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第四十二話 夢食み④
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ある日の昼休み。
美希は社員食堂で百合子と昼食をとっていた。
社員食堂のテレビからはとある死刑囚の刑が実行されたと報じていた。
美希はぼんやりとそ社員食堂のテレビ画面をみる。その犯人Aの顔に見覚えがあるような気がしないでもない。
「ねぇ、先輩。子供のとき好きだったアニメって何ですか」
ごはんをモソモソと食べながら、百合子は聞いた。
「うーん、なんか小さいときのことってあんまりよく覚えてないの」
箸の先をなめながら、美希は言った。
行儀が悪いとしりつつやってしまう彼女の癖だった。
ただ、覚えていることがある。
怖い夢を見たらこう言いなさい。
夢食みさん。
夢食みさん。
夢食みさん。
お願いです。怖い夢を食べてください。
そう言い、寝かしつけてくれた今はなき母親の顔を。
美希は社員食堂で百合子と昼食をとっていた。
社員食堂のテレビからはとある死刑囚の刑が実行されたと報じていた。
美希はぼんやりとそ社員食堂のテレビ画面をみる。その犯人Aの顔に見覚えがあるような気がしないでもない。
「ねぇ、先輩。子供のとき好きだったアニメって何ですか」
ごはんをモソモソと食べながら、百合子は聞いた。
「うーん、なんか小さいときのことってあんまりよく覚えてないの」
箸の先をなめながら、美希は言った。
行儀が悪いとしりつつやってしまう彼女の癖だった。
ただ、覚えていることがある。
怖い夢を見たらこう言いなさい。
夢食みさん。
夢食みさん。
夢食みさん。
お願いです。怖い夢を食べてください。
そう言い、寝かしつけてくれた今はなき母親の顔を。
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