ふ……ぅ」
「透……、好き……」
決して激しい動きではないのに、乱されて、意識が遠くなる。ぎゅうぎゅうに締め付けても十分潤んだ俺の中で悠勝の肉は好き勝手に抉り、穿ってくる。掠れた甘い声が喉から漏れて、恥ずかしくて唇を噛むと悠勝の舌に舐められて開かされた。再び漏れる声を、彼が全部飲み込みたいみたいに深く口付けてくる。
「んんっ」
勃起した俺の陰茎が悠勝の腹と擦れて、先に俺が達した。びゅる、と勢い良く吐いた白濁が俺と彼の腹を濡らして、恥ずかしくて逃げそうになった唇をがぶりと噛まれた。
「ん、ぅ」
「透……」
俺を呼ぶ声が、たまらなく甘い。それだけで身体が震えて、俺の中に挿さる肉を締め付けて応えた。
悠、悠、と何度も呼び、透、と呼ばれる。互いの名前を呼ぶだけで高め合って、俺の腰を握る指が一層強くなったと思えば、乱暴に最奥まで突かれた。
「あっ……、イ、いた、い……っ……、あ、ああ、ゆ、うっ」
「透、透っ……!」
ごじゅ、ごじゅ、と繋がった部分から酷い水音がして、バチバチと肌同士がぶつかる音が重なる。痛みに呻きつつもそれ以上の快楽をぶつけられて、声を抑えるなんて忘れて高く鳴きながら再び視界が白く瞬いた。またイかされた、と気付いた数瞬後に、俺の中で悠勝の肉が震えて、ドクドクと大きく脈打った。温かい感触が腹の中に広がって、思わず抱き締める腕に力を籠める。
幸せだ。俺の中で、俺の身体で、俺の好きな人が果てた。
先端だけ押し当てて中出しさせた前回を思い出して、どれだけ勿体無いことをしていたのか、自分を呪った。
「悠勝。もう一度風呂に入ろうか」
「……だな」
しばらく抱き合ったまま呼吸を落ち着けて、お互いに素面に戻ってきた頃、やっと身体を離した。
膝立ちになって後ろから悠勝の陰茎を抜くと、とろりと中から垂れてきた。
「……」
「……悠勝、君、今変質者みたいな目をしているよ」
太腿に垂れる白濁をじっと凝視され、そう揶揄うと彼は慌てて視線を逸らした。
「でも、確かに勿体無いね」
戻しておこうか、と垂れてきたそれを指で拭って窄まりの中へ押し込むと、急に肩を掴まれた。その勢いのままベッドに押し倒され、訝しむ俺の上で悠勝がまた息を荒くして陰茎を擦り出す。
「ゆ、悠……?」
「無理」
「なにが」
無理なのか、と聞こうとした俺の両脚を抱え上げて開かせて、悠勝は早くも勃ち上がった肉をまた俺の窄まりに捻じ込んでくる。
「ちょっ……」
「透、お前、どれだけ自分が強烈に煽ってるか、少し自覚しろ」
何が彼を煽ったのか分からないが、とにかく俺は、そのまま続けて抱かれた。二度目の交合は激しすぎて目眩がするほどで、肉の先で奥を叩かれて痛い痛いと泣いたのに、「痛いだけじゃないだろ」なんて悠勝が余裕で笑うほど何回もイかされた。
もうやだ、きらい、と俺が幼児のうわ言のように呟く頃には悠勝は四度も俺の中で達していて、ベッドのシーツには溜め切れなかった精液が液溜まりを作っていた。
「……次から、手加減すると約束してくれないなら、もうしない……」
「透、拗ねると子供みたいになるんだな。かわいい」
「うるさい。約束」
「するよ。次からはちゃんと、透に無理させない程度にする」
身体中どろどろして気持ち悪いのに、抱き合っていると気にならない。飽きもせず色々な場所にキスしてくる悠勝を抱き締めて、息を吐いた。
俺の恋煩いは、これで終わり。
今度は悠勝がその重い愛を煩わせて片時も俺の傍から離れなくなったのは、俺の所為じゃない。……はず。
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