37 / 44
第三十七話 イザベラ・レノーア伯爵夫人
しおりを挟む
レイシャン王国のイザベラ・レノーア伯爵夫人の領地は南方にあり、元ハルトムート公爵領と接している。
ハルトムート家がエルディア王国の北方守護を任せられている様にレノーア家はレイシャン王国の南方守護を委任されている。
セリーナはそのレノーア家当主のイザベラを調略しようと提案した。
「私に策がございます。シオン殿下が協力していただければ必ずやイザベラはこちらにつきます」
自信満々にセリーナは言う。
僕はセリーナの策に乗ってみようと思う。
イザベラという人物を味方にできたなら、現在北方を守る黒騎士ロシュフォールの牽制となる。
シリウス王に対して戦力の劣る僕たちは戦略で対抗しなければいけない。
この策はぜひ成功させたいところだ。
翌日、僕たちは大森林奥にある転移魔法陣に向けて出発した。同行するのはセリーナとエルクである。
僕は愛馬オリオンに乗り、セリーナはエルクと共にヘラクレスに乗る。
大森林の道案内はアルベルトに頼んだ。
大森林は迷宮に等しく、猪牙族か土鬼族の案内がなければすぐに道に迷う。
転移魔法陣は銀竜山脈の麓にあり、旅程は約二日ほどだ。
一日目の夜にアルベルトの村で休んだ。
アルベルトの村の住人から僕たちは歓待を受けた。狩りの獲物を村人に分け与えていたことに感謝された。悪い気はしない。
「ところでヒルダはお役に立てていますかな?」
夕食時にアルベルトにそう尋ねられた。
ヒルダことヒルデガルトには世話になっている。ヒルダは料理上手しかも巨乳だ。
その巨乳を使ってのパイズリはとても気持ちいい。
「ええとてもお世話になっています。とくにパイ……」
これはまずい。
ヒルダの巨乳でパイズリしてもらったことを思い出していたら、父親のアルベルトに言ってしまうところだった。
「パイ?」
アルベルトが不思議な顔をしている。
「ヒルダのミートパイは格別です」
どうにか取り繕う。
「わが娘は料理が得意ですからな」
にこやかにアルベルトは微笑む。
隣のセリーナがいつもの妖艶な笑みを浮かべていた。
アルベルトの村を朝早くに出て、昼過ぎにはその転移魔法陣があるという祠に到着した。
そこにはジュピターが待機していた。
どうやらスノウ・ホワイトから応対を命じられていたようだ。
「殿下、私も連れて行ってください」
僕はそのジュピターの申し出を受け入れた。
好奇心の強い彼は外国を見てみたいのだという。
「いいよ、ジュピターも一緒に行こう」
僕はこのオタク気質のある土鬼を気に入っている。僕の数少ない男友達だ。
オリオンとヘラクレスをアルベルトに預けて、僕たちは祠に入る。
馬が転移魔法陣で転移できないのは欠点だと思う。
祠の中にはあの王城地下で見た魔法陣と同じものが床に刻まれていた。
僕たちはその魔法陣の中央に進む。
次の瞬間、視界が光に包まれる。
目が眩しさから癒えたころ、視界にうつるのはまるで違うものだった。石造りの部屋だ。
その部屋の端に一人の女性が立っていた。
上半身は鉄鎧で下半身は白いスカートという姿だ。
赤毛の背の高い美人だ。
目元のほくろがセクシーだ。
腰に長剣をぶら下げている。
「貴君がエルディアのシオンか?」
そう訊かれた。
敬称をつけずに呼ばれるのは母親のクラウディアに会ったとき以来だな。
僕はそうだと答える。
「お久しぶりです。イザベラ様」
セリーナが丁寧に頭をさげる。
警戒したエルクが僕の真後ろにたち、背中の戦斧に手をかける。
どうやら目の前の人物があのイザベラ・レノーア伯爵夫人ということか。
年齢は恐らく三十代後半だろうか。落ち着いた雰囲気の美人だ。
でもこの声とこの顔、見覚えがあるな。
「どうした、人の顔をじろじろ見るのは失礼ではないかね」
イザベラは僕を睨むように見る。次に不敵な笑みを浮かべる。
その笑みを見て僕はある人物を思いだした。
淫夢の魔女リリムだ。
「リリム……」
僕は思わず口走る。
「そうです。イザベラ様はリリム様の末裔なのです。そして我が夜の教団の女司祭の一人でございます」
うふふっとセリーナはあの妖艶な笑みを浮かべる。
なるほどそのつながりがあるから、イザベラは調略に応じるとセリーナは踏んだのか。
「シオン、あなたのことを試させてもらう」
僕の手を掴むとイザベラはどこかに連れていこうとする。
エルクがイザベラの手を引き剥がそうとするが、それをセリーナは止めた。
「シオン殿下、あとは貴方様におまかせいたします。イザベラはある条件を提示しました。その条件をかなえられるのは王子殿下のみです」
エルクの手を止めながら、セリーナは真剣な顔でいう。
その様子を興味津々な顔でジュピターは見ている。
僕はイザベラに手を引かれて、その部屋を出た。
どうやらここはイザベラが城主をつとめるレノーア城の地下だということだ。
魔法陣の部屋を出て、廊下を手を引かれて歩く。
僕は別の部屋に連れていかれた。
そこは質素で広い部屋だった。
大きなベッドが真ん中に置かれ、壁のまわりには明かり用のランプがいくつかかけられている。
それだけの部屋だ。
イザベラはばきばきと鎧の留め具を外していく。
白いワンピースのような服だけになる。
腰の長剣をベルトごと壁掛けにかけた。
イザベラは固い手のひらで僕の頬を掴む。
エルクのように剣を握り続けた人間の手だ。
「私は十五歳でレノーア家に嫁いだ。嫁いですぐに夫のダミアンは戦死した。それ以来二十年、私は夫にかわりこの地を守ってきた。私はまだ女としての悦びを知らない。セリーナはシオンならばそれを教えてくれると言った」
突如、秀麗な顔が近づき唇が重ねられる。
「私に忘れられないものを体験させたなら、味方になってやろう」
僕はイザベラに唇を噛まれた。
ハルトムート家がエルディア王国の北方守護を任せられている様にレノーア家はレイシャン王国の南方守護を委任されている。
セリーナはそのレノーア家当主のイザベラを調略しようと提案した。
「私に策がございます。シオン殿下が協力していただければ必ずやイザベラはこちらにつきます」
自信満々にセリーナは言う。
僕はセリーナの策に乗ってみようと思う。
イザベラという人物を味方にできたなら、現在北方を守る黒騎士ロシュフォールの牽制となる。
シリウス王に対して戦力の劣る僕たちは戦略で対抗しなければいけない。
この策はぜひ成功させたいところだ。
翌日、僕たちは大森林奥にある転移魔法陣に向けて出発した。同行するのはセリーナとエルクである。
僕は愛馬オリオンに乗り、セリーナはエルクと共にヘラクレスに乗る。
大森林の道案内はアルベルトに頼んだ。
大森林は迷宮に等しく、猪牙族か土鬼族の案内がなければすぐに道に迷う。
転移魔法陣は銀竜山脈の麓にあり、旅程は約二日ほどだ。
一日目の夜にアルベルトの村で休んだ。
アルベルトの村の住人から僕たちは歓待を受けた。狩りの獲物を村人に分け与えていたことに感謝された。悪い気はしない。
「ところでヒルダはお役に立てていますかな?」
夕食時にアルベルトにそう尋ねられた。
ヒルダことヒルデガルトには世話になっている。ヒルダは料理上手しかも巨乳だ。
その巨乳を使ってのパイズリはとても気持ちいい。
「ええとてもお世話になっています。とくにパイ……」
これはまずい。
ヒルダの巨乳でパイズリしてもらったことを思い出していたら、父親のアルベルトに言ってしまうところだった。
「パイ?」
アルベルトが不思議な顔をしている。
「ヒルダのミートパイは格別です」
どうにか取り繕う。
「わが娘は料理が得意ですからな」
にこやかにアルベルトは微笑む。
隣のセリーナがいつもの妖艶な笑みを浮かべていた。
アルベルトの村を朝早くに出て、昼過ぎにはその転移魔法陣があるという祠に到着した。
そこにはジュピターが待機していた。
どうやらスノウ・ホワイトから応対を命じられていたようだ。
「殿下、私も連れて行ってください」
僕はそのジュピターの申し出を受け入れた。
好奇心の強い彼は外国を見てみたいのだという。
「いいよ、ジュピターも一緒に行こう」
僕はこのオタク気質のある土鬼を気に入っている。僕の数少ない男友達だ。
オリオンとヘラクレスをアルベルトに預けて、僕たちは祠に入る。
馬が転移魔法陣で転移できないのは欠点だと思う。
祠の中にはあの王城地下で見た魔法陣と同じものが床に刻まれていた。
僕たちはその魔法陣の中央に進む。
次の瞬間、視界が光に包まれる。
目が眩しさから癒えたころ、視界にうつるのはまるで違うものだった。石造りの部屋だ。
その部屋の端に一人の女性が立っていた。
上半身は鉄鎧で下半身は白いスカートという姿だ。
赤毛の背の高い美人だ。
目元のほくろがセクシーだ。
腰に長剣をぶら下げている。
「貴君がエルディアのシオンか?」
そう訊かれた。
敬称をつけずに呼ばれるのは母親のクラウディアに会ったとき以来だな。
僕はそうだと答える。
「お久しぶりです。イザベラ様」
セリーナが丁寧に頭をさげる。
警戒したエルクが僕の真後ろにたち、背中の戦斧に手をかける。
どうやら目の前の人物があのイザベラ・レノーア伯爵夫人ということか。
年齢は恐らく三十代後半だろうか。落ち着いた雰囲気の美人だ。
でもこの声とこの顔、見覚えがあるな。
「どうした、人の顔をじろじろ見るのは失礼ではないかね」
イザベラは僕を睨むように見る。次に不敵な笑みを浮かべる。
その笑みを見て僕はある人物を思いだした。
淫夢の魔女リリムだ。
「リリム……」
僕は思わず口走る。
「そうです。イザベラ様はリリム様の末裔なのです。そして我が夜の教団の女司祭の一人でございます」
うふふっとセリーナはあの妖艶な笑みを浮かべる。
なるほどそのつながりがあるから、イザベラは調略に応じるとセリーナは踏んだのか。
「シオン、あなたのことを試させてもらう」
僕の手を掴むとイザベラはどこかに連れていこうとする。
エルクがイザベラの手を引き剥がそうとするが、それをセリーナは止めた。
「シオン殿下、あとは貴方様におまかせいたします。イザベラはある条件を提示しました。その条件をかなえられるのは王子殿下のみです」
エルクの手を止めながら、セリーナは真剣な顔でいう。
その様子を興味津々な顔でジュピターは見ている。
僕はイザベラに手を引かれて、その部屋を出た。
どうやらここはイザベラが城主をつとめるレノーア城の地下だということだ。
魔法陣の部屋を出て、廊下を手を引かれて歩く。
僕は別の部屋に連れていかれた。
そこは質素で広い部屋だった。
大きなベッドが真ん中に置かれ、壁のまわりには明かり用のランプがいくつかかけられている。
それだけの部屋だ。
イザベラはばきばきと鎧の留め具を外していく。
白いワンピースのような服だけになる。
腰の長剣をベルトごと壁掛けにかけた。
イザベラは固い手のひらで僕の頬を掴む。
エルクのように剣を握り続けた人間の手だ。
「私は十五歳でレノーア家に嫁いだ。嫁いですぐに夫のダミアンは戦死した。それ以来二十年、私は夫にかわりこの地を守ってきた。私はまだ女としての悦びを知らない。セリーナはシオンならばそれを教えてくれると言った」
突如、秀麗な顔が近づき唇が重ねられる。
「私に忘れられないものを体験させたなら、味方になってやろう」
僕はイザベラに唇を噛まれた。
12
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
転生?したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる